「中島宗美」を編集中
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− | + | ==中島宗美(Soubi Nakajima)== | |
− | + | *[[登場作品]]:[[鉄のラインバレル]] | |
− | + | *[[声優]]:野島裕史 | |
− | + | *種族:地球人(日本人) | |
− | * | + | *性別:男 |
− | * | + | *[[年齢]]:72歳(外見年齢17歳) |
− | + | *身長:190cm | |
− | + | *体重:70kg | |
− | + | *血液型:O型 | |
− | + | *所属:[[JUDA]]・[[早瀬軍団]](原作漫画版)、[[加藤機関]](アニメ版) | |
− | + | *役職:加藤機関二番隊隊長(アニメ版) | |
+ | *主な搭乗機:[[タリスマン]] | ||
+ | *趣味:なし | ||
+ | *キャラクターデザイン:下口智裕(原作漫画版)、平井久司(アニメ版) | ||
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[[マキナ]]を操る[[ファクター]]の一人。実年齢は72歳の老人だが、ファクターとなった影響で外見は若いままの姿を保っている。 | [[マキナ]]を操る[[ファクター]]の一人。実年齢は72歳の老人だが、ファクターとなった影響で外見は若いままの姿を保っている。 | ||
− | [[九条美海]]同様、原作漫画版とアニメ版とで設定が大きく異なっているキャラクター。アニメ終了後にリリースされたPSP用ゲーム版では原作漫画準拠の性格となっている。 | + | [[九条美海]]同様、原作漫画版とアニメ版とで設定が大きく異なっているキャラクター。アニメ終了後にリリースされたPSP用ゲーム版では原作漫画準拠の性格となっている。<br/> |
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原作漫画版では「妻との死別」という悲劇を乗り越えることで彼の人格が一回り成長するという重要なイベントがあるのだが、アニメ版ではその死別が若い頃の出来事とされ、しかも'''そのトラウマを乗り越えられず道を踏み外した'''という大胆な改変が行われている。そのため、原作漫画版では味方、アニメ版では敵と、立ち位置自体が異なる。 | 原作漫画版では「妻との死別」という悲劇を乗り越えることで彼の人格が一回り成長するという重要なイベントがあるのだが、アニメ版ではその死別が若い頃の出来事とされ、しかも'''そのトラウマを乗り越えられず道を踏み外した'''という大胆な改変が行われている。そのため、原作漫画版では味方、アニメ版では敵と、立ち位置自体が異なる。 | ||
=== 原作漫画版 === | === 原作漫画版 === | ||
− | 「マキナの存在した世界(=ファクターになった事で生き延びた)」の人間で、[[阿戸呂村]]に眠っていた[[タリスマン]] | + | 「マキナの存在した世界(=ファクターになった事で生き延びた)」の人間で、[[阿戸呂村]]に眠っていた[[タリスマン]]のコクピット内で発見され、村長の子供として育てられていた。<br/>しかし、'''自身が村の外にでることを許されない事に反発して'''17歳の時に上京。当時[[中島薫|薫]]が働いていた映画館に毎日のように通い詰めており、その後結婚した。<br/>しかしある時宗美が交通事故に遭い瀕死の重症を負うものの数日で回復、薫が30歳になる頃でも出会った当初のままという事が重なり悪い噂となって職場や住んでいた町に居る事が叶わなくなり結局阿戸呂村に薫を連れて帰って来た。 |
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+ | その50年後、村を訪れた浩一達に誤解から戦いを挑むが、[[中島薫|薫]]の残した言葉と[[道明寺誠|道明寺]]の行動によって自身が「村人たちに護られていた」と知り、自分も「何かを護る」ために[[JUDA]]へ参加。その際[[早瀬軍団]]に加入している。やや天然気味だが、周囲には馴染んでいる。<br/> | ||
