「ビッグファウ」の版間の差分
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2014年8月2日 (土) 23:02時点における版
ビッグ・ファウ(Big-Fau)
- 登場作品:THE ビッグオー 2nd SEASON
- 分類:メガデウス
- 装甲材質:超合金O
- 主なパイロット:アレックス・ローズウォーター
ザ・ビッグの一機種。操縦者はアレックス・ローズウォーター。漫画版ではエンジェル。機体の色は白。水中戦闘を目的として作られたメガデウスで、両腕にスクリューを搭載する。陸戦力や対空戦力も秀でている。他のビッグと違って完全に組み上げられた状態で発見されたわけではなくユニオンによって世界各地の遺跡から発掘された多数のパーツから一組分を組み合わせて完成されたものである。
スクリューの回転を利用したコークスクリューパンチの他、触手型ビーム砲、大型対空砲「ビッグファウ・キャノン」、ロケットパンチなど多彩な武器を持つ。さらに、ビッグオーのサドンインパクトさえも通じない強力な電磁バリアも展開可能で、高い防御力をもそなえている。総合的な能力はビッグシリーズの中で最もバランスの良いメガデウスと言える。なお、アレックス操縦時には改造が施されたのであろうか、40年前の何かのヴィジョンでビッグ・オー、ビッグ・デュオと共に歩くシーンや、カルノーに収納されていた時点では、頭部の形状が若干異なる。
劇中では、戦闘中ビッグ・オーが事情により機動停止したため、放置されたメガデウスが好き放題暴れている際にパラダイム社社長アレックス・ローズウォーターが乗り込んで出撃。ビッグ・オーが苦戦した相手を圧倒し、凄まじい早さで殲滅する。 しかし、コアメモリーが無かった事からアレックスをドミュナスと認めずビッグファウ自身も咆哮を上げ暴走、セントラルドームを半壊するも、ビッグ・オーに停止させられる。
終盤では強奪したドロシーのメモリーディスクでコアメモリーを補い復活、ロジャーを圧倒して気絶に追い込み、ビッグ・オーごと海に沈める。結局アレックスはドミュナスとしてふさわしくなかったのか、海に沈める直前にアレックスを自身の機関として取り込む。最終的に、復活したビッグ・オーのファイナルステージを受け半壊するも機動停止せず、ビッグ・オーに止めを射そうとした瞬間、現れた第四のザ・ビッグ「ビッグ・ヴィヌス」により謎の機動停止を発生し、そのまま消滅させられている。
漫画版では、アニメと同じくエンジェルがドロシーのメモリーディスクでコアメモリーを補い起動。エンジェルが操縦し、異国のメガデウス達を率いてビッグオーと決戦。水中戦での圧倒的なアドバンテージを生かしビッグ・オーを圧倒するが、サドンインパクトを受け、胸部の回路を損壊する。しかし、既に起動した以上、回路の有無は問題ではなく、コアメモリーを破壊してしまった事実に呆然とするロジャーを尻目に、海上へと後退した。 その後、海上でビッグ・オーとの最後の決戦となり、半壊した三連結サドンインパクトの直撃を受け、上半身ごと粉砕され、機能を停止する。
登場作品と操縦者
- スーパーロボット大戦Z
- 機体は強いが中のパイロットが弱いのでたいした事無い。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 今作ではシュバルツ率いるザ・ビッグ集団としての登場。また、ザ・ビッグの中では唯一名有りパイロットが存在しない機体。
装備・機能
- ビーム砲
- 肩背面についている触手付き砲台からビームを発射する。ビーム砲台は周囲360度+上下方向に自由に向けられるので、対応力は非常に高い。
- ビッグファウ・キャノン
- 肩が割れてそこから砲身をせり出してキャノン砲を発射する。原作でビームとも実弾とも取れる描写になっているためかスーパーロボット大戦Zでは属性無しという扱いになっている。
- コークスクリューパンチ
- 手首のスクリューを回しての殴打。ちなみに手そのものは回転する事もしない事もある。その威力はかなりのもので、ビッグ・オーが苦戦したボナパルトをやすやすと砕き、ビッグ・オーの防御姿勢を吹き飛ばすほど。スクリュー部での攻撃も可能でこれでビッグ・オーの額部クリスタルパーツを破壊している。Zでは必ずロケットパンチのごとく射出されているが、原作では1度しかロケットパンチとして使用することはなく、射出した際はそのままビッグ・オーに真っ向から押さえ込まれて潰されてしまった。
- 電磁バリア
- ミサイル・パーティやキャノン・パーティはもちろん、サドン・インパクトまで防げる強力なバリア。この機能のおかげで、結局ファイナルステージを食らうまでビッグ・ファウは無傷であった。一時的とはいえ、実戦経験の少ないアレックスがロジャーの乗ったビッグ・オーに勝てた大きな要因。