「ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU」を編集中
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『[[大空魔竜ガイキング]]』のリメイク作品であり、東映アニメーション作品としては『[[ゲッターロボ號]]』以来14年ぶりのロボットアニメ。ただし、原典と共通しているのは主役ロボットの名前とデザイン程度に抑えられており、その内容はオリジナルと大きく異なる。なお、原典との区別のため、副題を略した『ガイキングLOD』が通称として使われている。 | 『[[大空魔竜ガイキング]]』のリメイク作品であり、東映アニメーション作品としては『[[ゲッターロボ號]]』以来14年ぶりのロボットアニメ。ただし、原典と共通しているのは主役ロボットの名前とデザイン程度に抑えられており、その内容はオリジナルと大きく異なる。なお、原典との区別のため、副題を略した『ガイキングLOD』が通称として使われている。 | ||
− | + | 後述する制作面の都合上、地上波では関東地区のみのローカルセールス、放送開始当初は事実上のノンスポンサードであり宣伝展開も殆どされなかった事からその注目度は低かったが<ref>一応、全国的にはBSデジタルでの放送や児童向けTV雑誌『テレビマガジン』でコーナー記事が組まれるなどはされていた。</ref>、ロボットアニメの王道を行くストーリーや大張正己氏など著名アニメーターの参加によるクオリティの高いロボットアクションにより徐々に知名度を高め、放送終了後は様々な商品展開も行われた。 | |
+ | |||
+ | 旧作とは異なり「地球に攻めてきた敵を迎え撃つ」話ではなく、話の序盤の段階から「地球に攻め込もうとしている敵の本拠地に殴り込んで闘う」(地球に攻めてくる敵怪獣は[[ダリウス界]]で戦っている自軍部隊や反乱軍が取り逃がしたザコ)というロボットアニメにおいても珍しいスタイルで話が進んでいる。 | ||
== ストーリー == | == ストーリー == | ||
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:ダイヤの親友。当初は補欠クルーであったが、炎の力に目覚め48人目のクルーとなる。 | :ダイヤの親友。当初は補欠クルーであったが、炎の力に目覚め48人目のクルーとなる。 | ||
;[[ピュリア・リチャードソン]] | ;[[ピュリア・リチャードソン]] | ||
− | :[[スティンガー (LOD)|スティンガー]] | + | :[[スティンガー (LOD)|スティンガー]]のパイロット。勝ち気で自身家なお転婆少女。 |
;[[リー・ジェンシン]] | ;[[リー・ジェンシン]] | ||
:[[サーペント (LOD)|サーペント]]のパイロット。拳法家で狙撃も得意。後に艦載機部隊「コンバットフォース」のリーダーも務める。 | :[[サーペント (LOD)|サーペント]]のパイロット。拳法家で狙撃も得意。後に艦載機部隊「コンバットフォース」のリーダーも務める。 | ||
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:[[キルジャガー]]のパイロット。ずば抜けた合理的知略と胆力を有するが、大空魔竜乗っ取りを企てたため追放された過去がある。 | :[[キルジャガー]]のパイロット。ずば抜けた合理的知略と胆力を有するが、大空魔竜乗っ取りを企てたため追放された過去がある。 | ||
;[[ヤンマ]] / [[ハッチョ]] / [[ブビィ]] | ;[[ヤンマ]] / [[ハッチョ]] / [[ブビィ]] | ||
− | :小型戦闘機バンザや[[クラブバンカー]] | + | :小型戦闘機バンザや[[クラブバンカー]]で後方支援を務める三馬鹿トリオ。全員が元泥棒という過去を持つ。 |
;[[ローサ・ベルニコフ]] | ;[[ローサ・ベルニコフ]] | ||
− | : | + | :大空魔竜副長。聡明で冷静沈着な女性科学者。 |
;[[フジヤマ・シズカ]] | ;[[フジヤマ・シズカ]] | ||
:大空魔竜の機関士責任者。かつては戦闘員としてスティンガーのパイロットも務めていた。 | :大空魔竜の機関士責任者。かつては戦闘員としてスティンガーのパイロットも務めていた。 | ||
;[[ロンゴ]] | ;[[ロンゴ]] | ||
− | : | + | :大空魔竜の操舵士。いかつい大男。 |
;[[サコン・シロウ]] | ;[[サコン・シロウ]] | ||
:大空魔竜の科学者で大空魔竜の最古参クルーの一人。普段は基本機関部の閉鎖ブロックの自室に引きこもっている。 | :大空魔竜の科学者で大空魔竜の最古参クルーの一人。普段は基本機関部の閉鎖ブロックの自室に引きこもっている。 | ||
