「エルネスティ・エチェバルリア」の版間の差分
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== 概要 == | == 概要 == | ||
− | 現代日本から[[異世界]] | + | 現代日本から[[異世界]]への転生者。通称は「エル」。背丈は小柄で、容姿も女性と見間違うほどの美少年。 |
− | + | 前世では28歳の凄腕プログラマーである「倉田翼」という青年だったが、事故に遭い命を落とし、剣や魔法、そして[[幻晶騎士]](シルエットナイト)という巨大ロボットが存在する別世界の人間へと生まれ変わった。フレメヴィーラ王国のエチェバルリア家で誕生した彼は前世での記憶・知識を引き継いでおり、日本ではプラモデル製作などを趣味としていたため、異世界で本当に巨大ロボットが運用されていることに驚愕・歓喜する。 | |
− | + | その頭脳は[[天才]]的で、王国のライヒアラ騎操士学園に入学後は、自身の知識を生かして幻晶騎士の開発・改修を推し進め、新たな機体を作り出したりと王国における兵器の技術革新を行い、様々な功績から国王直属の「銀鳳騎士団」団長にまで就任する。幼少から[[魔法]]の鍛錬を行っている為、上級魔法を難なく使いこなす<ref>作中での魔法の仕組みはプログラミングに似た部分があり、そこに前世の知識を組み合わせて魔法術式の改造や効率化を図っている。</ref>他、幻晶騎士操縦の腕も高い。 | |
− | + | なお、小柄な体格ゆえに通常の幻晶騎士の操縦席では操縦桿等に手足が届かず、上手く操縦できなかった。それならばと自分の体格に合った操縦席を持った機体を作って夢である巨大ロボットに乗ろうとした結果、国家事業である幻晶騎士の開発を引き受け、特注機体のイカルガなどを生み出すことになった。 | |
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+ | しかし、自身の興味に没頭するあまり暴走しがちな面もあり、周囲からは呆れられたり、まるで狂人のように思われて引かれてしまうこともある。また革新的な技術を幾つも生み出しているものの、開発した機体はコンセプト優先で荒削りな部分が多々あり、「[[量産型|量産を前提とした兵器]]」としてブラッシュアップするにはその方面に長けた技術者のノウハウが必要となる。 | ||
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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:父親。ライヒアラ騎操士学園の教師。 | :父親。ライヒアラ騎操士学園の教師。 | ||
;セレスティナ・エチェバルリア | ;セレスティナ・エチェバルリア | ||
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=== ライヒアラ騎操士学園 === | === ライヒアラ騎操士学園 === | ||
;[[アーキッド・オルター]]、アデルトルート・オルター | ;[[アーキッド・オルター]]、アデルトルート・オルター | ||
− | : | + | :幼馴染の双子の兄妹。エルから魔法の手ほどきを受けた弟子でもある。 |
;エドガー・C・ブランシュ、ディートリヒ・クーニッツ、ヘルヴィ・オーバーリ | ;エドガー・C・ブランシュ、ディートリヒ・クーニッツ、ヘルヴィ・オーバーリ | ||
:騎操士学科の先輩達。 | :騎操士学科の先輩達。 | ||
;バトソン・テルモネン、ダーヴィド・ヘプケン | ;バトソン・テルモネン、ダーヴィド・ヘプケン | ||
− | : | + | :ドワーフ族の友人と先輩。エルの無茶によく付き合わされる被害者であり共犯者。 |
=== フレメヴィーラ王国 === | === フレメヴィーラ王国 === | ||
;アンブロシウス・タハヴォ・フレメヴィーラ | ;アンブロシウス・タハヴォ・フレメヴィーラ | ||
− | : | + | :国王。彼が退位した際に専用機を作り、進呈する。 |
;エムリス・イェイエル・フレメヴィーラ | ;エムリス・イェイエル・フレメヴィーラ | ||
− | : | + | :アンブロシウスの孫。祖父の依頼に便乗しエルに専用機開発を依頼した。 |
;クヌート・ディクスゴード | ;クヌート・ディクスゴード | ||
:宰相。エルの理解者となり、彼を支援する。 | :宰相。エルの理解者となり、彼を支援する。 | ||
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== 余談 == | == 余談 == | ||
*原作Web版・書籍版とアニメ版とで描写にいくつか変更がある。 | *原作Web版・書籍版とアニメ版とで描写にいくつか変更がある。 | ||
− | ** | + | **Web版では前世は関西圏の出身とされており、心の声では関西弁で喋っていたが、書籍化の際に心の声も標準語に変更。Web版も物語が進む毎に関西弁描写もフェードアウトしていった。 |
**Web版・書籍版では「転生」の文字通り、赤ん坊時代から物語がスタートしたが、アニメ版では少年期に幻晶騎士を見たのを機に前世の記憶を思い出す描写となっている。 | **Web版・書籍版では「転生」の文字通り、赤ん坊時代から物語がスタートしたが、アニメ版では少年期に幻晶騎士を見たのを機に前世の記憶を思い出す描写となっている。 | ||
*異世界の技術・知識を持ち出して兵器関連の技術革新をもたらしたキャラクターという共通点を持ちながらも、性格としては真逆となる[[ショット・ウェポン]]と比較して語られる事が多い。携わった兵器の劇中での扱いも、[[オーラマシン]]は戦乱を拡大させる元凶、幻晶騎士は大量破壊兵器や自然災害に対する抑止力と、二人の性格面が多大に影響している。 | *異世界の技術・知識を持ち出して兵器関連の技術革新をもたらしたキャラクターという共通点を持ちながらも、性格としては真逆となる[[ショット・ウェポン]]と比較して語られる事が多い。携わった兵器の劇中での扱いも、[[オーラマシン]]は戦乱を拡大させる元凶、幻晶騎士は大量破壊兵器や自然災害に対する抑止力と、二人の性格面が多大に影響している。 |
