「ダークブレイン」を編集中
ナビゲーションに移動
検索に移動
この編集を取り消せます。 下記の差分を確認して、本当に取り消していいか検証してください。よろしければ変更を保存して取り消しを完了してください。
最新版 | 編集中の文章 | ||
1行目: | 1行目: | ||
− | + | == ダークブレイン(Dark Brain) == | |
− | + | *[[登場作品]]:[[バンプレストオリジナル]] | |
− | + | **[[SDヒーロー総決戦 倒せ!悪の軍団]] | |
− | * | + | **グレイトバトルサイバー |
− | * | + | **SD ザ・グレイトバトル 新たなる挑戦 |
− | + | **ザ・グレイトバトルII ラストファイターツイン | |
− | + | **ザ・グレイトバトルIII | |
− | + | **鉄球ファイト! ザ・グレイトバトル外伝 | |
− | + | **[[バトルクラッシャー (ゲーム)|バトルクラッシャー]] | |
− | + | **バトルドッジボール 闘球大激突! | |
− | + | **バトルドッジボールII | |
+ | **[[スーパーロボット大戦OG外伝]] | ||
+ | *声優:不明 | ||
+ | *種族:悪の思念体 | ||
+ | *性別:不明 | ||
+ | *エネルギー:負の怨念(負の無限力) | ||
− | + | === 基本設定 === | |
− | + | バンプレストが発売した[[コンパチヒーローシリーズ]]のボスキャラクター。最初の登場作品は『[[SDヒーロー総決戦 倒せ!悪の軍団]]』。シリーズによって様々な形態を持つ。<br />配下に「スカルナイト(初期はボーンファイター)」「デブデダビデ」「クリスタルドラグーン(初期はクリスタルドラゴン)」を従える。また、[[戦士ロア|ロア]]や[[エミィ]]を洗脳して悪の手先へと変わらせた。<br />『バトルドッジボールII』での登場を最後に長らく登場しなかったが『OG外伝』にて設定を大きく変えて再登場した。 | |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | + | === [[スーパーロボット大戦OG外伝]] === | |
− | === [[ | + | 別名「闇黒の賢者」。知的生命体の負の思念集積体で、次元の扉を開いては様々な世界を滅ぼしてきた。元々は古人と呼ばれる者が作り出した自律機動兵器のようだが、詳細は不明。その目で世界を見透かす「暗邪眼」と、自分の脳である超高性能自律型霊子演算装置「開明脳」で、負の無限力を取り込んできた。そのために複数の人格を持ち、時に応じて姿形さえ変えることもある。次元転移は自由自在ではなく条件が重なって行われるもので、自身と次元転移装置と[[オーバーゲートエンジン]]の3種類の力を合わせることで完璧な次元転移の力を得ようとしていた。[[デュミナス]]が取り込んだ人々の怨念と[[ソーディアン]]の次元転移装置の共鳴でその姿を現し、デュミナスを欠陥品として処分した。第2形態になると装甲を展開し、頭部は脳がむき出しになる。しかしダークブレインの本体は開明脳であり、倒しても思念をも取り込んで進化した姿で復活するため、早すぎる進化によって自滅させなければ滅ぼせない。また、コンパチカイザーの捨て身の突撃を受けた影響か機能不全に陥っている。戦士ロアが言うには「ダークブレインの力が完全な状態ならもっと早く戦士ロアを探し出せたはず」らしい。 |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | + | [[ケイサル・エフェス (人物)|ケイサル・エフェス]]、[[ペルフェクティオ]]、[[カドゥム・ハーカーム]]と同じ負の属性に位置し、負の思念を動力とする[[ディス・レヴ]]を内蔵する[[ディス・アストラナガン]]などのオカルトキャラクターが強いが、出典作を知っている人はスパロボよりバトルドッジボールなど、バンプレストの他作品でのギャクキャラクターのイメージが強い。 | |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | [[ケイサル・エフェス (人物)|ケイサル・エフェス]]、[[ペルフェクティオ]]、[[カドゥム・ハーカーム]] | ||
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
