「ティータイム」の版間の差分

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:OG外伝にて。紅茶好きの彼らしからぬ行動に、[[リルカーラ・ボーグナイン|カーラ]]は「何か弱みでも握られたの?」と勘繰る。[[ツグミ・タカクラ|ツグミ]]の腹黒疑惑が俄かに高まった瞬間。
 
:OG外伝にて。紅茶好きの彼らしからぬ行動に、[[リルカーラ・ボーグナイン|カーラ]]は「何か弱みでも握られたの?」と勘繰る。[[ツグミ・タカクラ|ツグミ]]の腹黒疑惑が俄かに高まった瞬間。
 
;「フッ…いい味だな、少尉の入れてくれた紅茶は」<br />「心にまで…染み渡る」
 
;「フッ…いい味だな、少尉の入れてくれた紅茶は」<br />「心にまで…染み渡る」
:前述のシーンを締めるレーツェルの台詞。いつもと変わらない調子ではあったが、やはり過去を割り切る事など出来ないのだろう…。な他にもティータイムはあるのだが、最もシリアスかつ重苦しい雰囲気となったのは、レーツェルがユウとカーラに自らの過去を語るこのシーンであった。お、このレーツェルの過去を聞いたユウとカーラはアーチボルドへさらに憎悪を抱く事となる。
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:前述のシーンを締めるレーツェルの台詞。いつもと変わらない調子ではあったが、やはり過去を割り切る事など出来ないのだろう…。数あるティータイムの描写の中でも最もシリアスかつ重苦しい雰囲気となったのは、レーツェルがユウとカーラに自らの過去を語るこのシーンであった。このレーツェルの過去を聞いたユウとカーラはアーチボルドへさらに憎悪を抱く事となる。
  
 
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2016年2月14日 (日) 01:10時点における版

ティータイム(Tea time)

忙しい日常の合間の貴重な余暇時間に、お菓子などと共に紅茶を楽しむ習慣のこと。

転じて、スパロボでは「紅茶王子」ことユウキ・ジェグナンの代名詞ともなっている行動のこと。更に転じて、シャッフルバトラーにおいて彼が搭乗している全ての機体に採用されている特殊能力

特殊能力「ティータイム」

シャッフルバトラーにおいてユウキが搭乗しているカードは全て、特殊能力として「ティータイム」が採用されている。効果としては高いものではないが、OGSへの登場を契機に紅茶好きとしての認知度が一段と高まった彼に敬意を表しての、スタッフのささやかな遊び心と思われる。

元々彼の紅茶へのこだわりは一部でクスハ汁と並び称される程際立ったネタであり、こちらも同名のアイテムがひどい味という但し書き付きで「無限のフロンティア」に登場するなどしているが、概ね同程度のネタと考えてよいだろう。

実装されているカードは以下の通り。

No.61 ヒュッケバインMk-III・タイプR
No.65 ヒュッケバインガンナー・タイプR
No.67 ヒュッケバインボクサー・タイプR
No.164 ラーズアングリフ・レイブン

※参考:ユニットカード一覧

効果は、PS2内の時計で以下の時間(ティータイム)に戦闘した場合に限り、機体のATK、SPDが+4される。

  • 07:00~07:30
  • 08:00~08:30
  • 11:00~11:15
  • 12:00~13:00
  • 16:00~17:30
  • 18:00~19:00
  • 20:00~22:00
  • 23:00~24:00

なお、時間帯が8つもあるのはゲームバランス的な観点ではなく、日に8回時間を取るのが本場流であるからだと思われる(後述)。αでの初登場時には「3時の紅茶は欠かさない」という謳い文句で登場した彼だが、この特殊能力を見る限り、3時以外にも紅茶を嗜むという本場のしきたりはきちんと理解しているのであろう。

紅茶のたしなみ

ダージリン

インド東北・ヒマラヤ山脈の麓に位置するダージリン地方で生産される紅茶。標高1000m~2000mの同地方で育つ茶葉は空気中から多数の水分を吸収できるため、「マスカットフレーバー」とも呼ばれる非常に香り高い上質の紅茶に仕上がり、世界三大紅茶の一つに数えられている。その味わいは「紅茶のシャンパン」とも称され、ユウキも認める「紅茶の王様」である。

アッサム

前述のダージリン、及びニルギリと並んでインド三大紅茶と称される品種。元々が中国種であるダージリンとは異なり、こちらはインド最東部・アッサム地方の原産。ダージリンに比べ茶葉が大きいため味がよく出て、またこくと甘みが強い。このためミルクをたっぷり入れて飲むのが最も美味と言われているが、この茶葉の特徴でもある深い紅色を好むアーチボルドはそのまま飲んでいるようである。余談だが、守護騎士アッサームの名前の元ネタでもある。

セイロンティー

紅茶の有名な産地であるスリランカは1972年までセイロン島と呼ばれていたが、それに因んで、スリランカ産の紅茶は今日でもセイロンティーと呼ばれることが多い。ウバ、ヌワラエリヤ、ディンブラ、キャンディ、ルフナの5種類が有名だが、中でも爽やかなメントール臭が特徴のウバ茶は、前述のダージリン、及び中国産のキームンと並んで世界三大紅茶の一つに数えられている。こちらは守護騎士セイロームの名前の元ネタ。

FTGFOP

Fine Tippy Golsen Flowely Orenge Pekoの略。紅茶のグレードの1つで、要するに最上級の意。OP→FOP→TGFOP→FTGFOPと、文字が増える都度グレードが増していくと考えて概ね問題ない。尚、このグレードは必ずしもダージリンの最高級品に限定されるものではなく、その他の紅茶(前述のアッサム等)に対してもこのグレードが用いられる茶葉はある。

