「佐馬之介・ドーディ」の版間の差分

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;「まったく、アステロイド狼は気が疲れるぜ…」
 
;「まったく、アステロイド狼は気が疲れるぜ…」
 
:第26話より。視力を失っても戦列を離れようとしないビリーがシュテッケンと本気で剣を交える事態になり、一同は騒然。ファンファンに至っては泣き出してしまった。「こうでもしなければ判ってもらえなかった」とビリーは弁解するも、彼らアステロイド育ちの気性には佐馬も気を揉んだのだった。
 
:第26話より。視力を失っても戦列を離れようとしないビリーがシュテッケンと本気で剣を交える事態になり、一同は騒然。ファンファンに至っては泣き出してしまった。「こうでもしなければ判ってもらえなかった」とビリーは弁解するも、彼らアステロイド育ちの気性には佐馬も気を揉んだのだった。
;「みっともねえ……キャシー…」
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;「みっともねえ……キャシー…キャシー・ルー……」
 
:第38話より。最終決戦を前にサンダビーダ要塞内の自然エリアでキャシーとデートを楽しんでいたが、侵入していたジル・クロードとその配下達により致命傷を負わされて。満開の桜の下、ディーゴに続き新たな犠牲者となってしまった。
 
:第38話より。最終決戦を前にサンダビーダ要塞内の自然エリアでキャシーとデートを楽しんでいたが、侵入していたジル・クロードとその配下達により致命傷を負わされて。満開の桜の下、ディーゴに続き新たな犠牲者となってしまった。
  

2024年5月22日 (水) 00:03時点における最新版

佐馬之介・ドーディ
読み さまのすけ・ドーディ
登場作品

J9シリーズ

声優 森功至
デザイン 小松原一男
初登場SRW スーパーロボット大戦GC
SRWでの分類 サブパイロット
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プロフィール
異名 かっ飛びの佐馬
種族 地球人
性別
年齢 18歳
所属 銀河烈風隊
役職 特別隊員
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佐馬之介・ドーディは『銀河烈風バクシンガー』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

かっ飛びの佐馬」の通称(ロードネーム)を持つ風来坊。一人称は「俺」または「拙者」。クールそうに振舞っているが、根は割とお調子者のようで時々ボロが出ることも。

第1話でディーゴらが銀河野党に囲まれているところを救ったのが縁で銀河烈風隊に入隊した。バクシンガーを構成する水色のサイドカー「サイクロン」に乗り込む。

仕込み刀を使用した剣や棒術、バイクの腕も抜群で、流れ者であったゆえに実戦経験も豊富。通常時には諜報活動を担当している。以前はカジノの用心棒などを生業としていたらしく、第9話ではその時に誤って手にかけた刑事の子供達から仇として狙われる事もあった。

隊規違反により総局長補佐であったジューロ・南を討った際に、現場に居合わせたジューロ・南の妹キャシー・ルーと知り合い、後に付き合う事となる。

物語終盤でジル・クロードに暗殺され、バクシンガーへの合体を封じられる。頼みの量産型バクシンガー(一人乗り)も資金不足により生産が遅れ、烈風隊は滅びの道を歩むことになる。

モデルは原田左之助。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦GCXO
初登場作品。バクシンガーのサブパイロット。基本的には「加速」「不屈」要員。ディーゴが抜けてからは「気合」の負担も考える必要も。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

GCXO
加速直撃不屈ド根性気合

人間関係[編集 | ソースを編集]

ディーゴ・近藤
銀河烈風総局長。斜に構えている佐馬も、ディーゴの命令には素直に従う。
真幌羽士郎
銀河烈風一番隊隊長。
シュテッケン・ラドクリフ
銀河烈風副長。通
ライラ・峰里
銀河烈風特別隊員。当初は彼女に気を持ち、ビリーといい感じになったりしたのを悔しがったりしていた。

SRW未登場の人物[編集 | ソースを編集]

ジューロ・南
烈風隊の総局長補佐に就いた人物。後に烈風隊の規則に反した行動をとった為、ビリーに代わって彼を討った。「こんな世の中だから自分が殺されても誰も恨むな」と妹のキャシーに言い残していたため、目前で討ってしまうものの彼女は佐馬を恨む行為には出なかった。
ペペ・コスタ、チコ・コスタ
オレンジ惑星海にあるトーミ星から旅してきた兄妹。第9話で行き倒れていた二人をリー兄妹と一緒に介抱したが、かつて佐馬が死なせてしまった秘密捜査官フランコ・コスタが二人の父であり、その仇である自分を探していることを知る。
キャシー・ルー
ジューロ・南の妹(姓が違うのは小さい頃別々に預けられたからとのこと)。養殖場のトラックの運転中にうっかり接触事故を起こしたことで図らずも知り合い、佐馬に手当てを行う。後に恋人同士になり、最終決戦前に佐馬との子供を宿すが、それが死亡フラグとなってしまった。
ジル・クロード
最終決戦前に彼の手によって暗殺される。

名(迷)台詞[編集 | ソースを編集]

