「エルネスティ・エチェバルリア」を編集中
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− | [[外国語表記::Ernesti Echevalier]] | + | ; 30 |
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| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|ナイツ&マジック}} | | 登場作品 = {{登場作品 (人物)|ナイツ&マジック}} | ||
| 声優 = {{声優|高橋李依|SRW=Y}}<br />{{声優 (登場作品別)|阪口大助|ナイツ&マジック}}(倉田翼) | | 声優 = {{声優|高橋李依|SRW=Y}}<br />{{声優 (登場作品別)|阪口大助|ナイツ&マジック}}(倉田翼) | ||
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'''エルネスティ・エチェバルリア'''は『[[ナイツ&マジック]]』の[[主人公]]。 | '''エルネスティ・エチェバルリア'''は『[[ナイツ&マジック]]』の[[主人公]]。 | ||
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==概要== | ==概要== | ||
現代[[日本]]から[[異世界]]への転生者。通称は「エル」。背丈は小柄で、容姿も女性と見間違うほどの美少年。 | 現代[[日本]]から[[異世界]]への転生者。通称は「エル」。背丈は小柄で、容姿も女性と見間違うほどの美少年。 | ||
− | + | 前世では「倉田翼」というプログラマーの青年であり、同僚から「最終防衛ライン」と呼ばれる程の腕前の持ち主であったが、交通事故に遭い命を落とし、剣や魔法、そして[[幻晶騎士]]という巨大ロボットが存在する別世界の人間へと生まれ変わった。フレメヴィーラ王国のエチェバルリア家で誕生した彼は前世の記憶・知識を引き継いでおり、日本ではプラモデル製作などを趣味としていたため、異世界で本当に巨大ロボットが運用されていることに驚愕・歓喜し、その[[騎操士]]になるべく鍛錬と努力を重ねていく。ただし、前世の記憶を引き継いでいる事は当人が「特に重要ではない」という理由で明らかにしていない。 | |
その頭脳は[[天才]]的で、王国のライヒアラ騎操士学園に入学後は、在学中にも関わらず自身の知識を生かして幻晶騎士の開発・改修を推し進め、新たな機体を作り出したりと王国における兵器の[[科学者・技術者|技術革新]]を行った。様々な功績から国王直属の「[[銀鳳騎士団]]」団長にまで就任し、中等部卒業後<ref>その上の高等部は現代で言う大学に相当するため、実力で免除させた初等部の魔法学基礎を除けば一般的な学業は達成したことになる。</ref>はさらに活躍を重ねる。幼少から[[魔法]]の鍛錬を行っている為、上級魔法を難なく使いこなす<ref>作中での魔法の仕組みはプログラミングに似た部分があり、そこに前世の知識を組み合わせて魔法術式の改造や効率化を図っている。</ref>他、(特殊な方法を用いているとは言え)幻晶騎士操縦の腕も高い。 | その頭脳は[[天才]]的で、王国のライヒアラ騎操士学園に入学後は、在学中にも関わらず自身の知識を生かして幻晶騎士の開発・改修を推し進め、新たな機体を作り出したりと王国における兵器の[[科学者・技術者|技術革新]]を行った。様々な功績から国王直属の「[[銀鳳騎士団]]」団長にまで就任し、中等部卒業後<ref>その上の高等部は現代で言う大学に相当するため、実力で免除させた初等部の魔法学基礎を除けば一般的な学業は達成したことになる。</ref>はさらに活躍を重ねる。幼少から[[魔法]]の鍛錬を行っている為、上級魔法を難なく使いこなす<ref>作中での魔法の仕組みはプログラミングに似た部分があり、そこに前世の知識を組み合わせて魔法術式の改造や効率化を図っている。</ref>他、(特殊な方法を用いているとは言え)幻晶騎士操縦の腕も高い。 | ||
− | なお、小柄な体格ゆえに通常の幻晶騎士の操縦席では操縦桿等に手足が届かず、上手く操縦できなかった。それならばと自分の体格に合った操縦席を持った機体を作って夢である巨大ロボットに乗ろうとした結果、国家事業である幻晶騎士の開発を引き受け、特注機体の[[イカルガ (ナイツマ)|イカルガ]] | + | なお、小柄な体格ゆえに通常の幻晶騎士の操縦席では操縦桿等に手足が届かず、上手く操縦できなかった。それならばと自分の体格に合った操縦席を持った機体を作って夢である巨大ロボットに乗ろうとした結果、国家事業である幻晶騎士の開発を引き受け、特注機体の[[イカルガ (ナイツマ)|イカルガ]]などを生み出すことになった。 |
