「ケイ・マローン」の版間の差分

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'''ケイ・マローン'''は『[[銀河烈風バクシンガー]]』の登場人物。
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
バクーフ打倒のために地下に潜って活動していた、ロングー星出身の過激派の革命家。
 
バクーフ打倒のために地下に潜って活動していた、ロングー星出身の過激派の革命家。
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初登場は第3話とかなり早期で、[[銀河烈風隊]]に討伐された武装集団・不知火党の残党を率いていたジル・クロードの支援者として現れる。その後第9話において[[ジャン・ジャック・ジャーニー|スリーJ]]の情報収集により、烈風隊にもその存在が知られることになる。
 
初登場は第3話とかなり早期で、[[銀河烈風隊]]に討伐された武装集団・不知火党の残党を率いていたジル・クロードの支援者として現れる。その後第9話において[[ジャン・ジャック・ジャーニー|スリーJ]]の情報収集により、烈風隊にもその存在が知られることになる。
  
基本、力によってバクーフを倒そうと考え、策略などは好まないが、外宇宙の兵器を使えるように技師を拉致して脅迫するなど、あまり褒められたものではない行為に出る事もしばしばある。
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基本、力によってバクーフを倒そうと考え、策略などは好まないが、[[外宇宙]]の兵器を使えるように技師を拉致して脅迫するなど、あまり褒められたものではない行為に出る事もしばしばある。
  
 
銀河烈風隊によって兄であるロイ・マローンが討たれたことを知ると、彼らに復讐の炎を燃やす。
 
銀河烈風隊によって兄であるロイ・マローンが討たれたことを知ると、彼らに復讐の炎を燃やす。
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
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:初登場作品。討つべき相手がトクガー王家になり、[[デスバン]]と手を結んで反乱を起こすが、結局はデスバンに利用される形で討ち死にする事に。
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:初登場作品。まだ山本優氏の口から生存していたとの発言がなく、最後の出番も後頭部直撃からの転倒と死亡とも取れるので原作と違い死亡してしまう([[キャラクター事典]]でも死亡したと解説されている)。討つべき相手がトクガー王家になり、[[デスバン]]と手を結んで反乱を起こすが、結局はデスバンに利用される形で討ち死にする事に。それを察して最期はイーゴに全てを託している。
  
 
== パイロットステータス ==
 
== パイロットステータス ==
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:第28話。トーバ・ミフーシ隕石海でのバクーフ軍との決戦の中、銀河烈風隊の策によりバクーフ軍を苦しめた新惑星側の戦力・コントロール衛星が次々と破壊される。さらにディーゴ達は本拠地であるトーバ本星に向けて驀進していることを知り、驚きを隠せなかった。「戦争を知らん」とは、予想外に戦況をひっくり返した彼らの規格外の働きを指したものだろうか。
 
:第28話。トーバ・ミフーシ隕石海でのバクーフ軍との決戦の中、銀河烈風隊の策によりバクーフ軍を苦しめた新惑星側の戦力・コントロール衛星が次々と破壊される。さらにディーゴ達は本拠地であるトーバ本星に向けて驀進していることを知り、驚きを隠せなかった。「戦争を知らん」とは、予想外に戦況をひっくり返した彼らの規格外の働きを指したものだろうか。
 
