「ファミリーコンピュータ」を編集中
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ファミコン以前のゲーム機では汎用ICチップの採用例が多かったため、グラフィック処理性能や画面解像度は低く(100×100程度)、色数も数色程度で、画面スクロールの実現も難しいゲーム機が多かった。また多くのメーカーが「PC(当時はマイコン)としても扱える」汎用ゲーム機を発売していた為、ファミコンは他社との差別化のため「ゲーム専用機」として設計される事となる。その上で価格を14800円で抑える為に、リコー製のICチップ(MOS 6502)ベースにカスタム化を行い、更なるコストダウンのため発色数や音源数の仕様を現場開発者が決定した。操作系はそれまで主流であったジョイスティック式ではなく、任天堂自社製品であるゲーム&ウォッチでも使用されていた十字型のボタンキーを採用した。画面解像度は256×224~240、発色数は52色。 | ファミコン以前のゲーム機では汎用ICチップの採用例が多かったため、グラフィック処理性能や画面解像度は低く(100×100程度)、色数も数色程度で、画面スクロールの実現も難しいゲーム機が多かった。また多くのメーカーが「PC(当時はマイコン)としても扱える」汎用ゲーム機を発売していた為、ファミコンは他社との差別化のため「ゲーム専用機」として設計される事となる。その上で価格を14800円で抑える為に、リコー製のICチップ(MOS 6502)ベースにカスタム化を行い、更なるコストダウンのため発色数や音源数の仕様を現場開発者が決定した。操作系はそれまで主流であったジョイスティック式ではなく、任天堂自社製品であるゲーム&ウォッチでも使用されていた十字型のボタンキーを採用した。画面解像度は256×224~240、発色数は52色。 | ||
− | + | 発売後2年間での販売台数も好調だったが、知名度を更に爆発的に高めたのは1985年に発売された『スーパーマリオブラザース』(任天堂)で、本作から高速なスクロールやスプライト処理などが更に洗練された事、「サードパーティ」と呼ばれるライセンシー契約による協業他社のソフトウェア開発参入により、市場の成長が加速した。 | |
初期型と中期型と後期型(AV仕様)が存在する。なお初期はABボタンが四角型のゴム製ボタンであったが、深押しした際に角の部分が引っかかるトラブルが頻発したため、中期型以降からは丸型のプラスチック製ボタンへ変更された。次世代機となる[[スーパーファミコン]]発売により1990年代初めには一線を退いたが、ソフトは発売から10年以上続き、本体は発売20周年となる2003年まで製造が続けられた。本体サポートは既に終了している。 | 初期型と中期型と後期型(AV仕様)が存在する。なお初期はABボタンが四角型のゴム製ボタンであったが、深押しした際に角の部分が引っかかるトラブルが頻発したため、中期型以降からは丸型のプラスチック製ボタンへ変更された。次世代機となる[[スーパーファミコン]]発売により1990年代初めには一線を退いたが、ソフトは発売から10年以上続き、本体は発売20周年となる2003年まで製造が続けられた。本体サポートは既に終了している。 |