「グラン・ネイドル」の版間の差分

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*[[登場作品]]:[[鉄のラインバレル]]
 
*[[登場作品]]:[[鉄のラインバレル]]
*分類:マキナ
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*分類:[[マキナ]]
 
*頭頂高:75.8 m
 
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*[[全高|全長一覧]]:120.1 m
 
*[[全高|全長一覧]]:120.1 m
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*装甲材質:ニューロカーボン・ナノセラミック
 
*装甲材質:ニューロカーボン・ナノセラミック
 
*MMI:電脳
 
*MMI:電脳
*開発者:[[セントラル]]
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*開発者:不明/[[セントラル]]
*所属:[[加藤機関]](アニメ版のみ[[統一意志セントラル]]
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*所属:[[加藤機関]][[統一意志セントラル]]
 
*ファクター:[[菅原マサキ]]
 
*ファクター:[[菅原マサキ]]
  
  
加藤機関が所属する都市殲滅型超巨大要塞型[[マキナ]]。普段は空中に浮遊しているが、機体下部及び側部のバインダーを展開すれば地上戦も可能。また、武装や状況に応じて様々な形態に変形可能。
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加藤機関が所属する都市殲滅型超巨大要塞型[[マキナ]]。空中に浮かぶ巨大な黒い卵、といった風情の異様な外観をしている。
  
[[ラインバレル]]以外で唯一[[ビーム兵器]]を実装したマキナであり(間違えやすいが[[タリスマン]]は「電撃」である)、ビーム兵器を湾曲させ、無効化する[[バリア]]を搭載している。ただし実弾や近接物理攻撃は防げない。さらに、巨大な球体、と言った見た目の印象とは裏腹に機動力に富み、攻・防・補の全てにおいて他機を圧倒する。
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[[ラインバレル]]以外で唯一[[ビーム兵器]]を実装したマキナであり、強力な攻撃力を持つ。また、ビーム兵器を湾曲させ、無効化する[[バリア]]を搭載している。ただし実弾や近接物理攻撃は防げない。劇中確認できる他のマキナにはビーム兵器を装備している機体がひとつもないため、本機はいわば「対ラインバレル用のマキナ」という側面を持つ。
  
アニメ版ではスフィアを設置する役目も果たしている。最終的にはテルミノ・クレメンティアにおいて、シャングリラの特攻を受けて撃墜された。
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また、意匠の描かれた側面パネルには腕が、機体下部のバインダーにはランディングギアを兼ねる脚部が隠されており、これを展開して「コンバッティブモード」を起動することによって、地上戦も可能。この腕は三本の指を持つが、この指一つ一つが通常のマキナの腕と同等のサイズを持ち、その中にさらに五指を持った小型のマニピュレータが存在。この小型の腕には専用の太刀が装備されている。その他、機体後方に大型ブースターを三基搭載しているため推進力も高い。加えて見た目の印象とは裏腹に機動力に富み、攻・防・補の全てにおいて他機を圧倒する。
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実は、「グラン・ネイドル」と呼ばれる機体そのものには電脳もコクピットもなく、厳密な意味ではマキナではない。機体正面中央にはハッチがあり、ここに制御ユニットとなるマキナ「[[ネイキッド]]」が接続されている。電脳とコクピットはこちらにあるため、グラン・ネイドルはいわばネイキッドの外部装甲とも言い換えられる。
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また、シャングリラのサブユニットとしての側面を持たされており、艦体後部にドッキングすることで高速推進用ブースターとなる。
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=== 原作漫画版 ===
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加藤機関の所有するマキナの一体。「やり直された」世界において、偶然にファクターとなったマサキを乗せたまま暴走しており、ネイキッドの状態で「マキナ狩り」を行っていた久嵩と石神に撃墜される。その後、石神の意向でマサキ共々加藤機関に回収、その所属となる。
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石神の離脱に伴い昇格したマサキの乗機として、加藤機関の計画遂行のため各地に投入される。JUDA特務室との初戦は5巻であり、マサキの熟練度と性能の相性からラインバレルを終始圧倒。さらにコンバッティブモードでは、跳躍して接近戦に持ち込み、なぎ払ったところにビームを叩き込むなどまさにケタ違いの力を見せつけた。だが、あと一歩まで追いつめたところで、ラインバレルが覚醒。「マキナを止める咆哮」を受けてビームの充填を中断させられ、その隙に懐に入り込まれる。とっさにネイキッドを離脱して迎撃するも、右腕をエリミネーターごと転送されて痛み分けに終わった。
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ヒトマキナとの戦いではその特性から前線で撃ち合いに持ち込み、ラインバレルがトドメを撃ち込むタイミングを作るなど、出番は少なめながら見せ場は多い。
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=== アニメ版 ===
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セントラルの侵略兵器の一つであり、スフィアを設置する役目も果たしている。こちらでは終始射撃戦に徹しており、コンバッティブモードは未使用。最終的にはテルミノ・クレメンティアにおいて、シャングリラの特攻を受けて撃墜された。
  
