「相羽シンヤ」の版間の差分
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;「我々がラダムである以上、ラダムの為に働くのは当然だ。人間に味方するお前の方が裏切り者さ!」<br />「そうは思わないかい…'''タカヤ兄さん'''?」 | ;「我々がラダムである以上、ラダムの為に働くのは当然だ。人間に味方するお前の方が裏切り者さ!」<br />「そうは思わないかい…'''タカヤ兄さん'''?」 | ||
:第13話より。視聴者に初めて[[Dボゥイ]]の本名が知らされた場面でもある。 | :第13話より。視聴者に初めて[[Dボゥイ]]の本名が知らされた場面でもある。 | ||
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;「俺達は双子だ。元々一つだったものが二つに分かれたんだ。どちらか片方だけが生き残ればいい…生き残ればなぁー!」 | ;「俺達は双子だ。元々一つだったものが二つに分かれたんだ。どちらか片方だけが生き残ればいい…生き残ればなぁー!」 | ||
− | : | + | :黒い悪魔と化した実弟の言葉を振り払わんとブレードは間合いを取り、テックランサーをエビルに向け投げつける。これをかわされた後、エビルは実兄がテックワイヤーで回収しようとするのを見逃さずに断ち切り、ホームに突き刺さった状態のランサーを手にした後、投げ捨てて踏みつけながらこの台詞を吐き、息の根を止めんと襲い掛かる。 |
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;「フッ、ボルテッカを少しは研究したらしい。だが、所詮猿真似。本物がどういうものか、見せてやるぅッ!!」 | ;「フッ、ボルテッカを少しは研究したらしい。だが、所詮猿真似。本物がどういうものか、見せてやるぅッ!!」 | ||
:第19話より。バルザックの駆る[[ソルテッカマン1号機]]のフェルミオン砲を全弾喰らいながらもエビルは無傷な状態だった。その仕返しと言わんばかりに、彼はボルテッカを放ちソルテッカマンを返り討ちにする。 | :第19話より。バルザックの駆る[[ソルテッカマン1号機]]のフェルミオン砲を全弾喰らいながらもエビルは無傷な状態だった。その仕返しと言わんばかりに、彼はボルテッカを放ちソルテッカマンを返り討ちにする。 | ||
− | ; | + | ;「それなら尚更だ!! 生きてる間に、ブレードを倒したいんだ!! ブレードが進化したなら、俺も同じく…!! '''ケンゴ兄さんは、俺がタカヤより劣るというんだね!?'''」<br />「だったら挑戦させてくれぇッ!! 1%の可能性でも、俺は構わない! '''タカヤを倒せるのであれば!!'''」<br /> |
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:第42話、ブラスターテッカマンブレードに敗北したシンヤは自らの命を捨ててでもケンゴに[[ブラスター化]]を求めるが、ブレードはいずれ朽ち果てる、冷静になれと説き伏せられる。しかしどうしても兄を自分の手で倒したい彼はタカヤへの嫉妬を一層爆発させる。 | :第42話、ブラスターテッカマンブレードに敗北したシンヤは自らの命を捨ててでもケンゴに[[ブラスター化]]を求めるが、ブレードはいずれ朽ち果てる、冷静になれと説き伏せられる。しかしどうしても兄を自分の手で倒したい彼はタカヤへの嫉妬を一層爆発させる。 | ||
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;「兄さん!?お願いだ!! ケンゴ兄さぁん!! 兄さぁぁぁぁぁんッ!!」<br />「ケンゴ兄さん!! 出してくれぇ!! 俺は死んでも構わない!! '''このままブレードに勝てずに終わるのはもう、嫌だあッ!! ケンゴ兄さん!! 聞いてくれ、兄さぁぁぁん…ッ!!!'''」 | ;「兄さん!?お願いだ!! ケンゴ兄さぁん!! 兄さぁぁぁぁぁんッ!!」<br />「ケンゴ兄さん!! 出してくれぇ!! 俺は死んでも構わない!! '''このままブレードに勝てずに終わるのはもう、嫌だあッ!! ケンゴ兄さん!! 聞いてくれ、兄さぁぁぁん…ッ!!!'''」 | ||
