「ガルマ・ザビ」を編集中

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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Garma Zabi]]<ref>[http://www.gundam.jp/tv/world/character/ze01.html CHARACTER]、機動戦士ガンダム公式web、サンライズ、2022年1月5日閲覧。</ref>
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| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
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*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム}}
 
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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
 
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| タイトル = プロフィール
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| 役職 = [[役職::司令官]]
 
| 役職 = [[役職::司令官]]
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}}
 
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'''ガルマ・ザビ'''は『[[機動戦士ガンダム]]』の登場人物。
 
'''ガルマ・ザビ'''は『[[機動戦士ガンダム]]』の登場人物。
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[[一年戦争]]では[[ジオン軍]][[地球]]方面軍司令官として北米に進駐しているが、その権限は北米方面軍に限られていた<ref>漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、地球方面軍司令官は[[マ・クベ]]中将であり、ガルマは階級は大佐のままで、マ・クベの部下である北米方面軍司令官となっている</ref>。
 
[[一年戦争]]では[[ジオン軍]][[地球]]方面軍司令官として北米に進駐しているが、その権限は北米方面軍に限られていた<ref>漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、地球方面軍司令官は[[マ・クベ]]中将であり、ガルマは階級は大佐のままで、マ・クベの部下である北米方面軍司令官となっている</ref>。
  
TV版第6話で、[[ホワイトベース]]と[[ガンダム]]を追って降下してきたシャアを歓待する。しかし、戦時下で大規模なパーティを催し、[[ニューヨーク|ニューヤーク]]<ref>『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、[[ロサンゼルス]]に変更されている。</ref>市長の娘・[[イセリナ・エッシェンバッハ]]と恋仲になるなど、危機感のなさが表面化していた<ref>ただし、これらの行動には地元の有力者を懐柔する政治目的もあったと思われる。漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』ではイセリナの父ヨーゼフ・エッシェンバッハ市長がゲリラを操っているため、イセリナを情報源にしている描写もある。</ref>。その後、[[ホワイトベース隊]]との戦闘で、戦果を焦るあまりに、[[シャア・アズナブル]]の策謀にかかってホワイトベースに[[ガウ]]の背後を向けることになってしまい、シャアからの通信で自身が彼に利用されていた事実に気づく。しかし、泣き言を言う事無く、自らの死の覚悟を決めたガルマは、せめて犬死だけにはならないようホワイトベースに最後の突撃を敢行し、戦死を遂げる(TV版第10話)。その死は長兄[[ギレン・ザビ|ギレン]]によって政治的に利用された。
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TV版第6話で、[[ホワイトベース]]と[[ガンダム]]を追って降下してきたシャアを歓待する。しかし、戦時下で大規模なパーティを催し、[[ニューヨーク|ニューヤーク]]市長の娘・[[イセリナ・エッシェンバッハ]]と恋仲になるなど、危機感のなさが表面化していた<ref>ただし、これらの行動には地元の有力者を懐柔する政治目的もあったと思われる。漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』ではエッセェンバッハ市長がゲリラを操っているため、イセリナを情報源にしている描写もある。</ref>。その後、[[ホワイトベース隊]]との戦闘で、戦果を焦るあまりに、[[シャア・アズナブル]]の策謀にかかってホワイトベースに[[ガウ]]の背後を向けることになってしまい、シャアからの通信で自身が彼に利用されていた事実に気づく。しかし、泣き言を言う事無く、自らの死の覚悟を決めたガルマは、せめて犬死だけにはならないようホワイトベースに最後の突撃を敢行し、戦死を遂げる(TV版第10話)。その死は長兄[[ギレン・ザビ|ギレン]]によって政治的に利用された。
  
 
兄弟の中で最も仲が良かったとはいえ、次兄[[ドズル・ザビ]]からその才能を惜しまれ、[[指揮官]]ながらも[[ドップ]]に搭乗して前線に出る勇猛さなど決して無能ではないのだが、シャアに「坊やだからさ…」と看破されたとおり、育ちの良さ故によるお人好し振りや優しさと詰めの甘さが、ガルマの命取りであったといえなくもない。
 