=== [[コンパチヒーローシリーズ]] === | === [[コンパチヒーローシリーズ]] === | ||
− | ;SDヒーロー総決戦 倒せ!悪の軍団 | + | ;[[SDヒーロー総決戦 倒せ!悪の軍団]] |
− | : | + | :悪の帝王を名乗る。全SDキャラクターの生みの親「ガチャポンマシン」とエンジニアの「エミィ」をさらい、悪玉SDキャラだけを作ってこの世界「SDネイション」を悪のSDキャラで埋め尽くそうとした。メカメカしい外見をしている。 |
;グレイトバトルサイバー | ;グレイトバトルサイバー | ||
:SFCの『ザ・グレイトバトルII』より後に発売されたファミコン作品。『SDヒーロー総決戦』で倒されたダークブレインが復活したもので、見た目は大きくリアルに描かれているがデザインも『SDヒーロー総決戦』のもの。目覚めたてで力が不完全だったため、完全に復活していればと言い残して敗れた。一人称は「われ」。 | :SFCの『ザ・グレイトバトルII』より後に発売されたファミコン作品。『SDヒーロー総決戦』で倒されたダークブレインが復活したもので、見た目は大きくリアルに描かれているがデザインも『SDヒーロー総決戦』のもの。目覚めたてで力が不完全だったため、完全に復活していればと言い残して敗れた。一人称は「われ」。 | ||
58行目: | 36行目: | ||
;ザ・グレイトバトルIII | ;ザ・グレイトバトルIII | ||
:ファンタジー風の並行世界の魔王で封印されている。『II』のエンディング後の帰還中、宇宙船の事故によりSDネイションの世界から別の並行世界へと迷い込んでしまったロア達は、魔法使いザンエルの魔王復活を企みを知って人々を救うために復活を阻止するために戦う。最終的にザンエルは魔王ダークブレインの復活に成功したが、主として振舞おうとしたところ魔王ダークブレインは何者にも指図は受けぬと吹き飛ばした。ロア達に敗れても死ぬことなく頭部だけの姿で再戦を誓い、崩れる城の中に消えた。 | :ファンタジー風の並行世界の魔王で封印されている。『II』のエンディング後の帰還中、宇宙船の事故によりSDネイションの世界から別の並行世界へと迷い込んでしまったロア達は、魔法使いザンエルの魔王復活を企みを知って人々を救うために復活を阻止するために戦う。最終的にザンエルは魔王ダークブレインの復活に成功したが、主として振舞おうとしたところ魔王ダークブレインは何者にも指図は受けぬと吹き飛ばした。ロア達に敗れても死ぬことなく頭部だけの姿で再戦を誓い、崩れる城の中に消えた。 | ||
− | ;バトルクラッシャー | + | ;[[バトルクラッシャー (ゲーム)|バトルクラッシャー]] |
:『ザ・グレイトバトルII』で死んだため肉体を失い亡霊になっている。エミィに憑依して融合したダークエミィになり、封印されていたデビルクラッシャー「ヘルザーク」を仲間にして、クラッシャー大会を優勝した最強戦士の肉体を乗っ取ることで元の肉体を再生しようと企む。ダークエミィが敗れたことで肉体のない亡霊に戻り消滅した。 | :『ザ・グレイトバトルII』で死んだため肉体を失い亡霊になっている。エミィに憑依して融合したダークエミィになり、封印されていたデビルクラッシャー「ヘルザーク」を仲間にして、クラッシャー大会を優勝した最強戦士の肉体を乗っ取ることで元の肉体を再生しようと企む。ダークエミィが敗れたことで肉体のない亡霊に戻り消滅した。 | ||
;鉄球ファイト! ザ・グレイトバトル外伝 | ;鉄球ファイト! ザ・グレイトバトル外伝 | ||
66行目: | 44行目: | ||
;バトルドッジボールII | ;バトルドッジボールII | ||
:ロア、エミィ、ゲシュペンスト(ギリアム)らと同じチーム「ゴッドファクトリー」に所属。このチームは正体不明とされていた、闘球王の遺産(三種の神器)を賞品にした大会の主催者。前作から月日は流れ人々が夢を失ったこの時代で、大会により人々を熱狂させ夢を与えるのが4人の目的。そのために常に夢を与え続けるナンバー1チームとして君臨している。前作のエンディングで善人化したのだと思われる。 | :ロア、エミィ、ゲシュペンスト(ギリアム)らと同じチーム「ゴッドファクトリー」に所属。このチームは正体不明とされていた、闘球王の遺産(三種の神器)を賞品にした大会の主催者。前作から月日は流れ人々が夢を失ったこの時代で、大会により人々を熱狂させ夢を与えるのが4人の目的。そのために常に夢を与え続けるナンバー1チームとして君臨している。前作のエンディングで善人化したのだと思われる。 | ||
