「上条当麻」の版間の差分

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:ネタ要素も強く、ファンの間では略して「そげぶ」と称される(本人は作中では「ゲンコロ」と略している)。
 
:ネタ要素も強く、ファンの間では略して「そげぶ」と称される(本人は作中では「ゲンコロ」と略している)。
 
:また、この時の決め技として幻想殺しの右手で殴りつけノックアウトする攻撃は、相手が男でも女でも容赦なく顔面を殴り抜くことから「男女平等パンチ」などとも称され、一方通行や浜面仕上などの他の主人公格も使用していたりする。
 
:また、この時の決め技として幻想殺しの右手で殴りつけノックアウトする攻撃は、相手が男でも女でも容赦なく顔面を殴り抜くことから「男女平等パンチ」などとも称され、一方通行や浜面仕上などの他の主人公格も使用していたりする。
;「熱膨張って知ってるか?」
 
:「とある魔術の禁書目録」第17巻作中での台詞。
 
:ある場面で拳銃を持った敵と対峙した際に当麻がとった行動で、熱々の紅茶を相手に浴びせ、怯んで拳銃を取り落とした所で拳銃を奪い、さらにそれをバケツ一杯の沸騰したコーヒーの中に漬け込む、というもの。
 
:戦意を失わない敵は再び拳銃を奪い返し、当麻に向かって発砲。しかし弾は発射されず敵は困惑する。そこでこの上記の台詞を発する。さらに当麻は「物体は過熱すると体積を変える!銃のパーツだって似たようなモンだ!熱湯の中に漬け込んでりゃ、細かいパーツの一つや二つは歪んじまうだろ!!」と台詞を続ける。
 
:自身が不利な状況を秘策によって乗り越え一気に形勢逆転したストーリー的にも盛り上がるシーンなのだが、非常に回りくどい上に'''火薬を扱う銃が熱湯を浸けた程度で動作不良を起こす訳がないだろ'''という、銃器に関して特に知識がなくとも誰もがツッコミをいれたくなるトンデモ理論が展開される。
 
:「熱膨張」という単語のインパクトもあってか、トンデモ理論が度々登場する禁書シリーズの中でも屈指の迷台詞として様々な場所でネタにされており、前述の「そげぶ」と合わせて「ねぼし」と略される。
 
  
 
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==

2018年3月1日 (木) 02:04時点における版

上条当麻
読み かみじょう とうま
外国語表記 Kamijo Toma
登場作品

とある魔術の電脳戦機

  • とある魔術の禁書目録(原作)
声優 阿部敦
デザイン はいむらきよたか(原作小説)
田中雄一(アニメ版)
種族 地球人(日本人)
性別
星座 みずがめ座
年齢 15歳
身長 168 cm
所属 科学サイド(学園都市)
学年 1年生
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概要

「とある魔術の禁書目録」の主人公

学園都市のとある高校に通う高校1年生の男子。右手に宿った「幻想殺し」の力で、ありとあらゆる異能を打ち消すことが可能。

「ツンツン頭」と称される特徴的な髪型以外は至って平凡な容姿。厄介事を嫌うやや怠惰な性格で、何事もなく平穏無事に過ごせることを願って止まない。しかし、類い稀なる不幸体質により常に何らかの不運に見舞われる運命にあり、女難関係のトラブルに巻き込まれることも多いなど、かなりの苦労人でもある。一方で、性根は優しく強い正義感の持ち主でもあり、なんだかんだと言って困っている人を放っておけないお人好しかつ世話焼きなため、結局自分から厄介事に首を突っ込んでしまうことも少なくない。また、鋼の如き強靭な精神力でどれほど悲惨な目に遭おうとも、決して前に進むことを諦めない不屈さを発揮することもあるなど、一度決めたことへの行動力と意志の強さは常人の域を超えている。

少々喧嘩が強いのと限定的な幻想殺しの力しか持たない身にも関わらず、その心の強さで圧倒的に実力の勝る相手を何度も打ち破って逆転勝利しており、その在り方は学園都市トップのアレイスター・クロウリーをして「正しくヒーロー」と言わしめさせた。また、多くの女性キャラクターがその心根に惹かれるが、本人がその方面に鈍感な上に女難の多さからモテているという自覚がないため、周囲を嫉妬させたりやきもきさせたりしてばかりいる罪作りな男でもある。

不幸体質

上条当麻という人間を語る上で決して外すことの出来ない重要な要素の一つ。その名の通りとにかく運が悪く、幼少の頃からトラブルに巻き込まれてばかりいたため、現在の性格になったのもこれによって苦労させられてきたことが大きい。主にギャグパートやお色気シーンの演出で表現されることが多いが、その実当麻が学園都市に入る切っ掛けを作った元凶であり、過去には余りの運の悪さから普通の生活が送れなくなるほどの事態に陥ったこともあった。そのため、割りとガチで当麻の人生を狂わせてきた業の深い代物だったりする。舞い込んでくるトラブルには女難も多く、ラッキースケベの誘発などは男冥利という意味では不幸ばかりではないものの、結局酷い目に遭わされる。作中では、常人なら大なり小なり持っているはずの幸運の補正を「幻想殺し」の存在が打ち消してしまっているからではないか、と推測されている。

幻想殺し(イマジンブレイカー)