兄弟の中で最も仲が良かったとはいえ、次兄[[ドズル・ザビ]]からその才能を惜しまれ、[[指揮官]]ながらも[[ドップ]]に搭乗して前線に出る勇猛さなど決して無能ではないのだが、シャアに「坊やだからさ…」と看破されたとおり、育ちの良さ故によるお人好し振りや優しさと詰めの甘さが、ガルマの命取りであったといえなくもない。
  
漫画『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート]]』「猿の衛星」において、一説では「E計画」を極秘に進行させたのもガルマだと言われている(ただし、あくまで[[トビア・アロナクス]]達の推測<ref>「ジオンの高官」と聞いた段階では絞り込めていなかったが、E計画の発端が'''「類人猿が『[[パックマン (ゲーム)|パックマン]]』を遊ぶ姿を見て、モビルスーツの操縦ができるのではないかと発案した」'''という話を聞いてトビア達は一斉にガルマと推測していた。</ref>であり、作中ではその事に触れられそうになった元[[ジオン軍]]の老人シーナ・カッツィユッキーが'''「オフィシャルではございませぬぞ」'''と発言している)。
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漫画『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート]]』において、一説では「E計画」を極秘に進行させたのもガルマだと言われている(ただし、あくまでトビア達の推測であり、作中ではその事に触れられそうになった元[[ジオン軍]]の老人シーナ・カッツィユキーが'''「オフィシャルではございませんぞ」'''と発言している)。
  
 
=== キャラクターの総評 ===
 
=== キャラクターの総評 ===
「人を引き付けるカリスマ」という点では、かなり見るべきものがあったと言える。士官学校を首席で卒業した御曹司でありながら前述の通り自ら前線に出る勇猛さを持ち、決して何もかも人任せにしているわけではない。そのためか部下からも非常に慕われていた。国葬などの描写を見ても、ギレンの煽動を抜きにしても国民や軍人などから一定の支持があったのが伺える。また、当時地球の大半の人々がジオンに憎悪していた中、恋慕されていたイセリナという存在があったとはいえ、制圧地域と非常に良好な関係を築くことに成功するなど、政治的手腕も悪くはないように見える。これらを考慮するに、ぼっちゃん描写に隠れているものの中々に優秀なのではないかと思わせられる。
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前述の通り、自ら前線に出る勇猛さを持っていて、そのためか、自分の部下からは非常に慕われていて、国葬などの描写を見るにギレンの煽動を抜きにしても国民や軍人などから一定の支持があったと見え、イセリナという存在があったとは言え当時地球の大半の人々がジオンに憎悪していた中制圧地域と非常に良好な関係を築くことに成功するなど政治的手腕も悪くはないように見えるなど、ぼっちゃん描写に隠れているものの中々に優秀なのではないかと思わせられる。
また、ホワイトベースが「艦に難民がいるから難民を降ろすため休戦して欲しい」という提案に対し、護衛付きという条件を出した上で承諾して律儀に手を出さない等、約束を義理堅く守る面、弱者に優しい一面もあった。
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また、ホワイトベースが「艦に難民がいるから難民を降ろすため休戦して欲しい」という提案を護衛付きという条件を出し承諾し手を出さない等優しい一面もあった。
  