− | 彼の行動理念は偏にロボットへの[[愛]]ありきであり、極端に言ってしまえば「'''趣味'''」の一点に集約される。だが、その[[ジ・エーデル・ベルナル|趣味に没頭するあまり暴走してしまう面]]もあり<ref>初等部在籍時に中等部の幻晶騎士関連授業を受けるため、初等部の魔法授業を実力で免除させるなど。過激な言い方ではあるが「目的のためには手段を選ばない」と言い換える事もできる。原作小説の地の文でも「彼は狂っている」「異界よりやってきた狂人」などと書かれている。</ref>、周囲からは呆れられたり、まるで狂人のように思われてしまうこともある。また、革新的な技術を幾つも生み出しているものの、開発した機体はコンセプト優先で荒削りな部分が多々あり、時として失敗作が生み出されてしまう事も多い。特に開発機を「[[量産型|量産を前提とした兵器]] | + | 彼の行動理念は偏にロボットへの[[愛]]ありきであり、極端に言ってしまえば「'''趣味'''」の一点に集約される。だが、その[[ジ・エーデル・ベルナル|趣味に没頭するあまり暴走してしまう面]]もあり<ref>初等部在籍時に中等部の幻晶騎士関連授業を受けるため、初等部の魔法授業を実力で免除させるなど。過激な言い方ではあるが「目的のためには手段を選ばない」と言い換える事もできる。原作小説の地の文でも「彼は狂っている」「異界よりやってきた狂人」などと書かれている。</ref>、周囲からは呆れられたり、まるで狂人のように思われてしまうこともある。また、革新的な技術を幾つも生み出しているものの、開発した機体はコンセプト優先で荒削りな部分が多々あり、時として失敗作が生み出されてしまう事も多い。特に開発機を「[[量産型|量産を前提とした兵器]]」としてブラッシュアップするにはその方面に長けた技術者の助力が必要となる。 |
==登場作品と役柄== | ==登場作品と役柄== | ||
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}} | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}} | ||
:初登場作品。担当声優の高橋李依氏は今作でSRW初出演。本作の舞台となる地球とは別の地球から転生した設定。 | :初登場作品。担当声優の高橋李依氏は今作でSRW初出演。本作の舞台となる地球とは別の地球から転生した設定。 | ||
− | :誰もが予想した通り、PV公開範囲の時点で既に言動が壊れており、後述の「エルネスティエミュレータ」で形容されるところの'''「妖怪“ロボ大好き”」''' | + | :誰もが予想した通り、PV公開範囲の時点で既に言動が壊れており、後述の「エルネスティエミュレータ」で形容されるところの'''「妖怪“ロボ大好き”」'''と化している。会話内容がとにかく濃く、参戦機体のレビューから同好の士とのロボ談義、果てはメタフィクションギリギリの台詞が飛び出る事も。 |
:『[[SSSS.GRIDMAN]]』が参戦しているため怪獣とも戦うことになるが、本作では「ウルトラシリーズは守備範囲ではないが、知識は一通りある」という設定になっている。「特撮は不勉強(だからこれから勉強します)」というセリフもある。<br>なお前世の彼は新条アカネと同じ世界の出身という設定のため、[[アレクシス・ケリヴ|アレクシス]]からは'''アカネと同列の存在'''として扱われている。 | :『[[SSSS.GRIDMAN]]』が参戦しているため怪獣とも戦うことになるが、本作では「ウルトラシリーズは守備範囲ではないが、知識は一通りある」という設定になっている。「特撮は不勉強(だからこれから勉強します)」というセリフもある。<br>なお前世の彼は新条アカネと同じ世界の出身という設定のため、[[アレクシス・ケリヴ|アレクシス]]からは'''アカネと同列の存在'''として扱われている。 | ||
