「ミハル・ラトキエ」を編集中

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{{登場人物概要
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== ミハル・ラトキエ(Miharu Ratokie)  ==
| 外国語表記 = [[外国語表記::Miharu Ratokie]]<ref>[http://www.gundam.jp/tv/world/character/ze01.html CHARACTER]、機動戦士ガンダム公式web、サンライズ、2022年1月5日閲覧。</ref>
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| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
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*キャラクターデザイン:安彦良和
  
{{登場人物概要
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[[ベルファスト基地]]の近くに住む民間人の少女。弟のジルと妹のミリーを養うために[[ジオン軍]]の現地[[スパイ]]となり、[[ホワイトベース]]に潜入して情報を漏らす。しかし、[[カイ・シデン]]との出会いや、弟妹と[[年齢]]が変わらない[[カツ・コバヤシ|カツ]]、レツ、キッカがジオンの攻撃を受けた[[ホワイトベース]]の消火活動を手伝う姿を見て、衝撃を受ける。その罪滅ぼしとして、カイとともにガンペリー(SRW未登場)に乗って[[ジオン軍]]と戦うが、ミサイルを手動で発射したときに発射の勢いによる爆風に巻き込まれて吹き飛ばされ、大西洋に落ちる。
| タイトル = プロフィール
 
| 種族 = [[種族::地球人]]
 
| 性別 = [[性別::女]]
 
| 所属 = [[民間人]][[ジオン軍|ジオン公国軍]]
 
| 役職 = 現地スパイ107号
 
}}
 
  
'''ミハル・ラトキエ'''は『[[機動戦士ガンダム]]』の登場人物。
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カイにとってはターニングポイントとなる人物で、それまでは軍人として馴染めず、一度は[[ベルファスト]]で艦を降りようとしたカイであったが、彼女の死を受けてジオン軍と戦うことを決意する。
 
 
== 概要 ==
 
[[ベルファスト基地]]の近くに住む民間人の少女。
 
  
弟のジルと妹のミリーを養うために[[ジオン軍]]の現地[[スパイ]]となり、[[ホワイトベース]]に潜入して情報を漏らす。しかし、[[カイ・シデン]]との出会いや、弟妹と[[年齢]]が変わらない[[カツ・コバヤシ|カツ]]、レツ、キッカがジオンの攻撃を受けた[[ホワイトベース]]の消火活動を手伝う姿を見て、衝撃を受ける。その罪滅ぼしとして、カイとともにガンペリー(SRW未登場)に乗って[[ジオン軍]]と戦うが、ミサイルを手動で発射したときに発射の勢いによる爆風に巻き込まれて吹き飛ばされ、大西洋に落ちる。
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[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]の過去を描いた[[小説]]『機動戦士Ζガンダム フォウ・ストーリー そして、戦士に…』ではミハルの死後、ミリーは誘拐されて行方不明となり、ジルは[[ムラサメニュータイプ研究所|ムラサメ研究所]]に拾われてフォウと共に[[強化人間]]の被験者となるが、実験中に死亡するという暗い展開となっている。<br />
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一方、[[漫画]]『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では[[一年戦争]]終戦後に[[セイラ・マス|セイラ]]がラトキエ兄妹を保護し、孤児院に入れる手続きを進めようとしたが、「姉が帰ってくるのを待つ」という二人の意思を汲んでベルファストでミハルと過ごした住居でセイラの援助を受けつつ生活しているというまだ救いのある結末を迎えている。なお、この件を聞いたカイは人目も憚らず号泣した。
  
カイにとってはターニングポイントとなる人物で、それまでは軍人として馴染めず、一度は[[ベルファスト]]で艦を降りようとしたカイであったが、彼女の死を受けてジオン軍と戦うことを決意する。
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富野監督とキャラクターデザインの安彦氏にとって、ミハルは思い入れの深いキャラクターであったようである。詳細は[[#余談|余談]]の欄を参照。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
=== [[旧シリーズ]] ===
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=== 旧シリーズ ===
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦}}
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;[[第3次スーパーロボット大戦]]
:初登場作品。原作と同じ役回りで[[ロンド・ベル隊]]に潜入するが、死亡しない。
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:原作と同じ役回りだが、死亡しない。
:しかし艦を降りてからは登場せず、旧シリーズでのその後は不明となっている。
 
  
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦XO}}
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;[[スーパーロボット大戦XO]]
 
:『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]』にはなかった追加サブシナリオで登場する。
 
:『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]』にはなかった追加サブシナリオで登場する。
 
:なお、この話は他作品のキャラクターとのクロスオーバーを混ぜた巧みなシナリオや絶妙な演出が功を成し、原作以上にクオリティの高いドラマティックなストーリーとなっている。ガンペリーではなく[[ホワイトベース]]の機銃で応戦して窮地を救うが、ザク・マシンガンの直撃を受けて死亡する。
 
:なお、この話は他作品のキャラクターとのクロスオーバーを混ぜた巧みなシナリオや絶妙な演出が功を成し、原作以上にクオリティの高いドラマティックなストーリーとなっている。ガンペリーではなく[[ホワイトベース]]の機銃で応戦して窮地を救うが、ザク・マシンガンの直撃を受けて死亡する。
 
