「巨神ゴーグ」の版間の差分

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サモア諸島東南2000キロ「[['''オウストラル島''']]」。地図からその名を消去された島の秘密を探るべく田神悠宇(たがみ ゆう)は、亡き父の遺志を継ぎ、冒険の旅に出る。
 
サモア諸島東南2000キロ「[['''オウストラル島''']]」。地図からその名を消去された島の秘密を探るべく田神悠宇(たがみ ゆう)は、亡き父の遺志を継ぎ、冒険の旅に出る。
  
父の友人ドクター・ウェィブとその妹ドリス、ウェイブの友人で「船長」と名乗る男の手を借り、島に向かう悠宇を、巨大複合企業「GAIL(ガイル)」とレイディ・リンクス率いるギャング団「クーガー・コネクション」が狙う。
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父の友人ドクター・ウェィブとその妹ドリス、ウェイブの友人で「船長」と名乗る男の手を借り、島に向かう悠宇を、巨大複合企業「'''GAIL'''(ガイル)」とレイディ・リンクス率いるギャング団「'''クーガー・コネクション'''」が狙う。
  
 
ようやく島に降り立った悠宇たちだが、突然、謎の怪物に襲われる。絶体絶命と思った時、目の前に青い巨人のようなロボットが現われ怪物を破壊、悠宇を救う。初めて出会う人智を越えた存在にも関わらず、何故か暖かさと懐かしさを感じる悠宇。
 
ようやく島に降り立った悠宇たちだが、突然、謎の怪物に襲われる。絶体絶命と思った時、目の前に青い巨人のようなロボットが現われ怪物を破壊、悠宇を救う。初めて出会う人智を越えた存在にも関わらず、何故か暖かさと懐かしさを感じる悠宇。

2015年8月20日 (木) 20:51時点における版

概要

ガンダムシリーズ』のキャクターデザイナーとしても知られる安彦良和氏が原作・監督・キャラクターデザインを手掛けたSFジュブナイルアニメ。タイトルは「ジャイアントゴーグ」と読む。

敵と戦うという目的ではなくあくまで作品世界の謎を突き止めることに比重を置いているのが特徴。そのため戦闘シーンも非常に少ない。

ストーリー

サモア諸島東南2000キロ「'''オウストラル島'''」。地図からその名を消去された島の秘密を探るべく田神悠宇(たがみ ゆう)は、亡き父の遺志を継ぎ、冒険の旅に出る。

父の友人ドクター・ウェィブとその妹ドリス、ウェイブの友人で「船長」と名乗る男の手を借り、島に向かう悠宇を、巨大複合企業「GAIL(ガイル)」とレイディ・リンクス率いるギャング団「クーガー・コネクション」が狙う。

ようやく島に降り立った悠宇たちだが、突然、謎の怪物に襲われる。絶体絶命と思った時、目の前に青い巨人のようなロボットが現われ怪物を破壊、悠宇を救う。初めて出会う人智を越えた存在にも関わらず、何故か暖かさと懐かしさを感じる悠宇。

島の住民から「神の使い」と呼ばれる「巨人ゴーグ」の導きのもと、GAILの戦闘部隊の追撃を躱しながら悠宇が辿りついたのは、地下深くに隠されていた異星文明の遺跡と、3万年の眠りから目覚めた異星人との出会いだった。

登場人物

主人公と仲間たち

田神悠宇
主人公。13歳の少年。
ドリス・ウェイブ
ヒロイン。14歳の少女。
トム・ウェイブ
ドリスの兄の考古学者。
船長
貨物船の船長。本名は不明。

ゲリラ

アロイ
ゲリラの少年。旧オウストラル島出身。
サラ
アロイのガールフレンド。
トメニク
ゲリラのメンバー。
ホツマツア
ゲリラの指導者。

GAIL

ロッド・バルボア
ロイの孫。オウストラル島支社長。
ロイ・バルボア
大企業「GAIL」の会長。
サミュエル・ゴトー
GAILの旧オウストラル島支社長。
オドンネル
GAILから派遣された軍人。
Dr.ヘッケル
古代文明を研究する博士。

クーガー・コネクション

レイディ・リンクス
マフィア「クーガー・コネクション」のボス。
デヴィ
マフィアの一人。

異星人

マノン
異星人の指導者。
ゼノン
ゴーグの本来の主。
マシウス・デ・ル・マドゥ
ゼノンの親友。

登場メカ

巨神 / ガーディアン

ゴーグ
悠宇が乗る巨大ロボット。
マノン・ゴーグ / マノン・ガーディアン
マノン専用機。ゴーグと同タイプ。
ラブル・ガーディアン
量産タイプの巨大ロボット。

GAILのメカ

エクスワイアー
GAILの主力戦車。
バッソー
GAILの攻撃ヘリ。
ダイノソア
GAILの採掘作業機械。

その他

クラゲ型メカ
巨大なクラゲ型ロボット。
キャリア・ビーグル
水陸両用戦闘車両。

用語

オウストラル島
南太平洋にある火山島。旧島と新島からなる。
GAIL
国際的な巨大企業。

楽曲

オープニングテーマ
「輝く瞳 <bright eyes>」
エンディングテーマ
「BELIEVE IN ME,BELIEVE IN YOU <君を信じてる>」

登場作と扱われ方

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦BX
初登場作品。


主要スタッフ

制作
サンライズ(第4スタジオ)
原作・監督・キャラクターデザイン
安彦良和
メカニックデザイン
佐藤元
永野護
音楽
萩田光雄

余談

  • 当初は1983年秋からの放送を予定していたがスポンサー側の都合により半年間延期され、放送開始時点で最終話の制作にすでに取り掛かっていたという逸話を持つ。結果として通常のTVアニメよりも制作期間に大幅な余裕が生まれため、ほぼ全ての回において安彦良和氏が作画監督を務めることとなった(安彦氏の非担当回は土器手司氏による3話分のみ)。故に作画のぶれが殆ど無く、安彦氏による厳しい作画チェックと合わせて当時のTVシリーズアニメとしては破格とも言える高い作画クオリティを全話を通して維持することが出来た。