また、末子という事もあって兄弟仲の悪いザビ家において唯一どの人物とも決定的な軋轢が無く、そう言った意味でも特別な人間であった。父のデギンや兄弟のキシリアやドズルもガルマの死を惜しんでいて、冷酷なギレンですらガルマからは一定の親近感を持っており、ギレンもデギンの意を汲んだとはいえガルマを軍司令部参謀部付を配属先に選択するなどの配慮をしており、無関心でも積極的に嫌ってはいない事が窺える。ガルマを謀殺したシャアでさえもガルマを友人として見ていた事は本当であったという意見も多い。総合的に見ると「家族との関係の良さ」「政治手腕の高さ」「自ら戦場に出る勇敢さ」「ジオン国民や兵士等の支持の高さ」等の美点から、『生きてさえいれば家族や兵士からも信頼される確実に有能な人物になっていた』と目する視聴者の声も少なくない。<ref>事実、ゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオンの系譜』では新生ジオン軍の総帥として立派に成長した姿も登場する。</ref>
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また、末子という事もあって兄弟仲の悪いザビ家において唯一どの人物とも決定的な軋轢が無い人物でもあり、そう言った意味でも特別な人物である。父のデギンや兄弟のキシリアやドズルもガルマの死を惜しんでいて、冷酷なギレンですらガルマからは一定の親近感を持っており、ギレンもデギンの意を汲んだとはいえガルマを軍司令部参謀部付を配属先に選択するなどの配慮をしており、無関心でも積極的に嫌ってはいない事が窺える。ガルマを謀殺したシャアでさえもガルマを友人として見ていた事は本当であったという意見も多く、彼は家族との関係の良さ、政治手腕の高さ、自ら戦場に出る勇敢さやジオン国民や兵士等の支持の高さ等から能力・人脈共に生きてさえいれば家族や兵士からも信頼される確実に有能な人物になっていたと目する視聴者の声も少なくない。<ref>事実、ゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオンの系譜』では新生ジオン軍の総帥として立派に成長した姿も登場する。</ref>
  
その反面でガルマの存在はそうした家族間の緩衝剤となっていた側面があり、ザビ家はガルマという存在で成り立っていたと言っても過言ではなく、さらに当時はザビ家がジオンを引っ張っていたため、ガルマという存在はジオンの未来そのものと言ってもよかった。しかし、ガルマの謀殺から始まったシャアの復讐はシャア自身の退路を断ち、ギレンの謀略による国葬で戦争を加速させる等、[[一年戦争]]のその後の流れを決定付けた。さらに、ガルマは『[[機動戦士ガンダム]]』という作品のみならず[[宇宙世紀]]そのものの流れを決定付けた人物であるとも言える。
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その反面でガルマの存在はそうした家族間の緩衝剤となっていた側面があり、その死は復讐を始めてしまったシャアの退路を断ち、ギレンの謀略による国葬で戦争を加速させる等、[[一年戦争]]のその後の流れを決定付けた。さらに、ガルマは『[[機動戦士ガンダム]]』という作品のみならず[[宇宙世紀]]そのものの流れを決定付けた人物であるとも言える。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
原作において印象に残るキャラだが、肝心の出典作品の参戦頻度とシャアに謀られないと物語が大きく狂う事が災いし、スパロボにおいては参戦する事が極端に少ない。
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原作において印象に残るキャラだが、肝心の出典作品の参戦頻度も災いし、スパロボにおいては参戦する事が極端に少ない。
 
 
また、参戦しても『OE』を除いて決まってシャアに謀られて死亡する。
 
  
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦G}}
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;[[第2次スーパーロボット大戦G]]
:リメイクにあたり追加されたキャラクター。[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]所属。前線基地の[[ダカール]]を[[シャア・アズナブル|シャア]]と共に防衛している他、[[ホンコン・シティ]]で[[戦闘獣]]や[[メカザウルス]]を引きつれ援軍に現れる。その時の乗機は[[ザクIII]]。
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:[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]所属。前線基地の[[ダカール]]を[[シャア・アズナブル|シャア]]と共に防衛している他、[[ホンコン・シティ]]で[[戦闘獣]]や[[メカザウルス]]を引きつれ援軍に現れる。その時の乗機は[[ザクIII]]。
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦}}
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;[[第3次スーパーロボット大戦]]
:初登場作品。DC所属。序盤で[[ガルマ専用ザク]]に乗って戦う。[[ガウ]]ではなく[[ケンプファー]]だが、原作同様の[[特攻]]イベントがある。
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:DC所属。序盤で[[ガルマ専用ザク]]に乗って戦う。[[ガウ]]ではなく[[ケンプファー]]だが、原作同様の[[特攻]]イベントがある。
 
