「ライトナンバーズ」の版間の差分

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ロボットの平和利用に尽力したDr.ライトの方針そのものが表れた作業用ロボット達。試作機の[[ブルース]]、家庭用のロックおよび[[ロール (ロックマン)|ロール]]を経て、DRN.003以降はいずれも局所的な作業を担当する。
 
ロボットの平和利用に尽力したDr.ライトの方針そのものが表れた作業用ロボット達。試作機の[[ブルース]]、家庭用のロックおよび[[ロール (ロックマン)|ロール]]を経て、DRN.003以降はいずれも局所的な作業を担当する。
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ライトナンバーズは[[ワイリーナンバーズ]]とは異なり、名称や性別にも例外<ref>SRW未登場機体では、『9』に登場するスプラッシュウーマンが女性体である。</ref>が存在するものの、基本的に男性型かつ「○○マン」名称の機体が大多数である。
  
 
すれ違いによりブルースが失踪した後、Dr.ワイリーこと[[アルバート・W・ワイリー]]がライトナンバーズを奪い違法改造。各所でライトナンバーズが暴れ出してしまい、事態の対処のためにやむなくDr.ライトはロックを戦闘用に改造。こうして[[スーパーロボット]]・[[ロックマン]]が生まれ、ワイリーの野望はロックマンによって砕かれたのであった。
 
すれ違いによりブルースが失踪した後、Dr.ワイリーこと[[アルバート・W・ワイリー]]がライトナンバーズを奪い違法改造。各所でライトナンバーズが暴れ出してしまい、事態の対処のためにやむなくDr.ライトはロックを戦闘用に改造。こうして[[スーパーロボット]]・[[ロックマン]]が生まれ、ワイリーの野望はロックマンによって砕かれたのであった。
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『ロックマン11』時点で、ライトナンバーズとして扱われている機体は19機登場している。うち初代『ロックマン』に登場した6機は、ブルース・ロック・ロールの後に続いた連番。
 
『ロックマン11』時点で、ライトナンバーズとして扱われている機体は19機登場している。うち初代『ロックマン』に登場した6機は、ブルース・ロック・ロールの後に続いた連番。
  
『ロックマン9』の8大ボスもライトナンバーズに該当するDr.ライト作のロボットだったが、作中登場時点では使用期限が過ぎて廃棄処分の段階であった。形式番号は[[ワイリーナンバーズ]]の欠番を埋める「DRN.065~DRN.072」だったが、設定上ワイリーナンバーズとは無関係に製作されている筈である。リメイク作『ロックマンロックマン』に登場した追加機体2機はそもそも正式な形式番号が不明であり、ライトナンバーズの規模も同様に不明である。
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『ロックマン9』の8大ボスもライトナンバーズに該当するDr.ライト作のロボットだったが、作中登場時点では使用期限が過ぎて廃棄処分の段階であった。形式番号はワイリーナンバーズの欠番を埋める「DRN.065~DRN.072」だったが、設定上ワイリーナンバーズとは無関係に製作されている筈である。リメイク作『ロックマンロックマン』に登場した追加機体2機はそもそも正式な形式番号が不明であり、ライトナンバーズの規模も同様に不明である。
  
なお、結局『9』のライトナンバーズも全機ワイリーに改造されており、戦闘用になったことがないのはロールだけ<ref>SRW以外のクロスオーバー作品や、リメイク作『ロックマンロックマン』の隠し要素などではロールも戦闘に参加しているが、客演用の補正やおまけ要素に留まる。</ref><ref>Dr.ライトの遺作であるため最後のライトナンバーズと疑われている『ロックマンX』シリーズの主役機エックスは、最初から純然たる戦闘用ロボット。また、Dr.ライトの助手ロボットであるライトットは研究所に居ながらライトナンバーズには計上されていない(両者ともにSRW未登場)。</ref>である。
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なお、結局『9』のライトナンバーズも全機ワイリーに改造されており、戦闘用になったことがないのはロールだけ<ref>SRW以外のクロスオーバー作品や、リメイク作『ロックマンロックマン』の隠し要素などではロールも戦闘に参加しているが、客演用の補正やおまけ要素に留まる。</ref><ref>Dr.ライトの遺作であるため最後のライトナンバーズと疑われている『ロックマンX』シリーズの主役機エックスは、最初から純然たる戦闘用ロボット。また、Dr.ライトの助手ロボットであるライトットは研究所に居ながらライトナンバーズには計上されておらず、そもそもライトットはライト製であるかどうかも不明である(両者ともにSRW未登場)。</ref>である。
  