キャラの成りに見合ったクールな台詞が多いが、結構女性にだらしなく締まらない一面も多い。こういう所はボウィーと同じと言える。

「さあ、諸君。そのまま武器を捨ててここから出てってもらおう。さもないとこいつがも一度火を噴くぜ」
「俺は人殺しはやりたくない」
第1話。初登場時の名台詞。前者は宇宙の野盗団によって窮地に立たされたビリー達を助けた時に野盗団に対し、後者は野盗団を逃がした事で何故逃がしたと問うシュテッケンに対して。
「おや、なんか拙者も胸騒ぎの気分だぜ」
同上。ライラを見てこの台詞と共に顔が赤くなる。ボウィーから一転してクールそうに見える彼だが、意外と女好きである事が解る。
「何で止めたんだお前ら?」
ファンファン「いいシーンじゃないの…」
「ちっともいいシーンじゃないだろ…」
ファンファン「…そうね、ちょっと妬けるシーンね」
さらに同上。お目当てのライラがビリーと二人乗りして行ってしまうのをリー兄妹(SRW未登場)に止められてしまい、ちょっといじけるのであった。
「あー、ちょちょちょっと俺は?」
ライラ「あーら、お洗濯でもなされば?」
「あちゃ…」
第2話にて。リー兄妹とドライブに出かけるライラと自分もご一緒しようとするも、取り付くしまもなくかわされてしまう。
「固い事は言わねえ。死んでもらうだけよ!」
同じく第2話で戦闘ロボ・ダイボ(SRW未登場)を繰り出してきた不知火党に対しての台詞。前話で人殺しは好かないと言っていた彼でもこの不知火党、それはもう世紀末のモヒカン共ばりの横暴ぶりであったので流石に無視できなかったようだ。
「もぉーいっつもこれだ。邪魔者め!」
第3話にて。前話で壊滅させたはずの不知火党の残党の話を聞き、今度こそライラと二人っきりでドライブもとい偵察…と思いきや、リー兄妹が話を聞きつけ結局ついてくることになりこの一言。こういうところでいま一つ格好がつかない辺り、やはりボウィーの後継者である。
「あ、俺? そうね…番頭さんがなんちゅうか」
シュテッケン「…来てくれなくては困るぞ」
「ああこれだ!愛想なしもいいとこだぜ」
第4話にて。銀河烈風もバクーフ総将軍アーウィン14世の護衛艦隊への参加という大仕事を前にして、今後もついて来てくれるかとライラに続いて聞かれて。シュテッケンの様子を窺うも、いつものように固い表情での返答で呆れる他ないのであった。
「いやっはっはは、ファンファンちゃんかわゆい」
「へいへい、ファンファンちゃんのご教授なら何でもやっちゃうもんねぇ」
第5話でリー兄妹の妹ファンファンのカンフー指導を受けている際に。デレデレしながらクラパチーノ(SRW未登場)と一緒に囃したてており、しかもいざやってみるやすっ転ぶ始末でもはやクールキャラの様相など微塵もない。
クラパチーノ「佐馬さ~ん、踊りませんか~?」
「アホかお前!拙者、男と抱き合う趣味は無いの!!」
クラパチーノ「抱き合う…?」
第7話でカルモ・ダクス(SRW未登場)を油断させるための餌として開催されたパーティーのさなか、クラパチーノに対し口走った迷台詞。今回もお目当てのライラがビリーと一緒に踊っていたのを悔しげに見ていたところに声を掛けたので、八つ当たりのごとく怒鳴り散らされたクラパチーノは戸惑うほかなかった。
ちなみにこのパーティーでは皆ゴーゴーのようなダンスを踊っていたのだが、社交ダンスの方が彼の趣味なのだろうか?
「人をったのは、あの時が最初さ…」
第9話にて、かつて誤って手にかけたコスタ捜査官の子らであるコスタ兄妹が自分を探してきたことをビリーから聞き、本当なのかと問いただされて。この言葉を皮切りに、胸に刺さった生々しい記憶をビリーに打ち明ける。
「オッケー、オッケー。だが拙者はカジノの用心棒としての手当てしか貰っちゃいない。カジノの外なら、特別手当を出してもらおうか」
支配人「ケッ、抜け目のねえ野郎だ」
「ハハッ、流れ者には流れ者の知恵があるんでね…」
支配人「チッ… ほら!」
「ん~、マイ・スウィート・ラヴァ~… さ、参ろうかご一同」
その時のトーミ星でカジノの用心棒をしていた頃、秘密裏に運び出される品の護衛を請け負った際に追加の報酬をせしめた場面。この時は上機嫌な様子であったが…。
「拙者を打ち取らなければ、あの兄妹の旅も続く。それも可哀想な話だ…」
その後コスタ捜査官を手にかけてしまい、彼の手帳からヤバい仕事を請けたと後悔し逃げ出したことを回想し終えた後、この言葉を呟く。そして、佐馬とビリーの取った行動は…
「ハッ、笑えない冗談だ…」
ビリー「まあね…」
コスタ兄妹の仇討ちの旅を終わらせるため、佐馬はビリーに討たれたと一芝居打つ。兄妹が去ったのを確認すると、ビリーから「芝居も上手かった」と言われてこう返すのだった。
「ああ。きっと、お腹でも痛くなったんだろ?」
