「デューイ・ノヴァク」の版間の差分

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== デューイ・ノヴァク (Dewey Novac) ==
 
== デューイ・ノヴァク (Dewey Novac) ==
*[[登場作品]]:[[交響詩篇エウレカセブン]]
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*[[登場作品]]:[[交響詩篇エウレカセブン]]([[交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい|劇場版]])
 
*[[声優]]:辻谷耕史
 
*[[声優]]:辻谷耕史
 
*種族:地球人
 
*種族:地球人
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*生年:11969年
 
*生年:11969年
 
*年齢:36歳
 
*年齢:36歳
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*所属:[[塔州連邦軍]]
 
*所属:[[塔州連邦軍]]
*階級:中佐⇒大佐(劇場版では少将)
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*階級:中佐→大佐(TV版)、少将(劇場版)
  
代々の王族家系であるノヴァク家の跡取り。<br />7歳時に母に自分の命と引き換えに[[ホランド・ノヴァク|ホランド]]を生ませた父を「母殺し」と評して憎み、逆に自ら「王殺し」を名乗って実父を剣で殺害する。その後ホランドと共に放浪の旅に出て、塔州連邦軍に入隊。<br />情報部に配属され、着実に実績を伸ばしていった。<br />またその一方、[[アドロック・サーストン]]の「[[スカブコーラル]]知性体仮説」に賛同、彼の壮大な目的の根幹を形成することとなった。
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代々の王族家系であるノヴァク家の跡取り。7歳の時、母に自分の命と引き換えに[[ホランド・ノヴァク]]を生ませた父を「母殺し」と評して憎み、逆に自ら「王殺し」を名乗って実父を剣で殺害する。<br />
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その後ホランドと共に放浪の旅に出て、塔州連邦軍に入隊。情報部に配属され、着実に実績を伸ばしていった。その一方、[[アドロック・サーストン]]の「[[スカブコーラル]]知性体仮説」に賛同、彼の壮大な目的の根幹を形成することとなった。
  
その後、デル・シエロの惨劇事件でホランドが軍を脱走すると、責任を問われて幽閉される。<br />幽閉先では「金枝篇」などの読書に明け暮れていたが、[[ニルヴァーシュ]]がセブンスウェル現象を発生させたことを契機に「賢人会議」から幽閉を解除された。<br />そしてアドロックの提唱した「アゲハ構想」実現のため[[アゲハ隊]]を組織し、スカブコーラルから発生するコーラリアン殲滅のため力を蓄えていった。
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デル・シエロの惨劇事件でホランドが軍を脱走すると、責任を問われて幽閉される。幽閉先では『金枝篇』などの読書に明け暮れていたが、しばらくして[[ニルヴァーシュ]]によるセブンスウェル現象が発生、これが契機となって賢人会議から幽閉を解除された。そしてアドロックの提唱した「アゲハ構想」実現のため[[アゲハ隊]]を組織し、スカブコーラルから発生するコーラリアン殲滅のため力を蓄えていった。<br />
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賢人会議を構成する3人の内、クゼミとブラヤを殺害して遂に塔州連邦軍を掌握。本格的にコーラリアン殲滅に乗り出した彼は「オペレーション・ネノカタス」を実行し、[[スカブコーラル]]の中心核である[[司令クラスター]]への攻撃を強攻した。
  
その後「賢人会議」を構成する3人の内、2人を殺害して塔州連邦軍を掌握。本格的にコーラリアン殲滅に乗り出した彼は「オペレーション・ネノカタス」を実行し、[[スカブコーラル]]の中心核である[[司令クラスター]]への攻撃を強攻した。
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最後には[[司令クラスター]]への最終命令を実行するため、[[エウレカ]]と[[アネモネ]]の2人に組みこんだ首輪の機能を発動させる。この首輪は彼女らを「代理司令クラスター」とするためのプログラムが仕込まれており、その鍵は自らの命であり、自らの体に埋め込んだ[[コンパク・ドライヴ]]と共に命を絶つことで、己が背負った「業」を全うした。
 