 
=== 関連作品 ===
 
=== 関連作品 ===
 
;[[リアルロボット戦線]]
 
;[[リアルロボット戦線]]
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:原作では関わりが無いが、『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』では、脱出に成功した彼の[[ザク]]との交戦の末殺害されることに。
 
:原作では関わりが無いが、『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』では、脱出に成功した彼の[[ザク]]との交戦の末殺害されることに。
  
== 他作品との人間関係 ==
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== 他作品の人間関係 ==
 
;[[コズモレンジャーJ9]]([[木戸丈太郎]]、[[スティーブン・ボウィー]]、[[マチコ・ヴァレンシア]]、[[アイザック・ゴドノフ]])
 
;[[コズモレンジャーJ9]]([[木戸丈太郎]]、[[スティーブン・ボウィー]]、[[マチコ・ヴァレンシア]]、[[アイザック・ゴドノフ]])
 
:『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』において、連邦軍の制服を着て補充兵になりすまし、[[ベルファスト基地]]に寄航している[[ホワイトベース]]に忍び込もうとしたところを彼らに見つかってしまう。
 
:『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』において、連邦軍の制服を着て補充兵になりすまし、[[ベルファスト基地]]に寄航している[[ホワイトベース]]に忍び込もうとしたところを彼らに見つかってしまう。
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;「思い出させちゃったかねぇ…」
 
;「思い出させちゃったかねぇ…」
 
:スパイとして出発する前に弟と妹を抱きしめた際、「母ちゃんの匂いがする」と言われて。
 
:スパイとして出発する前に弟と妹を抱きしめた際、「母ちゃんの匂いがする」と言われて。
;「あたし、あんたについて行きたかったんだよ。それでこの船に乗ったんだけど」
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;「私、あんたについて行きたかったんだよ。それでこの船に乗ったんだけど」<br />「嘘じゃないさ。は、半分は嘘じゃない」
;「嘘じゃないさ。は、半分は嘘じゃない」
 
 
:第28話より。ホワイトベースに潜入していたことがカイにバレて。ミハルはカイに対して、少なからぬ好意を抱いていたようである。
 
:第28話より。ホワイトベースに潜入していたことがカイにバレて。ミハルはカイに対して、少なからぬ好意を抱いていたようである。
 
:一方、カイはミハルの素性には既に気付いていたが、ホワイトベースのクルー達には黙っていた。
 
:一方、カイはミハルの素性には既に気付いていたが、ホワイトベースのクルー達には黙っていた。
 
;「あんな子供達がいるの!? この船に」
 
;「あんな子供達がいるの!? この船に」
:潜入したホワイトベース艦内に[[カツ・コバヤシ|カツ]]、[[レツ・コバヤシ|レツ]]、[[キッカ・コバヤシ|キッカ]]といった年端もいかない子供達がいることを目撃して衝撃を受ける。
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:潜入したホワイトベース艦内に[[カツ・コバヤシ|カツ]]、レツ、キッカといった年端もいかない子供達がいることを目撃して衝撃を受ける。
 
:ミハルは自身の弟と妹と[[年齢]]の違わない子供達がいるホワイトベースの居場所をジオン軍に知らせたことを悔やみ、その罪滅ぼしにホワイトベースを守るために戦わせてほしいと願い出るのであった。
 
:ミハルは自身の弟と妹と[[年齢]]の違わない子供達がいるホワイトベースの居場所をジオン軍に知らせたことを悔やみ、その罪滅ぼしにホワイトベースを守るために戦わせてほしいと願い出るのであった。
;「カイ、あたしにも戦わせて!弟達が助かってあの子達が死んでいいなんて事ないもん」
 
;「このままだったらまたジオンに利用されるだけの生活よ!それにもう・・・ただ見てるだけなんて、あたしたまんないよ!」
 
:爆発に巻き込まれながらも懸命に働く子供達を見て、カイに尚更すがるミハル。押し留めようとするカイだったが、人手が足りなくなったため、彼女にガンペリーの爆撃手を任せる事になる。
 
 
;「アハハハ、カイ、向こうから来てくれたよぉ!!」
 
;「アハハハ、カイ、向こうから来てくれたよぉ!!」
 
:ガンペリーのミサイルを発射しようとした時の台詞。だが次の瞬間、ミハルは大西洋へと投げ出されてしまった……。
 
:ガンペリーのミサイルを発射しようとした時の台詞。だが次の瞬間、ミハルは大西洋へと投げ出されてしまった……。
;「あんたと会えて良かったと思うよ」
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;「あんたと会えて良かったと思うよ」<br />「ジルとミリーかい? ははは、あの子達なら大丈夫さ。私達よりずっとうまくやっていけるって」<br />「いつまでもこんな世の中じゃないんだろ? ね、カイ」
;「ジルとミリーかい? ははは、あの子達なら大丈夫さ。あたし達よりずっとうまくやっていけるって」
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:ミハルの死亡後、カイの回想における彼女の台詞。戦争に翻弄された少女・ミハルの死はカイの心に深く残り、彼女のような境遇の人間を増やさないためにも戦うと誓うのであった。
;「いつまでもこんな世の中じゃないんだろ? ね、カイ」
 