:なお、ガウは『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』からの登場なので、ガルマは乗れず。ちなみに第1話の増援の際、既にシャアが撃墜されていると後述の台詞を言う。
 
:なお、ガウは『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』からの登場なので、ガルマは乗れず。ちなみに第1話の増援の際、既にシャアが撃墜されていると後述の台詞を言う。
:PS版では音声を初収録。
 
  
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
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=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦GC}}{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦XO|XO}}
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;[[スーパーロボット大戦GC]][[スーパーロボット大戦XO|XO]]
 
:[[イセリナ・エッシェンバッハ|イセリナ]]とのやり取りが再現された。出番はとにかく短く、「ガルマ出撃す」の次のステージが「ガルマ死す」。さらに音声の新規収録もされていない。
 
:[[イセリナ・エッシェンバッハ|イセリナ]]とのやり取りが再現された。出番はとにかく短く、「ガルマ出撃す」の次のステージが「ガルマ死す」。さらに音声の新規収録もされていない。
 
:今回も[[特攻]]イベントがあり、原作通り[[ガウ]]で行う。また、クロスオーバーとして、[[ギニアス・サハリン]]の[[アプサラス計画]]のバックアップもしていた。
 
:今回も[[特攻]]イベントがあり、原作通り[[ガウ]]で行う。また、クロスオーバーとして、[[ギニアス・サハリン]]の[[アプサラス計画]]のバックアップもしていた。
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}
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;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
 
:本作では[[ザンジバル]]に搭乗。[[ニューヨーク|ニューヤーク]]での戦闘が省略されているので、ユーザーには既に『GC』(『XO』)同様謀殺されたと思われたが、今回はシャアが「地球が外からの侵略に晒されている中復讐している場合ではない」と空気を読んだため、その後も健在。第3話ではシャアと共同してとある[[地球連邦軍|連邦]]の軍事設施を襲撃する。
 
:本作では[[ザンジバル]]に搭乗。[[ニューヨーク|ニューヤーク]]での戦闘が省略されているので、ユーザーには既に『GC』(『XO』)同様謀殺されたと思われたが、今回はシャアが「地球が外からの侵略に晒されている中復讐している場合ではない」と空気を読んだため、その後も健在。第3話ではシャアと共同してとある[[地球連邦軍|連邦]]の軍事設施を襲撃する。
 
:艦長キャラだが[[二連撃]]持ち、こちらの[[母艦]]にとっては非常に危険な相手([[戦艦]]全武装が対艦属性付きの為)。
 
:艦長キャラだが[[二連撃]]持ち、こちらの[[母艦]]にとっては非常に危険な相手([[戦艦]]全武装が対艦属性付きの為)。
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=== 関連作品 ===
 
=== 関連作品 ===
;[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]]
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;[[ヒーロー戦記]]
 
:序盤にシャアと共に現れる。中盤では戦争が始まる事で意気込んでおり、その戦争で戦死したことが終盤シャアの口から語られる。本作ではシャアが謀殺した訳では無い模様。
 
:序盤にシャアと共に現れる。中盤では戦争が始まる事で意気込んでおり、その戦争で戦死したことが終盤シャアの口から語られる。本作ではシャアが謀殺した訳では無い模様。
 
<!--ヒーロー戦記のシャアはガルマ死亡後に「私にとってはむしろザビ家は敵だ」と言っているので因縁がないわけではない-->
 
<!--ヒーロー戦記のシャアはガルマ死亡後に「私にとってはむしろザビ家は敵だ」と言っているので因縁がないわけではない-->
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;[[キシリア・ザビ]]
 
;[[キシリア・ザビ]]
 