:第42話ラスト、「お前まで失うわけにはいかない」とオメガから牢獄に落とされた後で。ジャケット姿が溶けてしまい、一糸纏わぬ生まれたままの姿でシンヤは己の本心をさらけ出す。そこに人類を恐怖に陥れる赤い悪魔の姿はなく、ただ双子の兄を追い越したいという、悲しき弟の姿があった…。 | :第42話ラスト、「お前まで失うわけにはいかない」とオメガから牢獄に落とされた後で。ジャケット姿が溶けてしまい、一糸纏わぬ生まれたままの姿でシンヤは己の本心をさらけ出す。そこに人類を恐怖に陥れる赤い悪魔の姿はなく、ただ双子の兄を追い越したいという、悲しき弟の姿があった…。 | ||
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;「兄さん…タカヤ兄さん。僕だよ、シンヤだよ」<br />「これを聞いている兄さんはもう大人なんだね。なんだかそれって不思議だな。兄さんも僕もどこで何をやっているのかな?」<br />「仲良くしてるよね? '''まさか、喧嘩なんかしてないよね?'''」<br />「だってケンゴ兄さんったら意地悪言うんだもん。『大人っていうのは難しいから変わっちゃうかもしれないよ』って…」<br />「そんなことないよね? 僕たちいくつになっても変わんないよ。僕が兄さんが好きだってことは」<br />「僕達一緒に生まれた双子だもん。僕達は元々一人だったんだもん」<br />「僕はずーっと兄さんが大好きだよ。ケンゴ兄さんよりも、ミユキよりも、ずっとずっと…」 | ;「兄さん…タカヤ兄さん。僕だよ、シンヤだよ」<br />「これを聞いている兄さんはもう大人なんだね。なんだかそれって不思議だな。兄さんも僕もどこで何をやっているのかな?」<br />「仲良くしてるよね? '''まさか、喧嘩なんかしてないよね?'''」<br />「だってケンゴ兄さんったら意地悪言うんだもん。『大人っていうのは難しいから変わっちゃうかもしれないよ』って…」<br />「そんなことないよね? 僕たちいくつになっても変わんないよ。僕が兄さんが好きだってことは」<br />「僕達一緒に生まれた双子だもん。僕達は元々一人だったんだもん」<br />「僕はずーっと兄さんが大好きだよ。ケンゴ兄さんよりも、ミユキよりも、ずっとずっと…」 |
2013年1月21日 (月) 11:59時点における版
相羽シンヤ(Shinya Aiba)
- 登場作品:宇宙の騎士テッカマンブレード
- 声優:子安武人
- 種族:地球人(テッカマン)
- 性別:男
- 所属:アルゴス号→ラダム
- 誕生日:連合地球歴174年(西暦2282年)5月15日
- 年齢:18歳
- 身長:177 cm
- 体重:64 kg
- 血液型:A型
Dボゥイ(相羽タカヤ)の双子の弟。テッカマンエビルに変身する。
幼い頃から双子の兄であるタカヤに対しては兄弟愛と同時に大きなコンプレックスも抱えていた。テッカマンと化した事でその思いは増大し、執拗にタカヤの前へと現れては戦いを挑む。
ラダムとしての使命以上にタカヤに勝つ事を重視しており、ミユキが絡む行動ではタカヤに執着するあまり状況を誤認し、失敗することもあった。
特典映像『「燃えた時計』では、幼い頃自分の不注意でおこした火事で母親を失っており、そのことで父孝三に疎まれていると思っていたこともタカヤへのコンプレックスにつながっていた。しかし、この映像では孝三がテッカマンにフォーマットされている最中のシンヤを助けようとするシーンがあり、彼の勘違いだったことになる。しかし既にラダムに支配されていたシンヤにはそれを知る能力は残っておらず、死の間際でそれを思い出す事になる。
登場作品と役柄
- スーパーロボット大戦J
- 大体原作通りだが、ブラスター化の時期が原作より早く、ラダムとの最終決戦前に一度お披露目する。