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:ヴェスターヌの部下。諜報員としてアイドルコンテストにもぐりこむも情けない撤退を余儀なくされた。 | :ヴェスターヌの部下。諜報員としてアイドルコンテストにもぐりこむも情けない撤退を余儀なくされた。 | ||
;[[サスページ]] | ;[[サスページ]] | ||
− | : | + | :ダリウス四天王の「南方将軍」。卑劣かつ非情な性格で、叩き上げ故に劣等感と保身欲が強い。 |
;[[プロイスト]] | ;[[プロイスト]] | ||
:ダリウス四天王の「東方将軍」。甲冑に身を包んだ謎の人物。 | :ダリウス四天王の「東方将軍」。甲冑に身を包んだ謎の人物。 | ||
:;[[次大帝プロイスト]] | :;[[次大帝プロイスト]] | ||
− | :: | + | ::プロイストの真の姿である、ダリウスの「次大帝」。性別を超越した二重人格者。民族主義的な独裁者であり、本作の[[ラスボス]]。 |
− | + | ;[[ヒガント]] | |
− | + | :プロイスト直属の幹部「ダリウス新四天王」の東方将軍。プロイストの生体部品である。 | |
− | + | ;[[バニシューム]] | |
− | : | + | :プロイスト直属の幹部「ダリウス新四天王」の西方将軍。プロイストの生体部品である。 |
− | + | ;[[テルミナ]] | |
− | : | + | :プロイスト直属の幹部「ダリウス新四天王」の南方将軍。プロイストの生体部品である。 |
− | + | ;[[ニキータ]] | |
− | : | + | :プロイスト直属の幹部「ダリウス新四天王」の北方将軍。プロイストの生体部品である。 |
− | |||
− | : | ||
=== その他 === | === その他 === | ||
− | ;[[ドクター・ツー]] / [[ダイヤの父]] | + | ;[[ドクター・ツー]] / [[ダイヤの父|???]] |
− | : | + | :ダリウス大帝に仕える科学者の1人だが…? |
;[[ダイヤの母]] | ;[[ダイヤの母]] | ||
− | : | + | :ダイヤの肝っ玉母さん。 |
;[[エルトリカ・アージェス]] | ;[[エルトリカ・アージェス]] | ||
:ルルの母。故人。 | :ルルの母。故人。 | ||
254行目: | 254行目: | ||
=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
;[[スーパーロボット大戦K]] | ;[[スーパーロボット大戦K]] | ||
− | :初参戦作品。本来の[[地球]]側のストーリーの根幹となっており、展開も時系列が少し乱れてはいるものの大筋で原作通り。大空魔竜メンバーもかなり早い時点で参入する。『[[ | + | :初参戦作品。本来の[[地球]]側のストーリーの根幹となっており、展開も時系列が少し乱れてはいるものの大筋で原作通り。大空魔竜メンバーもかなり早い時点で参入する。『[[機獣創世記ゾイドジェネシス]]』との絡みが多い。またリミテーションシンドロームという格好のネタを放っておくはずもなく、[[オーバースキル]]を絡めて猛威を振るった。 |
;[[スーパーロボット大戦L]] | ;[[スーパーロボット大戦L]] | ||
:いきなりダリウス軍との決戦から始まり、当初は地上に飛ばされたダイヤとピュリアのみの登場。ライキング・バルキングに関するイベントなど、『K』でのイベントは全て省略、プロイストとの決戦も地上。大空魔竜のブリッジでのイベントもなく、原作再現度はかなり低い。ただし今回はレベッカやカイキンクなどが参戦し、キャラクターもシナリオに割と絡むため、扱いは良いと言える。今回ザ・グレートが格段に使いやすくなった。 | :いきなりダリウス軍との決戦から始まり、当初は地上に飛ばされたダイヤとピュリアのみの登場。ライキング・バルキングに関するイベントなど、『K』でのイベントは全て省略、プロイストとの決戦も地上。大空魔竜のブリッジでのイベントもなく、原作再現度はかなり低い。ただし今回はレベッカやカイキンクなどが参戦し、キャラクターもシナリオに割と絡むため、扱いは良いと言える。今回ザ・グレートが格段に使いやすくなった。 | ||
340行目: | 340行目: | ||
|第36話||再会・裏切りの父! こんなに愛してるのにぃぃッ!!||||||K、L | |第36話||再会・裏切りの父! こんなに愛してるのにぃぃッ!!||||||K、L | ||
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− | |第37話||息子よ|||||| | + | |第37話||息子よ|||||| |