本場のティータイム

前述の通り、紅茶の本場・イギリスでは日に8回程度紅茶を嗜む時間が設けられている(全ての英国人がきっちり守っているわけではないだろうが、どれほど忙しくてもどこか1回では必ず飲めるようにという意味もあるらしい。紅茶がそれだけ身近なものということだろう)。下記を見ると、概ね前述の時間帯と対応関係にあることが分かる。

Early Tea
目覚めてすぐ飲むお茶。
Breakfast Tea
朝食と一緒に飲むお茶。
Morning Tea
仕事の合間に飲むお茶。Morningとはいうものの、大体11時頃らしい。
Middy Tea
午後のティータイム。
Afternoon Tea
休日の午後3~4時に飲むお茶。スコーンなど、大量のお菓子がお茶受けにつく場合が多い。一般にイメージの強い「優雅なお茶タイム」はこれを指している場合が多く、ユウキの元々の設定もアフタヌーン・ティーを念頭に置いたものだと思われる。
High Tea
仕事や学校から帰った家族のために出すお茶。ちなみに「High」は子供用の「ハイバックチェアー」に由来している。
After Dinner Tea
夕食後の家族団欒の時に飲むお茶。
Night Tea
就寝前に飲むお茶。

紅茶好きの人々の名言

「お嬢様、お茶が入りました。本日はロシアンティーでございますぞ」
64の主人公の1人、マナミ・ハミルの執事ローレンスの台詞。ちなみにマナミのOPテロップが終わった直後、作中一番最初の台詞である。開発時期が重なっているαの紅茶王子とはじつに対照的。
「…ん?すまない、ティータイムだ。では、いつかまた、どこか出会える日を楽しみにしている」
αのユウEDにて。ティータイムがきたからEDを終わらせたのもこの男くらいのものであろう。
ギャリソン「皆さん、お茶の準備が出来ましたがいかがいたします?」
宙「おいおい、ギャリソンさん。この非常時に優雅な事、言ってくれるぜ」
ギャリソン「こういう時こそ落ち着く事が必要と思いましてね。とっておきの紅茶を用意しました」「こちらは究極の紅茶と言われるダージリンのFTGFOPです」
第2次αにて。紅茶王子の存在のために霞みがちだが、スパロボにおいて初めてFTGFOPを供したのは、万事にそつのない万能執事・ギャリソン時田である。
「……では、少佐。ティーカップは紅茶を注ぐ前に温めておくことをお勧めします」
「駐留地で新鮮な水を得たとは言え、ここの水質は硬水。茶葉からの抽出力がやや低いのです」
「……にも関わらず、『ポットのための一杯』を余分に急須へいれるのを忘れています」
OG2にて、王子の紅茶へのこだわり・その1。アーチボルドに対し紅茶の淹れ方を述べる。
「ああ。僕はこの紅茶が好きなんですよ。……血の色に似ていますからね」
上記の後、なぜアッサムを選んだのかと問う王子へのアーチボルドの返答。
カーラ「農場もあるみたいだし、紅茶の葉っぱを栽培してるかもよ?」
ユウキ「……天日で育っていない物は邪道だ」
OG2にて、王子の紅茶へのこだわり・その2。アースクレイドル内部でのカーラとの会話だが、ユウにとっては室内栽培は邪道のようである。
「では、スイーツに合わせて俺が淹れた紅茶も味わっていただこう」
「そう…まずは香りを楽しんでくれ。そして、次は色合いを……。そうすれば、心が落ち着いてくる」
「産地であるヒマラヤ山岳地帯の景色がまぶたの裏に浮かんでくる……」
「そうして初めて、"紅茶のシャンパン"を堪能することが出来るのだ」
OG2にて、王子の紅茶へのこだわり・その3。ホワイトスター決戦前の食事会イベントでのセリフ。最初の台詞以降はOGSで追加されたものであり、更にOGSではこの瞬間のためにティーカップを持ったグラフィックが用意されている
カーラ「ふ~う、終わった終わった。コーヒーブレイクにしよっと」
ユウキ「違う、ティータイムだ」
OGSの中断メッセージより、王子の紅茶へのこだわり・その4。コーヒーブレイクという言葉すら許さないのが紅茶王子たる所以か。コーヒーも嫌いなのだろうか?
ユウキ「…待て、何をしている?」
カーラ「待てって…見ての通り」
カーラ「ティーバッグで紅茶を作っている」
ユウキ「や、やめろ。紅茶を淹れるなら、きちんと手順を踏んで…」
上記の中断メッセージの続きで、王子の紅茶へのこだわり・その5。ティーバッグで淹れた紅茶など言語道断のようだ。しかし、いくらなんでも動揺し過ぎである。
なお、コーヒーブレイクと言いつつ、きっちり紅茶を作った辺り、カーラもユウの影響を受けている模様。
「FTGFOP……最高級のダージリンだ。それにあれは、補給でテスラ研へ立ち寄った時、タカクラチーフに全て譲った
OG外伝にて。紅茶好きの彼らしからぬ行動に、カーラは「何か弱みでも握られたの?」と勘繰る。ツグミの腹黒疑惑が俄かに高まった瞬間。
「フッ…いい味だな、少尉の入れてくれた紅茶は」
「心にまで…染み渡る」
前述のシーンを締めるレーツェルの台詞。いつもと変わらない調子ではあったが、やはり過去を割り切る事など出来ないのだろう…。数あるティータイムの描写の中でも最もシリアスかつ重苦しい雰囲気となったのは、レーツェルがユウとカーラに自らの過去を語るこのシーンであった。このレーツェルの過去を聞いたユウとカーラはアーチボルドへさらに憎悪を抱く事となる。

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