「コクリコ」の版間の差分

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2018年3月15日 (木) 00:12時点における版

コクリコ
外国語表記 Coquelicot
登場作品 サクラ大戦
声優 小桜エツコ
デザイン 藤島康介(原案)
松原秀典
種族 地球人(ベトナム人)
性別
生年月日 1914年10月10日
年齢 11歳(3)
12歳(4)
出身 ベトナム
身長 142 cm
体重 36 kg
髪色 茶色
瞳の色 茶色
血液型 A型
所属 巴里華撃団
役職 巴里華撃団・花組隊員
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概要

『サクラ大戦』シリーズのヒロインの1人。 ベトナム人のファム・ヴァン・ニャン(范文仁)とフランス人のスザンヌ・ベールの子供。スザンヌはサイゴン近郊にゴム農園を持つ裕福な家庭で育ちり、ニャンはその農園の奉公人だった。農園のそばにいた親からはぐれた子猫が出会いの切っ掛けとなり、身分の違う2人は親密になった。スザンヌのたっての願いで2人は駆け落ちし、ニャンは1度は捨てた故郷に戻るが、スザンヌは閉鎖的な農村での生活に耐える事が出来なかった。その折にコクリコは産まれた。

コクリコという名前を希望したのはスザンヌだが、彼女はコクリコを産んだ直後、それまでの心労が重なり発作的に村を失踪してしまう。ニャンはスザンヌがフランスに帰った事を突き止め、彼女に会う為に欧州大戦の兵士に志願する。コクリコは教会に預けられニャンの帰りを待ったが彼がベトナムに戻る事はなく、教会の神父が亡くなり親族中をたらい回しにされた挙句、「シルク・ド・ユーロ」の団長であるジャック・ドニクールに見い出される。シルク・ド・ユーロは世界中を旅する移動式のサーカスであり、1924年のマルセイユ公演でフランスを訪れた後、1926年に巴里で長期講演に入る。この際に大神一郎らと出会い、ある事件を経た末に霊力の素質を開花させ、自らの意思で巴里華撃団・花組の隊員となった。

幼いながらも壮絶な人生を歩んできたコクリコは、ジャック・ドニクールの元で過酷な扱いを受けていた事もあって、大人びた性格をしている。それでも子供らしい輝きは失っておらず、サーカスの動物たちの世話を日々の楽しみとしている。また、サーカスで培った身体能力とマジックの腕前は一級品であり、霊子甲冑を用いた戦闘においても霊力と持ち前の能力を掛け合わせた戦闘に長けている。

父と母の出会いの切っ掛けになった子猫「ニャンニャン」は教会から親族に引き取られる際に分かれる事となったが、両親と過ごす時 間が殆どなかったコクリコにとっては「家族」の一員であり、この猫をデフォルメした姿を霊子甲冑の肩アーマーに書き込んだり霊力エネルギー体のモチーフとして選んでいる。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。

パイロットステータス設定の傾向

精神コマンド

X-Ω

アビリティ

X-Ω
  • 光武F2 (コクリコ機)()

人間関係

大神一郎
上司。隊員の中では珍しく下の名前で「イチロー」と呼び、子供らしく甘えている。
エリカ・フォンティーヌ
同僚。エリカの破天荒な性格から、コクリコの方が彼女の面倒を見たりする。巴里華撃団結成以前、コクリコが世話をしていたサーカスのライオンが脱走した末に銃撃された際、エリカが霊力でそれを助けた事がある。
グリシーヌ・ブルーメル
同僚。巴里花組の良識派として意見が一致する場合が多い。
ロベリア・カルリーニ
同僚。泥棒という事で当初は毛嫌いしていた。
北大路花火
同僚。積極的に前に出ようとしない花火を年下ながらリードする事も。
ファム・ヴァン・ニャン
父。スザンヌに会う為に欧州大戦に出兵するが、結局その願いはかなわず第二次マルヌ会戦で戦死。
スザンヌ・ベール
母。夫と娘を置き去りにした自分を責めた。コクリコはスザンヌの居場所を知り彼女と出会うが…。
ロランス・ロラン
宝石商。1924年のマルセイユ公演の際に出会い、以降もコクリコの境遇を気に掛けている。フランスに戻って以降のスザンヌの足取りをコクリコに教えたのも彼である。
ジャック・ドニクール
シルク・ド・ユーロの団長。コクリコに過酷な労働を強いていた。ただし、当時の世相を考慮すると彼が特段酷いという訳でもない。ある事件で行方をくらます。
ベルナール・ドニクール
ジャックの弟であり彼の失踪後のシルク・ド・ユーロの団長。ジャックより商才はないが、団員からの人望は厚い。

名(迷)台詞

搭乗機体

光武F2 (コクリコ機)