:ナイツマ勢ユニットが強化される艦内ミッション「Speed&Strong」(および一部DLCミッション)にて彼を評したような強化パーツ「ロボットオタクの魂」を入手できる。最大[[精神ポイント|SP]]+100というすさまじい効果量であり、単純にマップ開始時のSPが50増えるだけでも強烈なのだが、最大SP増加なのでサブパイロットにも適用される。このため多人数乗りユニットに持たせることで真価を発揮する。さらに[[アデルトルート・オルター|一部]][[アーキッド・オルター|エース]]orカスタムボーナスやグレートエースによる開始時SPの割合増加はパーツによる増加分も含めて計算されるので、[[ツェンドルグ]]も大いに好相性となっている。当然のことながら戦艦も好相性なのだが、エル当人の嗜好としては渋々となりそうか。 | :ナイツマ勢ユニットが強化される艦内ミッション「Speed&Strong」(および一部DLCミッション)にて彼を評したような強化パーツ「ロボットオタクの魂」を入手できる。最大[[精神ポイント|SP]]+100というすさまじい効果量であり、単純にマップ開始時のSPが50増えるだけでも強烈なのだが、最大SP増加なのでサブパイロットにも適用される。このため多人数乗りユニットに持たせることで真価を発揮する。さらに[[アデルトルート・オルター|一部]][[アーキッド・オルター|エース]]orカスタムボーナスやグレートエースによる開始時SPの割合増加はパーツによる増加分も含めて計算されるので、[[ツェンドルグ]]も大いに好相性となっている。当然のことながら戦艦も好相性なのだが、エル当人の嗜好としては渋々となりそうか。 | ||
− | |||
:エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「技量アップ」。 | :エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「技量アップ」。 | ||
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:加えて[[見切り]]Lv3も習得させれば、相手の[[極]](と[[プレッシャー]])を相殺出来るので、命中率と回避率に関しては盤石と言える。 | :加えて[[見切り]]Lv3も習得させれば、相手の[[極]](と[[プレッシャー]])を相殺出来るので、命中率と回避率に関しては盤石と言える。 | ||
:エルは技量が軸になるリアル系なので、育成方針としては同じく技量が重要なアムロやクワトロを参考にすると良いかもしれない。 | :エルは技量が軸になるリアル系なので、育成方針としては同じく技量が重要なアムロやクワトロを参考にすると良いかもしれない。 | ||
− | :二つ目の専用スキル「銀鳳騎士団長」は[[戦意高揚|自軍フェイズ開始時の気力上昇]]と、敵撃墜時の獲得PPが1.2倍の複合。PP獲得量アップは貴重で、特に[[至高神Z|道場]] | + | :二つ目の専用スキル「銀鳳騎士団長」は[[戦意高揚|自軍フェイズ開始時の気力上昇]]と、敵撃墜時の獲得PPが1.2倍の複合。PP獲得量アップは貴重で、特に[[至高神Z|道場]]通いの時は彼をボスキラー役にさせると効果的。MAP兵器も持っているため普段の進軍でも意識的に使っていければ恩恵を受けられやすい。 |
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:機体の消費ENが非常に重いため、Eセーブは最優先で追加育成したい。アップデート後に解禁されたEXなら劇的に燃費が改善される。 | :機体の消費ENが非常に重いため、Eセーブは最優先で追加育成したい。アップデート後に解禁されたEXなら劇的に燃費が改善される。 | ||
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:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。特にダメージ補正が強化されるのが大きい。これと[[騎操士]]の乗算で合計1.38倍と[[流竜馬 (OVA)|流竜馬]]をも上回る破格の補正量を常時得られる。 | :『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。特にダメージ補正が強化されるのが大きい。これと[[騎操士]]の乗算で合計1.38倍と[[流竜馬 (OVA)|流竜馬]]をも上回る破格の補正量を常時得られる。 | ||
:また集中+高位演算能力+見切りExで最終命中率・最終回避率に合計75%もの補正がかかるため、よほどのことが無い限り攻撃は掠りもしなくなる。 | :また集中+高位演算能力+見切りExで最終命中率・最終回避率に合計75%もの補正がかかるため、よほどのことが無い限り攻撃は掠りもしなくなる。 | ||
− | : | + | :しかし大ボス相手では技量を育成しないと元スキルごと腐る可能性も高い。そのため、ボスクラスでも安定して発動出来るよう、技量をある程度育てるのが重要となる。 |