こちらの設定ではアニメ版の様なサディストな面は見られず、Lで仲間になった後の言動はこちらをベースにされている。 | こちらの設定ではアニメ版の様なサディストな面は見られず、Lで仲間になった後の言動はこちらをベースにされている。 | ||
− | 早瀬軍団で行われたプレゼント交換には、村の工房で作っていた木彫り人形を持参したが、引き当てた[[遠藤シズナ|シズナ]]からはかなり不評であった。 | + | 早瀬軍団で行われたプレゼント交換には、村の工房で作っていた木彫り人形を持参したが、引き当てた[[遠藤シズナ|シズナ]]からはかなり不評であった。<br/> |
− | + | 常に白い着物を着用しており、原作漫画版ではスーツが落ち着かなかったため、石神の計らいで背中にJUDAマークの入った特注品を受け取り、制服として着ている。しかし、これについては道明寺に「それを着て外は歩けません」とダメ出しを喰らっている。 | |
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乗機タリスマンの特性から攻撃・防衛・援護とあらゆる局面に対応でき、戦闘データのフィードバックありとはいえ初戦で[[早瀬浩一|浩一]]を退けている。また、本人の操縦技術もなかなか達者であり、「カウンターマキナ」に乗る浩一、室長の[[森次玲二|森次]]を除くと、特務室では随一の腕前とされる。101話で複数の[[マキナ#ヒトマキナ|ヒトマキナ]]を貫きながら登場したときは、[[ユリアンヌ・フェイスフル|ユリアンヌ]]からはやや戦かれつつ「普段大人しい分、やる時は過激」と言われている。 | 乗機タリスマンの特性から攻撃・防衛・援護とあらゆる局面に対応でき、戦闘データのフィードバックありとはいえ初戦で[[早瀬浩一|浩一]]を退けている。また、本人の操縦技術もなかなか達者であり、「カウンターマキナ」に乗る浩一、室長の[[森次玲二|森次]]を除くと、特務室では随一の腕前とされる。101話で複数の[[マキナ#ヒトマキナ|ヒトマキナ]]を貫きながら登場したときは、[[ユリアンヌ・フェイスフル|ユリアンヌ]]からはやや戦かれつつ「普段大人しい分、やる時は過激」と言われている。 | ||
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=== アニメ版 === | === アニメ版 === | ||
− | こちらでは[[加藤機関]]二番隊隊長。かつて経験した妻との死別により正義に絶望、世界は一度滅ぶべきだという考えに至り、[[加藤久嵩]]を信奉するようになった。 | + | こちらでは[[加藤機関]]二番隊隊長。かつて経験した妻との死別により正義に絶望、世界は一度滅ぶべきだという考えに至り、[[加藤久嵩]]を信奉するようになった。<br/> |
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落ちついた物腰だが、相手をいたぶることに歓びを感じるというサディストな一面も持つ。[[桐山英治|英治]]復活のためマサキに利用された後、自身も[[マキナ人間]]と化してしまう。最期は、かつての仲間の説得に一瞬だけ自我を取り戻し、その意を汲んだ[[沢渡拓郎|沢渡]]によって引導を渡された。 | 落ちついた物腰だが、相手をいたぶることに歓びを感じるというサディストな一面も持つ。[[桐山英治|英治]]復活のためマサキに利用された後、自身も[[マキナ人間]]と化してしまう。最期は、かつての仲間の説得に一瞬だけ自我を取り戻し、その意を汲んだ[[沢渡拓郎|沢渡]]によって引導を渡された。 | ||
=== PSPゲーム版 === | === PSPゲーム版 === | ||
− | 原作漫画の穏やかな人柄をベースにしつつも独自の背景を持つ。 | + | 原作漫画の穏やかな人柄をベースにしつつも独自の背景を持つ。<br/> |
− | + | 旅を続ける流れ者であり、辿り着いた村(阿戸呂村との言及は無い)にて滞在中にマキナの反応を追ってきた特務室と加藤機関の戦闘に巻き込まれ、住民の避難を手伝おうとしていた矢先にタリスマンの転送に巻き込まれ、致命傷を負いファクターとなった。<br/> | |
