クルーテオ
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クルーテオ | |
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外国語表記 | Cruhteo[1] |
登場作品 | アルドノア・ゼロ |
声優 | 速水奨 |
デザイン |
志村貴子(原案) 松本昌子(アニメ版) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦DD |
プロフィール | |
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種族 | 火星人 |
性別 | 男 |
年齢 | 37歳 |
所属 | ヴァース帝国 |
爵位 | 伯爵 |
クルーテオは『アルドノア・ゼロ』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
火星の国家「ヴァース帝国」の37家門の火星騎士の一人。身分は伯爵。
スレイン・トロイヤードの主人で、同じ37家門のザーツバルムと親しい。火星の選民思想に染まっており、地球人を劣等民族だと毛嫌いし、地球出身のスレインについても「下郎」や「犬」と呼んで平気で暴力を振るう。
その一方で、ヴァース皇帝家出身のアセイラム・ヴァース・アリューシアに対しては忠誠心が強く、地球との開戦を望んでいない穏健派の立場も持つ。ただし、戦端が開かれた後はアセイラムが地球人に暗殺されたと信じているため、積極的に地球連合との戦争を進めている。
後に脱走を図ったスレインを拷問したことでアセイラム暗殺の真実を悟り、これまでの判断を撤回して地球との停戦を行おうとするも、直後にそれを望まないザーツバルムの襲撃を受け、殺害された。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦DD
- 初登場作品。序章ワールド5より登場するシナリオNPC。2章Part7の回想シーン(1章Part9相応の時間軸)で原作同様ザーツバルムに殺害される。
人間関係[編集 | ソースを編集]
- レイレガリア・ヴァース・レイヴァース
- ヴァース帝国の皇帝。
- アセイラム・ヴァース・アリューシア
- 彼女への忠義心が強い。
- スレイン・トロイヤード
- 部下ながら差別の対象として度重なる非道を行っていたが、最後は自分と同じ忠義の士であることを認めて評価を改めた。
- ザーツバルム
- 友人だったが、思想の違いから彼の手によって討たれる。
- トリルラン
- 食客。
- ブラド
- 部下。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「身の程を弁えよ、下郎」
「このクルーテオが姫の気まぐれをお諫めするなど恐れ多いが、犬の粗相は飼い主が責を負う」
「次はないぞ、地球人」 - 第1話。アセイラムと別れた後のスレインをステッキで殴打する。
- 「姫の地球行きを、お諫めしきれなかったのはこのクルーテオの不徳」
「他の諸侯に後れを取るな。かくなる上は、武を持って弔意を示すのみ」
「揚陸城、降下開始!目標、日本!」 - 同話より。アセイラムの暗殺を知り、自身の揚陸城を東京へ降下させる。
- 「ブラドを呼べ!地球の残党を狩り、この地を燃やし尽くせ!姫の無念を晴らすのだ!」
- 第4話。スレインからトリルランが隕石爆撃に巻き込まれて死んだとの報告を受けて。
- 「どういうことだ!」
- ヴァース帝国兵「レイレガリア皇帝が連合政府へ休戦の申し入れをされたそうです」
「我々の頭を超えてか? 軌道騎士に何の相談もなくかっ!」
(皇帝に進言せねば……) - 第5話。地球連合と開戦して間もなく、皇帝が地球連合政府に突如休戦を申し入れたことに激しく憤る。軌道騎士が皇帝から軽視されていると思ったのかもしれないが、そもそも皇帝に何の断りもなく、火星騎士達が勝手に宣戦布告したことを棚上げしているともいえる[2]。
- 「話にならぬ!何を考えておられるのだ陛下は。肉親を殺されたのだぞ!」
- 同話より。皇帝に戦争継続を訴えるが、進言を聞き入れてもらえないことに憤る。
- (貴様は真実を知り、一人で姫を探していたのか? 逆賊に悟られぬよう誰にも明かさず、たった一人で。我らに捕まり、殺される危険も顧みず)
「許せスレイン……よくぞここまで忠義を尽くした。この者を手厚く介抱せよ」
(私も姫に忠義を誓った者。姫に手を掛けた反逆者は許しておかぬ) - 第8話。捕縛したスレインを反逆者だと信じ、自らの手で激しい拷問を加える。日頃からスレインを地球人という理由で蔑視していたクルーテオだが、拷問に屈さぬまま気絶したスレインの言動を顧みて本当にアセイラムの為に行動していた事を悟り、一転してスレインの忠義心を認める。
- 相当な差別思想の持ち主でありながらそれをすぐに撤回できるあたり、彼が帝国およびアセイラムへの忠義を極めて重んじていることが感じられる。
- 「地球連合本部に連絡を取れ。休戦を申し込むと同時にアセイラム姫捜索の協力を願うと、我ら軌道騎士を愚弄した者を必ずや突き止め……成敗してくれるッ!」
- 同話より。スレインを通じてアセイラムの無事と暗殺未遂が身内の犯行と確信し、即座に地球連合との停戦の申し入れを行うと同時にアセイラム捜索に関する協力を要望しようとした。元々は地球との戦争を望まない穏健派であったため、対応は早かった。同時に裏切り者への制裁を誓うが、その直後に……。
- 「何が起こった!?」
「あれはディオスクリア!? ザーツバルム卿か?」
「そうか…そういう事か…姫の暗殺を企てたのは……私のタルシスを――」 - 同話より。直後にザーツバルムがディオスクリアにてクルーテオの揚陸城を襲撃。城の上部が吹き飛ばされて剥き出しとなった室内から攻撃を繰り返すディオスクリアを見て、友人だと思っていたザーツバルムこそが反逆者であると知り、自らの乗機であるタルシスを用意させようとした瞬間にビームサーベルにより消滅されられて、果てた。
- 彼の死により揚陸城は機能を停止。ザーツバルムもスレインを回収すると即座に飛び去ってしまい、日本に飛来したヴァース帝国軍は内輪揉めによって瓦解した。
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
- タルシス
- 自身の専用機。しかし作中では乗る機会がないまま死亡し、奪ったザーツバルムからスレインが譲り受ける形になる。
余談[編集 | ソースを編集]
- 放送当時、虚淵玄氏原案のあおきえい監督作品に出る速水奨氏が演じる貴族キャラということで、『Fate/zero』の遠坂時臣を連想した視聴者は「身内に裏切られて背後から刺されるのではないか」とその末路を心配する声が度々上がっていたが、本当に身内の裏切りで殺されてしまった。