− | |||
;漫画版『ザ・グレイトバトルIII』『バトルドッジボールII』(ときた洸一) | ;漫画版『ザ・グレイトバトルIII』『バトルドッジボールII』(ときた洸一) | ||
− | : | + | :『バトルドッジボールII』は『ザ・グレイトバトルIII』の続編で、ダークブレインを倒した際に飛び散った脳の一部(ダーク細胞)を浴びたロアはダークロアになってしまい、ダークブレインを復活させるという展開。ロアが元に戻った後、今度はエミィをダークエミィに変えた。 |
+ | |||
+ | === [[OGシリーズ]] === | ||
+ | ;[[スーパーロボット大戦OG外伝]] | ||
+ | :プロフィールは上記参照。第35話「ザ・グレイトバトル」にて対戦。2度の変身と耐久力でプレイヤーを苦しめてくる。[[マップ兵器]]こそないが、攻め方を間違えると確実に詰む。スパロボ初心者ならば事前情報がなければ余計苦しいと思われる。少なくともパイロットに[[SP回復]]がないとまず勝てない。1ターンで倒せるだけの攻撃力と攻撃回数を計算に入れて確実に倒そう。なお、メディアワークスの攻略本には'''EXハードでなおかつSP回復・能力強化なし'''という条件での撃破記録が掲載されている。 | ||
− | == | + | == [[BGM|パイロットBGM]] == |
− | === | + | ;「闇黒の叡智」 |
+ | : 第1形態のBGM。「闇黒」は「あんこく」と読む。 | ||
+ | ;「THE GREAT BATTLE」 | ||
+ | : 第2形態のBGM。 | ||
+ | |||
+ | == パイロットステータス設定の傾向 == | ||
+ | === [[能力|能力値]] === | ||
+ | 第1形態は全ての能力値が嫌になるほど高く、初期値が格闘・射撃170、技量190、防御170、回避140、命中220、SP120。回避だけは最低クラスだが異様に硬い、堅い、固い。<br />第2形態になるとバランスブレイカーもいいところの無茶苦茶な高さになり、命中以外の全能力が+2される上、回避に至っては'''初期値200'''というふざけた高さに。<br />分身がないため回避力では[[アルカイド・ナアシュ|修羅王]]に劣るが、耐久力と攻撃力が凄まじく高いため誤差にすらならない。さらに成長タイプは全能力がまんべんなく伸びる「万能系・標準型」。援護とアーマーブレイカー、「脱力」「補給」をフル活用しないと冗談抜きで詰む。 | ||
+ | |||
+ | === [[精神コマンド]] === | ||
+ | ;[[偵察]] [[感応]] [[直撃]] [[直感]] [[脱力]] [[覚醒]](第1形態) | ||
+ | :覚醒のみ消費70、習得レベル80と異様に遅いが……。 | ||
+ | ;[[偵察]] [[感応]] [[直撃]] [[直感]] [[脱力]] [[熱血]](第2形態) | ||
+ | :覚醒が熱血に変化し、全コマンドの習得レベル・消費SPが1に。使ってくるわけではないのでありがたいが、もし『[[新スーパーロボット大戦|新]]』のように使ってきたら大惨事である……。知識を活用しての「計算」「予測」を思わせるコマンドが多く「脱力」はエクセレンや他作品のものとは意味合いが違い、魂を取り込んでしまうということの遠まわしな表現だろう。 | ||
+ | |||
+ | === ツイン精神コマンド === | ||
+ | ;[[予測]] | ||
+ | :「叡智の集合体」にはぴったりのコマンドと言える。 | ||
+ | |||
+ | === [[特殊技能]] === | ||
+ | ;[[底力|底力L9]] [[カウンター|カウンターL9]] [[ガード]] [[戦意高揚]] [[気力+ (ダメージ)|気力+(ダメージ)]] [[Eセーブ]](第1形態) | ||
+ | :装甲の高さと相まって恐ろしく硬い。バリアがないとは思えないほどにダメージが通らない。Eセーブが完全に死んでいるのが唯一の救いか。 | ||
+ | ;[[底力|底力L9]] [[カウンター|カウンターL9]] [[ガード]] [[見切り]] [[気力+ (ダメージ)|気力+(ダメージ)]] [[Eセーブ]](第2形態) | ||
+ | :戦意高揚の代わりに見切りが入り、回避が上がった。しかもガードがそのままの上、気力を第一形態から引き継ぐため速くて固くて当てるという最悪の敵に変貌。相変わらずEセーブは死に技能。 | ||
