飛竜戦艦

飛竜戦艦
読み	ヴィーヴィル
登場作品	ナイツ&マジック
デザイン	柳瀬敬之
初登場SRW	スーパーロボット大戦30
SRWでの分類	機体

スペック
分類	飛空戦艦
動力	魔力転換炉 竜血炉（改修後）
開発者	オラシオ・コジャーソ
所属	ジャロウデク王国
主な搭乗員	ドロテオ・マルドネス オラシオ・コジャーソ

飛竜戦艦は『ナイツ&マジック』の登場メカ。

概要

ジャロウデク王国で開発されたドラゴン型の飛空戦艦。

古代の巨大な竜（ドレイク）を模した戦闘用飛空船で、通常のブリッジの他、艦首上に騎士像が配置されており、緊急時等にはそちらからの操縦も行える。イカルガと互角以上に戦えるなど戦闘能力は強大で、装甲も厚く、巨体ながら機動性能も高い。まさにジャロウデクの切り札と言える存在。

元々はオラシオ・コジャーソが考案し、未完成のままで保管されていたが、彼がエルネスティ・エチェバルリアのイカルガと出会ったことで推進機関・動力炉の目処が付き、完成を迎えた。船長は鬼神（イカルガ）への復讐を誓うドロテオ・マルドネスが務め、アニメ版ではオラシオも乗り込んでいる。

武装として艦首にある大威力の主砲や格闘用竜脚を持ち、さらに船体には幻晶騎士のアンキュローサを多数埋め込み、対空弾幕を張るなど、攻防両面を強化させている。欠点としては運用における魔力使用量が馬鹿にならず、当初に搭載していた魔力転換炉13基でも出力不足に陥っていた。これは後にオラシオが新たに「竜血炉（ブラッドグレイル）」を追加装備として取り付けたことで一応は解決している。また、それに伴い「最大化戦闘形態（マキシマイズ）」の使用も可能となった（ただし、これは一度発動させると大量にエーテルを消費する他、魔力転換炉自体が劣化してしまう諸刃の剣でもある）。

ドロテオによりイカルガの撃墜を目指して何度もエルと交戦するが、目的を果たすことは出来ず、最終決戦においてはマキシマイズすら使用するも敗北。最後は損傷した戦艦自体を特攻兵器としてエレオノーラ・ミランダ・クシェペルカのいるクシェペルカ軍本陣を狙うも、駆けつけたアーキッド・オルターの手でドロテオは討たれ、飛竜戦艦は墜落、大爆発を起こして轟沈した。

登場作品と操縦者

単独作品

スーパーロボット大戦30

初登場作品。名前は「ヴィーヴィル」表記。

装備・機能

武装・必殺武器

武装

火竜撃咆（インシニレイトフレイム）

艦首（竜の口部分）から放つ大火力の主砲。城塞すら一撃で炎上させることが出来る。

『30』ではMAP兵器版も所持。

格闘用竜脚（ドラゴニッククロー）

両脚部の対艦格闘用アーム。アニメ版では脚部自体の射出を行ってもいる。

雷の鞭（ザファー・ナマ）

アンキュローサ多数が放つ雷撃系統魔導兵装による対空防御弾幕。

雷霆防幕（サンダリングカタラクト）

小説版における上記武装の一斉射撃名。

特殊弾

アニメ版で使用。イカルガの魔導噴流推進器を不調にさせた。

必殺技

最大化戦闘形態（マキシマイズ）

飛竜戦艦の奥の手。周囲に溢れ出た魔力であたかも機体自体が巨大化したようになり、この状態ではイカルガの法撃すら通らなくなる。

関連機体

飛空船（レビテートシップ）

世界初の空を飛べる飛空船。

リンドヴルム

小説版に登場する飛竜戦艦二番艦。