「シャドウ (バーチャロン)」の版間の差分
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:原作の設定上にのみ登場するバーチャロイド。形式番号は「VR-014」もしくは「「VR-14」。 | :原作の設定上にのみ登場するバーチャロイド。形式番号は「VR-014」もしくは「「VR-14」。 | ||
− | : | + | :シャドウ現象の監視・対処を目的としてプラジナー博士によって独自に作り出された、14歳の少女の人格を持つ等身大のバーチャロイド。 |
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2020年4月26日 (日) 14:59時点における版
シャドウは、『電脳戦機バーチャロンシリーズ」に登場する現象、もしくはその現象に陥ったバーチャロイドの一種を指す用語。「翳にとり憑かれたVR」とも形容される。
概要
人間の精神に干渉し、これをほんの一時的にV・コンバータに取り込む事によって機体の性能を発揮させる操縦システム『Mind Shift Battle System(通称:M.S.B.S)』を採用しているバーチャロイドが潜在的に抱えている欠陥である。
バーチャロイドに対する適性が高い人間が、一定の条件下で発生するV・コンバータの過剰活性によって精神を完全に取り込まれる事象を「Virtual-on現象」と呼ぶ。取り込まれた精神は、最悪の場合コンバータ内部に閉じ込められたまま霧散し、残されたパイロットは廃人と化す。この時、パイロットの精神に残された無意識下の混沌(人間性が崩壊した先にある非人間的な何か)をV・コンバータが取り込んでしまうと、機体が黒く染まり禍々しい妖気を発して暴走する「シャドウ」と化す。この他、シャドウVRに他のVRが汚染されて新たなシャドウVRとなる例や、戦場に漂う怨念や狂気、混沌が何らかの力に操られ、シャドウVRの形を借りて実体化する例もある。
シャドウVRは機体性能が劇的に向上し、通常の商用バーチャロイドでは太刀打ちする事が困難なばかりか、取り込まれて汚染される危険性もあるため非常に対処が難しい。特に汚染度の高い個体はダイモンを追う特捜機動部隊MARZや、異世界の戦闘結晶体と対峙する木星の打撃艦隊「フォース」の最精鋭を持ってすればどうにか対処可能なレベルである。また一度シャドウの標的にされると、自らそれを討ち破らないかぎり『影』の如く付き纏い、何度でも襲いかかってくる。その為シャドウ迎撃専門の部隊として「白虹騎士団」が組織される事となった。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦K
- 『バーチャロン』系列の雑魚敵として多数登場。本来ならば上記の通り間違っても雑魚とは呼べない危険な代物なはずなのだが、流石にゲームの難易度が上がりすぎてしまう為に弱体化はしている。とはいえマップによっては嫌になるぐらい多数出現したり、機体によってはオリジナル同様MAP兵器を持っていたりと、登場雑魚敵の中でも極めて厄介な存在であることに変わりは無い。
スパロボに登場したシャドウVR一覧
関連機体
- SDK/04 テムジン「四之影」
- 外伝作『One-Man Rescue』(SRW未参戦)に登場した、第1世代型VR・MBV-04テムジンの改造機。
- 詳細不明の戦闘部隊「ザ・シャドウ」の保有する機体で、バーチャロイド開発初期において試みられた「シャドウ化の制御」を成し遂げた(とされる)機体。シャドウの暴力的な性能はそのままに制御を可能としており、当時の最新鋭機である第2世代バーチャロイドをも凌駕するスペックを有する。
- しかし制御用のリミッターは使い捨てで、リミッターの制限時間を超過した場合、パイロットは機体に取り込まれるというリスクも抱えている。
- 劇中ではSHBVDの隊員であるダッシュ・プロンガーが、DNAの圧倒的劣勢を覆すために調達。様々な事情で本来のスペックを発揮できなかった上、稼働時間に90秒のリミッターを課されていたにもかかわらず、本来のMBV-04とは隔絶した性能差があるはずの第2世代アファームド8機を文字通り瞬殺、DNAの窮地を救った。
関連キャラ
- ファイユーブ
- 原作の設定上にのみ登場するバーチャロイド。形式番号は「VR-014」もしくは「「VR-14」。
- シャドウ現象の監視・対処を目的としてプラジナー博士によって独自に作り出された、14歳の少女の人格を持つ等身大のバーチャロイド。
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