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クリシュナ王国の王都郊外にある第118石英採掘場から発掘された推定1000年前の古代(アンダー)ゴゥレム。 | クリシュナ王国の王都郊外にある第118石英採掘場から発掘された推定1000年前の古代(アンダー)ゴゥレム。 | ||
− | + | ゴゥレムでありながら魔力では全く動かすことが出来ずにいたが、ホズルが「古代人は魔力を有していなかったのではないか」という仮説に基づき魔力無者の[[ライガット・アロー]]を招集。彼が起動させたことで彼の専用機となる。コックピットのモニターには古代語('''日本語と英語''')が表示されるが、ライガット達には理解できないため唯一共通しているアラビア数字を参考に運用されている。発掘当初の胸部装甲には'''「運命に抗おう」'''という古代文字が刻まれているなど、謎を多く秘めている。 | |
− | + | 一般的なゴゥレムが搭乗者が魔力で命令を与えることで稼働するのに対し、デルフィングは動力炉を有し、レバーとペダルを使って操縦する。 | |
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度重なる戦闘で破損するが、未知の技術ゆえに修復すら困難なため本体の上に増加装甲を施す形で運用される。このため重量が増加し続けるが、元々の馬力で強引に稼働させている。 | 度重なる戦闘で破損するが、未知の技術ゆえに修復すら困難なため本体の上に増加装甲を施す形で運用される。このため重量が増加し続けるが、元々の馬力で強引に稼働させている。 | ||
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:シギュンが中心となって改修した姿。装甲が追加され、胸部を黒、他を銀で塗装したため「黒銀のゴゥレム」と呼ばれる。[[ゼス]]との交渉のため非武装で出撃した。 | :シギュンが中心となって改修した姿。装甲が追加され、胸部を黒、他を銀で塗装したため「黒銀のゴゥレム」と呼ばれる。[[ゼス]]との交渉のため非武装で出撃した。 | ||
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:第三形態の突撃能力をさらに先鋭化した姿。右腕に固定装備された重長槍を前方に突き出した形で装甲化され、さらなる突進力を得た。ただし、この影響で装甲をパージしても右腕は重長槍で固定されている。他にイーストシミターやネイルダーツを装備。 | :第三形態の突撃能力をさらに先鋭化した姿。右腕に固定装備された重長槍を前方に突き出した形で装甲化され、さらなる突進力を得た。ただし、この影響で装甲をパージしても右腕は重長槍で固定されている。他にイーストシミターやネイルダーツを装備。 | ||
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:第四形態で右腕に固定装備されたドリル型ランス。槍の穂先は精錬されておらず、ほぼ無垢の石英の塊といった外見。 | :第四形態で右腕に固定装備されたドリル型ランス。槍の穂先は精錬されておらず、ほぼ無垢の石英の塊といった外見。 | ||
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:第四形態から装備するクナイ型の投擲武器。プレスガンを使えないデルフィングの射程を補うための武器。 | :第四形態から装備するクナイ型の投擲武器。プレスガンを使えないデルフィングの射程を補うための武器。 |
2022年11月20日 (日) 07:55時点における版
デルフィング | |
---|---|
外国語表記 | Delphine[1] |
登場作品 | ブレイクブレイド |
デザイン | 柳瀬敬之 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
異名 |
壊れた刃(ブレイクブレイド) 破壊を象徴する刃(ブレイクブレイド) 黒銀のゴゥレム |
分類 | 魔動巨兵 (ゴゥレム) |
全高 | 11メイル(8.9 m) |
所属 | クリシュナ王国 |
パイロット | ライガット・アロー |
概要
クリシュナ王国の王都郊外にある第118石英採掘場から発掘された推定1000年前の古代(アンダー)ゴゥレム。
ゴゥレムでありながら魔力では全く動かすことが出来ずにいたが、ホズルが「古代人は魔力を有していなかったのではないか」という仮説に基づき魔力無者のライガット・アローを招集。彼が起動させたことで彼の専用機となる。コックピットのモニターには古代語(日本語と英語)が表示されるが、ライガット達には理解できないため唯一共通しているアラビア数字を参考に運用されている。発掘当初の胸部装甲には「運命に抗おう」という古代文字が刻まれているなど、謎を多く秘めている。
