「グリッターファルセイバー」を編集中
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{{登場メカ概要 | {{登場メカ概要 | ||
+ | | 外国語表記 = [[外国語表記::Glitter Fall Saber]] | ||
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]] | | 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]] | ||
*{{登場作品 (メカ)|スーパーロボット大戦BX}} | *{{登場作品 (メカ)|スーパーロボット大戦BX}} | ||
− | | 声優 = {{声優|てらそままさき | + | | 声優 = {{声優|てらそままさき}} |
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| 分類 = [[分類::スーパーロボット]] | | 分類 = [[分類::スーパーロボット]] | ||
− | | 全高 = [[全長::31.0 m]] | + | | 全高 = [[全長::31.0 m]] |
− | | 重量 = [[重量::149.0 t]] | + | | 重量 = [[重量::149.0 t]] |
− | | | + | | パイロット = |
− | | | + | [[パイロット::ヨウタ・ヒイラギ]]<br/>[[パイロット::ユキ・ヒイラギ]] |
+ | | デザイン = {{メカニックデザイン|Mがんぢー}} | ||
}} | }} | ||
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== 概要 == | == 概要 == | ||
[[ファルセイバー]]の真の姿。「次元の守人」としての本来の形態であり、「ファルセイバー」の名前は本当はこちらの姿を指すが、ヨウタ達は不完全な姿をこの名前で認識しているため、それを超える存在としてグリッターの名が冠されている。 | [[ファルセイバー]]の真の姿。「次元の守人」としての本来の形態であり、「ファルセイバー」の名前は本当はこちらの姿を指すが、ヨウタ達は不完全な姿をこの名前で認識しているため、それを超える存在としてグリッターの名が冠されている。 | ||
− | + | マントと鎧を纏った騎士のような重厚で力強い姿をしているが、機動力も非常に高くその戦闘力は計り知れない。[[バルギアス]]との戦いで砕け散った「心の至宝」が[[ザ・パワー]]の力によって復元されたことにより復活したファルセイバーが、[[オウストラル島]]の遺跡に変化していた「生命の至宝」を得ることで力を取り戻し、[[ブルーヴィクター]]と合体することでこの姿となった。 | |
合体形式は完全な[[グレート合体]]で、分割されたブルーヴィクターとブリューナクを武装パーツとして装着することで完成する。 | 合体形式は完全な[[グレート合体]]で、分割されたブルーヴィクターとブリューナクを武装パーツとして装着することで完成する。 | ||
− | + | ||
ファルセイバーは本来この姿なのだが、3万年前に起こった[[ミケーネ帝国]]との決戦の際に、力の源である四つの至宝のうち三つを失っていた。現代においては「力の至宝」がブルーヴィクターという別の存在へと造りなおされていたため、融合者の二人が揃った上で「輝煌合体」のキーワードで合体することでこの姿となる。ブルーヴィクターの人格は「力の至宝」に宿っていたファルセイバーの残留思念をディボーティーが練り直したものであり、結果全く別の存在となっているため、合体しても統合されることはない(ブルーヴィクターの推測では二度と統合されないらしい)。 | ファルセイバーは本来この姿なのだが、3万年前に起こった[[ミケーネ帝国]]との決戦の際に、力の源である四つの至宝のうち三つを失っていた。現代においては「力の至宝」がブルーヴィクターという別の存在へと造りなおされていたため、融合者の二人が揃った上で「輝煌合体」のキーワードで合体することでこの姿となる。ブルーヴィクターの人格は「力の至宝」に宿っていたファルセイバーの残留思念をディボーティーが練り直したものであり、結果全く別の存在となっているため、合体しても統合されることはない(ブルーヴィクターの推測では二度と統合されないらしい)。 | ||
