「アルカディア号」の版間の差分
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+ | 後部に掲げられているドクロの旗は、「骨となっても戦う意思を示す」という決意の表れだとハーロックは第1話で語っている。 | ||
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:どの武器も攻撃力が高く、主砲の消費ENもまずまずと戦艦としては最後まで使える分野だが、『X』の[[N-ノーチラス号]]同様に指揮官能力がないので「コマンダーターミナル」を装備させて戦陣強化をするとよい。 | :どの武器も攻撃力が高く、主砲の消費ENもまずまずと戦艦としては最後まで使える分野だが、『X』の[[N-ノーチラス号]]同様に指揮官能力がないので「コマンダーターミナル」を装備させて戦陣強化をするとよい。 | ||
:[[先制攻撃]]から[[突撃]]が削除されたため、それを補える海賊戦法の使いどころが重要になる。 | :[[先制攻撃]]から[[突撃]]が削除されたため、それを補える海賊戦法の使いどころが重要になる。 | ||
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:第4話にて移動新聞星を守るために使用。青色のビームを発射している。 | :第4話にて移動新聞星を守るために使用。青色のビームを発射している。 | ||
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+ | :『T』で採用。パルサーカノンを連射しながら敵艦の横に回り込み、最後は左舷に砲撃を集中する連続射撃。 | ||
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+ | :パルサーカノンで弾幕を貼りながら突撃し、体当たりと共にアンカーチューブを射出して敵機に突き刺す。最後はチューブからキャプテンハーロックが現れて重力サーベルで敵中枢を射撃し、アンカーチューブを引き抜いて離脱する。開始時とラストのキャプテンハーロックのカットインは原作OPの、攻撃中は同第1話の戦闘の再現である。''「これが海賊のやり方だ!」''。 | ||
+ | :コックピットのあるメカや戦艦ならまだしも、[[インベーダー]]や[[宇宙怪獣]]などの接触する事自体が危険な生物系の相手にも、お構いなしにハーロックは乗り込んで射撃する。演出と言えばそれまでだが、侵食されたりしないか心配になってしまう。 | ||
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− | : | + | :『T』第22話で追加される専用コマンド。全ての味方ユニットに精神コマンド「[[突撃]]」が掛かり、1ターンの間、全てのパイロットの命中と防御を20上げる。ただし、1つのマップにつき1度しか使えない。ユニットの特殊能力欄に記されないため、厳密には機体能力ではない特殊システム扱い。 |
− | : | + | :ボス戦では精神コマンドで必中、閃きor不屈を使うのが定石となるので命中と防御が上がってもあまり意味はない為、終盤まで取っておくよりは序盤の接敵直前に使用して先制攻撃に使うのが得策か。ボス戦時にシャッフル同盟拳のような撃ちづらい非P武器の補助に使うという手もある。 |
=== 移動タイプ === | === 移動タイプ === | ||
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=== カスタムボーナス === | === カスタムボーナス === | ||
;移動力+1。全ての武器の攻撃力+200。 | ;移動力+1。全ての武器の攻撃力+200。 | ||
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:ハーロックの以前の乗艦。 | :ハーロックの以前の乗艦。 | ||
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+ | :「銀河鉄道999」における機械化帝国との戦いでの戦訓からエンジンと武装を強化したタイプ。船体が漆黒に塗装されている他、三連装パルサーカノンが4基に増えている。 | ||
== 余談 == | == 余談 == | ||
− | * | + | *鋭角艦首型、髑髏艦首型など、『宇宙海賊キャプテンハーロック』や『銀河鉄道999』などの松本零士作品によって様々な種類の「アルカディア号」が存在する。現在はハーロックの乗艦としては「アルカディア号3番艦」とされる髑髏タイプが主流であり、TV版『宇宙海賊キャプテンハーロック』時に見られた鋭角型は「アルカディア号2番艦」「デスシャドウ号」などと呼ばれ、別の艦として設定されていることが多い。ちなみに「デスシャドウ号」の方は元々無限軌道SSXに登場するハーロックの以前の乗艦の名前でもあり、此方は鋭角型とは全く別のデザインであるなど非常にややこしい。なお原作漫画のアルカディア号は鋭角型で、デスシャドウ号はトチローの乗艦となっている<ref>原作ではトチローは故人、デスシャドウ号は惑星ヘビーメルダーにて彼の墓標代わりに艦首を下にして地面に突き立っているため形状は不明。</ref>。 |