+ | |||
+ | === [[エースボーナス]] === | ||
+ | 出現レベルは45・47なので、EXハードで持っていることになる。 | ||
+ | ;「最終ダメージ+10%」「最終命中率+10%」「クリティカル率+10%」(第1形態) | ||
+ | :これだけでも十分恐ろしいが…… | ||
+ | ;「最終ダメージ+20%」「最終命中率+15%」「クリティカル率+15%」(第2形態) | ||
+ | :この形態だと常時アタッカー&集中状態である。相当な熟練者でなければ(下手をするとそうであっても)確実に詰む。 | ||
+ | |||
+ | == 攻撃手段・[[必殺武器|必殺攻撃]] == | ||
;識者の眼 | ;識者の眼 | ||
:背中から三つのビットが飛び出し、そのビットが回転しながら背中から放出されるエネルギーが収束、エネルギー波を放つ。 | :背中から三つのビットが飛び出し、そのビットが回転しながら背中から放出されるエネルギーが収束、エネルギー波を放つ。 | ||
77行目: | 90行目: | ||
:両腕から空間を呼び出してエネルギー波を空間越しから放出、さらに胸からもエネルギー波を放出して相手を頭上と側面から挟み撃ちにする。 | :両腕から空間を呼び出してエネルギー波を空間越しから放出、さらに胸からもエネルギー波を放出して相手を頭上と側面から挟み撃ちにする。 | ||
;"闇在れ"と賢者は云った | ;"闇在れ"と賢者は云った | ||
− | : | + | :第2形態で使用する攻撃手段。「開明脳」で相手を分析。虚数空間に引きずり込んで巨大な腕で滅多打ちにして、掌から眼が浮かび上がりその眼から強大なエネルギーで相手を自分に引き寄せ、その両腕で握りつぶす。 |
− | |||
− | |||
=== [[特殊能力]] === | === [[特殊能力]] === | ||
;[[HP回復]](大) | ;[[HP回復]](大) | ||
− | : | + | :第1形態では380000、第2形態では580000。第2形態では[[HP]]30%回復するため、「174000」も回復する。 |
;[[EN回復]](大) | ;[[EN回復]](大) | ||
− | : | + | :エネルギーを消費する技はない。 |
;[[フルブロック]] | ;[[フルブロック]] | ||
:あらゆる状態異常を無力化。[[直撃]]で貫通可能。 | :あらゆる状態異常を無力化。[[直撃]]で貫通可能。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
=== 移動タイプ === | === 移動タイプ === | ||
;[[空]]・[[陸]] | ;[[空]]・[[陸]] | ||
:[[飛行]]可能。 | :[[飛行]]可能。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
;[[戦士ロア]] | ;[[戦士ロア]] | ||
− | :様々な[[平行世界]] | + | :様々な[[平行世界]]で激戦を繰り広げてきた宿敵。OG外伝ではロアと同化した[[コウタ・アズマ|コウタ]]と戦うことになる。 |
;[[エミィ]] | ;[[エミィ]] | ||
− | :戦士ロアと本物のエミィにより追い詰められたがエミィが乗っていた[[Gサンダーゲート]] | + | :戦士ロアと本物のエミィにより追い詰められたがエミィが乗っていた[[Gサンダーゲート]]を破壊して逃亡。その後エミィのアーマーとGサンダーゲートを回収して、アーマーを[[ショウコ・アズマ|ショウコ]]に装着させて洗脳してエミィに仕立て上げ、ロア抹殺とカイザー回収の使命を与えてデュミナスの下に送り込んだ。 |
− | |||
− | |||
− | |||
;[[ギリアム・イェーガー]] | ;[[ギリアム・イェーガー]] | ||
− | : | + | :彼がかつて「至高天」を目指していたことを語る。 |
+ | ;[[デュミナス]] | ||
+ | :OGシリーズにおけるデュミナスの創造主。このデュミナスは「[[デュナミス|デュナミス3]]」と呼ばれている。 | ||
+ | ;[[ラトゥーニ・スゥボータ]] | ||
+ | :欠陥品という理由でデュミナスを処分した事を非難した彼女に対して'''「デュナミス3は、お前達にとって敵……同情などする必要はあるまい」'''と言い返した。 | ||