 
==SRWに登場したライトナンバーズ==
 
==SRWに登場したライトナンバーズ==
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;[[ワイリーナンバーズ]]
 
;[[ワイリーナンバーズ]]
 
:ワイリーの世界征服に利用されたロボット群。ライトナンバーズと相互に欠番を埋め合う関係であり、ブルースや初代『ロックマン』のライトナンバーズ各機を参考に製作された。
 
:ワイリーの世界征服に利用されたロボット群。ライトナンバーズと相互に欠番を埋め合う関係であり、ブルースや初代『ロックマン』のライトナンバーズ各機を参考に製作された。
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:Dr.ライトの製作した機体であっても、ワイリーとの共同製作だった『3』の8大ボスはワイリーナンバーズとして扱われている<ref>『ロックマンメガミックス』では、当初『3』のボスはDRWN(ライトワイリーナンバーズ)として設定されていたが、復刻版以降はワイリーナンバーズに改められ、劇中でもワイリーが単独で製作したと明言している。</ref>。
  
 
==余談==
 
==余談==
 
*海外版ではDr.ライトのスペルが変更されているためか、形式番号も同様に変化し、「D'''L'''N.」となっている。
 
*海外版ではDr.ライトのスペルが変更されているためか、形式番号も同様に変化し、「D'''L'''N.」となっている。
*『1』の6大ボスはロックマンと同じDr.ライト作のロボットであるためか、その後の作品ではロックマンの味方として登場する作品も多い。
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*『1』の6大ボスはロックマンと同じDr.ライト作のロボットであるためか、その後の作品ではロックマンの味方として登場することも多い。
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**リメイク作『ロックマンロックマン』では、ロックバスターのみで6大ボス+追加2大ボスを倒すとそのライトナンバーズを救出した扱いにでき、救出したナンバーズを操作キャラクターとして実際に使用可能となる。
 
*有賀ヒトシ氏の漫画版でも、『1』の6大ボスは『2』に該当するエピソード以降もほぼレギュラー格として登場し、ロックマンの心強い味方として活躍する。
 
*有賀ヒトシ氏の漫画版でも、『1』の6大ボスは『2』に該当するエピソード以降もほぼレギュラー格として登場し、ロックマンの心強い味方として活躍する。
**Dr.ライトが直接開発したのはブルースとロックとロール、『1』に登場したライトナンバーズの計9体のみで、『9』の8体は設計のみを行い、実際に組み立てて運用していたのは民間企業や団体であると設定されている。また『9』のサウンドトラックに有賀氏が寄稿した『誰がために』では、「反乱を起こした『9』のナンバーズを止めるべく立ち向かう『1』のナンバーズ」という、ライトナンバーズ同士の対決がダイジェスト的に描かれている。
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**Dr.ライトが直接開発したのはブルースとロックとロール、『1』に登場したライトナンバーズの計9体のみで、『9』の8体は設計のみを行い、実際に組み立てて運用していたのは民間企業や団体であると設定されている。また『9』のサウンドトラックに有賀氏が寄稿した『誰が為に』では、「反乱を起こした『9』のナンバーズを止めるべく立ち向かう『1』のナンバーズ」という、ライトナンバーズ同士の対決がダイジェスト的に描かれている。
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

2024年7月3日 (水) 19:35時点における最新版

ライトナンバーズとは、『ロックマン』に登場するロボット。

概要[編集 | ソースを編集]

Dr.ライトことトーマス・ライト(SRW未登場)が製作した人型ロボット群。型式番号は「Dr.ライトナンバーズ」の略称で「DRN.」から始まっている。

ロボットの平和利用に尽力したDr.ライトの方針そのものが表れた作業用ロボット達。試作機のブルース、家庭用のロックおよびロールを経て、DRN.003以降はいずれも局所的な作業を担当する。

ライトナンバーズはワイリーナンバーズとは異なり、名称や性別にも例外[1]が存在するものの、基本的に男性型かつ「○○マン」名称の機体が大多数である。

すれ違いによりブルースが失踪した後、Dr.ワイリーことアルバート・W・ワイリーがライトナンバーズを奪い違法改造。各所でライトナンバーズが暴れ出してしまい、事態の対処のためにやむなくDr.ライトはロックを戦闘用に改造。こうしてスーパーロボットロックマンが生まれ、ワイリーの野望はロックマンによって砕かれたのであった。