当麻の右腕に宿っているありとあらゆる異能を打ち消し無効化する能力。学園都市からは「レベル0(無能力者)」の判定を下されている通り、制限が多くとても強力なものとは言えない。まず発動のためには異能の起こした事象に右手で「直接触れる」必要があり、効果範囲が非常に狭く、相手への接近を強いられることとなる。また、「異能の力で飛ばされてきた物体」「異能による破壊が引き起こした爆発」などの二次的なものを防ぐことは出来ず、異能による攻撃であったとしても、莫大な出力が断続的に襲い掛かってくるようなパターンの攻撃(極太のレーザーを照射され続けるなど)を受けた場合には、打ち消し切れずに余波で右手に怪我を負わされたこともある。その分、解除に厄介な手順を要するような大魔術クラスの呪いでも、触れるだけで簡単に無効化してしまうなど、実際のところ強いのか弱いのかよく分かっておらず、いろいろと不明な点が多い。その性質からAIM拡散力場に干渉するタイプの能力かと推測されたこともあったが、「能力」というにも異質な点が多いため、レベル0という判定も「不明な点が多すぎて能力としての数値化が困難」であったため、単純な有用性のみで漠然と下されたものであったことが後に判明している。

竜王の顎(ドラゴンストライク)

当麻の右腕が何らかの形で喪失するなどして幻想殺しが封じられた場合、その喪失跡から顕現する正体不明の謎の力。その名の通り無色半透明の巨大なドラゴンの頭部が出現し、異能の力を「喰らい尽くして」消し去ってしまう。劇中での強大な敵との決戦で何度か出現しており、敗北確定だった状況をその貪欲とも言える圧倒的な力で覆してしまっている。

登場作品と役柄

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。バーチャロンとのコラボ小説「とある魔術の電脳戦機」名義で参戦。
ボイス付きパイロットパーツも登場し、担当声優の阿部敦氏は本作品でスパロボ初参加となる。
イベントでは「幻想殺し」により、ブリタニア騎士にかけられたギアスを打ち消す見せ場が存在する。

パイロットステータス

精神コマンド

X-Ω
直感根性勇気
パイロットパーツ装備時
不屈勇気+猛進

人間関係

上条刀夜
父親。外資系企業に勤めるサラリーマンで、家族想いの優しいお父さん。しかし、息子同様女難が多く、その度に妻に睨まれたりしている。
当麻の不幸体質改善のためにいろいろな魔術アイテムを買い漁っていたが、それが後にとんでもないトラブルを引き起こす遠因となった。
上条詩菜
母親。高校生の息子が居るとは思えないほど若く美しいお母さん。やや天然ボケで心優しい女性だが、怒らせると非常に怖い。旦那を完全に尻に敷いているが、夫婦仲は良好。
インデックス
ヒロイン。魔術サイドから学園都市に逃げて来たシスター。当麻の運命を大きく変えることとなった人物の一人。
御坂美琴
ヒロイン。「超電磁砲(レールガン)」の異名を持ち、学園都市でもトップクラスの「レベル5」の能力者。当麻の運命を大きく変えることとなった人物の一人。
土御門元春、青髪ピアス
当麻のクラスメイトにして友人。後者は仇名のようなもので、本名は不明。
姫神秋沙
ヒロイン。「原石」と呼ばれる生まれついての能力者の一人。とある事件で当麻に救われ、想いを寄せるようになる。
吹寄制理
同級生。かなりの巨乳だが、色気を感じさせない体育会系。上条と深く関わる女性でありながら、そのスケコマシに影響されていない数少ない人物の一人。
月詠小萌
上条のクラスの担任。小学生そのものな容姿だが、大学を卒業して教員免許を持ち、お酒も嗜む列記とした大人の女性。
一方通行
ライバル。学園都市トップの「レベル5」でも最強の能力者。死闘の末に逆転勝利した最初の相手。

他作品の人間関係

ソゴル・キョウ
『X-Ω』にて深い友情を結ぶ。ちなみに共にツンツン頭。
ゼロ
『X-Ω』にてキョウを救出すると意気込む彼に「1%を100%にしてみせろ」と激励を送った。

名(迷)台詞

「不幸だー!」
何か不運に見舞われる度に発する慟哭の叫び。切に願う平穏無事な日々はまだまだ遠い。
物語開始時点ではすでに口癖となっていたためか、明らかに自分に非がある場合でも言っていたことも。
「あー…出会いが欲しい…」
いろんな女性キャラにモテまくっておいてこの無自覚発言である。土御門と蒼髪ピアス両名からパンチのサンドイッチを両頬に食らわされてしまった。(彼ら曰く「嫌味にしか聞こえん」)。
なお、当麻の好みの女性は寮の管理人のお姉さん(代理でも可)なので、この時点での該当者は精々神裂火織くらいしかいない以上、彼自身としては妥当な発言である。
実際、その後のとある事件以前では一部の女性キャラクターに照れる描写もある(その事件以降は女性へのその手の興味自体がなくなりかけているようだが)。
「いいぜ… てめえが何でも思い通りに出来るってなら、まずはそのふざけた幻想をぶち殺す!」
強敵との戦いにおける決め台詞。その覚悟と不屈の闘志を言葉にした、当麻の数ある名言の中でも最も有名なものの一つ。
ある時期では心境の変化もあり「その幻想をぶち壊す」と言い方を変えたりしており、「ぶち殺す」に戻した後も使用機会はよりここぞというタイミングにのみとなっている。
ネタ要素も強く、ファンの間では略して「そげぶ」と称される(本人は作中では「ゲンコロ」と略している)。
また、この時の決め技として幻想殺しの右手で殴りつけノックアウトする攻撃は、相手が男でも女でも容赦なく顔面を殴り抜くことから「男女平等パンチ」などとも称され、一方通行や浜面仕上などの他の主人公格も使用していたりする。

搭乗機体

テムジン707
「とある魔術の電脳戦機」において乗り込んだ機体。

余談

  • 原作小説の地の文では「上条」と表記されるが、X-Ωではセリフの上に「当麻」と表記される。ただしファンの間では「上条さん」と呼ばれることが多いが、作中でこの呼称をするのは本人のやさぐれた時の一人称のみだったりする。


商品情報

脚注