復活を遂げた時点でブルーヴィクターの意志が加わっていたことから、3万年前よりも遥かに強大な力を持つが、「記憶の至宝」が未覚醒だったために守護者としての権能は発揮できていなかった。 | 復活を遂げた時点でブルーヴィクターの意志が加わっていたことから、3万年前よりも遥かに強大な力を持つが、「記憶の至宝」が未覚醒だったために守護者としての権能は発揮できていなかった。 | ||
− | + | ||
− | 後に復活した[[暗黒大将軍]]との戦いにおいて、[[ | + | 後に復活した[[暗黒大将軍]]との戦いにおいて、[[ゼウス]]の助言により[[マジンガーZ (真マジンガー)|マジンガーZ]]から光の力を受けた事で、[[ユキ・ヒイラギ|ユキ]]が記憶を取り戻し「記憶の至宝」が覚醒。これによりかつての状態へと戻り、さらにヨウタ・ユキ・ブルーヴィクターの3人分の意志力を加えることで絶大な力を発揮するようになった。 |
その正体は、かつて発生した「異世界大戦」の折、それを終結させるために「始まりの地」を中心に設置された世界の行き来を遮断する永続結界、通称「境界」のマスターシステム兼ガーディアンプログラムとして生み出された存在。その源である人の正の想念の奔流である「境界の力」を引き出すことでそれを制御し、境界を維持するのが真の使命である。だが、3万年前のミケーネ帝国との戦いにおいて致命傷を負い、消滅の危機を迎えてしまう。しかしその時、[[ザ・パワー]]の力でESウィンドウを突き抜け、過去に飛ばされていた[[超竜神]]の意志が、現代での仲間であるファルセイバーの救済を願ったことにより、本来消滅するはずだったところを、四つの至宝のうち三つを失うレベルで済んでいた。 | その正体は、かつて発生した「異世界大戦」の折、それを終結させるために「始まりの地」を中心に設置された世界の行き来を遮断する永続結界、通称「境界」のマスターシステム兼ガーディアンプログラムとして生み出された存在。その源である人の正の想念の奔流である「境界の力」を引き出すことでそれを制御し、境界を維持するのが真の使命である。だが、3万年前のミケーネ帝国との戦いにおいて致命傷を負い、消滅の危機を迎えてしまう。しかしその時、[[ザ・パワー]]の力でESウィンドウを突き抜け、過去に飛ばされていた[[超竜神]]の意志が、現代での仲間であるファルセイバーの救済を願ったことにより、本来消滅するはずだったところを、四つの至宝のうち三つを失うレベルで済んでいた。 | ||
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== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦BX]] |
− | : | + | :第21話で一旦顔を見せ、第35話でファルセイバーの復帰とともに合体が解禁される。基本性能の高さはもとより特殊能力が極悪であり、継戦力は抜群。またファルセイバーと異なり飛行できるようになったのも大きい。 |
:反面最大射程はブルーヴィクターに劣り、さらにファルセイバーの移動力ボーナスがなくなり全体的にEN消費も激しいため進撃戦も少し苦手になっている、と利点ばかりではない。[[UX]]でいう[[オルフェス]]&[[ライラス]]と[[オデュッセア]]と同じような関係だが、あちらと違い合体のメリットの方が非常に大きい為[[マイク・サウンダース13世|マイク]]の「ディスクP」で早急に気力を上げ合体してしまいたい。PUを組むならば補給装置持ちが最適。ヨウタにはEセーブもあると磐石である。 | :反面最大射程はブルーヴィクターに劣り、さらにファルセイバーの移動力ボーナスがなくなり全体的にEN消費も激しいため進撃戦も少し苦手になっている、と利点ばかりではない。[[UX]]でいう[[オルフェス]]&[[ライラス]]と[[オデュッセア]]と同じような関係だが、あちらと違い合体のメリットの方が非常に大きい為[[マイク・サウンダース13世|マイク]]の「ディスクP」で早急に気力を上げ合体してしまいたい。PUを組むならば補給装置持ちが最適。ヨウタにはEセーブもあると磐石である。 | ||