『ロックマン11』時点で、ライトナンバーズとして扱われている機体は19機登場している。うち初代『ロックマン』に登場した6機は、ブルース・ロック・ロールの後に続いた連番。

『ロックマン9』の8大ボスもライトナンバーズに該当するDr.ライト作のロボットだったが、作中登場時点では使用期限が過ぎて廃棄処分の段階であった。形式番号はワイリーナンバーズの欠番を埋める「DRN.065~DRN.072」だったが、設定上ワイリーナンバーズとは無関係に製作されている筈である。リメイク作『ロックマンロックマン』に登場した追加機体2機はそもそも正式な形式番号が不明であり、ライトナンバーズの規模も同様に不明である。

なお、結局『9』のライトナンバーズも全機ワイリーに改造されており、戦闘用になったことがないのはロールだけ[2][3]である。

SRWに登場したライトナンバーズ[編集 | ソースを編集]

DRN.000 ブルース
ライトナンバーズの試作機。抱えていた欠陥に関連するすれ違いから出奔していたが、ワイリーに改造され戦闘用ロボットとなる。
DRN.001 ロック / ロックマン
正式ナンバー初の機体で、家庭用ロボット。各地のライトナンバーズが暴走する事件を機に改造され、戦闘用ロボットになったが、平常時は家庭用ロボットとして過ごしている。
DRN.002 ロール
ロック同様の家庭用ロボット。判明している正式ナンバーの機体で唯一、別機体と同一の目的で製作されている。

関連機体[編集 | ソースを編集]

ワイリーナンバーズ
ワイリーの世界征服に利用されたロボット群。ライトナンバーズと相互に欠番を埋め合う関係であり、ブルースや初代『ロックマン』のライトナンバーズ各機を参考に製作された。
Dr.ライトの製作した機体であっても、ワイリーとの共同製作だった『3』の8大ボスはワイリーナンバーズとして扱われている[4]

余談[編集 | ソースを編集]

  • 海外版ではDr.ライトのスペルが変更されているためか、形式番号も同様に変化し、「DLN.」となっている。
  • 『1』の6大ボスはロックマンと同じDr.ライト作のロボットであるためか、その後の作品ではロックマンの味方として登場することも多い。
    • リメイク作『ロックマンロックマン』では、ロックバスターのみで6大ボス+追加2大ボスを倒すとそのライトナンバーズを救出した扱いにでき、救出したナンバーズを操作キャラクターとして実際に使用可能となる。
  • 有賀ヒトシ氏の漫画版でも、『1』の6大ボスは『2』に該当するエピソード以降もほぼレギュラー格として登場し、ロックマンの心強い味方として活躍する。
    • Dr.ライトが直接開発したのはブルースとロックとロール、『1』に登場したライトナンバーズの計9体のみで、『9』の8体は設計のみを行い、実際に組み立てて運用していたのは民間企業や団体であると設定されている。また『9』のサウンドトラックに有賀氏が寄稿した『誰が為に』では、「反乱を起こした『9』のナンバーズを止めるべく立ち向かう『1』のナンバーズ」という、ライトナンバーズ同士の対決がダイジェスト的に描かれている。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. SRW未登場機体では、『9』に登場するスプラッシュウーマンが女性体である。
  2. SRW以外のクロスオーバー作品や、リメイク作『ロックマンロックマン』の隠し要素などではロールも戦闘に参加しているが、客演用の補正やおまけ要素に留まる。
  3. Dr.ライトの遺作であるため最後のライトナンバーズと疑われている『ロックマンX』シリーズの主役機エックスは、最初から純然たる戦闘用ロボット。また、Dr.ライトの助手ロボットであるライトットは研究所に居ながらライトナンバーズには計上されておらず、そもそもライトットはライト製であるかどうかも不明である(両者ともにSRW未登場)。
  4. 『ロックマンメガミックス』では、当初『3』のボスはDRWN(ライトワイリーナンバーズ)として設定されていたが、復刻版以降はワイリーナンバーズに改められ、劇中でもワイリーが単独で製作したと明言している。