一般的なゴゥレムが搭乗者が魔力で命令を与えることで稼働するのに対し、デルフィングは動力炉を有し、レバーとペダルを使って操縦する。
現代の技術でも解析不能の高度な技術が使われており、強力な石英靭帯で加速力・パワー・跳躍力全てにおいて発掘当初の風化した状態でも各国の最新鋭機を凌駕するほどの性能を有する。一方で未熟にしか見えないような精製部位も存在し、外部冷却システムが破損している影響で急激な連続稼働は10〜30分程度しか持たないという稼働時間制限がある。近接戦闘では無類の強さを誇るが、プレスガンなど魔力で動作する武器は使用できないため、遠距離攻撃手段に乏しい。
度重なる戦闘で破損するが、未知の技術ゆえに修復すら困難なため本体の上に増加装甲を施す形で運用される。このため重量が増加し続けるが、元々の馬力で強引に稼働させている。
- 第一形態
- 発掘直後の姿。この時は鉄色のカラーリングで、風化によって装甲が非常に脆くなっており対人散弾ですら貫通するほど脆弱。
- 第二形態
- シギュンが中心となって改修した姿。装甲が追加され、胸部を黒、他を銀で塗装したため「黒銀のゴゥレム」と呼ばれる。ゼスとの交渉のため非武装で出撃した。
- 第三形態
- 中破したファブニルの装甲を寄せ集め、多重装甲化した姿。上半身を覆いつくすように装甲化されたため、上半身はほとんど固定され、格闘能力は80%も低下している。通常のゴゥレムなら立つことすら困難だが、デルフィングの強靭な石英靭帯の馬力で高速突撃することで一撃で敵ゴゥレムを粉砕するほどの力を発揮し、その威力は「走る城壁」と表現されている。多重装甲は腕のトルクを操作すれば任意にパージすることも可能。
- 第四形態
- 第三形態の突撃能力をさらに先鋭化した姿。右腕に固定装備された重長槍を前方に突き出した形で装甲化され、さらなる突進力を得た。ただし、この影響で装甲をパージしても右腕は重長槍で固定されている。他にイーストシミターやネイルダーツを装備。
- 第五形態
- ボルキュス大隊を迎え撃つための急造仕様。前2形態のような重装甲ではなく、元の姿に一部装甲化を施した姿。アニメオリジナルで、原作の第五形態とは別物。
- 肩に装備する予定だったネイルダーツボックスが右肩だけ間に合わなかったため、左右非対称となった。巨大な十字手裏剣型の投擲武器「ライデ」を装備し、冷却されやすい構造を採用したため稼働可能時間が480分と大幅に伸びている。
登場作品と操縦者
単独作品
- スーパーロボット大戦DD
- 初登場作品。2022年11月のショートシナリオイベント「クロス・ブレイド(巨兵邂逅)」にて期間限定参戦。「デルフィング(第三形態)」名義。
装備・機能
武装・必殺武器
- 突撃
- 第三・第四形態の基本戦法。単純だがデルフィングの馬力なら一撃でエルテーミスをバラバラに砕くほどの威力を誇る。
武装
- ガンデ2型
- クリシュナ王国製の両刃剣。
- 試作重大剣
- トゥル将軍のファブニルに装備されていた武装。両腕に石英靭帯を6束使った特別仕様のファブニルでも両腕でようやく保持できるほどの超重量だが、デルフィングは片腕で軽々と扱える。戦場でトゥル将軍が落とした物を拾い、以降の基本装備となる。
- ヘビーランス4型
- クリシュナ王国製の突撃槍。同じく戦場で拾った物を使用。
- イーストシミター
- 第三形態から装備する直刀型の片刃剣。装甲を「叩き割る」のではなく「斬る」ことに特化した剣で、適切に扱うには一定の技量が必要になる。
- 重長槍
- 第四形態で右腕に固定装備されたドリル型ランス。槍の穂先は精錬されておらず、ほぼ無垢の石英の塊といった外見。
- 三節棍
- 第四形態で装備。盾で防御された場合でもその上から打撃を繰り出せる。重長槍の隙を埋めるために使用される。
- ネイルダーツ
- 第四形態から装備するクナイ型の投擲武器。プレスガンを使えないデルフィングの射程を補うための武器。
- ライデ
- 第五形態で装備する十字手裏剣型の大型投擲武器。石英靭帯を寄り合わせたザイルを使って変則的かつリーチのある攻撃を行える。
必殺技
- ワール・ウィンド
- 『DD』のSSR必殺技。高速で突撃後、装甲をパージして二刀流となりイーストシミターで斬り抜けた後、試作重大剣を突き刺す。原作のゼス戦の再現。
関連機体
- ファブニル
- クリシュナ王国の量産ゴゥレム。中破した機体の装甲を追加装甲として転用する。一部武装も共有できる。
脚注
- ↑ デルフィング リニューアルVer.、コトブキヤ商品ページ、2022年10月19日閲覧。