:最終話ではイベント発生まで合体不可能なのに注意。また最終話は'''ステージクリアまで合体していない場合'''、合体のDVEが発生するという地味にいやらしい仕様がある。 | :最終話ではイベント発生まで合体不可能なのに注意。また最終話は'''ステージクリアまで合体していない場合'''、合体のDVEが発生するという地味にいやらしい仕様がある。 | ||
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:この武器の砲口になっている胸部アーマーはブリューナクの基部に格納されている。 | :この武器の砲口になっている胸部アーマーはブリューナクの基部に格納されている。 | ||
;グリッターシールド | ;グリッターシールド | ||
− | : | + | :文字通り盾。本体の前面をすっぽり覆うほど巨大なカイトシールドで、虚空から召喚される。ブルーヴィクターの胸部パーツが変形したもので、内部に頭部が収納されている。グリップの部分が回転するようになっており、一応打撃武器としても使用可能。 |
:;グリッターバスター | :;グリッターバスター | ||
::シールドのクリスタルから魔法陣を展開、ビームを放って敵を消滅させる。 | ::シールドのクリスタルから魔法陣を展開、ビームを放って敵を消滅させる。 | ||
71行目: | 66行目: | ||
:ちなみにトドメ演出では、ファルセイバーと違い左手は握っている。 | :ちなみにトドメ演出では、ファルセイバーと違い左手は握っている。 | ||
;エリアルフェアスパーク | ;エリアルフェアスパーク | ||
− | : | + | :第37話で解禁される真の「エリアルスパーク」。この技を発動するには守人の力を最大まで高め、さらに融合者が存在する場合は心を完全に一つにする必要がある。バルギアスを撃退した超威力のエリアルスパークはこの技をノーマルの状態で強引に放ったもの。 |
:グリッターウェーブ及び無数のエネルギーソードで敵を拘束・捕縛。最大出力のファルブレードで斬りかかってそのまま突撃、勢いのまま一閃して切り捨てる。トドメ演出自体はエリアルスパークと大差は無いが、開いた手を握りしめるヨウタのカットインと共にグリッターファルセイバーも同様に握りしめるカットインが入る。 | :グリッターウェーブ及び無数のエネルギーソードで敵を拘束・捕縛。最大出力のファルブレードで斬りかかってそのまま突撃、勢いのまま一閃して切り捨てる。トドメ演出自体はエリアルスパークと大差は無いが、開いた手を握りしめるヨウタのカットインと共にグリッターファルセイバーも同様に握りしめるカットインが入る。 | ||
− | : | + | :また、盛り上がる部分でカットインが入る・トドメ演出込みで一巡するなど、(攻撃前セリフや敵の撃墜セリフによる微妙な誤差こそあるものの)専用BGMと演出が連動している。射程は1。 |
:「敵を拘束して一刀両断」という演出は[[ダンガイオー]]や勇者シリーズ、[[エルドランシリーズ]]のオマージュ。 | :「敵を拘束して一刀両断」という演出は[[ダンガイオー]]や勇者シリーズ、[[エルドランシリーズ]]のオマージュ。 | ||
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:戦いを終え、境界の力を取り戻したファルセイバーたちは失われたユキの身体を生命の至宝で補い、分離して告げる。自分たちは次元の守人としてここに残ると。そして生命の至宝はユキの子供に、孫に受け継がれる限り失われることはないと。それは途方もない話であり永遠に続く保証もない。しかし、[[田神悠宇|かつて様々な人々の]][[ラプラスの箱|祈りが受け継がれてきたように]]、至宝も受け継がれていくことを信じる。ファルセイバーはそう語り、時を越えて出逢った、かけがえのない友に別れを告げるのだった。 | :戦いを終え、境界の力を取り戻したファルセイバーたちは失われたユキの身体を生命の至宝で補い、分離して告げる。自分たちは次元の守人としてここに残ると。そして生命の至宝はユキの子供に、孫に受け継がれる限り失われることはないと。それは途方もない話であり永遠に続く保証もない。しかし、[[田神悠宇|かつて様々な人々の]][[ラプラスの箱|祈りが受け継がれてきたように]]、至宝も受け継がれていくことを信じる。ファルセイバーはそう語り、時を越えて出逢った、かけがえのない友に別れを告げるのだった。 | ||
