惑星アースト
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惑星アースト(Planet Arst)
『機甲界ガリアン』に登場するクレセント大銀河、イラスタント太陽系の第五惑星で、物語の舞台となる。
2万年前、古代アースト人によって造りだされた戦闘兵器「機甲兵」の眠る中世程度の文明を有する星。かつてアーストに住んだ人々は戦いの歴史を地中に封印し、理想郷を求めクレセント銀河へと旅立った。その事実は忘れ去られているが、現在のアーストの人々は、ランプレート人の祖先にあたる。
地理
- ボーダー王国
- 惑星アーストの辺境に位置する、3000年もの長い歴史を持つ王国。世継であるジョルディ王子が生まれた晩にマーダルの奇襲によって王は殺され、国は崩壊する。
- 鉄の城
- 旧ボーダー城の跡地に建造されたマーダルの城。これまでの城と違い、サーチライト等近代的な設備を有する。
- 鉄の都
- 崩壊したボーダー城城下町がマーダルによって再建、首都とされた町。その住民の多くはマーダル兵によって監視され、労役を義務づけられている。
- 白い谷
- 伝説の鉄巨人ガリアンが眠ると伝えられる谷。マーダルによって滅ぼされたボーダー王国の遺臣達が集まり、発掘作業を進める。
- ジョルディの手により、ガリアンが甦った後、反マーダル軍の拠点としての意味合いを成す場所となる。
- ガリアンの他にも過去の遺物が埋蔵され、ヒルムカの手によって対機甲兵用の武器が運用可能となった。
- 無重力の谷
- マーダルと共に高度文明連合に反旗を翻したプロッツによって管理される鉄の館内の重力制御装置により重力を無くされた谷。
- 未だ完成されていない装置の調整が続けられている。
- 鉄の塔
- ビルセン指揮の下、重力制御装置と発掘現場から得られた部品によって再生された跳空転移基のこと。物体を瞬時にして転させる機能を持つ。
- 周囲の物体(地表を含む)を瞬間的に任意の場所に転移させる他、装置から伸びる小型転移機によって触れものを転移させる(消し去る)ことも可能。