 
==登場作品と操縦者==
 
==登場作品と操縦者==
 
;[[スーパーロボット大戦L]]:原作通りマサキ機として登場。ビーム無効化も当然搭載しており、モビルスーツは無力と化す。迂闊に近寄るとMAP兵器で一網打尽にされてしまうため要注意。ただし、他のボスと違ってエネルギー回復を持っていないので、MS達でビーム攻撃を行い、反撃を回避しまくることで'''エネルギー切れにしてボコボコにする'''、という戦法もとれる。
 
;[[スーパーロボット大戦L]]:原作通りマサキ機として登場。ビーム無効化も当然搭載しており、モビルスーツは無力と化す。迂闊に近寄るとMAP兵器で一網打尽にされてしまうため要注意。ただし、他のボスと違ってエネルギー回復を持っていないので、MS達でビーム攻撃を行い、反撃を回避しまくることで'''エネルギー切れにしてボコボコにする'''、という戦法もとれる。
;[[スーパーロボット大戦UX]]:ファクター技能によるリカバーにより、非常にしぶとい。44話「ユダ」でマサキ共々正式参入。火力自体は意外と高くないのだが、「ビーム無効化」が強力。終盤続出するライオット系の雑魚や[[ヴィジャーヤ]]、[[アヴィターラ]]はメイン武器がビーム(しかも貫通なし)なので、この機体とマサキを徹底的に強化し、敵陣に放り込めば無傷で相当なHPを削ることも可能。
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;[[スーパーロボット大戦UX]]
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:ファクター技能の仕様変更によるリカバーにより、非常にしぶとい。ただ、マップ兵器がなくなったので、周囲を取り囲んでも一網打尽にされる心配はなくなった。
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:初登場は15話「流れるは血、失うは涙」。原作とは違い、出所不明の技術の「まがい物」たる「絶対防御フィールド」を装備しており、イベント発生まで全くダメージが通らない。
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:44話「ユダ」でマサキ共々正式参入。火力自体は意外と高くないのだが、「ビーム無効化」が強力。終盤続出するライオット系の雑魚や[[ヴィジャーヤ]]、[[アヴィターラ]]はメイン武器がビーム(しかも貫通なし)なので、この機体とマサキを徹底的に強化し、敵陣に放り込めば無傷で相当なHPを削ることも可能。エネルギーがなくなったらネイキッドになれるため、継戦能力もそこそこ高い。
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:ちなみにデフォルトだとジャックと組まされる。
  