;「うおっ!? …くそぉ、俺は死なんぞ! たとえ全軍が潰れようと! …このままでは、想い半ばで倒れた兄と、死んでいったロングー星の同志に顔向けができん!」
 
;「うおっ!? …くそぉ、俺は死なんぞ! たとえ全軍が潰れようと! …このままでは、想い半ばで倒れた兄と、死んでいったロングー星の同志に顔向けができん!」
:第29話より。銀河烈風の本星突入により自ら指揮を取るトーバ隕石要塞への補給路を断たれ、バクーフ軍に圧倒されながらも負けじと気を張った台詞。…シンザークの名が挙がっていないのが気になるが、「死んでいったロングー星の同志」の内に含まれていると思いたいものである。
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:第29話より。銀河烈風の本星突入により自ら指揮を取るトーバ隕石要塞への補給路を断たれ、バクーフ軍に圧倒されながらも負けじと気を張った台詞。
:直後、ケイの意地に応えるかのようにバクーフ軍に裏切りが発生した事が部下から告げられる。
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:絶望的な状況に見えたが、直後ケイの意地に応えるかの如く、バクーフ軍に裏切りが発生した事が部下から告げられる。
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;「追え!逃すな! 銀河烈風はわれわれロングー艦隊が仕留める!」<br />イーゴ「…ケイ・マローン、よせ!? 既に決戦の大勢は決した!これ以上将兵の犠牲を出すのはよせ!」<br />「イーゴ、あんたには分かるまい…私は政治屋ではない。目の前の銀河烈風をおめおめと逃がせるか!」<br />イーゴ「ケイ!」<br />「彼らに倒された兄弟を、友を…私も、私のロングー星の仲間達も忘れてはいない!止め立ては無用だ!」
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:第30話、イーゴの密約によりバクーフ軍が分裂、背後から攻撃され戦力を奪われた総将軍ユーリと銀河烈風が撤退を試みる中、自身は艦隊を追撃させて。戦況は新惑星側に傾いたことはイーゴからも聞かされながら、ケイは因縁深まり切った連中を見過ごすことはできず、彼の制止を突っぱねるのであった。
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;「違う!今何よりもユーリ軍と銀河烈風を倒さないことには、われわれの新しい時代は来ないんだぞ!」<br />オーグ「フン…焦る必要はありません」<br />「まだわからんのか!? 今が勝負の…潮時なんだ!!」
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:第31話より。撤退したユーリ軍と銀河烈風を追撃すべくトルサ星軍の戦力を貸すよう要請するも、別方面で戦っているゴワハンド軍と合流し戦力の散逸を避けるべきだと主張する司令官オーグ・シュミットルに対する反論の台詞。直接相対し何度も苦渋を味わわされているからこそ、彼らに危機感を感じていることがよく分かる。
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;「君は銀河烈風の恐ろしさが分かっていない…!奴らは狼なんだ!バクーフに見放されてもビクともせん!なぜなら、奴らは金で動いている集団じゃないからだ…甘く見ると、手ひどい目に遭うぞ!」
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:それでも彼らを侮り相手にしないオーグに対し、さらにこう言って銀河烈風の恐ろしさを説くも、「見解の相違」と一蹴される。
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;「何が疲労だ…!我々がトーバ・ミフーシ戦で死に物狂いで戦っていた間、君達は高みの見物をしていただけじゃないか!」
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:その直後今度は同席したもう一人の指揮官・タイラーに頼み込むも、軍は先日到着したばかりで疲労していると返答した彼に対し激怒する。シンザークの件もそうだが、当事者性を持たない者をケイは嫌うようだ。
 +
;「銀河烈風は貴様らの相手ではない!」<br />ジル「ふっ、それはどうかな」<br />「失せろドブネズミ!」
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:第35話。銀河烈風隊の幹部を暗殺しようと提案するジル・クロードに対し正々堂々と決着を着けるべきだと嫌悪感を示す。
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;「怯むなーっ!」<br />シュテッケン「ケイ!!」<br />「うおっ!? うっ、うおおお!!」
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:最終話。戦場でシュテッケンと出くわした事に驚愕。直後にハリケーンの前輪に頭を撥ねられ地面へと落ちる。
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:劇中ではこれが最後の出番であり、一見死んだように見えるが上述の通り何とか生き延びたらしい。
  
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
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**ただし、高杉晋作がモデルのキャラは同じロングー星の人物シンザーク・ハイムがそれにあたる。
 
**ただし、高杉晋作がモデルのキャラは同じロングー星の人物シンザーク・ハイムがそれにあたる。
 
**なお、姓の「マローン」は兄ロイのモデルとなっている吉田稔麿に因むとされる。
 
**なお、姓の「マローン」は兄ロイのモデルとなっている吉田稔麿に因むとされる。
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*『[[銀河疾風サスライガー]]』では彼の名を冠したと思わしき惑星、マローン星が登場している。
  
 
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2023年9月25日 (月) 19:11時点における最新版

ケイ・マローン
登場作品

J9シリーズ

声優 島田敏
デザイン 小松原一男
初登場SRW スーパーロボット大戦GC
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 地球人
性別
出身 ロングー星
所属 新惑星連合
テンプレートを表示