第10話にて。ライラが自分の事を話さないでいることに突っ込んで聞き出そうとするも、「誰にでも話したくないことはある」とはぐらかされる。しかしその後ライラが表情を強張らせたのを見てただ事ではない何かがあったと察したらしく、ファンファンが気にするのもこの一言で冗談めかした。これも彼なりの気遣いであろう。
「ハハッ、もうちっと大きくなってからね」
第11話で難民の女の子に遊んでとせがまれての返答。女の子は意味が分からずキョトンとしており、隣にいたライラにも「バカね」と笑われたが、当人は素であった様子。…微妙に節操ないようにも見える。
「フフ…! そういうことなら、拙者も熱を出したいもんだぜ」
第13話にて、高熱で倒れたビリーをライラが看病すると聞いて、からかって見せた一言。正直、この熱病の正体を知っていたならとても言えた台詞ではなかっただろう。
「ぶはっ、ロングー星もの!?」
第15話。スポンサーのセゾンJr.を迎えてコーヒーを嗜むさなか、ファンファンからロングー星産と聞いた途端、ライラは顔をしかめ佐馬は思わず吐き出した。結構、失礼な気がしないでもない。
「まったく、男同士の友情もあそこまで行くと恋人か夫婦だぜ」
同上話でシュテッケンが遠く離れたオフス星に別行動を取り、落ち着かない様子のディーゴを見ての問題発言。多分に冗談を含んだ台詞ではあろうが、事実ジューロ・南の進言もあって結局他のメンバー共々オフス星に向かった後、救援される形になったシュテッケンがディーゴと繰り広げた口論は最終的に意地の張り合いになってしまい、まさしく夫婦喧嘩のごとき様相を為していた。
「ビリー。ジューロのことだがな…代わってやってもいい」
「好きな奴をるのは辛い事さ…いくら烈風隊の更正の為でもな。…もっとも、ジューロがバーチカル星にいればの話だがな」
第18話より。失踪したジューロ・南の捜索に出る中、彼が脱走者だと判った際の汚れ役を買って出る。先だってカシム・タローンの反乱に手を貸したテディ・ベインを討ったばかりで、特にジューロは相当親しくなっていた為陰鬱な様子のビリー。そんな優しすぎる彼を気遣っての事だが、これが思わぬ運命へと自らを導くことに…。
「会わなかった事にしてもいいが…」
その後キョウラーク星の隣、バーチカル星のサーモンレイクの湖畔にてジューロを発見。逃げ隠れもせず追っ手を待ち受けていたという彼に対し、ビリーの事も考え見逃すことも申し出るも、ジューロももう付いていけないとは言え『烈』に殉じると覚悟を決めた様子であった。
「キャシー…。 いつでもいいんだぜ…?」
キャシー「……鳩が、好きなの?」
「ああ…」
キャシー「あんた……いい人ね」
「え…?」
結果妹の目前でジューロを討ってしまうに至り、言い残した通り待ち受けたゴーショタワーのバルコニーへとやってきたキャシーを前に、自責の念から無抵抗で敵討ちされようとする佐馬。しかしキャシーは兄の遺言から直ちにその行為に移るでもなく、鳩に餌やりをしていた様子を見て笑いかける。自分を許してくれるのかと戸惑いながらも、彼女と共に見上げた空には鳩が飛び立っていった。
なお、続く第19話にてバイクの展覧会にてキャシーを誘っている様子も描かれており、さほどの遺恨になることはなかった模様。
「あいつ、いつの間にか調理場の主(ぬし)になっちまって。図々しい」
第25話より、新惑星連合のゴーショシティ占拠戦から佐馬に救助され、烈風隊に居ついて知らぬ間に給仕係になっているキャシーを見て。佐馬はこのように憎まれ口を叩いていたが、隊士達からも親しまれている様子からライラには「かっ飛びさんとしては、気が気じゃないってとこよね」とからかわれた。
「まったく、アステロイド狼は気が疲れるぜ…」
第26話より。視力を失っても戦列を離れようとしないビリーがシュテッケンと本気で剣を交える事態になり、一同は騒然。ファンファンに至っては泣き出してしまった。「こうでもしなければ判ってもらえなかった」とビリーは弁解するも、彼らアステロイド育ちの気性には佐馬も気を揉んだのだった。
「みっともねえ……キャシー…キャシー・ルー……」
第38話より。最終決戦を前にサンダビーダ要塞内の自然エリアでキャシーとデートを楽しんでいたが、侵入していたジル・クロードとその配下達により致命傷を負わされて。満開の桜の下、ディーゴに続き新たな犠牲者となってしまった。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

サイクロン
バクシンガーの左脚を構成する水色のサイドカー。
バクシンガー
サブパイロット。

余談[編集 | ソースを編集]

  • SRWシリーズでは現在の時点で再現されていないが、銀河烈風隊の5人は途中(原作第26話)でパイロットスーツを衣替えする。他の4人がそれぞれ新調されたヘルメット着用だったのに対し、佐馬だけはティアラのような冠を着用している。