フォルテ
フォルテ | |
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外国語表記 |
FORTE[1] Bass[2] |
登場作品 | ロックマン |
声優 |
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初登場SRW | スーパーロボット大戦X-Ω |
SRWでの分類 |
機体 パイロット |
スペック | |
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型式番号 | SWN.001 |
エネルギー | フォルテニウム |
開発者 | アルバート・W・ワイリー |
フォルテは『ロックマン』の登場メカ。
概要
Dr.ワイリーがロックマンを模倣して開発した戦闘ロボット。ロックマン最大のライバル。初出は『ロックマン7 宿命の対決!』。『ロックマン&フォルテ』2作や『ロックマン10』[3]ではプレイアブルキャラクターとして使用可能。
黒いボディとアーマーが追加され、ヘルメットには額から後頭部にかけて特徴的な突起が存在する。また、両目の下には稲妻のようなラインがある。Dr.ワイリーが偶然発見した世界最強のエネルギー「フォルテニウム」を組み込まれている。
当初はロックマンを腕試し、自分もワイリーと戦っていると言って油断を誘い、戦いの途中で不覚を取ったと言ってロックマンの好意でライト博士に修理してもらう。しかし、修理が終わると研究所を破壊し、ロックマンとラッシュの設計図を盗んで逃亡、正体を露わにした。以降は何度もロックマンに挑戦するが、キング事件の時などはロックマンに協力した事もある。
温厚なロックマンとは逆に非常に好戦的であり、敵に対しての容赦は全くない。
強化装備形態
- スーパーフォルテ
- サポートロボットであるゴスペルが変形したゴスペルブーストと合体した形態。翼が生え、一定時間自由に空を飛べるようになる。
- 当初は存在しない機能だったが、上述のロックマンとラッシュの設計図を元に組み込まれた。
- 『X-Ω』では必殺技として再現され、技演出で合体する。
登場作品と操縦者
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初登場作品。2018年1月のイベント「次元を超えた戦い!」の報酬ユニットとして登場。SSRブラスター。『ロックマン10』に参戦した時のドット絵を再現したデザイン。
- イベント報酬としてボイス付きパイロットパーツも入手でき、『8』の檜山氏の新録ボイスが収録されている。
- イベントシナリオ内ではボスを務め、最終的に平行世界のロボットやサイボーグを研究してワイリーが生み出した「W・エネルギー」を取り込んでロックマン達の前に立ちはだかる。
- 本領を発揮するのは闘滅やV征覇で、非大器SSRの枠を半ば逸脱した凄まじい火力を持つ。ただし、その火力を完全に引き出すにはニルヴァーシュ type ZERO(ディフェンダー)の同伴が必須で、攻撃に全振りされている分防御は脆い。
- 『ロクフォル』で武器可変システムの存在が明かされたためか、フォルテもワイリーナンバーズのサポートユニットの効果対象。
装備・機能
- ジャンプ
- ロックマンと同等の基本アクション。『ロックマン&フォルテ』では2段ジャンプがデフォルトで出来るため、ロックマンよりも機動力で優れる。
- ダッシュ
- ロックマンのスライディングにあたる基本アクション。スライディングとは性能の差別化がされており、狭い場所への移動には使えない。ロックマンの後継機に当たるXやゼロも使用している。
武装・必殺武器
武装
- フォルテバスター
- ロックバスターと同様の装備だったが、『ロックマン&フォルテ』以降は明確に差別化され、チャージが出来ず射程で劣るが速射性能と7方向への撃ち分けで勝るという武器になった。
- 『X-Ω』では通常攻撃として採用。
- フォルテブラスト
- 『7』などで使用していたチャージショット。『ロックマン&フォルテ』以降は差別化のためか使用できない。
- メガブラスト
- 『ザ・パワーバトル』で使用したフォルテブラストの上位版。
- クレッセントキック
- 『ザ・パワーファイターズ』で使用した後方宙返りしながらキックを放つ技。
- アジタートキック
- 『X DiVE』で実装されたスキルで、敵を斜め上に飛び蹴りする。
必殺技
- フォルテバスター(連射)
- 『X-Ω』での必殺スキル。前方一列にフォルテバスターを連射する。
- スーパーフォルテ
- 『X-Ω』での必殺スキル。スーパーフォルテに変身し、範囲内の敵にフォルテバスターで特大ダメージを与える。
特殊機能
- 武器可変システム
- ロックマン同様に敵の特殊武器を奪って使用する事が出来る。『ロクフォル』で披露。
移動タイプ
サイズ
- SS
パイロットステータス
精神コマンド
アビリティ
- SWN.001、ロックマンへの執念、フォルテニウム、最強を目指すモノ
人間関係
- アルバート・W・ワイリー
