「ロベリア・カルリーニ」の版間の差分
(→概要) |
(→概要) |
||
23行目: | 23行目: | ||
イタリア人の父とルーマニア人の母との間に産まれたロベリアは、両親と共にトランシルバニアに暮らしていた。なお、母方にはフランス人の血も混じっていたらしい。 | イタリア人の父とルーマニア人の母との間に産まれたロベリアは、両親と共にトランシルバニアに暮らしていた。なお、母方にはフランス人の血も混じっていたらしい。 | ||
− | + | 両親の詳しい素性は明かされていないが、母はトランシルバニア魔導士協会の一員だったという説がある。同協会はアメリカの南北戦争で猛威を振るった南軍のブードゥー教徒呪殺(マクンバ)部隊の対抗手段として北軍に招かれ、そして敗北したという歴史を持つ。この敗北を切っ掛けに組織は没落、[[魔術]]を無力化する人型蒸気が欧州に大量投入された欧州大戦が決定打となり、内部抗争と粛清が勃発した。これがカルリーニ一家が「吸血の一族」として忌み嫌われた末、土地を追われた理由ではないかと考えられている。 | |
いずれにしても放浪生活の中でロベリアは両親を失い、ジプシーに拾われ育てられた。彼女は成長するとジプシーからも独立し、生きる為に盗みを繰り返すようになる。炎を自在に操る強力な霊力を駆使し、犯罪者としてのスキルを着実に身に着けながら欧州各地を転々としたロベリアはやがて巴里に腰を落ち着かせ、人々から「巴里の悪魔」と恐れられる大悪党となった。 | いずれにしても放浪生活の中でロベリアは両親を失い、ジプシーに拾われ育てられた。彼女は成長するとジプシーからも独立し、生きる為に盗みを繰り返すようになる。炎を自在に操る強力な霊力を駆使し、犯罪者としてのスキルを着実に身に着けながら欧州各地を転々としたロベリアはやがて巴里に腰を落ち着かせ、人々から「巴里の悪魔」と恐れられる大悪党となった。 |
2018年3月16日 (金) 06:52時点における版
ロベリア・カルリーニ | |
---|---|
外国語表記 | Lobelia Carlini |
登場作品 | サクラ大戦 |
声優 | 井上喜久子 |
デザイン |
藤島康介(原案) 松原秀典 |
種族 | 地球人(ルーマニア人) |
性別 | 女 |
生年月日 | 1905年11月13日 |
年齢 |
20歳(3) 21歳(4) |
出身 | ルーマニア・トランシルバニア人 |
身長 | 179 cm |
体重 | 64 kg |
髪色 | 銀色 |
瞳の色 | 銀色 |
血液型 | AB型 |
所属 | 巴里華撃団 |
役職 | 巴里華撃団・花組隊員 |
概要
『サクラ大戦』シリーズのヒロインの1人。
イタリア人の父とルーマニア人の母との間に産まれたロベリアは、両親と共にトランシルバニアに暮らしていた。なお、母方にはフランス人の血も混じっていたらしい。
両親の詳しい素性は明かされていないが、母はトランシルバニア魔導士協会の一員だったという説がある。同協会はアメリカの南北戦争で猛威を振るった南軍のブードゥー教徒呪殺(マクンバ)部隊の対抗手段として北軍に招かれ、そして敗北したという歴史を持つ。この敗北を切っ掛けに組織は没落、魔術を無力化する人型蒸気が欧州に大量投入された欧州大戦が決定打となり、内部抗争と粛清が勃発した。これがカルリーニ一家が「吸血の一族」として忌み嫌われた末、土地を追われた理由ではないかと考えられている。
いずれにしても放浪生活の中でロベリアは両親を失い、ジプシーに拾われ育てられた。彼女は成長するとジプシーからも独立し、生きる為に盗みを繰り返すようになる。炎を自在に操る強力な霊力を駆使し、犯罪者としてのスキルを着実に身に着けながら欧州各地を転々としたロベリアはやがて巴里に腰を落ち着かせ、人々から「巴里の悪魔」と恐れられる大悪党となった。
上記の通りロベリアは数々の犯罪に手を染めており、その罪状は窃盗、詐欺、傷害、公共物破損と多岐に渡り、懲役1000年はくだらないと言われている。ただし、殺人事件は一件も起こしていない。時と場合によっては義賊的にも捉えられるロベリアだが、盗んだ金品を他人に分け与えるような真似はしない。巴里華撃団に入隊したのも、働きに応じた減刑と特別報酬というグラン・マの司法取引[1]を承諾した結果である。
その性格及び思考回路は複雑怪奇かつ大胆不敵。普通の人間なら素直に喜ぶような言葉でも、ロベリアにとっては馬耳東風である。彼女には実直なだけではないウィットに富んだ対応が求められる。かと言ってふざけすぎると対等な立場として扱われない為、巴里花組隊長の大神一郎もロベリアとの関係にはかなり苦慮させられた。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初登場作品。
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
アビリティ
- 光武F2 (ロベリア機)()
人間関係
- 大神一郎
- 上司。隊長として一目を置いているが、実直でありながらどこか抜けた所がある大神の性格には呆れている。
- エリカ・フォンティーヌ
- 同僚。人懐っこく付きまとわれているが、ロベリアも満更でもないらしい。
- グリシーヌ・ブルーメール
- 同僚。水と油のような関係だが、実力は認めている。
- コクリコ
- 同僚。
- 北大路花火
- 同僚。
- グラン・マ
- 上司。ロベリアの入隊の際に保険として秘密の「契約書」を用意した。炎で契約書ごと燃やすと脅すがグラン・マは動じることなく、ロベリアはその度量に関心している。
- 迫水典通
- 上司。ロベリアの身柄を確保し入隊交渉の場に立たせる為、グラン・マと共に暗躍した。
- ジム・エビヤン
- 巴里市警の警察官。優秀な警部でありロベリア逮捕に執念を燃やすが、彼女の方が一枚上手。後に、思わぬ形で彼に厄介になる。
名(迷)台詞
搭乗機体
脚注
- ↑ なお、拒否した場合は即座に死刑台送りとなる旨の刑執行書を提示されていた。