「ウィスパード」の版間の差分

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;ナミ(SRW未登場)
 
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:原作小説版に登場。ただし、作中でそのような表現があったのみで本当にウィスパードであったかは明記されていない。
 
:原作小説版に登場。ただし、作中でそのような表現があったのみで本当にウィスパードであったかは明記されていない。
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;田中美兎(SRW未登場)
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:TRPGリプレイ作品『アンダカヴァ』に登場。アーバレスト2号機のコ・パイとして同機のラムダ・ドライバ発動を補助する。
  
 
== スパロボでウィスパードに近い存在 ==
 
== スパロボでウィスパードに近い存在 ==

2015年3月8日 (日) 03:11時点における版

ウィスパード(Whispered)

フルメタル・パニックシリーズ』に登場する、一部の「特別な」天才を指す言葉。
生まれながらにして、「存在しえないはずの知識」、オーバーテクノロジーをその記憶に刻みつけている人々のことで、その知識を欲する数多の組織に狙われてしまうことが多い。中には自らその知識を持って、組織の内部に食い込むものも存在する。所有する知識の内容は個々人によって差異があるが、共通して理数系に強い知識を持っている。
彼ら彼女らのもたらしたブラック・テクノロジーにより、『フルメタル・パニック!』の世界は、本来の世界=我々の生きる現実とは大きく異なった未来を歩んでいる。そのため、我々の世界で起こった事件が作中で起こっていなかったり、或いは逆の事が発生、また別の事件が起こったりするようになっている。
ウィスパード同士の間では「共振」と呼ばれる方法で意志を伝達することが可能。ただし、「共振」をやり過ぎると互いの人格が混ざり合い人格崩壊の危険性がある。

『フルメタル・パニックシリーズ』シリーズの物語を貫く根幹設定であり、ウィスパードの謎を解き明かすことこそがシリーズの目的でもあったのだが、その種明かしがされたのは小説版の第10巻以降であり、過去のアニメ版三作では謎は解き明かされないまま終了している。
本作が参戦したスパロボの二作(JとW)でも種明かしがされる前に開発が始まっていて、それゆえに原作小説版とは全く異なるスパロボ独自の「ウィスパードの真実」を設定しており、クロスオーバーの要として扱われている。

ウィスパードに該当する人物

千鳥かなめ
スパロボでは他作品の知識も数多く持っているという設定になっている。
テレサ・テスタロッサ
ミスリルに所属。潜水艦に関する知識の所有者。
レナード・テスタロッサ
アマルガムに所属。ラムダ・ドライバに関する知識の所有者。
バニ・モラウタ(SRW未登場)
ARXアルの生みの親。“ささやき”から更なる知識を得ようと試みた結果、精神汚染され自殺した。
クダン・ミラ(SRW未登場)
原作長編冒頭で宗介が助けた少女。なお、直接的にはSRW未登場だが、Wにてヒイロが彼女を助けている事を示唆する発言をしている。
ナミ(SRW未登場)
原作小説版に登場。ただし、作中でそのような表現があったのみで本当にウィスパードであったかは明記されていない。
田中美兎(SRW未登場)
TRPGリプレイ作品『アンダカヴァ』に登場。アーバレスト2号機のコ・パイとして同機のラムダ・ドライバ発動を補助する。

スパロボでウィスパードに近い存在

スーパーロボット大戦においてはウィスパードは、試験官ベビーのホシノ・ルリスーパーコーディネイターキラ・ヤマト、「コンプリペント計画」の神先未知などのように人工的に作り出され、後天的にその才能を開花させた天才は該当しないとされている。
また、『スーパーロボット大戦W』においては、古代太陽系文明の知の記録者こそが、ウィスパードであるという設定がなされている。

木原マサキ
原作におけるウィスパードの定義には当てはまらないのだが、Jではウィスパードである可能性を示されている。
Dr.ヘル
Wにて、独力で数々の古代の兵器を蘇らせたその頭脳はウィスパードに匹敵するものとして、知の記録者に迎え入れられた。