− | 旅を続ける流れ者であり、辿り着いた村(阿戸呂村との言及は無い)にて滞在中にマキナの反応を追ってきた特務室と加藤機関の戦闘に巻き込まれ、住民の避難を手伝おうとしていた矢先にタリスマンの転送に巻き込まれ、致命傷を負いファクターとなった。 | + | ファクターになりたての人間に起きる過剰防衛反応のまま一度は浩一たちとも戦闘するが、落ち着きを取り戻してからは村の再建をJUDAが請け負い、その礼に宗美は特務室に協力することとなる。<br/> |
− | |||
− | ファクターになりたての人間に起きる過剰防衛反応のまま一度は浩一たちとも戦闘するが、落ち着きを取り戻してからは村の再建をJUDAが請け負い、その礼に宗美は特務室に協力することとなる。 | ||
− | + | 前述のとおり流れ者の旅人であり、タリスマンとも出会ったばかりで年齢は外見通りの若者、薫とも結婚していない……と原作ともアニメとも別設定。<br/> | |
+ | ……なのだが新規作画のOPアニメでは何故か加藤機関所属の演出となっている(明示されていないが加藤の後ろにいる隊長たちのシルエットに宗美と思わしき姿が見られる他、タリスマンが加藤機関側で戦闘している)。 | ||
− | == 登場作品と役柄 == | + | ==登場作品と役柄== |
− | === 携帯機シリーズ === | + | ===携帯機シリーズ=== |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦L]] |
− | : | + | :初登場作。アニメ版準拠のため敵としての登場。 |
− | :隠し要素として生存フラグがあり、全てのフラグを立てれば終盤の[[セントラル]] | + | :隠し要素として生存フラグがあり、全てのフラグを立てれば終盤の[[セントラル]]との決戦のファイナルフェイズ発動の際に復活し、仲間に加わる。仲間になると一転して顔グラフィックや言動の印象が全く異なるものとなるため、'''きれいな宗美さん'''と呼ばれる事も(味方時の彼は原作漫画版が基準となっており、アニメ版とかけ離れた雰囲気と設定を持つのが理由)。彼が生存した場合は、彼もファイナルフェイズ発動要員の一人となる。 |
− | : | + | :なおルート選択の関係上、「[[ステラ・ルーシェ|ステラ]]加入」「[[ミハエル・ブラン|ミシェル]]生存」との3つの要素のうち1つを諦めなければならないが、1週目で仲間にした時の撃墜数補正のシステムの関係上、Lの隠し要素としては唯一複数マップに渡ってフラグを立てなければならないため条件が困難なものの、ミシェルを諦めてステラと彼を仲間にするルートを通りたい(3人のうちミシェルのみ加入だけは必ずするキャラであるため、フラグを放棄しても撃墜数補正が受けられる)。 |
− | : | + | :仲間に加わった場合は、EDにて他の[[加藤機関]]のメンバーと共に投獄されているが、[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]達から[[プリベンター]]にスカウトされる事になる。 |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦UX]] |
− | + | :今作では漫画版準拠の為、加藤機関には所属しておらず、初登場ステージ「歩みよる魂」では原作通り第三軍[[NPC]]扱い。グラフィックとタリスマンのスペックは味方クラスのままで、[[呂布トールギス|呂布]]に返り討ちされて詰みとなってしまうこともおかしくない。実際の参入時期は次のステージ「とけゆく時間」クリア後で、DVEも用意されている。Lと違い無条件かつ序盤から仲間になるので使いやすく会話面での出番も多いため、扱いは良い。 | |
− | : | ||
=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]] |
− | + | : | |
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− | + | ==パイロットステータス設定の傾向== | |
+ | ===[[能力|能力値]]=== | ||