ケイ・マローンは『銀河烈風バクシンガー』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

バクーフ打倒のために地下に潜って活動していた、ロングー星出身の過激派の革命家。

初登場は第3話とかなり早期で、銀河烈風隊に討伐された武装集団・不知火党の残党を率いていたジル・クロードの支援者として現れる。その後第9話においてスリーJの情報収集により、烈風隊にもその存在が知られることになる。

基本、力によってバクーフを倒そうと考え、策略などは好まないが、外宇宙の兵器を使えるように技師を拉致して脅迫するなど、あまり褒められたものではない行為に出る事もしばしばある。

銀河烈風隊によって兄であるロイ・マローンが討たれたことを知ると、彼らに復讐の炎を燃やす。

バクーフ軍を滅ぼした後、バクシンガー合体を阻止し優位にたった上でサンダビーダ要塞での決戦に挑み、勝利は目前というところでシュテッケン・ラドクリフに倒される(脚本の山本優によると生存)ものの、兄の復讐は果たした。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦GCXO
初登場作品。まだ山本優氏の口から生存していたとの発言がなく、最後の出番も後頭部直撃からの転倒と死亡とも取れるので原作と違い死亡してしまう(キャラクター事典でも死亡したと解説されている)。討つべき相手がトクガー王家になり、デスバンと手を結んで反乱を起こすが、結局はデスバンに利用される形で討ち死にする事に。それを察して最期はイーゴに全てを託している。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]

GCXO
底力L6、援護L3、指揮L3

人間関係[編集 | ソースを編集]

ロイ・マローン(SRW未登場)
兄。同じくロングーの革命家として活動していたが銀河烈風隊に討たれ、復讐を誓う。
ジル・クロード(SRW未登場)
新惑星連合から裏で支援を受けている、不知火党のボスの弟。自ら銀河烈風の待ち伏せを知らせに赴いたりとメッセンジャーを務めるも、度重なる敗北で全てを失った彼を結局は見捨てた。
シュテッケン・ラドクリフ
決戦時に彼と相打ちになって倒された。
ライラ・峰里
スリーJの情報越しに彼女に「りりしい男」と評されている。
オズマ・ドラーゴ
彼によって新惑星連合に引き入れられる。
イーゴ・モッコス
同じ新惑星系ながら性急な活動を妨害されるなどしており、新惑星連合参加後も彼とは意見の食い違いが多く、対立することが多かった。
GCXO)』においては彼に後を託すことに。
シンザーク・ハイム(SRW未登場)
同じロングーの同志。女連れでキョウラーク星をほっつき歩くような彼とも反りが合わないようで、兄の死を無駄死にだったように言われて激昂したこともあったが、失敗し投獄された際には彼とオズマ達に救出され、彼亡き後のロングーを率いる使命を引き継ぐ。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