- スーパーロボット大戦W
- 今回も大体原作通りだが、第一部の途中で一度だけゾンダー相手にDボゥイと共闘し、兄弟ボルテッカを放つという夢の共演がある(しかもエビルを操作可。兄弟ボルテッカは流石に援護攻撃という扱いだったが)。また、第二部ではデッドをラダムに勧誘し、ブレードにぶつけたりもする。終盤、ブレードルートでブレードとの一騎打ちが再現されるが、ここで一定ターン以内にブラスターエビルを倒すと「ブラスター化の反動が来る前に自力でエビルを倒した」事になり、ラダムの支配を脱したシンヤとDボゥイが和解を果たす(出来なかった場合は原作通り)。しかし、その後、2人の前にラダム獣の群れが現れ、シンヤはDボゥイのために単身ラダム獣に立ち向かい、死亡する。また、Dボゥイの手に渡ったシンヤのクリスタルがDボゥイの命を救うことになった。なお、ミユキが生存している場合、彼女がラダム獣と戦うシンヤを救い、その最期を看取った事になり、彼女の口から「最期までタカヤお兄ちゃんに謝っていた」事が明かされる。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
テッカマンにも拘わらず防御が異様に高く、かなり打たれ強い。最強武器が射撃なのに格闘が高いというミスマッチは健在。
精神コマンド
特殊技能
人間関係
- Dボゥイ(相羽タカヤ)
- 双子の兄。彼より0.01秒遅く生まれた事が彼のコンプレックスの原点になっている。
- 相羽ミユキ
- 妹。原作ではシンヤがミユキを殺した(正確にはミユキの自爆)のだが、Wでは逆にミユキがシンヤの最期を看取る事になった。
- 相羽ケンゴ
- 長兄。
- 相羽孝三
- 父。
- ゴダード
- 部下である以前に、父親のように慕っていた武術の師匠。
- 如月アキ
- 面影が母親に似ているらしい。
他作品との人間関係
- デッド・エンド
- Wでは戯れに彼を仲間に誘うも、内心彼を「野良犬」と侮蔑していた。
- 火麻激
- Wでは生身の彼と対決する場面も。
- シホミ・アーディガン
- 鋭くシンヤの本心を見透かす。彼女に本心を見透かされた事で激昂する場面もある。
- カズマ・アーディガン
- シンヤを「根性が歪みまくっている」とし、激しく敵視。カズマにとってシンヤは五飛と並んで単純に気に入らない存在であるらしい。
名台詞
- 「我々がラダムである以上、ラダムの為に働くのは当然だ。人間に味方するお前の方が裏切り者さ!」
「そうは思わないかい…タカヤ兄さん?」 - 第13話より。視聴者に初めてDボゥイの本名が知らされた場面でもある。
- 「俺達は双子だ。元々一つだったものが二つに分かれたんだ。どちらか片方だけが生き残ればいい…生き残ればなぁー!」
- 黒い悪魔と化した実弟の言葉を振り払わんとブレードは間合いを取り、テックランサーをエビルに向け投げつける。これをかわされた後、エビルは実兄がテックワイヤーで回収しようとするのを見逃さずに断ち切り、ホームに突き刺さった状態のランサーを手にした後、投げ捨てて踏みつけながらこの台詞を吐き、息の根を止めんと襲い掛かる。
- 「フッ、ボルテッカを少しは研究したらしい。だが、所詮猿真似。本物がどういうものか、見せてやるぅッ!!」
- 第19話より。バルザックの駆るソルテッカマン1号機のフェルミオン砲を全弾喰らいながらもエビルは無傷な状態だった。その仕返しと言わんばかりに、彼はボルテッカを放ちソルテッカマンを返り討ちにする。
- 「それなら尚更だ!! 生きてる間に、ブレードを倒したいんだ!! ブレードが進化したなら、俺も同じく…!! ケンゴ兄さんは、俺がタカヤより劣るというんだね!?」
「だったら挑戦させてくれぇッ!! 1%の可能性でも、俺は構わない! タカヤを倒せるのであれば!!」 - 第42話、ブラスターテッカマンブレードに敗北したシンヤは自らの命を捨ててでもケンゴにブラスター化を求めるが、ブレードはいずれ朽ち果てる、冷静になれと説き伏せられる。しかしどうしても兄を自分の手で倒したい彼はタカヤへの嫉妬を一層爆発させる。