+ | 隠しパイロットとしては平均的な能力で、射撃と防御に優れる。本人よりタリスマンが強力。敵の時は長い射程で攻めて来るが命中率が今一つ。味方になった後は山下あたりと組ませて援護に回るのが鉄板。射程が長めで空も飛べるバルキリーと組ませてもいい。[[オズマ・リー|オズマ]]機は装甲強化のボーナスを持つため特に相性がいい。ただし、最終局面はあと4話で何処まで活躍できる事か……<br/> | ||
+ | UX版では最長射程が4に縮まったがボーナスで格闘武器攻撃力が上昇するため、近接格闘型の機体と相性が良い。盾役として運用するのなら、同僚の[[ディスィーブ]]と組むのも一つの手。HP+を貰えるため、更に耐久力が高まる。 | ||
− | === [[精神コマンド]] === | + | ===[[精神コマンド]]=== |
防御特化の構成。ペインキラー&美海同様、バリア+「鉄壁」で異様なほど堅い。 | 防御特化の構成。ペインキラー&美海同様、バリア+「鉄壁」で異様なほど堅い。 | ||
;[[スーパーロボット大戦L|L]] | ;[[スーパーロボット大戦L|L]] | ||
− | : | + | :[[集中]]、[[不屈]]、[[鉄壁]]、[[絆]]、[[熱血]] |
;[[スーパーロボット大戦UX|UX]] | ;[[スーパーロボット大戦UX|UX]] | ||
− | : | + | :[[必中]]、[[不屈]]、[[鉄壁]]、[[熱血]]、[[絆]] |
− | === [[ | + | ===[[特殊技能]](特殊スキル)=== |
;[[スーパーロボット大戦L|L]] | ;[[スーパーロボット大戦L|L]] | ||
− | : | + | :[[ファクター]]、[[指揮]]L1、[[底力]]L6、[[援護攻撃]]L2、[[コンボ|アタックコンボ]]L1 |
:加藤機関の例に漏れず技能の伸びが悪い。スキルパーツで援護防御をつけてやれば、最強の盾役として猛威を振るう。地味に「指揮」を持つため、前線に放り込むのも手。 | :加藤機関の例に漏れず技能の伸びが悪い。スキルパーツで援護防御をつけてやれば、最強の盾役として猛威を振るう。地味に「指揮」を持つため、前線に放り込むのも手。 | ||
;[[スーパーロボット大戦UX|UX]] | ;[[スーパーロボット大戦UX|UX]] | ||
− | : | + | :[[ファクター]]、[[底力]]L6、[[援護攻撃]]L1、[[援護防御]]L2、[[ガード]]、[[全体攻撃]]L1 |
− | : | + | :こちらはUXバージョン。初めからガードを習得していることや、タリスマンの堅さも相まって盾としての役割も担える。 |
− | : | + | :Lとはファクターの仕様が変わっており、被弾後の割合回復(実質被ダメージを割合軽減)になったので更にタフになった。 |
+ | |||
+ | ==[[BGM|パイロットBGM]]== | ||
+ | ;「鬼帝の剣」 | ||
+ | :OPテーマ。Lで採用。 | ||
− | == 人間関係 == | + | ==人間関係== |
;[[中島薫]] | ;[[中島薫]] | ||
:妻。末期癌を患っており、宗美に看取られている。 | :妻。末期癌を患っており、宗美に看取られている。 | ||
109行目: | 89行目: | ||
;[[早瀬浩一]] | ;[[早瀬浩一]] | ||
:[[早瀬軍団]]の一員。 | :[[早瀬軍団]]の一員。 | ||
− | : | + | :アニメ版ではあまり絡まないが、[[L]]では直接対決する機会が多く、彼の正義に対する純粋な想いに少しずつ感化されていく。 |
;[[道明寺誠]] | ;[[道明寺誠]] | ||
:彼の行動が切っ掛けで周囲の真実に気付く。 | :彼の行動が切っ掛けで周囲の真実に気付く。 | ||
125行目: | 105行目: | ||
:原作漫画版では何気に彼と'''同年代'''である。 | :原作漫画版では何気に彼と'''同年代'''である。 | ||
− | == | + | ==他作品との人間関係== |
=== リアル系 === | === リアル系 === | ||
;[[張五飛]] | ;[[張五飛]] | ||
− | : | + | :[[L]]では同僚であり、生存フラグの条件として作品間の垣根を越えた説得が存在する。また、妻を亡くした事で正義に対する考え方が変わったという共通点を持つ。 |