 
最後には[[司令クラスター]]への最終命令を実行するため、[[エウレカ]]と[[アネモネ]]の2人に組みこんだ、彼女らを「代理司令クラスター」とするための首輪の機能を発動させる。<br />その鍵は自らの命であり、自らの体に埋め込んだ[[コンパク・ドライヴ]]と共に命を絶つことで、己が背負った「業」を全うした。
 
  
 
劇場版では姓は「ノヴァク」ではなく「ソレンスタム」であり、その役割もTV版とは異なっており、直接登場することは一切無かった。
 
劇場版では姓は「ノヴァク」ではなく「ソレンスタム」であり、その役割もTV版とは異なっており、直接登場することは一切無かった。
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
;[[スーパーロボット大戦Z]]
 
;[[スーパーロボット大戦Z]]
:原作通り賢人会議に参加後、クーデターにより主要メンバーを粛清。[[パプテマス・シロッコ]]、[[エーデル・ベルナル]]と共に新地球連邦軍の掌握に成功する。その後はほぼ原作通りの行動を行い、最後は[[銀河号]]で対峙する。<br />本人の能力は高く、特殊技能[[ガード]]と銀河号の攻撃力・防御力も合わせて厄介。<br />ただ、原作同様に単機で登場するため、位置取りさえ誤らなければ集中攻撃で割と楽に墜とせる。
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:原作通り賢人会議に参加後、クーデターにより主要メンバーを粛清。[[パプテマス・シロッコ]]、[[エーデル・ベルナル]]と共に新地球連邦軍の掌握に成功する。その後はほぼ原作通りの行動を行い、最後は[[銀河号]]で自軍と対峙する。本人の能力値は高く、特殊技能[[ガード]]と銀河号の高火力・堅牢さも合わせて厄介。ただ、原作同様に単機で登場するため、位置取りさえ誤らなければ集中攻撃で割と楽に墜とせる。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇]]
:劇場板設定で名前のみ登場。名前が登場したときには既に死亡している。
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:劇場板設定で名前のみ登場するが、そのときには既に死亡している。
  
 
== パイロットステータス設定の傾向 ==
 
== パイロットステータス設定の傾向 ==
 
 
=== 能力値 ===
 
=== 能力値 ===
 
格闘・防御が若干低い以外は全てトップクラスで、ガットラー、ティンプに次ぐ。彼ら以上に乗機が堅牢なため、まともに当たろうとすると時間がかかる。また地形適応は宇宙・空ともSで、IF・原作どちらのルートでも全力を発揮して来る。
 
格闘・防御が若干低い以外は全てトップクラスで、ガットラー、ティンプに次ぐ。彼ら以上に乗機が堅牢なため、まともに当たろうとすると時間がかかる。また地形適応は宇宙・空ともSで、IF・原作どちらのルートでも全力を発揮して来る。
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
  
 
=== 特殊技能(スキル) ===
 
=== 特殊技能(スキル) ===
 
;[[底力]]L9 気力+(ダメージ) [[戦意高揚]] [[集束攻撃]] [[ガード]] [[指揮官]]L4
 
;[[底力]]L9 気力+(ダメージ) [[戦意高揚]] [[集束攻撃]] [[ガード]] [[指揮官]]L4
 
:銀河号に乗るためのようなラインナップ。艦長効果と合わせて異様に堅い。
 
:銀河号に乗るためのようなラインナップ。艦長効果と合わせて異様に堅い。
 
=== 艦長効果 ===
 
 
;命中率+20% ダメージ-20%
 
;命中率+20% ダメージ-20%
:当てて耐えるという戦艦乗りに相応しい効果。銀河号にはバリアがないためスピリットガットラーよりは脆いが、本人がガードを持っているためダメージは実質64%まで押さえこまれてしまう。サイズ差補正を考えれば事実上ダメージ半減と考えていい。
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:艦長効果。当てて耐えるという戦艦乗りに相応しい効果。銀河号にはバリアがないためスピリットガットラーよりは脆いが、本人がガードを持っているためダメージは実質64%まで押さえこまれてしまう。サイズ差補正を考えれば事実上ダメージ半減と考えていい。
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[ホランド・ノヴァク]]
 
