リトルウィッチアカデミア

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概要

天元突破グレンラガン』などでメカデザインを手掛けた吉成曜氏が原案・監督を務めるTRIGGER制作のオリジナルアニメ。

2013年3月と2015年10月に劇場用作品として公開、その後2017年1月から同年7月にかけてテレビシリーズが放送された。テレビシリーズは劇場版2作とは繋がりを持たない新規ストーリーとなっている(一部の登場人物の性格が若干変更されている)。 

当作は魔女シャイニィシャリオに憧れている少女アツコが主人公であり、作中世界では「時代遅れになりつつある技術・エネルギー」として「魔法」が存在し、認知されている。ジャンルはファンタジー及び学園青春アニメであるが、18話において巨大ロボット「グランシャリオン」が登場することによって参戦を果たした。

ストーリー

16歳のアッコは幼いころ見たシャイニィシャリオの魔法ショーに憧れ、魔女になるため「ルーナノヴァ魔法学校」を目指す。ホウキにも乗れないアッコは、ブライトンベリーの停留所で出会ったロッテのホウキに乗せてもらうが、スーシィと一緒にアルクトゥルスの森に落ちてしまう。そこでシャリオの杖「シャイニィロッド」を発見。アーシュラ先生の助けで森を抜け出し、なんとか入学式にたどりつく。授業でも失敗ばかりのアッコだが、様々な人達と出会い、持ち前の明るさで問題を乗り越えてゆく。

登場人物

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

アツコ・カガリ
主人公。愛称は「アッコ」。活発で裏表のない性格。幼い頃、魔女シャイニィシャリオの華やかな魔法ショーを観て以来、シャリオに憧れ、彼女のようになりたいと思い続け、魔法学校ルーナノヴァに入学する。魔女の家の出身でないため、他の生徒ができる基礎もほとんどできないが持ち前のガッツで成長していく。シャリオが使っていた魔法の杖、シャイニィロッドに持ち主に選ばれる。18話ではふとしたことでコンスタンツェのメカを壊してしまい、彼女の手伝いをしようと決心する。
コンスタンツェ・アマーリエ・フォン・ブラウンシュバンク=アルブレヒツベルガー
アッコの友人。無口で小柄な少女。魔法学校ルーナノヴァの生徒であるが、メカの開発に長けている(できあがったメカの密売もしているため問題児とみなされている)。18話ではアッコと共に主役である。EDクレジットはルームメイトのアマンダよりも後だが、本項目では性質上、先に明記する。
ロッテ・ヤンソン
アッコのルームメイト。金髪にソバカスと眼鏡が特徴。温厚な性格。精霊魔法が得意。アツコをはじめとした周りの騒動の中心にいることが多く、よく巻き込まれ、問題児扱いされてしまうことが多い。
スーシィ・マンババラン
アッコのルームメイト。左目を常に隠しており、怪しげな雰囲気を持っている。毒キノコをはじめとした薬の研究を生きがいとしており、アッコをよく実験台にしている。
ダイアナ・キャベンディッシュ
名門魔女の家系出身。容姿端麗で知識、能力も高く、「ルーナノヴァ史上最高の生徒」と評されるなど、教師、生徒からは常に一目置かれている。アッコのライバルポジションにいるが、劇中では「アッコが(身の程知らずにも)一方的にダイアナをライバル視している」と周囲からは見なされている。しかし、彼女もアッコの行動に次第に影響を受けていく。
シャリオ・デュノール
アッコの憧れの魔女。通称は「シャイニィシャリオ」。赤のショートカットで華やかな雰囲気を持っている。魔法の素晴らしさを広めようと各地で華やかな魔法ショーを開催していたが、突如として姿を消す。封建的な考えを持つ魔女たちからは「魔法に対して軽薄な誤ったイメージを広げた」とされ、評判は悪い。
アーシュラ・カリスティス
ルーナノヴァの教師。暗い青の長髪で眼鏡をかけた地味な風貌の女性。教師の中では一番若いので立場は弱く、使いっ走りのような仕事を任されることもしばしば。劣等生のアッコの自主練習に付き添うなど、面倒見がいい。何やら重要な秘密を抱え込んでいるようだが…
アマンダ・オニール
アッコの友人。ルームメイトのコンスタンツェとヤスミンカのリーダー。ホウキの飛行など身体能力を使うことが得意(手本とするには危険な飛び方をするため評価を下げられている)。手癖が悪い。同じトラブルメーカーのアツコとよくつるんでいる。
ヤスミンカ・アントネンコ
アッコの友人。いつも笑っていて温厚な性格であるが、盗み食いの常習犯で、たとえ授業中であろうと菓子を食べているため、問題児扱いされている。

登場メカ

スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

スタンボット
コンスタンツェが製作した小型ロボット。
グランシャリオン
コンスタンツェが建造した飛行船をアツコのアイデアを取り入れて改造し、ロボット形態への変形機構を追加した機体。しかし、変形の度に燃料として蓄積していた魔力が枯渇する欠陥品となった。

登場作と扱われ方

単独作品

スーパーロボット大戦X-Ω
初参戦作品。2017年11月のイベント「リトルウィッチと機械の巨人」で期間限定参戦。上記の通り、吉成曜氏がメカデザインを務めた『天元突破グレンラガン』、ファンタジー要素の多い『聖戦士ダンバイン』と共演する。

主要スタッフ

TVシリーズのものを記載。

原作
TRIGGER
吉成曜
制作
TRIGGER
監督
吉成曜
キャラクターデザイン
吉成曜(原案)
半田修平
シリーズ構成
島田満
音楽
大島ミチル

リンク

公式サイト