;[[カトル・ラバーバ・ウィナー]] | ;[[カトル・ラバーバ・ウィナー]] | ||
− | : | + | :[[L]]では宗美の事を聞かされており、加藤機関に懐柔されたと思っていた。 |
;[[早乙女アルト]] | ;[[早乙女アルト]] | ||
− | : | + | :TVアニメ版準拠で出演した[[L]]の26話では彼の戦闘前会話があり、原作漫画版準拠で出演したUXでは彼や[[ダミアン]]と共に蒲田の街に出かける場面がある。 |
;[[シン・アスカ]]、[[キラ・ヤマト]] | ;[[シン・アスカ]]、[[キラ・ヤマト]] | ||
− | : | + | :[[L]]のファイナルフェイズ発動の際に復活し、自らのそれまでの行いを詫び、助力を申し出る宗美を、遺恨無く「仲間」として受け入れる。 |
;[[ゼクス・マーキス]]、[[ルクレツィア・ノイン]]、[[サリィ・ポォ]] | ;[[ゼクス・マーキス]]、[[ルクレツィア・ノイン]]、[[サリィ・ポォ]] | ||
− | : | + | :[[L]]のEDにて彼らから[[プリベンター]]に勧誘される。 |
=== スーパー系 === | === スーパー系 === | ||
;[[兜甲児 (OVA)|兜甲児]] | ;[[兜甲児 (OVA)|兜甲児]] | ||
− | : | + | :[[L]]では機能を停止した美海の[[ペインキラー]]を宗美の攻撃から庇い、その際の彼の姿と言葉は、正義を否定し続けていた宗美の心に迷いを抱かせる一因となった。 |
;[[式波・アスカ・ラングレー]] | ;[[式波・アスカ・ラングレー]] | ||
− | : | + | :[[L]]では復活時に、上述のシンとキラ同様の態度で受け入れた。 |
;[[イクサー3]] | ;[[イクサー3]] | ||
− | : | + | :[[L]]では[[LOTUS]]に加わる際に彼女から「おじちゃん」と呼ばれるが宗美自身は実年齢が「おじちゃん」どころか「'''おじいちゃん'''」ということもあってか、[[オズマ・リー|オズマ]]や[[アーサー・トライン|アーサー]]と違い特に気にしていなかった。 |
;[[大十字九郎]] | ;[[大十字九郎]] | ||
− | : | + | :[[UX]]ではアルの魔術に吹っ飛ばされた彼を案じるなど、多少絡む。 |
− | == 名台詞 == | + | ==名台詞== |
− | === 原作漫画版 === | + | ===原作漫画版=== |
− | ; | + | ;「僕はただ…キミと一緒に」<br/>「歳を取りたかっただけなんだ…」 |
− | + | :末期ガンに侵され、息を引き取った妻の薫を看取って。彼の願いは、大切な人である薫と一緒に「歳を取って」生きていくというささやかなもので当たり前のようなものだった。 | |
− | |||
− | : | ||
:――しかし、ファクターであるが故に「歳を取れず」、そうでない薫だけが「歳を取って」先立たれてしまうという、悲哀な現実に宗美は涙を流し、その場にいた絵美やシズナも悲しみにくれた…。 | :――しかし、ファクターであるが故に「歳を取れず」、そうでない薫だけが「歳を取って」先立たれてしまうという、悲哀な現実に宗美は涙を流し、その場にいた絵美やシズナも悲しみにくれた…。 | ||
− | : | + | :UXでは「キミと一緒に〜」以降がDVEで再現されている。 |
− | ; | + | ;「お話 聞かせていただきますよ」 |
− | : | + | :最終章序盤、沢渡がいる組織のメンバーが逃走を図った際、行く手を遮ってタリスマンを呼び出した際の台詞。 |
− | === アニメ版 === | + | ===アニメ版=== |
;「マキナの人工筋肉のみを焼きました…さぁ、もっと悲鳴を聞かせてください!」 | ;「マキナの人工筋肉のみを焼きました…さぁ、もっと悲鳴を聞かせてください!」 | ||
− | : | + | :物語初期にペインキラーと対峙した時の台詞。アニメ版特有のSな宗美であり、原作読者を唖然とさせた。 |
:ちなみに元々は原作漫画版の浩一戦で、撤退を促すべくラインバレルの動きを止めたシーン。 | :ちなみに元々は原作漫画版の浩一戦で、撤退を促すべくラインバレルの動きを止めたシーン。 | ||