;[[アイビス・ダグラス]] | ;[[アイビス・ダグラス]] | ||
− | : | + | :OG外伝では後述にある通り、彼女に対して暗に「[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]におけるアイビス」を皮肉るような台詞を言い放つ。 |
− | + | ;[[デスピニス]] | |
+ | :デュミナスを処分した後に彼女も処分しようとするも、[[ラウル・グレーデン|ラウル]]と[[コウタ・アズマ|コウタ]]に阻止された。 | ||
;[[アインスト・アルフィミィ]] | ;[[アインスト・アルフィミィ]] | ||
− | :アルフィミィからは[[ノイ・レジセイア]] | + | :アルフィミィからは[[ノイ・レジセイア]]のようだと形容されたが、ダークブレイン自身もアルフィミィとの会話で'''「そう……あれも我らと同じく……古の……」'''と、ダークブレインを生み出した古人と監視者を生み出した思念体を結び付ける発言を返している。 |
;[[シュウ・シラカワ]] | ;[[シュウ・シラカワ]] | ||
− | : | + | :ダークブレインと対面したことで、疑問がひとつ解決したこと、いずれその力を利用する旨を戦闘前会話、特殊セリフで話している。そして、[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]にてその[[特異点|瞬間と思われる時]]が訪れることになる…。 |
== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
+ | |||
=== コンパチヒーローシリーズ === | === コンパチヒーローシリーズ === | ||
− | |||
− | |||
;「よくぞ来た、愚かなる者よ! 目覚めし我の初めての生け贄となれ!」<br />「ワーハハハハッ! お前の力はそんなものか! トローリと甘いな! 今度はこっちの番だ!」<br />「グォォー! あと少しで完全に復活できたものを……」 | ;「よくぞ来た、愚かなる者よ! 目覚めし我の初めての生け贄となれ!」<br />「ワーハハハハッ! お前の力はそんなものか! トローリと甘いな! 今度はこっちの番だ!」<br />「グォォー! あと少しで完全に復活できたものを……」 | ||
:『グレイトバトルサイバー』ラストバトル時の発言。いかにも悪の大ボスらしい台詞だが「トローリと甘いな」というフレーズがおちゃめ。 | :『グレイトバトルサイバー』ラストバトル時の発言。いかにも悪の大ボスらしい台詞だが「トローリと甘いな」というフレーズがおちゃめ。 | ||
− | ; | + | ;「わしもワルやが ワレのようなワルは はじめてみたで!<br /> おいSD! さがっときい! ええか<br /> おとこの ほんとうのしにざまっちゅうもんをみせたる!」 |
− | :『ザ・グレイトバトルII | + | :『ザ・グレイトバトルII ラストファイターツイン』のラスボス「ザンエル」に自爆を仕掛けた際のセリフ。 |
− | + | ;「ここまでたどりついたことはほめておこう。<br /> だが、お前達に闘球王の遺産をくれてやるわけにはいかん。<br /> お前達も見たはずだ。人間どものよろこぶ顔を!熱狂した声援を!<br /> この大会は人々が見る大きな夢なのだよ。<br /> その夢を与えてやるのが我々というわけだ。だから我々がナンバー1でなくてはいかん。<br /> 最後にここでとびきり素敵な夢を見せてやろう。来い!」 | |
− | :『バトルドッジボールII』で決勝に勝ち進んできたプレイヤーチームに対して。チームの誰の台詞か不明なので他のメンバー(ロア、ギリアム、エミィ)が言っている可能性もある。 | + | :『バトルドッジボールII』で決勝に勝ち進んできたプレイヤーチームに対して。チームの誰の台詞か不明なので他のメンバー(ロア、ギリアム、エミィ)が言っている可能性もある。<br />少し独善的だがあくまで社会貢献目的なのに、高圧的な物言いでむしろ悪者に見える。また、たかがスポーツ対決とは言え、ゴッドファクトリーの思想は[[シャドウミラー]]に通ずるものが感じられる。<br />なお、プレイヤーチームはこの思想を否定し「遺産で釣って熱狂的な試合を誘発して夢を与えずともみんなで人々が夢を見る世界にしていける」と考えて、優勝賞品として得た闘球王の遺産を海に捨てている。 |
