「藤枝かえで」の版間の差分
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『サクラ大戦2』から登場し[[帝国華撃団]]副司令を務める。姉は前副司令の藤枝あやめ。 | 『サクラ大戦2』から登場し[[帝国華撃団]]副司令を務める。姉は前副司令の藤枝あやめ。 | ||
2018年5月24日 (木) 19:51時点における版
藤枝かえで | |
---|---|
読み | ふじえだ かえで |
外国語表記 | Kaede Fujieda |
登場作品 | サクラ大戦 |
声優 | 折笠愛 |
デザイン |
藤島康介(原案) 松原秀典 |
種族 | 地球人(日本人) |
性別 | 女 |
生年月日 | 1901年10月21日 |
年齢 |
23歳(2) 25歳(4) |
出身 | 日本・東京 |
身長 | 161 cm |
体重 | 45 kg |
スリーサイズ | B84/W58/H83 |
髪色 | 茶色 |
瞳の色 | 黒色 |
血液型 | A型 |
所属 |
欧州星組 帝国華撃団(2以降) |
役職 |
欧州星組司令 帝国華撃団副司令(2以降) |
概要
『サクラ大戦』シリーズのサブキャラクター。
『サクラ大戦2』から登場し帝国華撃団副司令を務める。姉は前副司令の藤枝あやめ。
帝撃に赴任する以前のかえでの経歴については謎が多く、陸軍兵学校卒業後に賢人機関のエージェントとして海外で活躍していた事、その活動中にドイツの霊力研究機関「ブルーメンブラット」からレニ・ミルヒシュトラーセを救出、レニとソレッタ・織姫を含む5人の霊力者からなる実験部隊「星組」(後の紐育華撃団・星組と区別する為に欧州星組とも呼ばれる)の司令を務めていた事しか明かされていない。欧州星組司令という肩書についても、今まで織姫とレニから「かえでが欧州星組の司令だった」と明言された事はなく、『活動写真』で隊長のラチェット・アルタイルが登場するまではかえでが隊長だったと言われていた時期もあった[1]。
髪型以外は双子の様にあやめに似ているかえでだが、趣味趣向はそれぞれの経験と環境の違いからか大きく異なっている。あやめが和装を好み物静かで落ち着いた性格だったのに対し、かえでは洋装を好み明るく活発な性格の持ち主である[2]。特に戦いにおいてはその違いが顕著であり、あやめが自己犠牲を厭わなかったのに対し、かえでは自己犠牲や仲間の死を伴っての勝利に否定的な姿勢を貫いている。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初登場作品。期間限定参戦。サポートユニットとしても登場。
パイロットステータス設定の傾向
特殊技能
- X-Ω(サポートアビリティ)
- 元欧州星組司令(装甲、移動速度大アップ、回避率アップ)
- 概要の通り、欧州星組司令という肩書については公式でも曖昧な部分があるのだが、セガゲームスが開発を担当する『X-Ω』においてこの設定がサポートアビリティとして採用された。
人間関係
- 藤枝あやめ
- 姉。優秀すぎるあやめに対して複雑な感情を抱いていた。副司令として赴任した後は、姉が作り育てた帝国華撃団を全力で守ると決意する。SRW未登場。
- 大神一郎
- 部下。あやめに対してはデレデレとした顔を見せる事もあった大神だが、かえでに対してはそのような態度を取ることは殆どない。
- 真宮寺さくら、神崎すみれ、マリア・タチバナ、アイリス、李紅蘭、桐島カンナ
- 部下。花組にとっては姉のような存在でもあり、かえでは公私に渡ってのよき相談役でもある。
- ソレッタ・織姫、レニ・ミルヒシュトラーセ
- 部下。欧州星組時代からの付き合いだが、その時の詳細については本人達の口から語られたことはない。
- 米田一基
- 上司。あやめの代わりとして米田を支える。
- 加山雄一
- 部下。帝国華撃団・月組隊長。かえでが直接加山に任務を与える事もある。
他作品との人間関係
バンプレストオリジナル
- シャッテ・ジュードヴェステン、イヌイ・ホノカ
- 光武Xと光武Ωのユニットクエスト「売店ヴギ」にて、接客に不慣れな2人にアドバイスをした。
名台詞
- 「……結構ですわ。帝国華撃団副司令として、今の話、承認いたします。」
- 『2』にて、初登場時の台詞。
- かえでの存在は『2』発売まで伏せられており、次回予告であやめによく似た人物の登場が示唆されていたものの、帝国華撃団副司令を名乗るあやめと同じ声色の持ち主が現れ、前作をプレイしていたファンを驚かせた。実際、大神達もかえでの事をあやめと勘違いしていた。
- なお、この発言は大神が隊長の一存で下したある重要な決断を受けてのものであり、「姉さんが言っていたとおりの人だ」と大神の事を評価している。
- 「私たちは姉妹といっても、一緒に生活したことなんてほとんどなかったの。」
「……別に珍しくもないわ。『藤』に連なる、私たちのような家系ではね。」
「でも、私は知っていた。姉さんはいつだって自分を犠牲にして……」
「すべての重荷を、自分一人で背負ってた……」 - 『2』にて、かえでの部屋を訪れると聞ける台詞。
- 魔を狩る力に秀でた「破邪の血統」。さくら及び真宮寺家がこれに該当するが、他にも同じ力を持つ一族が存在し、「裏御三家」と呼ばれている。その三家の内の1つが藤堂家であり、藤枝家はその分家にあたる。
- 裏御三家並びにその分家には究極の使命が与えられており、あやめとかえでが別々の環境で育てられたのもその使命に起因する。
- 結果的にあやめはその使命を全うする形となったのだが、肉親としてあやめの孤独を知るかえでは、同じ帝撃副司令の座に着きつつもあやめとは別の生き方を選ぶに至った。
- なお、かえでとの会話は一種の連鎖イベントとなっており、1度彼女の部屋を訪れただけでは上記の台詞を聞くことは出来ない。逆に毎回欠かさず訪れると、あやめの過去に関する踏み込んだ話が聞けるようになる。
- 「大神くん、約束して。」
「必ず、みんな一緒に……生きて帰ってくる、って。」
「死んではダメ。死んでもいい、なんて絶対に考えてはダメ。」 - 『2』にて、最終決戦直前での発言。
- それは帝撃副司令として、あやめの妹としてのかえでの願いであった。
- そして、『2』のサブタイトルである『君、死にたもうことなかれ』に込められた、シリーズ全体を貫くテーマを端的に表す台詞でもある。
余談
- 洋装を好むという設定のかえでだが、『2』での彼女のテーマソング「都の花ぞ」はバリバリのド演歌となっている(厳密には寮歌を再現しようとしたもの)。その中で、「おかあさま、先日いただきました、コロッケ。おいしゅうございました。」という謎の口上がある。全曲集では作詞を担当した広井王子氏がその曲に纏わる裏話を載せているが、残念ながらコロッケに関しては説明が無く、かえでとコロッケに関するエピソードが今まで描かれた事もないので、一体どういう趣旨があったのかは長年の謎となっている。