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;「お…ね…がい…」<br/>「…殺して…」<br/>「僕を…殺して…!」 | ;「お…ね…がい…」<br/>「…殺して…」<br/>「僕を…殺して…!」 | ||
− | : | + | :アニメ版最終話にて、突如自我を取り戻し、沢渡とユリアンヌに自らを殺してくれと懇願し、その意を酌んだ沢渡によって引導を渡された。<br/>[[L]]でも説得の際にこれと似た台詞を言うがこの直後、[[張五飛|五飛]]から「甘えるな!」と一喝される。 |
− | |||
− | === ゲーム版 === | + | ===ゲーム版=== |
;「僕の力を皆のために、この命をかけて!」<br/>「あの忌々しい歪みを断ち切ってください、早瀬君!」 | ;「僕の力を皆のために、この命をかけて!」<br/>「あの忌々しい歪みを断ち切ってください、早瀬君!」 | ||
:PSP用ゲーム版にて、ファイナルフェイズ時の台詞。アニメ版では成し得なかった瞬間である。 | :PSP用ゲーム版にて、ファイナルフェイズ時の台詞。アニメ版では成し得なかった瞬間である。 | ||
− | == スパロボシリーズの名台詞 == | + | ==スパロボシリーズの名台詞== |
=== 戦闘時 === | === 戦闘時 === | ||
==== L ==== | ==== L ==== | ||
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==== L ==== | ==== L ==== | ||
;「何とも華のある動作ですねぇ。いたぶり甲斐がありそうです」 | ;「何とも華のある動作ですねぇ。いたぶり甲斐がありそうです」 | ||
− | : | + | :26話におけるアルトの戦闘前会話。 |
− | + | ;「'''事情が違えば、私はそちら側に立っていたかもしれません…。'''ですが、今の私はあなた方の敵です!」 | |
− | + | :[[L]]第31話(地上ルート)での戦闘前台詞。原作漫画版とTV版の立ち位置の違いを意識した台詞なのだろうか? | |
;「…いけ…ない…」<br/>「…なっては…いけない…君は…僕の様に…は…」 | ;「…いけ…ない…」<br/>「…なっては…いけない…君は…僕の様に…は…」 | ||
− | : | + | :[[L]]第37話「鋼鉄の華」にて、[[マキナ人間]]になりながらも絵美を失ったことで暴走した浩一の身を案じている。 |
− | ;「…僕が…やりたかった…こと…」<br/>「…ぼ、僕は…守りたい…彼女が…最後まで…愛した…この世界を…」 | + | ;「…僕が…やりたかった…こと…」<br/>「…ぼ、僕は…守りたい…彼女が…最後まで…愛した…この世界を…」:同じく第37話での説得シーン。かつての同僚によって自我を取り戻そうとしたその矢先、マサキによって元の木阿弥となってしまう…。 |
− | : | ||
;「ううっ…。沢渡…ユリアンヌ…」<br/>「あり…がとう…。ですが私は…ここまでの…ようです…。後の…事は…頼み…ました…」<br/>「できるならば…もう一度…あなた達と…」 | ;「ううっ…。沢渡…ユリアンヌ…」<br/>「あり…がとう…。ですが私は…ここまでの…ようです…。後の…事は…頼み…ました…」<br/>「できるならば…もう一度…あなた達と…」 | ||
− | : | + | :同じく第37話にて生存フラグを立てて撃破した際の台詞。宗美は仲間たちと一緒にもう一度世界を守ることを望みながら、自身と一体化した[[量産型マキナ]]が爆散した。仲間からも彼の生存が絶望視された……のだが? |
;「あり…がとう…これで…ようやく…僕も逝ける…」<br/>「…薫さん…今あなた…のもとに…」 | ;「あり…がとう…これで…ようやく…僕も逝ける…」<br/>「…薫さん…今あなた…のもとに…」 | ||
:こちらはフラグを立てずに撃破した際のセリフ。宗美はマキナ人間の呪縛を解かれ、今はもういない薫の許へ逝ったのであった…。 | :こちらはフラグを立てずに撃破した際のセリフ。宗美はマキナ人間の呪縛を解かれ、今はもういない薫の許へ逝ったのであった…。 | ||