− | |||
− | |||
− | === | + | === スーパーロボット大戦OG外伝 === |
− | ; | + | ;「……古の賢者達は云った……“闇在れ”と……」<br />「我らは暗邪眼にて世界を看破し、開明脳にて叡智を集積す……」<br />「我らは闇黒の叡智……至高の想念集積体……ダークブレイン」 |
:登場時の台詞。画面が切り替わり、会話フレームでの表示になっている。 | :登場時の台詞。画面が切り替わり、会話フレームでの表示になっている。 | ||
;「『デュナミス』だ。己の名前まで忘れているとは……長き放浪の末、機能不全に陥ったか」<br />「お前は……欠陥品だ。抹消する」 | ;「『デュナミス』だ。己の名前まで忘れているとは……長き放浪の末、機能不全に陥ったか」<br />「お前は……欠陥品だ。抹消する」 | ||
:戦闘のダメージで完全に機能が壊れたデュミナスを始末した時の台詞。 | :戦闘のダメージで完全に機能が壊れたデュミナスを始末した時の台詞。 | ||
− | ; | + | ;「我らは知的生命体の痛み、苦しみ、悲しみ、憎しみ、蔑み、妬み、怒りを糧とし……」<br />「夢、希望、心、勇気、優しさ、善、想い、信頼、絆、友情、願い、愛を滅ぼす」<br />「そして……闇黒の秩序を作り上げ、我らがその頂点に君臨するのだ」 |
− | :目的。あまりにも単純でいっそわかりやすい。ここで言う頂点は他の会話からすると至高天を指すと思われる。 | + | :目的。あまりにも単純でいっそわかりやすい。ここで言う頂点は他の会話からすると至高天を指すと思われる。<br />レーツェルは、知恵の実を食べて楽園を追放された原初の人間に喩えて、様々な世界の思念をさらに食らうことでどこに至ろうとしているのか推測している。プレイヤーに明かされる情報はレーツェルの戦闘前会話の他わずかしかないため、真の狙いが何なのかは不明。これはつまるところ「何のためにダークブレインが生み出されたのか」という根本的な理由にもかかわっている。 |
− | + | ;「簡単な話だ。光在る所に闇が在り、闇在る所に光が在る」<br />「我らは闇……負の存在。故に光を駆逐する」 | |
− | ; | ||
:世の摂理を感じさせる台詞。ちなみに『バトルドッジボール』ではこの摂理の続きとして「どんな闇にも必ず光が差す」と語られており、闇の化身とも言えるダークブレインにさえ光が差し込んだ。 | :世の摂理を感じさせる台詞。ちなみに『バトルドッジボール』ではこの摂理の続きとして「どんな闇にも必ず光が差す」と語られており、闇の化身とも言えるダークブレインにさえ光が差し込んだ。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
;「夢や希望など、所詮は幻想に過ぎん……ここで我らを倒そうとお前は、身を以て知ることになるだろう」<br />「闇にその身を委ねよ。お前に似合うのは打ちひしがれた姿だ」 | ;「夢や希望など、所詮は幻想に過ぎん……ここで我らを倒そうとお前は、身を以て知ることになるだろう」<br />「闇にその身を委ねよ。お前に似合うのは打ちひしがれた姿だ」 | ||
− | :[[アイビス・ダグラス|アイビス]] | + | :[[アイビス・ダグラス|アイビス]]との対戦時のセリフ。[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]の序盤における彼女を皮肉るような発言であるが、アイビスとツグミはそれを強く否定した。<br />続く第2次OGでのアイビスは、フィリオの急死にショックを受けて沈んでいたものの、[[地上人召喚事件|その直後に起きた]][[封印戦争|最大の混乱]]に巻き込まれてそれどころではなくなったため、第2次αに比べあっさり立ち直っている。 |
− | |||
− | |||
− | |||
;「我らにはわかる……お前の中には、闇の記憶と思念が眠っている……」<br />「我らと同化すれば、それら全てが解放されるだろう……」 | ;「我らにはわかる……お前の中には、闇の記憶と思念が眠っている……」<br />「我らと同化すれば、それら全てが解放されるだろう……」 | ||
− | :[[マイ・コバヤシ|マイ]] | + | :[[マイ・コバヤシ|マイ]]との対戦時のセリフ。L5戦役で地球への脅威として君臨していた「[[レビ・トーラー|もう一人の彼女]]」の存在を示唆しているのだろうか…?<br />「紅の幻想」では乗り越えはしたが「消え去った」とは一言も言われておらず、未だ「彼女」が存在しているのは疑いない。 |