:ミハルの死亡後、ホワイトベースクルーの目もはばからず泣き崩れるカイの精神世界に現れた彼女の台詞。現れた彼女は果たしてカイの妄想なのか、それとも亡霊なのか...いずれにしても戦争に翻弄された少女・ミハルの死はカイの心に深く残り、彼女のような境遇の人間を増やさないためにも戦うと誓うのであった。
 
:このシーンは『[[機動戦士ガンダムSEED]]』で死亡した[[フレイ・アルスター|フレイ]]が[[キラ・ヤマト|キラ]]に語り掛けるシーンのモデルとなった。
 
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*番組企画段階では、[[ザビ家]]の末子([[ガルマ・ザビ]]の妹)として「ミハル・ザビ」という17歳の女性が存在したが、本編設定では削られた。彼女の名前が、それを元にしたのかは不明。
 
*番組企画段階では、[[ザビ家]]の末子([[ガルマ・ザビ]]の妹)として「ミハル・ザビ」という17歳の女性が存在したが、本編設定では削られた。彼女の名前が、それを元にしたのかは不明。
**なお、同じく没設定となったサスロ・ザビ(『THE ORIGIN』に登場)と違って、2014年現在もフォローなどはされていない。
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**なお、同じく没設定となったサスロ・ザビと違って、2014年現在もフォローなどはされていない。
 
*スタッフの一人である板野一郎氏によれば、ミハルが死亡した話である第28話「大西洋、血に染めて」の絵コンテを切り終わった富野喜幸(現:富野由悠季)監督がキャラクターデザインを担当した安彦良和氏に見せたところ、二人して男泣きしたというエピソードがある。
 
*スタッフの一人である板野一郎氏によれば、ミハルが死亡した話である第28話「大西洋、血に染めて」の絵コンテを切り終わった富野喜幸(現:富野由悠季)監督がキャラクターデザインを担当した安彦良和氏に見せたところ、二人して男泣きしたというエピソードがある。
 
**そんな両名を見た板野氏はあきれたが、板野氏もまた絵コンテを読んでみたら涙があふれて止まらなかったという。
 
**そんな両名を見た板野氏はあきれたが、板野氏もまた絵コンテを読んでみたら涙があふれて止まらなかったという。
*プレイステーションのゲーム『ギレンの野望 ジオンの系譜』の第二部ジオン公国勝利エンドのエンディングムービーでは、連邦消滅後の世界でもミハル達と共に過ごしていると思われる場面が入る。また、プレイステーション2の『ギレンの野望 ジオン独立戦争記』のオリジナルモードで[[カイ・シデン|カイ]]を総大将にしてクリアするとカイと結婚し、彼と共に町工場を経営して弟妹揃って仲良く暮らすというエンディングとなっている。
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*ゲーム『ギレンの野望 ジオン独立戦争記』のオリジナルモードで[[カイ・シデン|カイ]]を総大将にしてクリアするとカイと結婚し、彼と共に町工場を経営して弟妹揃って仲良く暮らすというエンディングとなっている。
*彼女の弟のジルと妹のミリーがその後どうなったかは、様々な媒体で独自の解釈が描かれている。
 
**[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]の過去を描いた[[小説]]『機動戦士Ζガンダム フォウ・ストーリー そして、戦士に…』ではミハルの死後、ミリーは誘拐されて行方不明となり、ジルは[[ムラサメニュータイプ研究所|ムラサメ研究所]]に拾われてフォウと共に[[強化人間]]の被験者となるが、実験中に死亡するという暗い展開となっている。
 
**[[漫画]]『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では[[一年戦争]]終戦後に[[セイラ・マス|セイラ]]がラトキエ兄妹を保護し、孤児院に入れる手続きを進めようとしたが、「姉が帰ってくるのを待つ」という二人の意思を汲んでベルファストでミハルと過ごした住居でセイラの援助を受けつつ生活しているというまだ救いのある結末を迎えている。なお、この件を聞いたカイは人目も憚らず号泣した。
 
**漫画『Zガンダム Define』では、ミリーはハッカーとしてカイのサポートをしていることが語られている。
 
*一説にミハルのモデルは、富野監督が『機動戦士ガンダム』の前年に絵コンテで参加した世界名作劇場『ペリーヌ物語』の主人公の親友ロザリーあるいは、『ガンダム』と並行して絵コンテに参加した世界名作劇場『赤毛のアン』の主人公アン・シャーリーではないかと言われている。ムック本では、ミハルの家がアンの家に似ていると指摘されていたらしい。
 
**『ペリーヌ物語』のロザリーは自身が働く繊維工場の社長と家族づきあいをしており、上記の『ギレンの野望 ジオン独立戦争記』のエンディングと重なる部分がある。
 
 
 
== 脚注 ==
 
<references />
 
  
 
== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==
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