- 製作者だが、彼の汚いやり方に不快感を抱いており、命令に躊躇なく逆らうなど忠実な僕というわけではない。ライト博士とロックマンが親子の様な信頼関係を築いているのに対し、あくまで対等に近い共犯者とでもいうべき関係。『パワーバトル』以降は「ジジイ」呼ばわりし邪険な態度を取る一方で『10』のエピローグでは高熱で倒れた彼をぼやきながら病院へ運んでいる。
- ゴスペル
- 相棒の狼型サポートロボット。フォルテと合体する事も出来る。
- 『X-Ω』では、テキスト及び合体時のみの登場。
- ロックマン
- ライバル。彼に勝利し、「最強のロボット」になることを目指している。何度も戦うが、その度に返り討ちにされている。
- ブルース
- ロックマンより先に制作されたロボット。ロックマンにあって、自身に足りないものを度々指摘する。
他作品との人間関係
- 獅子王凱
- 『X-Ω』にて共演。声優が同じ。ワイリーナンバーズが捕らえた彼を結果として助けるが、彼からロックマンに敵わない理由を聞かされる(内容はブルースの行った指摘とほぼ同様)。
名台詞
- 「行くぞ、ゴスペル!」
- 相棒ゴスペルへの呼びかけ台詞。初出は『8』。
- 『X-Ω』でも約20年振りの檜山氏による新録で聞けるが、「行くぞ」の叫びが長く気合の入った台詞となっている。
- 「じゃまものは、きえてしまえ!」
- 『ロックマン&フォルテ』のデータベースより。
- 「…………。でも オレたちを つくったのは にんげんだぜ。」
- 『ロックマン&フォルテ』最終ステージ2より。キングに勝利後「ロボットが人間より優れているのになぜ負けたのか」と嘆くキングにかけた言葉。フォルテなりに人間とロボットとの関係性について考えていることがうかがえる。
- 「ぼうそうした キングを オレにかたづけさせるために しばいをうつとは ワイリー つくづくきたないヤツだな!」
「にどと オレを だますような ことが ないよう すこし いたいめにあってもらう!」 - 同作のワイリーロボとの最終戦において。真犯人であった上、自身に制御チップを取り付けると息巻くワイリーに怒りを込めてぶつける。
- 「ちっ!しょうがねえ、このまちのちかくにはワイリーのけんきゅうじょもあるんだ。ここは、いちじきゅうせんとしてやらあ!」
- 『ロックマン&フォルテ 未来からの挑戦者』のオープニングデモより。
- 謎の敵・ロックマンシャドウと戦うため、仇敵ロックマンと共同戦線を張る事に。
- 「おれはロックマンのまねはしない。おれはおれのやりかたでいく。だが、いいべんきょうになったぜ。あばよ」
- 同じく『未来からの挑戦者』にて、ロックマンシャドウ打倒後、「自分の様になるなよ」と忠告するシャドウに対して。
- 「おい、じじい? …すげぇねつじゃねえか!! まさかじじい! ロボットだったのか!?」
ワイリー「…そんなわけないじゃろが…。」 - 『10』フォルテ編エピローグにて。ロボットエンザのウイルスをばらまいた元凶であるワイリーが、ロボットエンザに関係なく普通に高熱を出した姿を目撃した際のセリフ。この後「しゃあねえな」と憎まれ口を叩きながらも病院へ運ぶあたり、製作者への情けは持っていることがうかがえる。
関連機体
- エンカー、パンク、バラード
- ロックマンを倒す為に作られた「ロックマンキラー」達。フォルテ同様特別のナンバーを与えられている為、類縁機に該当する。
- ロックマン・シャドウ
- 未来からやってきたクイントの失敗作。フォルテに敗れた後、「私はロックマンの姿をした『君の影』だったのかも知れないぞ」と告げる。
- ゼロ
- 『ロックマンX』シリーズの準主人公かつ『ロックマンゼロ』シリーズ(共にSRW未参戦)の主人公。
- その正体はDr.ワイリーが晩年に制作した実質的なフォルテの後継機で、ライト博士の開発したロボット(X)を倒すために生み出された。シリーズ第一作でVAVAとの戦いで自爆して1度ボディが大破し、『X2』で復活して以降はボディのデザインが異なるのだが、初代のボディはロックマンやフォルテに近いシンプルなものであり主武装もバスターのみである等、フォルテとの関連性を伺わせるものになっている。
- 外伝作品『コマンドミッション』ではゴスペルブーストに酷似した外見の「アブソリュートゼロ」という形態が登場している。
- 『ザ・パワーファイターズ』のEDでゼロらしき設計図を見たフォルテは「髪の長い女みたいなロボット」と嘲笑った。またこの作品でのワイリーの話から、フォルテはゼロの開発中に誕生した技術を用いて作られた実験機であり、フォルテの誕生以前からゼロの開発に着手していたことが伺える。
- SRW未登場だが『PROJECT X ZONE』に出演。
余談
- 名前の由来は音楽記号の「フォルテ」から。
- 海外版の名称である「ベース(Bass)」は、低音パートを担当する楽器やパートの事。
- 漫画版においても好戦的な性格は変わらずだが有賀ヒトシ版は戦士のプライドを本人なりに持っており、出月こーじ版ではガキ大将気質でひょうきんな一面も見せている。
脚注
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