− | ; | + | ;「'''ならば私の命を使ってください!'''」<br/>「死の間際にタリスマンが私を救ってくれたようです…。暗闇に落ちた愚かな私を…」<br/>「その資格がないのはわかっています…。ですが、あなた達は私のかつての正義と理想を思い出させてくれました」<br/>「ですから、この命はあなた達…いえ、世界のために使わせてください!」 |
− | : | + | :同じく第37話において、ファイナルフェイズが上手くいかずに焦りが頂点に達した[[LOTUS]]の前に現れたのは前の戦いで大破したはずのタリスマンと、先の戦いで散ったはずの男の姿だった。宗美を復活させ、原作版準拠の設定で仲間にするという原作ファン感涙の文字通り「'''ナイスな展開'''」である。 |
;(私はもうしばらくこの世界でみんなと生き続けることにします…。それまで待っていてください、薫さん…) | ;(私はもうしばらくこの世界でみんなと生き続けることにします…。それまで待っていてください、薫さん…) | ||
− | : | + | :[[L]]第37話のファイナルフェイズ終了後の、亡き妻・薫に向けての独白。彼は妻が最後まで愛した世界をかつての仲間、そして[[LOTUS]]の一同と共に守ることを決めた。 |
− | ; | + | ;「それに超並列思考ネットワークと言えば聞こえはいいが、結局はあなたがネットワークの頂点に立つ世界だ」 |
− | : | + | :[[L]]第39話「トゥルー・ビギン」での台詞。人類の思考を一つに結合することが最善と語るグレイスに対し、その論理の矛盾を突き付ける。 |
==== UX ==== | ==== UX ==== | ||
− | ; | + | ;「娘さんがいるわりには、お母様は随分とお若いんですね」 |
− | : | + | :UX第38話、[[リンダ・ヴァスティ|リンダ]]に対して。最も、発言した本人が'''70過ぎのおじいちゃん'''なので…。まぁ、[[大十字九郎|超年の差バカップルの片割れ]]も同じことについて突っ込んだが。 |
;「いやあ、それほどでも。それに、遊び方のコツはタリスマンが教えてくれますので」 | ;「いやあ、それほどでも。それに、遊び方のコツはタリスマンが教えてくれますので」 | ||
− | :[[中断メッセージ/UX|中断メッセージ]] | + | :UXの[[中断メッセージ/UX|中断メッセージ]]にて、イズナにスパロボの遊び方を教わっている際の一言。呑み込みの速さに感心していたイズナだが、理由は'''マキナからの戦闘データフィードバック'''だった。タリスマンはなぜそんなデータを持っていたのか……。 |
− | |||
− | == | + | ==搭乗機体・関連機体== |
;[[タリスマン]] | ;[[タリスマン]] | ||
:本機のファクター。 | :本機のファクター。 | ||
217行目: | 190行目: | ||
:[[マキナ人間]]にされた際に搭乗。 | :[[マキナ人間]]にされた際に搭乗。 | ||
− | + | ==商品情報== | |
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− | == 商品情報 == | ||
<amazon>4253231667</amazon> | <amazon>4253231667</amazon> | ||
+ | ==余談 == | ||
+ | *キャラクターモデルは、原作漫画版の作者の一人である下口智裕の祖父で、人形師の下口宗美。前述の木彫り人形は彼の作品がモデル。 | ||
+ | *UX登場において[[九条美海|美海]]同様に、原作キャストがアニメ版とは大きく異なるキャラ像で演じた立場ではあるが、彼の場合はPSP版で原作漫画寄りの設定で野島裕史氏が演じている為、美海とは少々事情が異なっている。 | ||
{{DEFAULTSORT:なかしま そうひ}} | {{DEFAULTSORT:なかしま そうひ}} | ||
[[category:登場人物な行]] | [[category:登場人物な行]] | ||
[[category:鉄のラインバレル]] | [[category:鉄のラインバレル]] |