:姉。ガルマの上官でもある。兄妹の中ではガルマが一番好き…というより、ガルマ以外の兄弟とはそもそも関係が良好ではない。
 
:姉。ガルマの上官でもある。兄妹の中ではガルマが一番好き…というより、ガルマ以外の兄弟とはそもそも関係が良好ではない。
:『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』ではデキンですら切り捨てる程に冷酷さが際立っている彼女だが、シャアとの諮問では「姉としてあの子の最後が知りたい」と話して徐々に追及が激昂していく姿、シャアがガルマの謀殺が確定したながらも彼を利用する事を決めた際に自らを「悪い姉」と呟いている事から少なくともガルマには一定の家族愛があったことを窺わせる。
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:『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』ではデキンですら切り捨てる程に冷酷さが際立っている彼女だが、シャアとの諮問では「姉としてあの子の最後が知りたい」と話したり、シャアがガルマの謀殺が確定したながらも彼を利用する事を決めた際に自らを「悪い姉」と呟いている事から少なくともガルマには一定の家族愛があったことを窺わせる。
 
;[[ドズル・ザビ]]
 
;[[ドズル・ザビ]]
 
:最も親しい三兄。「いずれは自分をも率いることが出来る将軍になる」とガルマに対して[[期待]]をかけていただけにその死の衝撃は大きく、ガルマを守り切れなかったシャアの処刑を主張している(なお、デギンの裁量によりシャアは左遷に止まった)。
 
:最も親しい三兄。「いずれは自分をも率いることが出来る将軍になる」とガルマに対して[[期待]]をかけていただけにその死の衝撃は大きく、ガルマを守り切れなかったシャアの処刑を主張している(なお、デギンの裁量によりシャアは左遷に止まった)。
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;[[シャア・アズナブル]]
 
;[[シャア・アズナブル]]
 
:士官学校時代の同期。'''岡崎優氏の漫画版では指まで絡め合わす程の仲'''であり、ガルマは死の直前まで彼を親友だと思っていた。
 
:士官学校時代の同期。'''岡崎優氏の漫画版では指まで絡め合わす程の仲'''であり、ガルマは死の直前まで彼を親友だと思っていた。
:また、シャア自身はガルマに対して内心辛辣な物言いをする事もあるが、彼に対して泣き言を洩らしたりしている。そのため、シャア自身は少なくとも一定の友情を持っていた事は事実だったと思われる。結局シャアは復讐の方を選択した…が、ただ空しさに支配されただけであった。
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:また、シャア自身にとってもかけがえの無い友であったが、彼は復讐の方を選択した…が、ただ空しさに支配されただけであった。
 
;[[イセリナ・エッシェンバッハ]]
 
;[[イセリナ・エッシェンバッハ]]
 
:恋人。ガルマが功を焦ったのは、彼女との結婚をザビ・エッシェンバッハ両家に認めてもらうためだった。
 
:恋人。ガルマが功を焦ったのは、彼女との結婚をザビ・エッシェンバッハ両家に認めてもらうためだった。
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;ダロタ
 
;ダロタ
 
:部下。ガルマ戦死後に彼を慕っていた将兵らを取り纏め、勧誘したイセリナを旗印に据えてホワイトベース隊に独断での弔い合戦を挑んだが、敗れて戦死。
 
:部下。ガルマ戦死後に彼を慕っていた将兵らを取り纏め、勧誘したイセリナを旗印に据えてホワイトベース隊に独断での弔い合戦を挑んだが、敗れて戦死。
;[[フラナガン・ブーン]]
 
:本編では接触はなかったが、漫画作品『機動戦士ガンダム フラナガン・ブーン戦記』では潜水艦隊を任せた部下。ガルマとイセリナを慕っており、ダロタのイセリナを旗印に据えた弔い合戦にも参加していた。
 
  
 
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
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;「フフ…以前のマスクも似合っていたが…。そのサングラス姿もなかなか様になっているぞ」
 
