大山トチロー

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大山トチロー
読み おおやま トチロー
外国語表記 Tochiro Oyama
登場作品 わが青春のアルカディア 無限軌道SSX
声優 富山敬
デザイン 小松原一男
初登場SRW スーパーロボット大戦T
SRWでの分類 サブパイロット
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プロフィール
本名 大山敏郎
種族 地球人
性別
所属 宇宙海賊
役職 技師
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大山トチローは『わが青春のアルカディア 無限軌道SSX』の登場人物。

概要

海賊戦艦アルカディア号を設計・開発した天才技師。体型は小柄で丸眼鏡を掛け、外出時には主に帽子とマント姿になる。地球を侵略した異星人のイルミダスによって指名手配され、コードナンバー(S-00998)を付けられている。アルカディア号の艦長となった親友のキャプテンハーロックや同志達と共に、宇宙にあるという理想郷「アルカディア」を目指す。女宇宙海賊のクイーン・エメラルダスとは恋人関係。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦T
初登場作品。アルカディア号のサブパイロット。

人間関係

キャプテンハーロック
親友。アルカディア号の艦長。
クイーン・エメラルダス
宇宙海賊の女性。恋人。
ラ・ミーメ
オペレーターを務める異星人
物野正
アルカディア号の乗員になった少年。時には大人として彼を諭す。
レビ
アルカディア号の乗員になった少女。彼女のためにおもちゃを作ったことも。
ドクター蛮
レビと共に救助され、アルカディア号の乗員となった医者。
ドスコイ機関長
アルカディア号の機関士。スパイ騒動が起きた時は彼と正やハーロック達との仲を取り持った。
Mr.ゾーン
ハーロックの宿敵。トチローに並ぶ頭脳を持った技術者。

名台詞

「俺は探していたんだ、ハーロック」
ハーロック「どうして俺の名を?」
「ヘヘッ、最後までイルミダスの連中を苦しめた、我々地球人の英雄の名を知らない者はないさ」
「ハーロック、この艦はな。お前と、俺の夢を果たす艦だ」
ハーロック「俺の夢を果たす艦?」
「そうだ。俺が作った艦だ。この艦の艦長になってくれ」
第1話。ハーロックとの出会い。彼や同志達と共にアルカディア号で宇宙へ旅立つ。
「そんなに、美味いか?」
正「ちがわい、こんな炊き方じゃ米が勿体ないからだ」
「ん?俺が一生懸命炊いたのにケチつけんのか?おい」
正「これが一生懸命?お焦げのない飯なんて、機械が炊いたみたいで美味くねえや」
「ああ、そりゃ言える」
同話より。ハーロックと一騎打ちをした後の物野正に飯盒で炊いたご飯を渡すが、文句を言われてしまう。
「待てハーロック、お前の戦法は向こうに読まれている」
ハーロック「何!?」
第3話。デスシャドウ号との戦闘で相手のコンピューターがハーロックの戦法を記憶していると注意する。
「な、なんてことだい!アルカディア号の主砲が効かないなんて初めてだぞ」
第6話。追跡艦ダスモルクIとの戦闘で主砲を弾かれたことに衝撃を受ける。
ハーロック「SSX。俺とトチロー、それにエメラルダスの手配ナンバーじゃないか」
「ああ、どうせ名前を付けるんなら、気の利いた名前がいいと思ってな」
同話より。自身が開発を行った巨大な要塞式ドックに「SSX」の名を名付けた。
「俺の悪口ならいくら言ってもかまわんがな、エメラルダスのことを悪く言うのはやめろ」
第7話。接触してきたイルミダス軍のグリンの挑発に乗せられ、彼と決闘する羽目になる。
「これで我々の団結は一段と高まったわけだ。まさに雨降って地固まるという奴だな」
第9話。スパイ騒動で艦内がギスギスしていたが、解決して安堵のセリフ。
「宇宙で食べる雑煮も乙なもんだな」
第11話。自身が作った餅つき機でついた雑煮を正と食べて。艦船からこうした小物まで作り上げるトチローの器用さが光る。
「いったいどんな奴がそんな凄い戦闘艦を作ったんだ?」
「同じエンジニアとして大いに興味があるぜ」
第12話。イルミダス軍でさえ手を焼いていたガオス星の超戦闘艦を破壊した艦の開発者に興味を抱く。
「ハーロック、マシンを動かすのはコンピューターじゃない、人間だ」
「人の心が、人の心が艦を動かすのだ。艦は、艦は心だ」
同話より。Mr.ゾーンの操る光子戦闘艦に苦戦するハーロックに対し、助言を与える。

 人の心がメカを動かすのは、艦もロボットも同じなのだ。

搭乗機体

アルカディア号
艦の設計・開発者。

余談

  • ハーロックと同じく、「トチロー」の名を持つキャラクターは松本零士氏の関わった作品では『銀河鉄道999』等をはじめとしてちょくちょく登場しており、さながら一種のスターシステムに近い扱いとなっている。
    • 但し、既に故人になっている作品も存在する等、扱いが良くない場合がある。
  • 担当声優の富山敬氏が鬼籍に入って以降は、主に山寺宏一氏が役を引き継いで担当している。
  • 松本零士によれば、初期の代表作『男おいどん』の主人公である大山昇太がトチローの先祖とのこと。