2021年7月12日 (月) 12:47時点における版
エルネスティ・エチェバルリア | |
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登場作品 | ナイツ&マジック |
声優 |
高橋李依 阪口大助(倉田翼) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦30 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
本名 |
エルネスティ・エチェバルリア 倉田翼(前世) |
愛称 | エル |
種族 |
異世界人 地球人(前世) |
性別 | 男 |
年齢 |
16歳 28歳(前世での享年) |
所属 | フレメヴィーラ王国 |
役職 | 銀鳳騎士団団長 |
エルネスティ・エチェバルリアは『ナイツ&マジック』の主人公。
概要
現代日本から異世界への転生者。通称は「エル」。背丈は小柄で、容姿も女性と見間違うほどの美少年。
前世では28歳の凄腕プログラマーである「倉田翼」という青年だったが、事故に遭い命を落とし、剣や魔法、そして幻晶騎士(シルエットナイト)という巨大ロボットが存在する別世界の人間へと生まれ変わった。フレメヴィーラ王国のエチェバルリア家で誕生した彼は前世での記憶・知識を引き継いでおり、日本ではプラモデル製作などを趣味としていたため、異世界で本当に巨大ロボットが運用されていることに驚愕・歓喜する。
その頭脳は天才的で、王国のライヒアラ騎操士学園に入学後は、自身の知識を生かして幻晶騎士の開発・改修を推し進め、新たな機体を作り出したりと王国における兵器の技術革新を行い、様々な功績から国王直属の「銀鳳騎士団」団長にまで就任する。幼少から魔法の鍛錬を行っている為、上級魔法を難なく使いこなす[1]他、幻晶騎士操縦の腕も高い。
なお、小柄な体格ゆえに通常の幻晶騎士の操縦席では操縦桿等に手足が届かず、上手く操縦できなかった。それならばと自分の体格に合った操縦席を持った機体を作って夢である巨大ロボットに乗ろうとした結果、国家事業である幻晶騎士の開発を引き受け、特注機体のイカルガなどを生み出すことになった。
しかし、自身の興味に没頭するあまり暴走しがちな面もあり、周囲からは呆れられたり、まるで狂人のように思われて引かれてしまうこともある。また革新的な技術を幾つも生み出しているものの、開発した機体はコンセプト優先で荒削りな部分が多々あり、「量産を前提とした兵器」としてブラッシュアップするにはその方面に長けた技術者のノウハウが必要となる。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦30
- 初登場作品。担当声優の高橋李依氏は今作でSRW初出演。
人間関係
家族
- ラウリ・エチェバルリア
- 祖父。ライヒアラ騎操士学園の学長。
- マティアス・エチェバルリア
- 父親。ライヒアラ騎操士学園の教師。
- セレスティナ・エチェバルリア
- 母親。幼少時のエルに魔法の手ほどきを行った。容姿はエルによく似ている。
ライヒアラ騎操士学園
- アーキッド・オルター、アデルトルート・オルター
- 幼馴染の双子の兄妹。エルから魔法の手ほどきを受けた弟子でもある。
- エドガー・C・ブランシュ、ディートリヒ・クーニッツ、ヘルヴィ・オーバーリ
- 騎操士学科の先輩達。
- バトソン・テルモネン、ダーヴィド・ヘプケン
- ドワーフ族の友人と先輩。エルの無茶によく付き合わされる被害者であり共犯者。
フレメヴィーラ王国
- アンブロシウス・タハヴォ・フレメヴィーラ
- 国王。彼が退位した際に専用機を作り、進呈する。
- エムリス・イェイエル・フレメヴィーラ
- アンブロシウスの孫。祖父の依頼に便乗しエルに専用機開発を依頼した。
- クヌート・ディクスゴード
- 宰相。エルの理解者となり、彼を支援する。
ジャロウデク王国
- オラシオ・コジャーソ
- ジャロウデクの天才技術者。エルに並ぶ頭脳の持ち主でライバル的存在。
搭乗機体
- トイボックス
- 自身が開発した実験機。
- イカルガ
- 自身が開発した専用機。
余談
- 原作Web版・書籍版とアニメ版とで描写にいくつか変更がある。
- Web版では前世は関西圏の出身とされており、心の声では関西弁で喋っていたが、書籍化の際に心の声も標準語に変更。Web版も物語が進む毎に関西弁描写もフェードアウトしていった。
- Web版・書籍版では「転生」の文字通り、赤ん坊時代から物語がスタートしたが、アニメ版では少年期に幻晶騎士を見たのを機に前世の記憶を思い出す描写となっている。
- 異世界の技術・知識を持ち出して兵器関連の技術革新をもたらしたキャラクターという共通点を持ちながらも、性格としては真逆となるショット・ウェポンと比較して語られる事が多い。携わった兵器の劇中での扱いも、オーラマシンは戦乱を拡大させる元凶、幻晶騎士は大量破壊兵器や自然災害に対する抑止力と、二人の性格面が多大に影響している。
商品情報
- ↑ 作中での魔法の仕組みはプログラミングに似た部分があり、そこに前世の知識を組み合わせて魔法術式の改造や効率化を図っている。