「サイバディ」の版間の差分
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2015年11月6日 (金) 15:58時点における版
サイバディ(Cybody)
『STAR DRIVER 輝きのタクト』に登場する人型ロボット。
古代銀河文明が残した、工学有機結晶体のオリハルコンで構成された謎のロボットで、南十字島の地下に安置されている。それを操る者(パイロット)をスタードライバーと呼び、サイバディとスタードライバーが一体になった状態を「銀河美少年」と呼ぶ(作中では女性パイロットも登場するが、広義では女性も少年に含まれるため女性も銀河美少年と称される)。
通常はマネキンのような素体の状態だが、スタードライバーがアプリボワゼする事によって固有の姿と能力を取得し、自動的にサイバディの持つ古代文明の記憶を共有する。また、スタードライバーになると「第1フェーズ」という特殊な能力を得ることができる。ただし、サイバディが破壊された場合、本物の「シルシ」を持つ者以外(電気棺での操縦者等)は第1フェーズの能力は失われる。なお、アプリボワゼするには胸に輝く「シルシ」が必要で、戦士の「シルシ」は持ち主の意思で他人に受け渡す事が出来る。綺羅星十字団ではタウバーンを含めて22体のサイバディの存在が確認されている。綺羅星十字団の部隊の一つ『科学ギルド』によるとサイバディは核攻撃にも充分耐えられる強度を持つと計算されている。
破壊されたサイバディは黒く染まった状態になる。直すためにはスタードライバーがアプリボワゼし直す必要があるが、それには相当量のリビドーが必要である。必要な量のリビドーが無ければ、生命力を吸い取られるだけであり、最悪昏睡・死に至る事もある。
サイバディには戦士タイプと巫女タイプが存在し、通常は悪用されないよう4人の「四方の巫女(よものみこ)」と巫女タイプのサイバディが戦士タイプのサイバディを封印している。完全に封印された状態ではサイバディとアプリボワゼしても動かす事さえできないが、スタードライバー自身は前述の通り特殊能力を得る。巫女の封印が破られるごとに封印が1段階ずつ弱められ、『ゼロ時間』と言う特殊な空間のみでだが、操縦できるようになるなどサイバディの能力も解放されていく。全ての巫女の封印が破られると、通常空間でもサイバディを使用できるようになる。
機体
戦士タイプ
男性型の素体から構成されている。
- タウバーン・オーディナリー
- スタードライバーは主人公ツナシ・タクト。綺羅星十字団も存在を把握していなかった、22番目に確認されたサイバディ。第3フェーズにならずとも乗り込む事が出来る。遠隔操作兵器・パイルを腰に4基装備している。後にタウバーン・オーディナリーに強化。
- シンパシー
- 当初のスタードライバーはマキバ・シンゴだが、ミヤビ・レイジにシルシを譲渡した事でレイジがスタードライバーとなる。
- レシュバル
- スタードライバーはミヤビ・レイジ。
- ギメロック
- スタードライバーはリョウ・ギンタ。
- ラメドス
- スタードライバーはボウ・ツキヒコ。
- ザイナス
- スタードライバーはタクミ・タケオ。
- アインゴット
- スタードライバーはヨウ・マリノ。
- カフラット
- スタードライバーはヤノ・マミ。
- ベトレーダ
- スタードライバーはワタナベ・カナコ。
- ツァディクト
- スタードライバーはダイ・タカシ。
- ダレトス
- スタードライバーはシモーヌ・アラゴン。
- コフライト
- スタードライバーはアタリ・コウ。
- ヘーゲント
- スタードライバーはケイ・マドカ。
- ページェント
- スタードライバーはシナダ・ベニオ。
- アレフィスト
- スタードライバーはホンダ・ジョージ。
- テトリオート
- スタードライバーはゴウダ・テツヤ。
- ヨドック
- スタードライバーはオカモト・ミドリ。
巫女タイプ
戦士タイプと異なり、女性型の素体から構成されている。
- ヌンナ
- 『気多』の封印を司るサイバディ。青を基調としている。スタードライバーは当代の気多の巫女ヒョウ・マツリ。
- メムナ
- 『日死』の封印を司るサイバディ。ピンクを基調としている。スタードライバーは当代の日死の巫女ヨウ・ミズノ。
- ケトナ
- 『ひが日死』の封印を司るサイバディ。緑を基調としている。スタードライバーは当代のひが日死の巫女にして、綺羅星十字団の部隊の一つ『ブーゲンビリア』代表ニチ・ケイト。
- ワウナ
- 『皆水』の封印を司るサイバディ。黄色を基調としている。スタードライバーはメインヒロインであり当代の皆水の巫女アゲマキ・ワコ。
王のサイバディ
戦士タイプにも巫女タイプにも属さない。
- キング・ザメク
- スタードライバーはシンドウ・スガタ。サイバディの中でも格別の大きさと最強の力を持ち、特に厳重に封印されている。必要とされるリビドーもその分大変多く、スガタ以外の歴代のザメクのスタードライバーは、リビドーが足りなかったために全員が「死の眠り」についたとされている。
登場作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初登場作品。