「ヱルトリウム」の版間の差分
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なお『トップをねらえ!』を製作したガイナックスの母体、および現在の公式グッズショップである「ゼネラルプロダクツ」の名称もこの架空の企業に由来しており、わざわざ原作者のニーヴンから使用許可を得たそうである。 | なお『トップをねらえ!』を製作したガイナックスの母体、および現在の公式グッズショップである「ゼネラルプロダクツ」の名称もこの架空の企業に由来しており、わざわざ原作者のニーヴンから使用許可を得たそうである。 | ||
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2014年12月17日 (水) 16:19時点における版
ヱルトリウム(Eltreum)
- 登場作品
- 分類:第五世代型超弩級戦艦
- 全長:70,740m
- 全幅:18,030m
- 最大高:9,400m
- 動力炉:縮退炉
- 装甲:素粒子ヱルトリウム
- 所属:地球帝国宇宙軍
- 搭乗員:タシロタツミ【艦長】、副長【副長】
第五世代型超弩級の宇宙戦艦。本来は地球脱出用として開発されたので、それに戦闘能力を加えた宇宙戦艦である。ヱクセリヲンと同様に、艦の各ブロックの移動にはリニアモーターカーが用いられる。
本艦の他に見られない大きな特徴として、装甲が単一粒子「素粒子ヱルトリウム」で成型されている事が挙げられる。これほどの巨大な船体の外殻全てが一つの素粒子で構成されている原理については「漆を流し込んだ装甲」と説明されている。反ヱルトリウム攻撃でしか破壊できないというのが謳い文句。具体的に説明するなら、現時点で見つかっている物質の最小単位は素粒子であり、これ以上小さい物質の単位は存在しない。つまり、物理的に裂ける・砕けるという事が物理法則上無く、化学的に反粒子で対消滅されない限り壊れる事がないというのが原理である。弱点としては、反ヱルトリウム一粒で轟沈する、重力系兵器や次元系兵器の類は通用するなどが挙げられるが、どれも無茶苦茶である。しかし開閉口があるため物理的にも無敵の装甲という訳ではない。色々と矛盾しているかもしれないがそれ自体は作品自体のノリなので仕方が無いとして、現実的には無敵の盾を持つと解釈すれば良いだろう。
宙間センサーには電子化されたイルカにエスパーが動員され、長距離ワープ中では不可能だった宇宙怪獣の探知が可能となっている。推進はニュートン物理学の「作用・反作用」で推進するのでなく、純粋数学を用いたアルゴリズムにより、周囲のエーテル物理法則を書き換えながら航行するので、噴射口がない。地球帝国宇宙軍所属の零等軍艦として2035年に進宙、銀河カルネアデス計画の総旗艦として銀河中心部における宇宙怪獣と戦い抜いた。
続編『トップをねらえ! NeXT GENERATION』ではその後地球防衛とテクロノジー保護のため凍結、副長がマシンファザーとなって艦の運用されている。また、艦首にバスタービームを装備した同型艦アレクシオンが登場している。
『トップをねらえ2!』では建設途中で廃棄された同型艦の船体が旧木星軌道上で人工惑星として再利用されており、バスターマシン3号に改造された本物に代わって木星と呼称されている。
ヤングエース連載のコミカライズ版では、ガンバスター帰還後、カズミが二代目艦長に就任したことがエピローグで言及された。
元ネタはSF作家ラリイ・ニーヴンの『リングワールド』シリーズに登場する架空の企業「ゼネラル・プロダクツ」社製の宇宙船と思われる。こちらでは1号から4号までの船殻が存在するが、いずれも巨大な一つの分子で出来ているという点では同じで、反物質に遭遇すると対消滅を起こして消えてしまう特性を持っている。
なお『トップをねらえ!』を製作したガイナックスの母体、および現在の公式グッズショップである「ゼネラルプロダクツ」の名称もこの架空の企業に由来しており、わざわざ原作者のニーヴンから使用許可を得たそうである。
登場作品と操縦者
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 第5世代宇宙戦艦としてメガロードと共に建造中となっている。また、この時はエルトリウムと表記されている(小説版設定なら間違いではないが……)。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 初参戦。全母艦中最高のHPを有するものの、終盤での加入のため影が薄い。
装備・機能
武装・必殺武器
- 対空レーザー砲
- 近接防空用レーザーで、船体表面に無数に存在する。
- 中口径レーザー砲
- 名称こそ中口径だが、ヱクセリオン級の主砲に匹敵する口径を持つ。
- 大口径レーザー砲
- 両舷合わせて1600門余りも装備されている。
- 光子魚雷
- ヱクセリオン級のものと同じだが、一度に数十発以上も投射出来る。
- ヱルトリウム光線
- SRWでは未実装。
移動タイプ
サイズ
- 3L
余談
- 小説版における表記は「エルトリウム」。