+ | *『銀河鉄道999』では、[[ヤマト]]とクイーン・エメラルダス号や超時空戦艦まほろば(SRW未参戦)とともに、『それぞれの時間・空間で最強と呼ばれた四隻』と、メーテルに語られている。それを証明するように、『銀河鉄道999・エターナルファンタジー』(SRW未参戦)では、(メーテルたちの)ライバルの艦を鎧袖一触で粉砕していた。 | ||
+ | *模型メーカーのハセガワから出ているプラモデル等では、しばしばジャックナイフ状の艦首巨大衝角のギミックが存在していて、実際にアニメ作品でも2003年に深夜アニメとして放送された『SPACE PIRATE CAPTAIN HERLOCK OUTSIDE LEGEND 〜The Endless Odyssey〜』にて劇中で使用されている。これは、松本零士氏による原作漫画版ハーロックにおけるアルカディア号の艦首衝角攻撃をリメイクしたギミックである。 | ||
== 脚注 == | == 脚注 == | ||
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2023年6月30日 (金) 15:44時点における最新版
アルカディア号 | |
---|---|
登場作品 | わが青春のアルカディア 無限軌道SSX |
デザイン |
松本零士(原案) スタジオぬえ(アニメ版) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦T |
SRWでの分類 |
機体 母艦 |
スペック | |
---|---|
異名 | 海賊戦艦 |
分類 | 宇宙戦艦 |
全長 | 400m |
開発者 | 大山トチロー |
主な搭乗員 |
アルカディア号は『わが青春のアルカディア 無限軌道SSX』の登場メカ。
概要[編集 | ソースを編集]
艦首の髑髏マーク、はためく海賊旗、後部の木造キャビンなど、一目見て「海賊船」との印象を受ける外観が特徴で、「海賊戦艦」とも呼ばれる。ハーロックの親友である大山トチローが設計・開発を行った。高い戦闘力と堅い装甲を持ち、数十名程度の少人数でも運用が可能。各種武装のほか、自爆装置まで装備されている。また、艦載機としてスペースウルフや無人攻撃機を搭載する。
後部に掲げられているドクロの旗は、「骨となっても戦う意思を示す」という決意の表れだとハーロックは第1話で語っている。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
VXT三部作[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦T
- 初登場作品。第5話から第8話までスポット参戦後、第15話でブラックサレナと共に正式参戦する。ハーロックがメイン、トチローとラ・ミーメがサブパイロットを務める。
- どの武器も攻撃力が高く、主砲の消費ENもまずまずと戦艦としては最後まで使える分野だが、『X』のN-ノーチラス号同様に指揮官能力がないので「コマンダーターミナル」を装備させて戦陣強化をするとよい。
- 先制攻撃から突撃が削除されたため、それを補える海賊戦法の使いどころが重要になる。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
武装[編集 | ソースを編集]
- 三連装パルサーカノン
- アルカディア号の主砲。上部に2基、下部に1基の計3基搭載。作品によって色は異なるが、今作では赤いビームである。
- イルミダス艦を一撃で破壊するなど威力は大きいが、エンジンの不調で使用不能な場面では苦戦を強いられることもあった。
- スペースバスター
- 艦橋前に装備する箱形の速射砲。至近距離で直撃すればイルミダス艦も撃破できる。
- ミサイル発射管
- 艦首左右に3門ずつ、計6門を持つ。誘導ミサイル、対艦ミサイル、アンチ魚雷などを発射可能。
- ミサイルランチャー
- 上記の物とは別物で、箱形の発射装置。設置箇所は不明。第19話にてマイコン惑星に対し使用。
- 対空ビーム砲
- 側舷にある並んだ四角い銃口部から緑色の対空ビームを放つ。第10話、第16話などで使用。
- 移乗白兵戦用アンカーチューブ
- 移動や白兵戦に使用するチューブ。艦船や人工衛星などに突き刺し、相手側へと乗り込む。
- 空中魚雷
- 第3話にてデスシャドウ号との戦闘で使用。
その他の装備[編集 | ソースを編集]
- 防御エネルギー
- 第4話にて移動新聞星を守るために使用。青色のビームを発射している。
- 防御スクリーン
- 第6話にて追跡艦ダスモルクIとの戦闘で使用。
- バリア
- 艦全体を覆う球状のバリア。第14話にて使用。
- アンチレーダーバリア
- 敵のレーダー探知網に対応する装備。
- コスモサーチ
- 遠距離の敵艦を映す特殊スコープ。