;受け継がれた未来 | ;受け継がれた未来 | ||
− | : | + | :バルギアスをも超える神、ジスペルとの死闘が続く境界空間。一度は失った境界の力を取り戻して全力をたたきつけるも、ジスペルとその依り代・シンデュスの力はあまりにも圧倒的だった。さらに、生命の進化の果てにあるという無限の停滞、[[フル・フロンタル]]曰くの「虚無」を見せ付けられ、一時は闘志を折られかける。 |
:しかし、それだけではないことを彼らは知った。境界の力、それは善も悪も光も影も、あらゆる形で未来を望んだ、夢見た者達の意志の結晶。それがある限り、世界は決して停滞などしない。よしんば止まったとしても、再び進むことが出来る。無限の可能性を信じる次元の守人達は、これまでの戦いで培った仲間との絆を武器に、歪んだ福音を齎す神に全力のエリアルフェアスパークを叩き込み、異世界大戦から続く長き因縁に終止符を打った。 | :しかし、それだけではないことを彼らは知った。境界の力、それは善も悪も光も影も、あらゆる形で未来を望んだ、夢見た者達の意志の結晶。それがある限り、世界は決して停滞などしない。よしんば止まったとしても、再び進むことが出来る。無限の可能性を信じる次元の守人達は、これまでの戦いで培った仲間との絆を武器に、歪んだ福音を齎す神に全力のエリアルフェアスパークを叩き込み、異世界大戦から続く長き因縁に終止符を打った。 | ||
:そして、全ての力を取り戻したファルセイバーとブルーヴィクターは、無二の戦友たちに別れを告げ、遥か古と同じく境界を守護する使命へと戻っていった。元の世界へ帰還したヨウタの許に、ファルセイバーたちの声が届く。「いつか、また会おう」と。 | :そして、全ての力を取り戻したファルセイバーとブルーヴィクターは、無二の戦友たちに別れを告げ、遥か古と同じく境界を守護する使命へと戻っていった。元の世界へ帰還したヨウタの許に、ファルセイバーたちの声が届く。「いつか、また会おう」と。 | ||
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*現在、[http://srw-bx.suparobo.jp/special/07_03.php 公式サイトにて主人公機の設定資料が公開されている]。グリッターファルセイバーになる過程まで克明に明記されており、グレート合体にふさわしい変形過程が描かれている。 | *現在、[http://srw-bx.suparobo.jp/special/07_03.php 公式サイトにて主人公機の設定資料が公開されている]。グリッターファルセイバーになる過程まで克明に明記されており、グレート合体にふさわしい変形過程が描かれている。 | ||
*路線として勇者シリーズのオマージュが多いファルセイバー関連から考えると、バルギアス最終決戦でのブルーヴィクターとの合体解除から初期形態での必殺技というのも、勇者シリーズ最終決戦(及びその影響が見られるガイキングLOD)で見られる強化パーツを破損しながらも最後の一撃という展開からと考えられる。 | *路線として勇者シリーズのオマージュが多いファルセイバー関連から考えると、バルギアス最終決戦でのブルーヴィクターとの合体解除から初期形態での必殺技というのも、勇者シリーズ最終決戦(及びその影響が見られるガイキングLOD)で見られる強化パーツを破損しながらも最後の一撃という展開からと考えられる。 | ||
− | ** | + | **一方で、上述の通り対ジスペルの最終イベント戦闘は「主人公機最終形態の最強必殺技」という、いかにもスパロボらしい締め方と言える。 |
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