「ゼンカイオージュラガオーン」の版間の差分
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機界モードのジュランティラノとガオーンライオンの口が大きく開き、脚部から胴体の接続部、頭部までを構成する。その関係上、脚部や頭部には両者の牙が残り、攻撃に転用できる。第2カイ!の初合体ではこの合体機構が仇となり、両者の口論中身体が勝手に動いて[[キスシーン|キス]]紛いの事故を起こしてしまいお互い憤慨するという惨事(?)が起こった。 | 機界モードのジュランティラノとガオーンライオンの口が大きく開き、脚部から胴体の接続部、頭部までを構成する。その関係上、脚部や頭部には両者の牙が残り、攻撃に転用できる。第2カイ!の初合体ではこの合体機構が仇となり、両者の口論中身体が勝手に動いて[[キスシーン|キス]]紛いの事故を起こしてしまいお互い憤慨するという惨事(?)が起こった。 | ||
− | 合体には[[ゼンカイザー]]によるギアトリンガーの操作が必要だが、合体後はゼンカイザーの操縦が無くても、構成しているキカイノイドの意思だけで稼働・分離が可能。そのため、もう1組の基本形態である'''ゼンカイオーブルマジーン'''と同時に存在できる。が、それ故に'''合体中の2名が戦闘中にいがみ合いを行って危うく分離しかけた事もある'''<ref>左右で合体するため、分離してしまうと、乗り込んでいるゼンカイザーは宙に放り出されてしまう。</ref> | + | 合体には[[ゼンカイザー]]によるギアトリンガーの操作が必要だが、合体後はゼンカイザーの操縦が無くても、構成しているキカイノイドの意思だけで稼働・分離が可能。そのため、もう1組の基本形態である'''ゼンカイオーブルマジーン'''と同時に存在できる。が、それ故に'''合体中の2名が戦闘中にいがみ合いを行って危うく分離しかけた事もある'''<ref>左右で合体するため、分離してしまうと、乗り込んでいるゼンカイザーは宙に放り出されてしまう。</ref>。ゼンカイザーが乗り込むのは仲の悪い2人を制御するための意味合いも強い。また再合体の際もゼンカイザーの指令が必要であり、第7カイ!ではステイシーザーの猛攻により指令を妨害された事もあった。2人が操縦を行う際はジュランティラノとガオーンライオンの頭部を一度閉じて開くことで主導する側がアナウンスと共に入れ替わる。 |
なお、合体の際には'''何故か野球場のような背景とウグイス嬢によるアナウンスが発生する'''<ref>恐らく大戦隊ゴーグルファイブに登場する戦闘母艦ゴーグルシーザーの発進シーン('''後楽園球場から発進する''')のオマージュと考えられる。また、スーパー戦隊シリーズ自体が後楽園遊園地(現:東京ドームシティアトラクションズ)での長年に渡るヒーローショーの上演(歴代の主役による「僕と握手!」のキャッチコピーでお馴染み)など、野球場とは縁の深いシリーズである。</ref>ほか、キカイノイドたちの雑談<ref>担当声優たちのアドリブによるもの。</ref>が挿入されるのがお決まりとなっている。 | なお、合体の際には'''何故か野球場のような背景とウグイス嬢によるアナウンスが発生する'''<ref>恐らく大戦隊ゴーグルファイブに登場する戦闘母艦ゴーグルシーザーの発進シーン('''後楽園球場から発進する''')のオマージュと考えられる。また、スーパー戦隊シリーズ自体が後楽園遊園地(現:東京ドームシティアトラクションズ)での長年に渡るヒーローショーの上演(歴代の主役による「僕と握手!」のキャッチコピーでお馴染み)など、野球場とは縁の深いシリーズである。</ref>ほか、キカイノイドたちの雑談<ref>担当声優たちのアドリブによるもの。</ref>が挿入されるのがお決まりとなっている。 |
2021年9月8日 (水) 21:35時点における版
ゼンカイオージュラガオーン | |
---|---|
登場作品 | |
初登場SRW | スーパーロボット大戦DD |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | 巨大合体ロボット |
全長 | 45.0 m |
全幅 | 38.5 m |
重量 | 2400.0 t |
走行速度 | 350 km/h |
パワー | 1000万馬力 |
所属 | 機界戦隊ゼンカイジャー |
ゼンカイオージュラガオーンは『機界戦隊ゼンカイジャー』の主役メカの1体。
概要
第2カイ!から登場する、ゼンカイジャーの巨大ロボ群ゼンカイオーの一つ。ジュランとガオーンが機界変形し、全界合体して構成される、ゼンカイオー基本形態の片割れ。近接戦闘に長けた形態。
機界モードのジュランティラノとガオーンライオンの口が大きく開き、脚部から胴体の接続部、頭部までを構成する。その関係上、脚部や頭部には両者の牙が残り、攻撃に転用できる。第2カイ!の初合体ではこの合体機構が仇となり、両者の口論中身体が勝手に動いてキス紛いの事故を起こしてしまいお互い憤慨するという惨事(?)が起こった。