;[[ホランド・ノヴァク]]
:実弟であり、彼には期待感を抱いていた。しかし軍の脱走という形で裏切られ、自身も幽閉されたため、その後の彼の無軌道な行いを認めなかった。<br />彼も同様にデューイを憎んでおり、デューイの最期に彼がデューイの真の目的を知ることとなるまで、実の兄弟で激しくぶつかり合った。<br />劇場版では兄弟関係ではないが、ホランドとは関係の深い人物の一人であることに変わりはない。
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:実弟であり、彼には期待感を抱いていた。しかし軍の脱走という形で裏切られ、自身も幽閉されたため、その後の彼の無軌道な行いを認めなかった。彼も同様にデューイを憎んでおり、デューイの最期に彼がデューイの真の目的を知ることとなるまで、実の兄弟で激しくぶつかり合った。
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:劇場版では兄弟関係ではないが、ホランドとは関係の深い人物の一人であることに変わりはない。
 
;[[タルホ・ユーキ]]
 
;[[タルホ・ユーキ]]
:恋人関係であったが、タルホは弟ホランドに付いて行った。<br />そのため、彼はホランドへの侮蔑の意をこめ、彼女を「お古」と評する。
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:恋人関係であったが、タルホは弟のホランドについて行った。そのため彼はホランドへの侮蔑の意をこめ、彼女を「お古」と評する。
 
;[[ドミニク・ソレル]]
 
;[[ドミニク・ソレル]]
:幽閉時代からの忠実な部下。<br />劇場版では自らの計画した実験の実行者。
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:幽閉時代からの忠実な部下。劇場版では自らの計画した実験の実行者。
 
;[[アネモネ]]
 
;[[アネモネ]]
:ホランドにとってのエウレカの如く、デューイにとっての己の目的のための切り札。<br />[[エウレカ]]と共に司令クラスターの代理としての役目を負わされた「道具」であるが、彼女自身は二心なくデューイを慕っている。
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:ホランドにとってのエウレカの如く、デューイにとっての己の目的のための切り札。[[エウレカ]]と共に司令クラスターの代理としての役目を負わされた「道具」であるが、彼女自身は二心なくデューイを慕っている。
 
;[[アゲハ隊]]
 
;[[アゲハ隊]]
 
:民族浄化から救い出された少年隊。全員彼を慕っている。
 
:民族浄化から救い出された少年隊。全員彼を慕っている。
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:Zではシロッコと共に彼を新連邦の大統領に立てる。
 
:Zではシロッコと共に彼を新連邦の大統領に立てる。
 
;[[シャギア・フロスト]]、[[オルバ・フロスト]]
 
;[[シャギア・フロスト]]、[[オルバ・フロスト]]
:Zではデューイに協力的な立場である。ACE3ではベルクトと共に同格の幹部。
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:Zではデューイに協力的な立場である。『[[Another Century's Episode 3 THE FINAL]]』ではベルクトと共に同格の幹部。
 
;[[アイムザット・カートラル]]
 
;[[アイムザット・カートラル]]
 
:Zでは彼は軍内部においてデューイ派に属している。
 
:Zでは彼は軍内部においてデューイ派に属している。
 
;[[ギルバート・デュランダル]]
 
;[[ギルバート・デュランダル]]
:Zでは敵対関係。<br />[[フロスト兄弟]]によって攻撃された[[メサイア]]に駄目押しでトドメを刺している。<br />また、デューイは彼やシロッコの戦い方を暗に非難している。
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:Zでは敵対関係。[[フロスト兄弟]]によって攻撃された[[メサイア]]に駄目押しでトドメを刺している。また、デューイは彼やシロッコの戦い方を暗に非難している。
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
 
=== TV版 ===
 
=== TV版 ===
 
;「そう、滅茶苦茶だ。 私はこの滅茶苦茶に歪んだ世界を粛清し、尊厳を守るために、自らに業を埋め込んだ!見るがいい! 私の業を!」<br />「こうすることで、私は世界と…この星と合一した。私の生命はすなわち、この星そのものなのだ!」<br />「抗いたければ抗え! だが、私はこの星の尊厳と共に行く! 泣け! わめけ! オレが新たな地球の始まりだ!」
 