;「フフ…以前のマスクも似合っていたが…。そのサングラス姿もなかなか様になっているぞ」
 
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』第6章にて[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]と通信で会話した際に。
 
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』第6章にて[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]と通信で会話した際に。
:[[漫画]]『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』で描かれた士官学校時代はマスクではなく[[眼鏡・サングラス|サングラス]]であるため(しかも、同作においてマスクを貰ったシャアが「どうかな?」とドヤ顔した際に、'''微妙そうな顔をしている''')、読者からすれば少々妙な台詞とも言える。
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:[[漫画]]『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』で描かれた士官学校時代はマスクではなくサングラスであるため(しかも、同作においてマスクを貰ったシャアが「どうかな?」とドヤ顔した際に、'''微妙そうな顔をしている''')、読者からすれば少々妙な台詞とも言える。
  
 
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
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*アニメ版『THE ORIGIN』では、森功至氏に代わって[[声優:柿原徹也|柿原徹也]]氏がガルマを演じている。
 
*アニメ版『THE ORIGIN』では、森功至氏に代わって[[声優:柿原徹也|柿原徹也]]氏がガルマを演じている。
 
**柿原氏は『[[機動戦士ガンダムUC]]』にて[[フル・フロンタル]]の側近[[アンジェロ・ザウパー]]を演じている。柿原氏はフロンタルとアンジェロ、シャアとガルマの関係性は全く違うものとして、ガルマはアンジェロよりも少年らしく演じたと語っている<ref>[http://www.gundam-the-origin.net/special/interview24.html 機動戦士ガンダム THE ORIGIN 関係者リレーインタビュー]</ref>。
 
**柿原氏は『[[機動戦士ガンダムUC]]』にて[[フル・フロンタル]]の側近[[アンジェロ・ザウパー]]を演じている。柿原氏はフロンタルとアンジェロ、シャアとガルマの関係性は全く違うものとして、ガルマはアンジェロよりも少年らしく演じたと語っている<ref>[http://www.gundam-the-origin.net/special/interview24.html 機動戦士ガンダム THE ORIGIN 関係者リレーインタビュー]</ref>。
*漫画『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]] DUST』ではジオン系勢力に四分割され、覇権争いの戦乱に突入しているサイド3にて、「ズム・シティ」を中心とした勢力「ザビ・ジオン」の統治者として「'''ガルマ・ザビ三世'''」を自称する老人が登場している。しかし、潔癖かつ他者には誠実、そして結婚していなかったガルマに子孫が残されていた可能性は限りなく低く<ref>そもそも一年戦争から80年以上しか経過してない世界で、老人が「三世」と自称している時点で矛盾しかない。</ref><ref>外国では先祖の名前を子孫が受け継ぐという文化もあるため、ザビ家の先祖に別に「ガルマ」という人物がおり、「FG」のガルマは「二世」で、また遠縁が三世を名乗る、という可能性ならばありうる。一例として、「ナポレオン三世」は「ナポレオン一世」の孫ではなく甥(ナポレオン二世の従兄)である。</ref>、連邦軍キュクロープスのアーノルド少佐が拘束しようとした際には「'''国際法廷で詐称の罪に問われる'''」と言及しているため、偽物であった模様。
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*漫画『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]] DUST』ではジオン系勢力に四分割され、覇権争いの戦乱に突入しているサイド3にて、「ズム・シティ」を中心とした勢力「ザビ・ジオン」の統治者として「'''ガルマ・ザビ三世'''」を自称する老人が登場している。しかし、潔癖かつ他者には誠実、そして結婚していなかったガルマに子孫が残されていた可能性は限りなく低く<ref>そもそも一年戦争から80年以上しか経過してない世界で、老人が「三世」と自称している時点で矛盾しかない。</ref>、連邦軍キュクロープスのアーノルド少佐が拘束しようとした際には「'''国際法廷で詐称の罪に問われる'''」と言及しているため、偽物であった模様。
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

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