- 「兄さん!?お願いだ!! ケンゴ兄さぁん!! 兄さぁぁぁぁぁんッ!!」
「ケンゴ兄さん!! 出してくれぇ!! 俺は死んでも構わない!! このままブレードに勝てずに終わるのはもう、嫌だあッ!! ケンゴ兄さん!! 聞いてくれ、兄さぁぁぁん…ッ!!!」 - 第42話ラスト、「お前まで失うわけにはいかない」とオメガから牢獄に落とされた後で。ジャケット姿が溶けてしまい、一糸纏わぬ生まれたままの姿でシンヤは己の本心をさらけ出す。そこに人類を恐怖に陥れる赤い悪魔の姿はなく、ただ双子の兄を追い越したいという、悲しき弟の姿があった…。
- 「兄さん…タカヤ兄さん。僕だよ、シンヤだよ」
「これを聞いている兄さんはもう大人なんだね。なんだかそれって不思議だな。兄さんも僕もどこで何をやっているのかな?」
「仲良くしてるよね? まさか、喧嘩なんかしてないよね?」
「だってケンゴ兄さんったら意地悪言うんだもん。『大人っていうのは難しいから変わっちゃうかもしれないよ』って…」
「そんなことないよね? 僕たちいくつになっても変わんないよ。僕が兄さんが好きだってことは」
「僕達一緒に生まれた双子だもん。僕達は元々一人だったんだもん」
「僕はずーっと兄さんが大好きだよ。ケンゴ兄さんよりも、ミユキよりも、ずっとずっと…」 - タイムカプセルの中に入っていたテープレコーダーに録音されていた、未来のタカヤに宛てたメッセージ。この時のシンヤは、将来、喧嘩どころか地球の危機レベルでタカヤと殺し合う事になるとは夢にも思わなかったであろう…。
- 「俺はやっと解ったんだ。何故、兄さんとこんなにまで憎み合い、戦わなければならなかったのか」
「俺は兄さんと戦い続ける事でしか俺の存在、俺が生きているという事を証明できなかったんだよ……」
「ラダムでも人間でも同じ事さ。たとえテッカマンにならなくても、俺はきっと兄さんと戦っていたと思うよ……」
「嬉しいんだよ、俺は。こうやって兄さんと決着を付けられるという事が。……だからこそ俺は、俺の持つ力の全てを賭けて兄さんを倒す!」
「気にするなよ兄さん。これは宿命なんだ。俺達双子が……いや、ラダムと人類二つの種族が未来をかけて戦う――逃れようのない宿命だったんだ……」 - 最後の戦いを行う直前、Dボゥイと対峙したシンヤは今までとは違い、全てを悟ったように穏やかに語る。この後の彼の台詞にもあるように、彼は元から兄を超えたいという強い思いを持っていた。しかし、それがラダムの尖兵として裏切り者と戦うという意思と一致したことが彼の運命を決めてしまった。
- 「最高だ…最高だよ兄さん! こんなにも充実した時を過ごせるなんて…! …もう、ラダムも人間も関係ない!」
- 最後の戦いの一戦目において。ブラスター化を施される少し前から既に彼はラダムの地球侵略よりも兄、タカヤとの私闘に執着するなど既にラダムの洗脳を乗り越えた行動をとり始めていた。
- 「憎い? 憎いわけじゃないよ。むしろ愛しているんだ…。愛する故に憎い…血の宿命さ」
「テッカマンにならなくても、いずれは戦うことになったはず…元々一つだったものが惹かれあい、元通りに戻ろうとする戦いなんだから」
「俺と兄さんの戦い…邪魔をしないでくれ!」
「できるかい?兄さんと同じ顔の俺を」 - ブラスター化の反動で傷つくシンヤに銃口を向けるアキへの言葉。なお、この回のシンヤは作画崩壊が極まっており、全く似てないのが泣ける。
- 「勝った…よね?」
「僕は…兄さんに勝ったんだよね?ブラスター化の限界があそこで来なければ、あの時確実に兄さんの心臓を捉えてたよ」
「ようやく兄さんに勝ったんだ…。素晴らしいよ、兄さんは。本気で僕と戦ってくれたんだもの」
「嬉しい…はずなのに、悲しいな…。いつまでも、兄さんと、戦っていたかった…。目標、無くなっちゃったじゃないか…」 - 以上はラダムの支配を脱した瀕死のシンヤの言葉。タカヤとの決着に固執していたように見えたシンヤだったが、本心は「いつまでも兄と仲良く遊んでいたい」という事だったのだろう。だがその無垢な心がラダムに歪められた結果がこの惨劇である…。