− | |||
;「そうだ。我らと一体化すれば、お前の望みも叶えられる……」<br />「お前にとって、最も大切な者と再会することも出来る」 | ;「そうだ。我らと一体化すれば、お前の望みも叶えられる……」<br />「お前にとって、最も大切な者と再会することも出来る」 | ||
− | :[[ヴィレッタ・バディム|ヴィレッタ]] | + | :[[ヴィレッタ・バディム|ヴィレッタ]]との対戦時のセリフ。[[イングラム・プリスケン|イングラム]]のことを知っているのかとヴィレッタが驚いている。<br />ダークブレインがOGエンジン2基を手中に納めれば、数多の平行世界を渡ってイングラムの魂を追いかけることも可能となるだろう。 |
− | |||
;「知的生命体の内面は、善より悪の占有率が高い。そして、我らの姿はそれを具現化している」 | ;「知的生命体の内面は、善より悪の占有率が高い。そして、我らの姿はそれを具現化している」 | ||
− | :[[レオナ・ガーシュタイン|レオナ]] | + | :[[レオナ・ガーシュタイン|レオナ]]との対戦時のセリフ。ダークブレイン第2形態の醜悪な外見は知的生命体の内面の醜さのあらわれだというのか。 |
;「我らはあらゆる思念を食い尽くす……それは知恵に対する欲求……」<br />「“知る”ことは、“生きる”ことである」 | ;「我らはあらゆる思念を食い尽くす……それは知恵に対する欲求……」<br />「“知る”ことは、“生きる”ことである」 | ||
− | :[[クスハ・ミズハ|クスハ]] | + | :[[クスハ・ミズハ|クスハ]]との対戦時のセリフ。自らの目的、欲求を語っている。レーツェルの戦闘前会話における「真の狙い」と合わせて考えるに、もしかしたら元々は[[ザ・データベース]]のような存在だったのかも知れない。 |
− | + | ;「ここは至高天への道程……十二の鍵……因子が集まる所かも知れぬ」 | |
− | + | :[[アクセル・アルマー|アクセル]]との対戦時のセリフ。「十二の鍵」とは「[[スフィア]]」を指すと思われ、[[OGシリーズ|OG世界]]における「[[特異点]]」の存在を伺わせる発言でもある。<br />自らを叡智の集合体とする割にこの台詞は「推測」であり、これを聞いたアクセルは'''「叡智の集合体とやらにもわからんことはあるらしいな」'''と痛烈に皮肉った。しかし、もしこの「推測」が正しければ、いずれOG世界にもスフィアの一つが、それに関わる[[サイデリアル|彼ら]]がやって来るコトになるが……。 | |
− | ; | ||
− | :[[アクセル・アルマー|アクセル]] | ||
− | |||
;「十二の鍵を統合し、至高天を目指す……」<br />「かつてのお前が、歩もうとした道を……覚えていないのか?」 | ;「十二の鍵を統合し、至高天を目指す……」<br />「かつてのお前が、歩もうとした道を……覚えていないのか?」 | ||
− | :[[ギリアム・イェーガー|ギリアム]] | + | :[[ギリアム・イェーガー|ギリアム]]との対戦時に目的を問われてのセリフ。かつて平行世界を放浪するさだめにあったギリアムが、それから逃れるべく「十二の鍵を統合し、至高天を目指す」ことを選んだというのか。<br />「並行世界の放浪者」がその運命から逃れるために集める「十二の鍵」といえば[[スフィア]]だが……。実際、スフィアに関しては[[ガイオウ]]が「12の鍵」と明言している上、時獄篇での情報から、[[次元力]]があらゆる事象を制御する力であり、[[太極]]がその極致であることもわかっている。であれば、ダークブレインの目的とは、あらゆる世界を食い尽くすことで、その中に存在するスフィアを全て自らに取り込み、それによって太極の力を手に入れることなのだろうか? |
− | + | ;「偉大なる闘い…勝者は我らだ」 | |
− | : | + | :『"闇在れ"と賢者は云った』を使用時のセリフ。ダークブレインもこの戦いを、幾度と無く重ねられた戦士ロアとの宿命の対決『ザ・グレイトバトル』だと認識している。 |