;「そう、滅茶苦茶だ。 私はこの滅茶苦茶に歪んだ世界を粛清し、尊厳を守るために、自らに業を埋め込んだ!見るがいい! 私の業を!」<br />「こうすることで、私は世界と…この星と合一した。私の生命はすなわち、この星そのものなのだ!」<br />「抗いたければ抗え! だが、私はこの星の尊厳と共に行く! 泣け! わめけ! オレが新たな地球の始まりだ!」
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=== 漫画版 ===
 
=== 漫画版 ===
 
;「今度こそ……あの…丘の……向こうへ…」
 
;「今度こそ……あの…丘の……向こうへ…」
:漫画版での最期の台詞。<br />あまりにも悲しい兄弟のすれ違いだった…。
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:漫画版での最期の台詞。あまりにも悲しい兄弟のすれ違いだった…。
  
 
== スパロボシリーズでの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズでの名台詞 ==
 
;「甘いな、ホランド。私はシロッコやデュランダルのようなセンチメンタリズムは持ち合わせていない」
 
;「甘いな、ホランド。私はシロッコやデュランダルのようなセンチメンタリズムは持ち合わせていない」
:Zのifルートの57話で対峙した際、前線から一時後退する際に。前線に出張って戦死してしまったシロッコやデュランダルを暗に非難するような台詞。指導者が前線で戦った結果死ぬというのは、無責任に等しい行為なので、言っていることは極めて正論である。
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:Zのifルート57話で対峙した際、前線から一時後退する際に。前線に出張って戦死してしまったシロッコやデュランダルを暗に非難するような台詞。指導者が前線で戦った結果死ぬというのは、無責任に等しい行為なので、言っていることは極めて正論である。
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== 資料リンク ==
 
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== リンク ==
 
 
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2014年1月22日 (水) 18:45時点における版

デューイ・ノヴァク (Dewey Novac)

代々の王族家系であるノヴァク家の跡取り。7歳の時、母に自分の命と引き換えにホランド・ノヴァクを生ませた父を「母殺し」と評して憎み、逆に自ら「王殺し」を名乗って実父を剣で殺害する。
その後ホランドと共に放浪の旅に出て、塔州連邦軍に入隊。情報部に配属され、着実に実績を伸ばしていった。その一方、アドロック・サーストンの「スカブコーラル知性体仮説」に賛同、彼の壮大な目的の根幹を形成することとなった。

デル・シエロの惨劇事件でホランドが軍を脱走すると、責任を問われて幽閉される。幽閉先では『金枝篇』などの読書に明け暮れていたが、しばらくしてニルヴァーシュによるセブンスウェル現象が発生、これが契機となって賢人会議から幽閉を解除された。そしてアドロックの提唱した「アゲハ構想」実現のためアゲハ隊を組織し、スカブコーラルから発生するコーラリアン殲滅のため力を蓄えていった。
賢人会議を構成する3人の内、クゼミとブラヤを殺害して遂に塔州連邦軍を掌握。本格的にコーラリアン殲滅に乗り出した彼は「オペレーション・ネノカタス」を実行し、スカブコーラルの中心核である司令クラスターへの攻撃を強攻した。

最後には司令クラスターへの最終命令を実行するため、エウレカアネモネの2人に組みこんだ首輪の機能を発動させる。この首輪は彼女らを「代理司令クラスター」とするためのプログラムが仕込まれており、その鍵は自らの命であり、自らの体に埋め込んだコンパク・ドライヴと共に命を絶つことで、己が背負った「業」を全うした。

劇場版では姓は「ノヴァク」ではなく「ソレンスタム」であり、その役割もTV版とは異なっており、直接登場することは一切無かった。

登場作品と役柄

スーパーロボット大戦Z
原作通り賢人会議に参加後、クーデターにより主要メンバーを粛清。パプテマス・シロッコエーデル・ベルナルと共に新地球連邦軍の掌握に成功する。その後はほぼ原作通りの行動を行い、最後は銀河号で自軍と対峙する。本人の能力値は高く、特殊技能ガードと銀河号の高火力・堅牢さも合わせて厄介。ただ、原作同様に単機で登場するため、位置取りさえ誤らなければ集中攻撃で割と楽に墜とせる。
第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇
劇場板設定で名前のみ登場するが、そのときには既に死亡している。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

