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== チューリップ(Chulip) ==
 
== チューリップ(Chulip) ==
『[[機動戦艦ナデシコ]]』の「[[木連]]([[木星蜥蜴]])」が使用する時間・空間転移装置(転移を[[ボソンジャンプ]]、木連の人間は「跳躍」と呼ぶ)。チューリップに使われている構成物を解析し、同じ組成の物を人工的に作り出したのがチューリップクリスタルである。
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『[[機動戦艦ナデシコ]]』の「[[木連]]([[木星蜥蜴]])」が使用する時間・空間転移装置(転移を[[ボソンジャンプ]]、木連の人間は「跳躍」と呼ぶ)。<ref>チューリップに使われている構成物を解析し、同じ組成の物を人工的に作り出したのが「チューリップクリスタル」である。</ref>名称は「'''C'''ellular '''H'''angover from '''U'''nkown '''L'''abyrinthine '''I'''ntelligence of '''P'''rehistorical age」の[[略語|略称]]で、「'''先史時代の謎めいた未知の知性が残した細胞質の遺跡'''」を意味する。
チューリップの名は、「'''C'''ellular '''H'''angover from '''U'''nkown '''L'''abyrinthine '''I'''ntelligence of '''P'''rehistorical age」の略称で、「'''先史時代の謎めいた未知の知性が残した細胞質の遺跡'''」を意味する。
 
  
チューリップが花咲から間開きし、転移先にチューリップなどの装置があればどこでも物体を転移することが可能。また、間開きした内部は高重力とボース粒子が蔓延しており、生物はボソン処置を施さないと転移できず圧死・消滅する。これを利用してチューリップから物体を吸い込んで消滅させることも可能。蔓を使った攻撃を仕掛けることもできる。
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チューリップが花咲から間開きし、転移先にチューリップなどの装置があればどこでも物体を転移する事が可能。また、間開きした内部は高重力とボース粒子が蔓延しており、生物はボソン処置を施さないと転移できず、圧死・消滅する。これを利用して、チューリップから物体を吸い込んで消滅させる事も可能。蔓を使った攻撃を仕掛ける事もできる。
  
地球側は当初チューリップを輸送ポッドだと思っており、第一次火星会戦で撃墜したチューリップが火星に落下したことが、火星都市壊滅の原因である。作中では[[ナデシコ]]が火星でチューリップに飛び込み、8ヶ月後の地球に転移した。
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地球側は当初チューリップを「輸送ポッド」だと思っていた。また、[[第1次火星会戦]]で撃墜したチューリップが[[火星]]の地表に落下した事が、[[テンカワ・アキト]]の故郷ユートピアコロニー壊滅の原因である。
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作中では第7話「いつかお前が『歌う詩』」にて[[ナデシコ]]が火星でチューリップの中に飛び込み、第8話「温めの『冷たい方程式』」に「8ヶ月後の[[地球]]」に転移した。また、第9話「奇跡の作戦『キスか?』」では、[[ムネタケ・サダアキ]]によって「地球上には2637個ものチューリップが存在している」事が説明されている。
  
 
== スパロボシリーズでの扱い ==
 
== スパロボシリーズでの扱い ==
マップの一部やアイコンとして登場することはあるが、ユニットとして登場していない。原作同様にナデシコが火星で飛び込むが、時差については描写されない作品もある。転移してきたナデシコがマップ上に増援として現れる場合はチューリップから木星蜥蜴と共に現れるという展開になるが、『A』ではチューリップがマップの一部やアイコンとして登場しないので、何もない場所へ転移してくる。
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マップの一部やアイコンとして登場することはあるが、ユニットとして登場していない。原作同様にナデシコが火星のチューリップに飛び込むが、時差については描写されない作品もある。転移してきたナデシコがマップ上に増援として現れる場合はチューリップから木星蜥蜴と共に現れるという展開になるが、『[[スーパーロボット大戦A|A]]』ではチューリップがマップの一部やアイコンとして登場しないので、何も無い場所へ転移してくる。
  
 
== 関連する用語 ==
 
== 関連する用語 ==
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:ボソンジャンプによるジャンプ(転移)先へイメージフィードバックを正確にできる人間。
 
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2016年3月14日 (月) 20:35時点における版

チューリップ(Chulip)

機動戦艦ナデシコ』の「木連木星蜥蜴)」が使用する時間・空間転移装置(転移をボソンジャンプ、木連の人間は「跳躍」と呼ぶ)。[1]名称は「Cellular Hangover from Unkown Labyrinthine Intelligence of Prehistorical age」の略称で、「先史時代の謎めいた未知の知性が残した細胞質の遺跡」を意味する。

チューリップが花咲から間開きし、転移先にチューリップなどの装置があればどこでも物体を転移する事が可能。また、間開きした内部は高重力とボース粒子が蔓延しており、生物はボソン処置を施さないと転移できず、圧死・消滅する。これを利用して、チューリップから物体を吸い込んで消滅させる事も可能。蔓を使った攻撃を仕掛ける事もできる。

地球側は当初チューリップを「輸送ポッド」だと思っていた。また、第1次火星会戦で撃墜したチューリップが火星の地表に落下した事が、テンカワ・アキトの故郷ユートピアコロニー壊滅の原因である。

作中では第7話「いつかお前が『歌う詩』」にてナデシコが火星でチューリップの中に飛び込み、第8話「温めの『冷たい方程式』」に「8ヶ月後の地球」に転移した。また、第9話「奇跡の作戦『キスか?』」では、ムネタケ・サダアキによって「地球上には2637個ものチューリップが存在している」事が説明されている。

スパロボシリーズでの扱い

マップの一部やアイコンとして登場することはあるが、ユニットとして登場していない。原作同様にナデシコが火星のチューリップに飛び込むが、時差については描写されない作品もある。転移してきたナデシコがマップ上に増援として現れる場合はチューリップから木星蜥蜴と共に現れるという展開になるが、『A』ではチューリップがマップの一部やアイコンとして登場しないので、何も無い場所へ転移してくる。

関連する用語

ボソンジャンプ
ボース粒子によるジャンプ(転移)。
A級ジャンパー
ボソンジャンプによるジャンプ(転移)先へイメージフィードバックを正確にできる人間。
ディストーションフィールド
高出力のフィールドならば、通常の人間でもイメージフィードバックによりジャンプ(転移)可能。

脚注

  1. チューリップに使われている構成物を解析し、同じ組成の物を人工的に作り出したのが「チューリップクリスタル」である。