「ジアース」の版間の差分

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== 概要 ==
 
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ゲームの誘い手である男・ココペリにより15人の少年少女たちへと託された超巨大ロボット。500mもの巨大な体躯と黒い装甲<ref>劇中において国防軍により解析を試みられたが、結局解析しきれず素材は不明なまま。</ref>に覆われた強固なボディ、甲殻類を思わせる生物的なデザインが特徴。
 
ゲームの誘い手である男・ココペリにより15人の少年少女たちへと託された超巨大ロボット。500mもの巨大な体躯と黒い装甲<ref>劇中において国防軍により解析を試みられたが、結局解析しきれず素材は不明なまま。</ref>に覆われた強固なボディ、甲殻類を思わせる生物的なデザインが特徴。
敵のヌイグルミとの戦闘の際に空間を移動し現れ、パイロットとなる人間の命を動力とする。このため、戦いが終わった後、パイロットは問答無用で死んでしまう事となり、パイロット候補である契約者たちが次のパイロットとして選出されていく。また、パイロットとなった者は身体のどこかにパイロットである証として紋様が浮かび上がる<ref>アニメ版のみの設定。</ref>。
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敵のヌイグルミとの戦闘の際に空間を移動し現れ、'''パイロットとなる人間の命を動力とする'''。このため、'''戦いが終わった後、パイロットは問答無用で死んでしまう'''事となり、パイロット候補である契約者たちが次のパイロットとして選出されていく。また、パイロットとなった者は身体のどこかにパイロットである証として紋様が浮かび上がる<ref>アニメ版のみの設定。</ref>。
  
 
コックピット内はパイロットである契約者たちの思念から象られた椅子が置かれており、契約者ごとに別々の椅子となっている。操縦方法もパイロットの思念によるものであり、軽く考えるだけで簡単に動かす事が出来る。
 
コックピット内はパイロットである契約者たちの思念から象られた椅子が置かれており、契約者ごとに別々の椅子となっている。操縦方法もパイロットの思念によるものであり、軽く考えるだけで簡単に動かす事が出来る。
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コエムシ曰く、隙間があちこちにあるらしくパイロットが望めば遺体の保管場所としても使われる<ref>小説版では実際に歴代のジアースパイロットたちの遺体が安置されている描写がある。</ref>。
 
コエムシ曰く、隙間があちこちにあるらしくパイロットが望めば遺体の保管場所としても使われる<ref>小説版では実際に歴代のジアースパイロットたちの遺体が安置されている描写がある。</ref>。
  
名前の「ジアース」は[[阿野万記]]により、昔読んだ父親の漫画に出てくるロボット<ref>ジョージ秋山作の漫画『ザ・ムーン』の主役ロボットであるザ・ムーンが元ネタである。</ref>をヒントに地球を意味する「Earth」と「強くて究極っぽいから」と「Z」を付けられた<ref>小説版では名付けるタイミングが戦いの詳細を知ってからという事もあり、阿野摩子(小説における[[半井摩子]])により'''「私達には後がない」'''という意味合いも加えられた。</ref>。
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名前の「ジアース」は[[阿野万記]]により、昔読んだ父親の漫画に出てくるロボット<ref>ジョージ秋山作の漫画『ザ・ムーン』の主役ロボットであるザ・ムーンが元ネタである。</ref>をヒントに地球を意味する「Earth」と「強くて究極っぽいから」と「Z」を付けられた<ref>小説版では名付けるタイミングが戦いの詳細を知ってからという事もあり、阿野摩子(小説における[[半井摩子]])により'''「[[ZEUTH|私達には後がない]]」'''という意味合いも加えられた。</ref>。
  
 
原作漫画とアニメ版とでデザインが異なっており、アニメ版では各部が簡略化された他、腕が太くなり解りやすいデザインとなっている。
 
原作漫画とアニメ版とでデザインが異なっており、アニメ版では各部が簡略化された他、腕が太くなり解りやすいデザインとなっている。

2024年7月17日 (水) 07:15時点における最新版

ジアース
外国語表記 Zearth[1]
登場作品 ぼくらの
デザイン 鬼頭莫宏(原作)
鈴木勤(アニメ版)
初登場SRW スーパーロボット大戦X-Ω
SRWでの分類 機体
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スペック
別名 黒い怪獣
≪人形≫ / アムシペ(小説版)
分類 ヌイグルミ
全高 約500m
動力 パイロットの命
主なパイロット
テンプレートを表示

ジアースは『ぼくらの』の登場メカ

概要[編集 | ソースを編集]