− | + | ;「何故!? どうして!?」<br />「お、俺はこんな結果、認めない! 認めないぞ!!」<br />「たがが人間ごときに……! この私が敗れるなどあり得ん!」<br />「うぬううう! 頭が! 頭が割れそうじゃ!!」<br />「あああ……! 消える……消えてしまうぅ……!」<br />「何でやねん!? 何でワイがこないなトコで死ななアカンねん!!」<br />「闇在る所に光在り! 光在る所に闇在り!!」<br />「ワシの頭が……! ワシの頭が割れる!!」<br />「忘れるな! 知的生命体在る所に、我らは存在する! お前達がいる限り……」<br />「き、消える! 消えてしまうぅぅぅ!!」<br />「我らは叡智の結晶! 闇黒の思念集積体!」<br />「おおおおお……! あおおおお……!!」<br />「十二の鍵! 至高天!」<br />「私が…… 私が消えるぅぅぅぅ……!」<br />「おああああああ……! あううおおおおおお……!!」 | |
+ | :撃破後。自身が倒された瞬間「開明脳」に集積した思念や人格が暴走、今まで取り込んだ怨念を全て放出して消滅した……。<br />ちなみに、ダークブレインといえば過去作での'''似非関西弁'''が印象に残っている人もいるだろう。<br />また、先述の『光在る所に闇が在り』というフレーズは同様の事を[[デビルサターン6]]が発言している。彼は「6体で合体していて、関西弁を話す」という、何処と無く共通点を見出せるキャラなのだが、ネタの一種なのかは不明。 | ||
== 迷台詞 == | == 迷台詞 == | ||
;ダークブレイン「お前達が知る必要はない」<br />エクセレン「……とか言って、あなたもホントは知らないんじゃない?」<br />ダークブレイン「では、二つだけ教えてやろう」 | ;ダークブレイン「お前達が知る必要はない」<br />エクセレン「……とか言って、あなたもホントは知らないんじゃない?」<br />ダークブレイン「では、二つだけ教えてやろう」 | ||
− | : | + | :[[エクセレン・ブロウニング|エクセレン]]の口車に乗って、この世界に転移することになったいくつかの条件について語る。<br />ちなみに対戦時の問答では答えを言わず、開明脳と同化することで答えを知ることを勧誘してくることが多い。 |
− | |||
== 余談 == | == 余談 == | ||
*多重人格や姿を変える能力は『[[スーパーロボット大戦Z]]』の「[[ジ・エーデル・ベルナル]]」と同じである。 | *多重人格や姿を変える能力は『[[スーパーロボット大戦Z]]』の「[[ジ・エーデル・ベルナル]]」と同じである。 | ||
− | * | + | *コンパチヒーローシリーズではSDガンダム系の敵のような眼が1つだけ光って見えるデザインで、剥き出しの状態では光って見えていた左目が機械的な丸い目なのが確認できる。OG外伝では目が二つとも見えていて第二形態でも両目とも普通。 |
− | * | + | *『ザ・グレイトバトルIV』のラスボスは脳の姿をした化け物だが、これはダークブレインではなく「皇帝オーバーロード」。環境管理装置によって悪者を封印していたSDネイションの体制を『II』で得た教訓によりニューコンパチネイションと改称してヒーローたちが各地の惑星で平和維持活動して共存する体制に切り替えた結果、皮肉にも抑えられた凶悪な「悪のエネルギー」が「ゲート」を生成、異次元で軍を率いる強大な悪の存在を呼び込んだ。このゲートの設定はOG外伝のダークブレインに取り入れられた物と思われる。 |
− | + | <!-- == 資料リンク == --> | |
− | + | <!-- *[[一覧:ダークブレイン]] --> | |
− | == | ||
− | < | ||
− | |||
{{バンプレストオリジナル}} | {{バンプレストオリジナル}} | ||
{{DEFAULTSORT:たあくふれいん}} | {{DEFAULTSORT:たあくふれいん}} | ||
[[Category:登場人物た行]] | [[Category:登場人物た行]] | ||
[[Category:バンプレストオリジナルの登場人物た行]] | [[Category:バンプレストオリジナルの登場人物た行]] | ||
+ | [[Category:生身ユニット]] | ||
+ | [[Category:バンプレストオリジナルの生身ユニット]] | ||
[[Category:コンパチヒーローシリーズ]] | [[Category:コンパチヒーローシリーズ]] | ||
[[Category:OGシリーズの登場人物]] | [[Category:OGシリーズの登場人物]] |