楯剣人
GCXO)』にて、ミト王子影武者と思い込む。
デスバン
『GC(XO)』で結託していたが、トクガー王を人質に降伏を迫るやり方に激怒。しかしそれを正す事もままならず、悔いの残る戦死を遂げる。
彼の乗機の事も考えると、ある種の中の人ネタも絡んでいるのかもしれない。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「私との約束を破棄すれば君は一生、無法者のリーダーで終わる。それでもいいか?」
第3話。銀河烈風隊を攻撃しようとツーデンの谷へ向かおうとするジル・クロードに向けて。
「ノエル・ノーチェ様! 今更何を迷う事がありますか! 外宇宙の脅威から人類の未来を守るためには優柔不断なバクーフを討ってゴーショ家を中心とする確固たる力を作らねばならない!」
「ノエル・ノーチェ様! 遅すぎては人類と太陽系は見知らぬ宇宙人の餌食になるではありませんか!」
第10話。ノエル・ノーチェと手を組みプリンスゴーショを連れ出す計画を立てる中、計画を渋るノーチェに対して叱咤する。彼の武力による統治思想が露わとなっている。
「プリンス・ゴーショを連れ出すのはいい。しかし兄さん、そのためにゴーショシティを焼き払い、罪もない市民達をパニックに陥れることはないでしょう!?」
第12話にて、キョウラーク星ゴーショシティにて対面した兄ロイに対し、市内を焼き討ちにしてその隙にプリンス・ゴーショを連れ出すという計画を聞かされての返答。この後もロイを説得するも度重なる失敗の為の非常手段だと説かれ、新惑星系でのリーダーシップをロングー星に掴ませるべくこの計画に臨む彼の覚悟の程を見せられたことで焼き討ちの為のマシンを運び込むことを引き受けるが、彼もまったく良心なき人物というわけではないことは窺える。
「兄さん、銀河烈風の奴らにはくれぐれも気をつけてください。奴らは半端じゃない…血に飢えた狼だ!」
その後焼き討ちマシンの運び込みを引き受ける前に、ロイに言付けた台詞。身をもって実感した烈風隊の強さをこの言葉で伝えたものの、兄は敢え無く彼らに討ち取られてしまう。
「兄貴の事をそんな風に言わんでくれ…! 兄貴は、純粋に反バクーフ運動に殉じて死んでいったんだ! …その間、あんたは何をしていた!? 一度も反バクーフの闘争をしないで、民兵隊とか言う民間の素人の連中相手に戦争ごっこの練習しかしてこなかったじゃないか! …あんたに、兄貴や俺達の事を批判する資格はないんだ!」
第20話にて、キョウラーク星入りしたシンザーク・ハイムからゴワハンドから外宇宙の兵器を強奪した事を追及された挙句、「そのように軽率では皆、お前の兄のように惨めに死ぬだけだ」と言われ。兄ロイを侮辱されたと激昂し、表立った行動を起こさず遠くで無関係を決め込んでいたシンザークを責める。
なお、この時に名を挙げられた「民兵隊」は翌21話にて密貿易で得た外宇宙の兵器を運用してテングーム(SRW未登場)を容易く撃墜するなどバクーフ軍を大いに苦戦させ、シュテッケンからも「これがこれからの時代の戦い方かもしれない」と言わしめている。
「なんだ!? 同じ新惑星系の同胞なのに…」
「何故だ…? 何故だ、何故だ!? バクーフを倒す最大のチャンスではないか! どいつもこいつも腰抜けがぁっ!」
同上話より。外宇宙の兵器によるテロを強行し、ゴワハンド艦隊が味方に参じてくれたと喜んだのも束の間、艦隊からの一斉攻撃を受けて。イーゴとその思惑はすれ違っているのであった。
「俺達の時代が来るぞ…!」
第22話、アーウィン14世の突然の死を聞いての一言。オズマやイーゴが静かに頷いた事に対し、ケイの野心家な性格が前面的に出ている。
「嘘だ…そんな馬鹿な! あいつらは戦争を知らんのか!?」
第28話。トーバ・ミフーシ隕石海でのバクーフ軍との決戦の中、銀河烈風隊の策によりバクーフ軍を苦しめた新惑星側の戦力・コントロール衛星が次々と破壊される。さらにディーゴ達は本拠地であるトーバ本星に向けて驀進していることを知り、驚きを隠せなかった。「戦争を知らん」とは、予想外に戦況をひっくり返した彼らの規格外の働きを指したものだろうか。
「うおっ!? …くそぉ、俺は死なんぞ! たとえ全軍が潰れようと! …このままでは、想い半ばで倒れた兄と、死んでいったロングー星の同志に顔向けができん!」
第29話より。銀河烈風の本星突入により自ら指揮を取るトーバ隕石要塞への補給路を断たれ、バクーフ軍に圧倒されながらも負けじと気を張った台詞。
絶望的な状況に見えたが、直後ケイの意地に応えるかの如く、バクーフ軍に裏切りが発生した事が部下から告げられる。
「追え!逃すな! 銀河烈風はわれわれロングー艦隊が仕留める!」
イーゴ「…ケイ・マローン、よせ!? 既に決戦の大勢は決した!これ以上将兵の犠牲を出すのはよせ!」
「イーゴ、あんたには分かるまい…私は政治屋ではない。目の前の銀河烈風をおめおめと逃がせるか!」
イーゴ「ケイ!」
「彼らに倒された兄弟を、友を…私も、私のロングー星の仲間達も忘れてはいない!止め立ては無用だ!」
第30話、イーゴの密約によりバクーフ軍が分裂、背後から攻撃され戦力を奪われた総将軍ユーリと銀河烈風が撤退を試みる中、自身は艦隊を追撃させて。戦況は新惑星側に傾いたことはイーゴからも聞かされながら、ケイは因縁深まり切った連中を見過ごすことはできず、彼の制止を突っぱねるのであった。
「違う!今何よりもユーリ軍と銀河烈風を倒さないことには、われわれの新しい時代は来ないんだぞ!」
オーグ「フン…焦る必要はありません」
「まだわからんのか!? 今が勝負の…潮時なんだ!!」
第31話より。撤退したユーリ軍と銀河烈風を追撃すべくトルサ星軍の戦力を貸すよう要請するも、別方面で戦っているゴワハンド軍と合流し戦力の散逸を避けるべきだと主張する司令官オーグ・シュミットルに対する反論の台詞。直接相対し何度も苦渋を味わわされているからこそ、彼らに危機感を感じていることがよく分かる。
「君は銀河烈風の恐ろしさが分かっていない…!奴らは狼なんだ!バクーフに見放されてもビクともせん!なぜなら、奴らは金で動いている集団じゃないからだ…甘く見ると、手ひどい目に遭うぞ!」
それでも彼らを侮り相手にしないオーグに対し、さらにこう言って銀河烈風の恐ろしさを説くも、「見解の相違」と一蹴される。
「何が疲労だ…!我々がトーバ・ミフーシ戦で死に物狂いで戦っていた間、君達は高みの見物をしていただけじゃないか!」
その直後今度は同席したもう一人の指揮官・タイラーに頼み込むも、軍は先日到着したばかりで疲労していると返答した彼に対し激怒する。シンザークの件もそうだが、当事者性を持たない者をケイは嫌うようだ。
「銀河烈風は貴様らの相手ではない!」
ジル「ふっ、それはどうかな」
「失せろドブネズミ!」
第35話。銀河烈風隊の幹部を暗殺しようと提案するジル・クロードに対し正々堂々と決着を着けるべきだと嫌悪感を示す。
「怯むなーっ!」
シュテッケン「ケイ!!」
「うおっ!? うっ、うおおお!!」
最終話。戦場でシュテッケンと出くわした事に驚愕。直後にハリケーンの前輪に頭を撥ねられ地面へと落ちる。
劇中ではこれが最後の出番であり、一見死んだように見えるが上述の通り何とか生き延びたらしい。

スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]

「バカめ。もとより私は生き残るつもりなどない!私の望みは新政府の誕生のみ!それさえ叶えば、あとは仲間がうまくやってくれる!」
GCXO)』第26話「揺れる惑星海」における、との戦闘前会話。そんな半ば捨て鉢な考えは革命家としてはどうなのか。
「あのデスバンは、俺達がこれまで戦って築き上げたものを全て奪おうとしている!ここで誰かが、反トクガー運動を意地を示さねば、全てが瓦解する!イーゴ…俺の意志はあんたが継いでくれ! 私はここで散る!!」
「うおおおおお!!イ…イーゴよ…後の者に伝えてくれ…我らは、義をもって戦ったと!」
『GO(XO)』第45話「みんなが王子を待っている!」での撃墜時の台詞。原作とは違い志半ばで散ることとなった。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

原作では機動ロボを操縦して戦った事もあるが、該当の機体もすべてSRWでは未登場のためか再現されていない。

ニオーム
第10話等で搭乗。
クリスタルゴ
第20話にて搭乗。ゴワハンドの商船から強奪したもので、この機体を含む外宇宙の兵器のオペレーションの為にキョウラーク星の技師を拉致までしていたが、ニューバクソードを得たバクシンガーに敗れる。
新惑星連合戦艦

余談[編集 | ソースを編集]

  • モデルは桂小五郎(後の木戸孝允)とされるが、性格は高杉晋作に近い。
    • ただし、高杉晋作がモデルのキャラは同じロングー星の人物シンザーク・ハイムがそれにあたる。
    • なお、姓の「マローン」は兄ロイのモデルとなっている吉田稔麿に因むとされる。
  • 銀河疾風サスライガー』では彼の名を冠したと思わしき惑星、マローン星が登場している。