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|第38話||みんな、燃えろ||||||K、L | |第38話||みんな、燃えろ||||||K、L | ||
348行目: | 348行目: | ||
== 余談 == | == 余談 == | ||
− | * | + | *本作は前番組にあたる東映アニメ制作のアニメ作品の打ち切りによりその穴埋めを目的とした急ごしらえ的な制作経緯を持ち、同じく東映アニメが2003年に制作したパイロットフィルム『大空魔竜ガイキングNEO<ref>本作のDVD最終巻に収録。</ref>』を叩き台として企画された。企画を含めた準備期間は放送開始まで3か月と極めてひっ迫した状況であり、メインライターの三条陸氏はわずか1晩で26話目までのシナリオプロットを組んだとのこと。 |
**OP映像での乱戦は『ガイキングNEO』の殺陣を流用している。 | **OP映像での乱戦は『ガイキングNEO』の殺陣を流用している。 | ||
− | *伝説的アニメーター、金田伊功氏が後期オープニングのディレクターを担当<ref>ただし、名義は戸隠三郎となっている。</ref> | + | *伝説的アニメーター、金田伊功氏が後期オープニングのディレクターを担当<ref>ただし、名義は戸隠三郎となっている。</ref>しており、氏が最後に参加したTVアニメ作品となった。 |
− | * | + | *Blu-rayBOX初回特典には『[[ロボットガールズZ]]』の短編ドラマCDが付属している。 |
− | ** | + | **のはいいのだが、完結しているのをいいことに[[Zちゃん]]が'''略称をエロDVD呼ばわり'''するわ、チームTが「なんか裏切ったり裏切られたりやたらドロドロした話」などと表現するわ、挙句には[[魔炎超魔竜ファイナルドボルザーク|ドボちん]]が東映を買収し[[ダリウス軍]]が大空魔竜戦隊を倒して終わる筋書きに[[ダリウス17世|歴史修正を行おうとする]]など、ギリギリなネタが多かった。 |
== 脚注 == | == 脚注 == | ||
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|+ 動画配信 | |+ 動画配信 | ||
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− | | [https://movie-tsutaya.tsite.jp/netdvd/vod/top.do?pT=0&sc_int=movie_dvd_header_vodtop TSUTAYA TV] || × || | + | | [https://movie-tsutaya.tsite.jp/netdvd/vod/top.do?pT=0&sc_int=movie_dvd_header_vodtop TSUTAYA TV] || × || |
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| [http://www.dmm.com/rental/ DMM動画] || × || | | [http://www.dmm.com/rental/ DMM動画] || × || | ||
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| [http://fod.fujitv.co.jp/s/ フジテレビオンデマンド] || × || | | [http://fod.fujitv.co.jp/s/ フジテレビオンデマンド] || × || | ||
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− | |[https://www.amazon.co.jp/Amazon-Video/b/?ie=UTF8&node=2351649051&ref_=nav_cs_prime_video/ Amazonプライムビデオ]|| | + | |[https://www.amazon.co.jp/Amazon-Video/b/?ie=UTF8&node=2351649051&ref_=nav_cs_prime_video/ Amazonプライムビデオ]|| × || |
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|[https://anime.dmkt-sp.jp/animestore/tp_pc dアニメストア]|| × || | |[https://anime.dmkt-sp.jp/animestore/tp_pc dアニメストア]|| × || | ||
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