格闘・防御が若干低い以外は全てトップクラスで、ガットラー、ティンプに次ぐ。彼ら以上に乗機が堅牢なため、まともに当たろうとすると時間がかかる。また地形適応は宇宙・空ともSで、IF・原作どちらのルートでも全力を発揮して来る。

特殊技能(スキル)

底力L9 気力+(ダメージ) 戦意高揚 集束攻撃 ガード 指揮官L4
銀河号に乗るためのようなラインナップ。艦長効果と合わせて異様に堅い。
命中率+20% ダメージ-20%
艦長効果。当てて耐えるという戦艦乗りに相応しい効果。銀河号にはバリアがないためスピリットガットラーよりは脆いが、本人がガードを持っているためダメージは実質64%まで押さえこまれてしまう。サイズ差補正を考えれば事実上ダメージ半減と考えていい。

人間関係

ホランド・ノヴァク
実弟であり、彼には期待感を抱いていた。しかし軍の脱走という形で裏切られ、自身も幽閉されたため、その後の彼の無軌道な行いを認めなかった。彼も同様にデューイを憎んでおり、デューイの最期に彼がデューイの真の目的を知ることとなるまで、実の兄弟で激しくぶつかり合った。
劇場版では兄弟関係ではないが、ホランドとは関係の深い人物の一人であることに変わりはない。
タルホ・ユーキ
恋人関係であったが、タルホは弟のホランドについて行った。そのため彼はホランドへの侮蔑の意をこめ、彼女を「お古」と評する。
ドミニク・ソレル
幽閉時代からの忠実な部下。劇場版では自らの計画した実験の実行者。
アネモネ
ホランドにとってのエウレカの如く、デューイにとっての己の目的のための切り札。エウレカと共に司令クラスターの代理としての役目を負わされた「道具」であるが、彼女自身は二心なくデューイを慕っている。
アゲハ隊
民族浄化から救い出された少年隊。全員彼を慕っている。

他作品との人間関係

パプテマス・シロッコエーデル・ベルナル
Zでは彼らと協力してクーデターを起こし、新連邦を改革する。
フィクス・ブラッドマン
Zではシロッコと共に彼を新連邦の大統領に立てる。
シャギア・フロストオルバ・フロスト
Zではデューイに協力的な立場である。『Another Century's Episode 3 THE FINAL』ではベルクトと共に同格の幹部。
アイムザット・カートラル
Zでは彼は軍内部においてデューイ派に属している。
ギルバート・デュランダル
Zでは敵対関係。フロスト兄弟によって攻撃されたメサイアに駄目押しでトドメを刺している。また、デューイは彼やシロッコの戦い方を暗に非難している。

名台詞

TV版

「そう、滅茶苦茶だ。 私はこの滅茶苦茶に歪んだ世界を粛清し、尊厳を守るために、自らに業を埋め込んだ!見るがいい! 私の業を!」
「こうすることで、私は世界と…この星と合一した。私の生命はすなわち、この星そのものなのだ!」
「抗いたければ抗え! だが、私はこの星の尊厳と共に行く! 泣け! わめけ! オレが新たな地球の始まりだ!」
自らの「業」を背負い、自らの命を絶ったデューイが叫んだ最後の言葉。それは歪んでしまった世界に対する絶望と憎悪に満ちた呪詛の叫びでもあった…。最後まですれ違ったまま、真意に気付けなかったホランドとタルホは、後悔の涙を流すしかなかった。

漫画版

「今度こそ……あの…丘の……向こうへ…」
漫画版での最期の台詞。あまりにも悲しい兄弟のすれ違いだった…。

スパロボシリーズでの名台詞

「甘いな、ホランド。私はシロッコやデュランダルのようなセンチメンタリズムは持ち合わせていない」
Zのifルート57話で対峙した際、前線から一時後退する際に。前線に出張って戦死してしまったシロッコやデュランダルを暗に非難するような台詞。指導者が前線で戦った結果死ぬというのは、無責任に等しい行為なので、言っていることは極めて正論である。