 
==装備・機能==
 
==装備・機能==
 
===武装・[[必殺武器]]===
 
===武装・[[必殺武器]]===
;ビーム砲:スパロボで唯一装備している武器。左右に26門搭載されている。
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;ビーム砲:Lでは唯一装備している武器。左右に26門搭載されている。UXでは始動射程が2に下がった。
;マニピュレータ:UXで追加された武器。機体各部を展開して接近戦形態になり、両手の太刀で敵を引き裂く。ただ、消費ENが50と多いので使い過ぎに注意。ビーム無効化を発動できずに撃墜されては笑い話にもならない。
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:スパロボやアニメではレーザーのように光線を放つが、原作漫画版ではビームの弾丸を乱射して弾幕を張る、という使い方が主。
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;マニピュレータ:UXで追加された武器。機体各部を展開して接近戦形態になり、両手の太刀で敵を引き裂く。ただ、消費ENが50と多いので使い過ぎに注意。ビーム無効化を発動できずに撃墜されては笑い話にもならない。ちなみに要気力120のため、戦闘開始当初は寄られると反撃できないという弱点がある。
 
==[[特殊能力]]==
 
==[[特殊能力]]==
 
;ビーム無効化
 
;ビーム無効化
 
:ビーム属性の攻撃ダメージを0にする。エネルギーを10消費する。モビルスーツにとっては致命的な能力だが、「直撃」で抜ける。
 
:ビーム属性の攻撃ダメージを0にする。エネルギーを10消費する。モビルスーツにとっては致命的な能力だが、「直撃」で抜ける。
 
;ネイキッド
 
;ネイキッド
:UXの個別コマンド。文字通り外装ユニットを排除して[[ネイキッド]]になる。機動力が上がる以外にさして旨みはないので、グラン・ネイドルのままの方がいいだろう。
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:UXの個別コマンド。文字通り外装ユニットを排除して[[ネイキッド]]になる。機動力が上がり無消費武器が使えるが、攻撃力と射程が下がるため、普段はグラン・ネイドルのままの方がいいだろう。
  
 
==移動タイプ==
 
==移動タイプ==
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==関連機体==
 
==関連機体==
;[[ネイキッド]]:セントラルで開発された制御ユニット。
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;[[ネイキッド]]:制御ユニット。コクピットや電脳はこちらにある。
;シャングリラ:この艦の特攻により撃墜された。
 
  
 
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[[Category:登場メカか行]]
 
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2013年5月18日 (土) 20:09時点における版

グラン・ネイドル(GLAIN・NEIDR)


加藤機関が所属する都市殲滅型超巨大要塞型マキナ。空中に浮かぶ巨大な黒い卵、といった風情の異様な外観をしている。

ラインバレル以外で唯一ビーム兵器を実装したマキナであり、強力な攻撃力を持つ。また、ビーム兵器を湾曲させ、無効化するバリアを搭載している。ただし実弾や近接物理攻撃は防げない。劇中確認できる他のマキナにはビーム兵器を装備している機体がひとつもないため、本機はいわば「対ラインバレル用のマキナ」という側面を持つ。

また、意匠の描かれた側面パネルには腕が、機体下部のバインダーにはランディングギアを兼ねる脚部が隠されており、これを展開して「コンバッティブモード」を起動することによって、地上戦も可能。この腕は三本の指を持つが、この指一つ一つが通常のマキナの腕と同等のサイズを持ち、その中にさらに五指を持った小型のマニピュレータが存在。この小型の腕には専用の太刀が装備されている。その他、機体後方に大型ブースターを三基搭載しているため推進力も高い。加えて見た目の印象とは裏腹に機動力に富み、攻・防・補の全てにおいて他機を圧倒する。

実は、「グラン・ネイドル」と呼ばれる機体そのものには電脳もコクピットもなく、厳密な意味ではマキナではない。機体正面中央にはハッチがあり、ここに制御ユニットとなるマキナ「ネイキッド」が接続されている。電脳とコクピットはこちらにあるため、グラン・ネイドルはいわばネイキッドの外部装甲とも言い換えられる。

また、シャングリラのサブユニットとしての側面を持たされており、艦体後部にドッキングすることで高速推進用ブースターとなる。

原作漫画版

加藤機関の所有するマキナの一体。「やり直された」世界において、偶然にファクターとなったマサキを乗せたまま暴走しており、ネイキッドの状態で「マキナ狩り」を行っていた久嵩と石神に撃墜される。その後、石神の意向でマサキ共々加藤機関に回収、その所属となる。