- 「人間だって…? フフ、僕達みたいな人間がどこにいるっていうんだ? いい加減受け入れなよ兄さん! 僕も兄さんも、もう人間じゃない! ラダムだって事をさぁ…」
「この、この力…存分に振るってみたいと思わないのかい、兄さん…自分の思うがままに…そうだろう! 兄さん!?」
「…人間じゃ、僕には勝てないよ」
「凄いよ兄さん、最高だよ兄さんは…こんな、こんな、思いっきり戦ってみたかったんだよ、僕は! こんな風にさぁ!!」
「わかるだろ、兄さん…僕達は、僕達は戦うために、もう一度…もう一度、生まれ落ちてきたんだぁぁぁ!!」 - 以上の台詞はLD特典映像『TWIN BLOOD』での台詞。いずれも子安氏の演技が光っている。
スーパーロボット大戦シリーズにおける名台詞
- 「黙れ、女! 俺の心をのぞこうとするな!」
- Wの序盤で前述にある通り、兄に対する本心をシホミに見抜かれたときの台詞。
- 「レイピア……兄として残念に思うよ……」
「お前が完全なテッカマンになれなかったことをね……」 - レイピアとの戦闘台詞。実はWでは「そして、終わらない明日へ」のイベント戦闘でしか見られない。他にもいくつかパターンがあるのだが、実際に見られるのは攻撃時のみで、反撃時・被弾時・回避時の台詞は没データとなっている。なお、Jでは真っ向から戦う機会があるので、問題なくすべて見られる。
- 「どけ、ミユキ! 俺とタカヤ兄さんの邪魔をするな!」
- Jにおける決戦時に、ミユキと戦闘するとこの台詞が出る。家族だろうとなんだろうと、この二人の邪魔をすることは出来ない。
- 「さすが兄さんだ……。やっぱり、俺は……かなわなかった……」
- 「静止した時の二人」にて、一騎打ちを制するとこの台詞が出る。限界を超えた激突はタカヤの勝利に終わったが、シンヤにとってそれは、ある意味わかりきった結果だった。昔から彼は、「タカヤ兄さん」にはかなわなかったのだから……。
- 「…ありがとう、兄さん。僕と本気で戦ってくれて」
「僕の身体は無理なブラスター化でボロボロだったんだ…」
「だけど、最後に兄さんと全力で戦えて嬉しかったよ…」 - Wにて、一定ターン以内(エビルのブラスター化の限界が来る前に)にブラスターエビルを倒した際の会話。全力をぶつけた勝負に敗北し、ようやく彼はすべての頸木から逃れた。
- 「大丈夫だよ、兄さん…。僕がいる…」
「僕が兄さんのために戦うよ…」 - Wにて、エビルとの決着後にラダム母艦へ向かおうとするDボゥイとアキを邪魔するかのように現れるラダム獣。時間がない状況で焦るDボゥイのために、シンヤは再び立ち上がる。
- 「何をしている、兄さん! 早く月へ向かえ!!」
「俺はもう助からない…。だったら、残り少ない生命を兄さんを助けるために使う!!」
「行ってくれ、兄さん! そして、ケンゴ兄さんを止めてくれ! それが俺の願いだ!!」 - Dボゥイの制止を振り切り、自らの死を覚悟の上で単身ラダムに立ち向かうシンヤ。地球に向かおうとするもう一人の兄を止めるため、双子の兄を進ませるべく力を振るう。ようやく和解できたシンヤの最期の雄姿に、Dボゥイはラダムへの怒りを爆発させる。
- 「兄さん…これが俺にできる最後の事だよ…」
「ありがとう、兄さん…」
「そして、ごめんよ…」 - 月へ向かったブレードを見送り、迫るラダム獣を前に、どこか静かな調子で呟く。そして……。
- 「さよなら、兄さん…」
- 別れの言葉とともに最後の一撃を放ち、赤い騎士の戦いは終わりを告げた……。
フラグが成立している場合、実際には描かれないがこの直後にミユキが救援に駆け付け、シンヤからシステムボックスを預かってその最期を看取ることになる。
余談
相羽シンヤ&テッカマンエビルの役を演じていた子安武人氏はインタビューなどで、「放送当時は『天空戦記シュラト』で演じたガイのイメージに振り回され、声優業に行き詰まりを感じていた」「この役を担当していなければ声優を引退することを考えていたけれども、この役を演じた事から自信を取り戻した」と述べ、今でも思い入れの強いキャラであると語っている。