- アンカー
- 係留用の碇。艦首に2本を格納する。
- サーチライト
- 艦首下に2基を装備。第21話で使用。
- 自爆装置
- 第19話にてマイコン惑星が原因で誤作動を起こした。
必殺技[編集 | ソースを編集]
- パルサーカノン連射
- 『T』で採用。パルサーカノンを連射しながら敵艦の横に回り込み、最後は左舷に砲撃を集中する連続射撃。
- 突撃
- 『T』で採用。第42話終了時に追加される必殺技。
- パルサーカノンで弾幕を貼りながら突撃し、体当たりと共にアンカーチューブを射出して敵機に突き刺す。最後はチューブからキャプテンハーロックが現れて重力サーベルで敵中枢を射撃し、アンカーチューブを引き抜いて離脱する。開始時とラストのキャプテンハーロックのカットインは原作OPの、攻撃中は同第1話の戦闘の再現である。「これが海賊のやり方だ!」。
- コックピットのあるメカや戦艦ならまだしも、インベーダーや宇宙怪獣などの接触する事自体が危険な生物系の相手にも、お構いなしにハーロックは乗り込んで射撃する。演出と言えばそれまでだが、侵食されたりしないか心配になってしまう。
- とは言え、これを機界新種に対して使っても、アルカディア号やハーロックが物質昇華されることはないので安心しよう。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
- 海賊戦法
- 『T』第22話で追加される専用コマンド。全ての味方ユニットに精神コマンド「突撃」が掛かり、1ターンの間、全てのパイロットの命中と防御を20上げる。ただし、1つのマップにつき1度しか使えない。ユニットの特殊能力欄に記されないため、厳密には機体能力ではない特殊システム扱い。
- ボス戦では精神コマンドで必中、閃きor不屈を使うのが定石となるので命中と防御が上がってもあまり意味はない為、終盤まで取っておくよりは序盤の接敵直前に使用して先制攻撃に使うのが得策か。ボス戦時にシャッフル同盟拳のような撃ちづらい非P武器の補助に使うという手もある。
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- 2L
カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]
- 移動力+1。全ての武器の攻撃力+200。
- 『T』で採用。
機体BGM[編集 | ソースを編集]
- おれたちの船出
- OPテーマ。限定版は歌付き。
関連機体[編集 | ソースを編集]
- スペースウルフ
- 1人乗りの艦載機。ハーロックやトチロー、正などが乗る。
- 無人攻撃機
- 三角翼の無人攻撃機。第18話で登場。
- クイーン・エメラルダス号
- エメラルダスの乗艦で、共闘することが多い。
- デスシャドウ号
- ハーロックの以前の乗艦。
- 3番艦[改]強攻型
- 「銀河鉄道999」における機械化帝国との戦いでの戦訓からエンジンと武装を強化したタイプ。船体が漆黒に塗装されている他、三連装パルサーカノンが4基に増えている。
余談[編集 | ソースを編集]
- 鋭角艦首型、髑髏艦首型など、『宇宙海賊キャプテンハーロック』や『銀河鉄道999』などの松本零士作品によって様々な種類の「アルカディア号」が存在する。現在はハーロックの乗艦としては「アルカディア号3番艦」とされる髑髏タイプが主流であり、TV版『宇宙海賊キャプテンハーロック』時に見られた鋭角型は「アルカディア号2番艦」「デスシャドウ号」などと呼ばれ、別の艦として設定されていることが多い。ちなみに「デスシャドウ号」の方は元々無限軌道SSXに登場するハーロックの以前の乗艦の名前でもあり、此方は鋭角型とは全く別のデザインであるなど非常にややこしい。なお原作漫画のアルカディア号は鋭角型で、デスシャドウ号はトチローの乗艦となっている[1]。
- 『銀河鉄道999』では、ヤマトとクイーン・エメラルダス号や超時空戦艦まほろば(SRW未参戦)とともに、『それぞれの時間・空間で最強と呼ばれた四隻』と、メーテルに語られている。それを証明するように、『銀河鉄道999・エターナルファンタジー』(SRW未参戦)では、(メーテルたちの)ライバルの艦を鎧袖一触で粉砕していた。
- 模型メーカーのハセガワから出ているプラモデル等では、しばしばジャックナイフ状の艦首巨大衝角のギミックが存在していて、実際にアニメ作品でも2003年に深夜アニメとして放送された『SPACE PIRATE CAPTAIN HERLOCK OUTSIDE LEGEND 〜The Endless Odyssey〜』にて劇中で使用されている。これは、松本零士氏による原作漫画版ハーロックにおけるアルカディア号の艦首衝角攻撃をリメイクしたギミックである。
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ 原作ではトチローは故人、デスシャドウ号は惑星ヘビーメルダーにて彼の墓標代わりに艦首を下にして地面に突き立っているため形状は不明。
商品情報[編集 | ソースを編集]
- 髑髏艦首型
- 鋭角艦首型