ゲームの誘い手である男・ココペリにより15人の少年少女たちへと託された超巨大ロボット。500mもの巨大な体躯と黒い装甲[2]に覆われた強固なボディ、甲殻類を思わせる生物的なデザインが特徴。 敵のヌイグルミとの戦闘の際に空間を移動し現れ、パイロットとなる人間の命を動力とする。このため、戦いが終わった後、パイロットは問答無用で死んでしまう事となり、パイロット候補である契約者たちが次のパイロットとして選出されていく。また、パイロットとなった者は身体のどこかにパイロットである証として紋様が浮かび上がる[3]

コックピット内はパイロットである契約者たちの思念から象られた椅子が置かれており、契約者ごとに別々の椅子となっている。操縦方法もパイロットの思念によるものであり、軽く考えるだけで簡単に動かす事が出来る。 顔面部にはパイロットの数を意味する光点が眼に見えるかのように位置しており、パイロットが死ぬと光点も消えていく。 また、その性能はパイロットの年齢が若いほど、もしくは生命力が強いほど高まる。

コエムシ曰く、隙間があちこちにあるらしくパイロットが望めば遺体の保管場所としても使われる[4]

名前の「ジアース」は阿野万記により、昔読んだ父親の漫画に出てくるロボット[5]をヒントに地球を意味する「Earth」と「強くて究極っぽいから」と「Z」を付けられた[6]

原作漫画とアニメ版とでデザインが異なっており、アニメ版では各部が簡略化された他、腕が太くなり解りやすいデザインとなっている。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。2020年10月のイベント「その生命の輝きは」期間限定参戦。SRおよび大器型SSRディフェンダー。ユニットとしてはウシロがメインパイロットだが、イベントクエスト限定のSPゲストとしてカンジマチがパイロットの機体がそれぞれ使用できる。
イベントシナリオにおいては「パイロットたちの生命を吸い上げる」という点を使ってイデサイコフレーム感応するというクロスオーバーが行われる。最後は原作同様、引継ぎを行わないために解体された。
敵を撃墜すると命中率が上がり行動力がダウン、味方が落とされるとクリティカルダメージと行動力が大幅に上がるというかなりピーキーな機体。高い火力にタフネス無効や狙撃、守護貫通を備え、極型ネオ・グランゾンも殴り倒せるレベルだが、リベンジ型の割にさほど打たれ強くないため相手によっては何もできないまま落とされることも。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

武装[編集 | ソースを編集]

レーザー
唯一の内装兵装。全身から発射する事が出来る他、山一帯を吹き飛ばし、地球を貫通するほどの威力を持つ。なお、「レーザー」とされているが実際は質量兵器の一種らしい。
ヌイグルミの装甲には通用せず牽制程度にしかならないが、核を破壊することはできるため装甲を破った後や核露出型のヌイグルミ戦では決め手になり得る。
格闘
単純な殴り合い。腕は切り離して短くすることも可能。
『X-Ω』では通常攻撃に採用。

必殺技[編集 | ソースを編集]

乱打
『X-Ω』での必殺スキル。腕と脚での連続殴打。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

サイズ[編集 | ソースを編集]

LL

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

ゲームの始まり
洞窟内で会った男・ココペリにより「この地球を15体の敵が襲うゲーム」に参加しないかと言われた15人の子供達。言われるがまま、契約を済ませた後、彼らを待ち受けていたのは500mもの体躯を誇る黒いロボットだった。
コックピット内へ転送された子供達はココペリから「敵」との戦い方と「急所を潰せば戦いは終わる」事を教えられる。
戦闘が終わり子供達が外へ転送される直前、ココペリは「君たち、す…」と言葉を言い残した。それは「すまない」と言おうとしたのだろうか…?

余談[編集 | ソースを編集]

  • 劇中にて「黒い怪獣」名義でガレージキット化されている。
    • 2024年6月にSMPブランドで発売されたプラモデルのパッケージは劇中に登場したガレージキットを模したデザインとなっている。
  • 自己修復機能もあるそうだが劇中ではあまり表現されていない。後に原作11巻初回版付属漫画「ぼくらの 特別ヘン」にて作者らしき人間が「描くのが面倒くさくなった」と答えている。
    • 他、戦闘の影響で粉塵が舞い上がり雲が出来、雨が降るなどの描写も考えられていたが、それらも「描くのが面倒だった」と答えている。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 作中描写より。
  2. 劇中において国防軍により解析を試みられたが、結局解析しきれず素材は不明なまま。
  3. アニメ版のみの設定。
  4. 小説版では実際に歴代のジアースパイロットたちの遺体が安置されている描写がある。
  5. ジョージ秋山作の漫画『ザ・ムーン』の主役ロボットであるザ・ムーンが元ネタである。
  6. 小説版では名付けるタイミングが戦いの詳細を知ってからという事もあり、阿野摩子(小説における半井摩子)により私達には後がないという意味合いも加えられた。