郷田優

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郷田優(Yuu Gouda)

陣代高校ラグビー部の主将。大柄な外見とは裏腹に、虫も殺せないほどに温和な性格の人物であり、さらに部員全員が郷田のような性格かつその弱さゆえに、廃部の危機にあっていた。

その後、対戦相手校のラグビー部に挑発された事が切っ掛けでラグビー部の強化を頼まれた宗介による海兵隊式新兵訓練を受ける。結果、彼以下の部員全員が戦闘マシーンとして洗脳され、対戦相手の心を砕くほどの闘争本能を発揮した…。

原作小説では一連の出来事は「二子玉川の悪夢」として陣代高校や宗介周辺の人物の間で伝説となっており、以降のシリーズで言及される場面が幾つかある。

登場作品と役柄

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦W
1週目シナリオにて登場。顔グラが洗脳前と洗脳後の2種類が用意されている他、量産型ボン太くんのパイロットになっていると思わしき描写も存在する。

人間関係

相良宗介
彼にラグビー部の強化を頼んだが前述の通り洗脳され、狂気の戦闘マシーンへと変貌してしまった…。
千鳥かなめ
事の発端は彼女が林水からマネージャーを頼まれた事である。そのためか、陣代高校の生徒たちの間では彼女がラグビー部を変貌させた張本人として伝説になった模様。

名台詞

かなめ「…あの、何やってんの?」
郷田「スクラムの練習の無事と、成功を祈ってるんです。そうしないと不安で…」
かなめ「そっかー、あはははは~!」
全員「あはははははははは…」
洗脳前。スクラムの練習をしようと動いたはいいが、部員全体で祈りを捧げる郷田達。このように彼らは虫も殺せないような繊細な人たちだったのだが…かなめは部員一同と共にしばらく笑うしかなかったが…直後のシーンで「廃部よ廃部、ハイ決定ー」と匙を投げてしまうのだった。
「何ていう人たちだろう、僕らが必死に平和を説いたのに。それを…それを、ぶつなんて!」
洗脳前。この様に、気弱で優しい台詞。この直後初めて悔しいという気持ちを味わったことで強くなりたいと決意するのだが…。ちなみにこの台詞の後かなめに『せめて殴るって言いなさいよ…』とツッこまれている。
部員A「とっても綺麗だよ、ジェニファー…」
郷田「素敵な曲線だね、ナタリー…」
部員B「ピカピカにしてあげるよ、嬉しいかい?アリス…」
部員C「君のためなら死ねるよ、ブリトニー…」
洗脳中。宗介から「貴様らの彼女はそのボールだ」と言う旨のしごきを受け、不気味に目を光らせボール磨きに精を出す。…もはや出来上がる一歩手前である。
「は、自分は大丈夫であります!」
洗脳後。かなめに大丈夫かと聞かれた際の返答。完全に軍人と化してしまっている。またこの時は洗脳前と打って変わってかなりドスの聞いた声に変化している。
宗介「野郎共!俺たちの目的はなんだー!?」
殺せ!殺せ!殺せ!
宗介「俺たちの特技はなんだー!?」
殺せ!殺せ!殺せ!
宗介「俺たちは学校を愛しているか!?ラグビー部を愛しているかー!?」
ガンホー!ガンホー!ガンホー!
宗介の叫びに部員全員が反応しての一言。原作小説では太字の部分が大文字となっておりインパクトも一層ある。
「うおおおおお!!軍曹殿が目に物見せたぞおおお!!野郎共、軍曹殿の後に続けえええええ!!!!」
洗脳後。硝子山高校との試合にて。ルールを全く理解していなかった宗介が開始直後に相手選手のキャプテンに大怪我をさせて退場になったのを見てスイッチが入ってしまったのか、この台詞で部員達共々士気が上がり反撃に出る。だがその後の試合は「自分たちが死ぬ気」ではなく「相手チームを殺す気」で立ち向かっていったこともあり、もはやラグビーではなくただの戦場と化してしまっていた。
「終わりか!このクソッタレ共が!」
洗脳後。あの気弱な性格が嘘のように、敗北した相手チームを苛烈に罵倒している。なお試合に敗北した硝子山高校ラグビー部はこの敗戦のショックから立ち直ることができなかったらしく、以後長期に渡って成績不振が続くこととなったそうな…。

話題まとめ

資料リンク

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