合体にはゼンカイザーによるギアトリンガーの操作が必要だが、合体後はゼンカイザーの操縦が無くても、構成しているキカイノイドの意思だけで稼働・分離が可能。そのため、もう1組の基本形態であるゼンカイオーブルマジーンと同時に存在できる。が、それ故に合体中の2名が戦闘中にいがみ合いを行って危うく分離しかけた事もある[1]。ゼンカイザーが乗り込むのは仲の悪い2人を制御するための意味合いも強い。また再合体の際もゼンカイザーの指令が必要であり、第7カイ!ではステイシーザーの猛攻により指令を妨害された事もあった。2人が操縦を行う際はジュランティラノとガオーンライオンの頭部を一度閉じて開くことで主導する側がアナウンスと共に入れ替わる。
なお、合体の際には何故か野球場のような背景とウグイス嬢によるアナウンスが発生する[2]ほか、キカイノイドたちの雑談[3]が挿入されるのがお決まりとなっている。
構成機体(キカイノイド)
登場作品と操縦者
単独作品
- スーパーロボット大戦DD
- 初登場作品。2021年9月のイベント「激突、王と王の戦い」期間限定参戦。攻撃特化タイプ。名前の間にスペースが入り、「ゼンカイオー ジュラガオーン」表記になっている。
- 本作ではゼンカイザーが搭乗している状態。ジュランとガオーンがサブパイロット扱いで掛け合いに参加する。事前公開の情報ではそれぞれゼンカイオー胸部のエンブレムが顔グラフィック扱いとなっていたが、ゲーム本編では普通の顔グラフィックとなっている。
- シナリオでは一時ゾンダーに協力させられたためEI-26認定されてしまうが、GGGに協力したことで認定解除され、超竜神との特訓で習得した左右分離を利用しての回避を披露した。
装備・機能
武装・必殺武器
武装
- ジュランソード
- ゼンカイジュランの専用武器である剣。ジュラン主導で用いる。
- 『DD』では斬撃属性の通常攻撃に採用。
- ジュランシールド
- ゼンカイジュランの専用防具である盾。ジュラン主導で用いる。
- ガオーンクロー
- ゼンカイガオーンの専用武器である手甲。ガオーン主導で用いる。
- 『DD』では斬撃属性のR必殺技に採用。メインアビリティは「アタッカーI」で、気力120以上の時に攻撃力が増加する。サブアビリティは「攻撃力アップI」。
必殺技
- ジュラガオーンアクション
- 『DD』での打撃属性のSR必殺技。ジュランソードで斬り、シールドバッシュで吹き飛ばした後、ガオーンクローで連続攻撃する。メインアビリティは「アタッカーII」で、気力120以上の時に攻撃力が増加する。サブアビリティは「防御力アップII」。
- ジュランソード円月クラッシュ
- 剣で大きく円を描いてから斬りつける。昭和時代のシリーズに多く見られた必殺技の系譜となる。が、ジュラガオーン担当スーツアクターの藤田洋平氏を以て「本編でもそうそう全編使われない幻の技!」と言わしめる程希少な技[4]。
- 『DD』では斬撃属性のSSR必殺技に採用。ガオーンクローで刻んだ敵に追い打ちで円月クラッシュを放つ。メインアビリティは「センタイギア」で、ゼンカイオー ジュラガオーン装備時、気力が10上昇する毎に攻撃力が上昇する。気力130以上のとき、戦闘時のみ敵ユニットの防御力を減少させる。攻撃特化タイプの防御力・照準値が増加する。被ダメージ時と攻撃命中時の気力上昇量が1増加する。サブアビリティは「移動力プラス(攻撃)」。
関連機体
- ゼンカイオーブルマジーン
- マジーヌとブルーンが全界合体した姿。遠距離戦特化の機体。システム上、ジュラガオーンとの両立が可能。
- ゼンカイオージュラマジーン、ゼンカイオーブルガオーン
- ブルマジーンとそれぞれの構成機体を入れ替えた姿。
- スーパーゼンカイオージュラン
- 巨大化したスーパーゼンカイザーとジュランが合体した機体。
- ゼンカイオーブラックジュラガオーン
- 強化改造されたステイシーザーが召喚した漆黒のジュランティラノとガオ―ンライオンを合体させたゼンカイオージュラガオーンのコピーロボット。左右に分離して躱すとともに背後のワームホールで叩き返すという本家ゼンカイオー以上のスペックを誇る。
余談
- シリーズでは色分け合体ロボとしては初かつ『電磁戦隊メガレンジャー』の1号ロボ・ギャラクシーメガ以来となる2体合体式の1号ロボとなる。
- またシリーズでも珍しい「合体構成機体が異なるものの同名の同型機が存在する1号ロボ」でもある。
- その合体構成から勇者シリーズの勇者ロボを思い出した視聴者も多いと思われる。『DD』では実際に、合体構成が似ている超竜神と共演し、作中でもそれが活かされている。
脚注
- ↑ 左右で合体するため、分離してしまうと、乗り込んでいるゼンカイザーは宙に放り出されてしまう。
- ↑ 恐らく大戦隊ゴーグルファイブに登場する戦闘母艦ゴーグルシーザーの発進シーン(後楽園球場から発進する)のオマージュと考えられる。また、スーパー戦隊シリーズ自体が後楽園遊園地(現:東京ドームシティアトラクションズ)での長年に渡るヒーローショーの上演(歴代の主役による「僕と握手!」のキャッチコピーでお馴染み)など、野球場とは縁の深いシリーズである。
- ↑ 担当声優たちのアドリブによるもの。
- ↑ 2021年9月7日 藤田洋平氏のツイートより
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