石神の離脱に伴い昇格したマサキの乗機として、加藤機関の計画遂行のため各地に投入される。JUDA特務室との初戦は5巻であり、マサキの熟練度と性能の相性からラインバレルを終始圧倒。さらにコンバッティブモードでは、跳躍して接近戦に持ち込み、なぎ払ったところにビームを叩き込むなどまさにケタ違いの力を見せつけた。だが、あと一歩まで追いつめたところで、ラインバレルが覚醒。「マキナを止める咆哮」を受けてビームの充填を中断させられ、その隙に懐に入り込まれる。とっさにネイキッドを離脱して迎撃するも、右腕をエリミネーターごと転送されて痛み分けに終わった。

ヒトマキナとの戦いではその特性から前線で撃ち合いに持ち込み、ラインバレルがトドメを撃ち込むタイミングを作るなど、出番は少なめながら見せ場は多い。

アニメ版

セントラルの侵略兵器の一つであり、スフィアを設置する役目も果たしている。こちらでは終始射撃戦に徹しており、コンバッティブモードは未使用。最終的にはテルミノ・クレメンティアにおいて、シャングリラの特攻を受けて撃墜された。

登場作品と操縦者

スーパーロボット大戦L
原作通りマサキ機として登場。ビーム無効化も当然搭載しており、モビルスーツは無力と化す。迂闊に近寄るとMAP兵器で一網打尽にされてしまうため要注意。ただし、他のボスと違ってエネルギー回復を持っていないので、MS達でビーム攻撃を行い、反撃を回避しまくることでエネルギー切れにしてボコボコにする、という戦法もとれる。
スーパーロボット大戦UX
ファクター技能の仕様変更によるリカバーにより、非常にしぶとい。ただ、マップ兵器がなくなったので、周囲を取り囲んでも一網打尽にされる心配はなくなった。
初登場は15話「流れるは血、失うは涙」。原作とは違い、出所不明の技術の「まがい物」たる「絶対防御フィールド」を装備しており、イベント発生まで全くダメージが通らない。
44話「ユダ」でマサキ共々正式参入。火力自体は意外と高くないのだが、「ビーム無効化」が強力。終盤続出するライオット系の雑魚やヴィジャーヤアヴィターラはメイン武器がビーム(しかも貫通なし)なので、この機体とマサキを徹底的に強化し、敵陣に放り込めば無傷で相当なHPを削ることも可能。エネルギーがなくなったらネイキッドになれるため、継戦能力もそこそこ高い。
ちなみにデフォルトだとジャックと組まされる。

装備・機能

武装・必殺武器

ビーム砲
Lでは唯一装備している武器。左右に26門搭載されている。UXでは始動射程が2に下がった。
スパロボやアニメではレーザーのように光線を放つが、原作漫画版ではビームの弾丸を乱射して弾幕を張る、という使い方が主。
マニピュレータ
UXで追加された武器。機体各部を展開して接近戦形態になり、両手の太刀で敵を引き裂く。ただ、消費ENが50と多いので使い過ぎに注意。ビーム無効化を発動できずに撃墜されては笑い話にもならない。ちなみに要気力120のため、戦闘開始当初は寄られると反撃できないという弱点がある。

特殊能力

ビーム無効化
ビーム属性の攻撃ダメージを0にする。エネルギーを10消費する。モビルスーツにとっては致命的な能力だが、「直撃」で抜ける。
ネイキッド
UXの個別コマンド。文字通り外装ユニットを排除してネイキッドになる。機動力が上がり無消費武器が使えるが、攻撃力と射程が下がるため、普段はグラン・ネイドルのままの方がいいだろう。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

2L

機体BGM

対決・名場面など

関連機体

ネイキッド
制御ユニット。コクピットや電脳はこちらにある。