==人間関係== | ==人間関係== | ||
===家族=== | ===家族=== | ||
;ラウリ・エチェバルリア | ;ラウリ・エチェバルリア | ||
− | : | + | :祖父。ライヒアラ騎操士学園の学長。 |
;マティアス・エチェバルリア | ;マティアス・エチェバルリア | ||
− | : | + | :父親。ライヒアラ騎操士学園の教師。 |
;セレスティナ・エチェバルリア | ;セレスティナ・エチェバルリア | ||
:母親。幼少時のエルに魔法の手ほどきを行った。エルの体格・容姿は母親似。 | :母親。幼少時のエルに魔法の手ほどきを行った。エルの体格・容姿は母親似。 | ||
112行目: | 112行目: | ||
:クシェペルカ事変では、「銀鳳商会を率いる若旦那」としてエル達に同行する。 | :クシェペルカ事変では、「銀鳳商会を率いる若旦那」としてエル達に同行する。 | ||
;クヌート・ディクスゴード | ;クヌート・ディクスゴード | ||
− | : | + | :宰相。エルに探りを入れようとするが、最終的に折れてしまう。以降はエルの理解者となり、彼を支援する。 |
;ヨアキム・セラーティ | ;ヨアキム・セラーティ | ||
:侯爵。キッドとアディにエルを探らせる。 | :侯爵。キッドとアディにエルを探らせる。 | ||
145行目: | 145行目: | ||
===スーパー系=== | ===スーパー系=== | ||
;[[獅堂光]]、[[龍咲海]]、[[鳳凰寺風]] | ;[[獅堂光]]、[[龍咲海]]、[[鳳凰寺風]] | ||
− | :『[[スーパーロボット大戦30|30]] | + | :『[[スーパーロボット大戦30|30]]』ではセフィーロに召喚された彼女たちと知り合っている。 |
;[[蒼斧蛍汰]] | ;[[蒼斧蛍汰]] | ||
:『30』での同好の士。ボーナスミッション「異種混合ロボット談義」では戦闘中にも関わらず濃密なロボット談義を繰り広げる。 | :『30』での同好の士。ボーナスミッション「異種混合ロボット談義」では戦闘中にも関わらず濃密なロボット談義を繰り広げる。 | ||
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;[[新条アカネ]] | ;[[新条アカネ]] | ||
:『30』では同じ世界の出身。ロボットと怪獣、ジャンルは違えど彼女が作り出した怪獣を見て制作者の愛を感じると高く評価している。倉田時代に彼女を見かけた事もあるらしく、エルの側も早期に倉田の記憶から正体を察していた。 | :『30』では同じ世界の出身。ロボットと怪獣、ジャンルは違えど彼女が作り出した怪獣を見て制作者の愛を感じると高く評価している。倉田時代に彼女を見かけた事もあるらしく、エルの側も早期に倉田の記憶から正体を察していた。 | ||
− | |||
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===バンプレストオリジナル=== | ===バンプレストオリジナル=== | ||
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:第1話。デスマーチ真っ只中の職場にて発した口癖。これと顎に人差し指を当てる癖はエルに転生した後も受け継がれている。 | :第1話。デスマーチ真っ只中の職場にて発した口癖。これと顎に人差し指を当てる癖はエルに転生した後も受け継がれている。 | ||
;「こっ、これは! ニュートラルグレードのメフィストMkII! もう出てるとは不覚!」<br />「なんと! これはハイ・ディヴァインではありませんか! こんなところに~!」 | ;「こっ、これは! ニュートラルグレードのメフィストMkII! もう出てるとは不覚!」<br />「なんと! これはハイ・ディヴァインではありませんか! こんなところに~!」 | ||
− | :同話より。仕事帰りにプラモデル売り場を訪れ、発売済の商品を見て歓喜する。なおWeb版では一部伏せ字にされているが、買っていったのは[[機動戦士ガンダム00| | + | :同話より。仕事帰りにプラモデル売り場を訪れ、発売済の商品を見て歓喜する。なおWeb版では一部伏せ字にされているが、買っていったのは[[機動戦士ガンダム00|OOシリーズ]]の[[ガンプラ]]だった模様。 |
;「ああ…今日買ったプラモも、家に積んであるプラモも、今後発売予定のプラモも、もう作れないのか。…なんという無念!」 | ;「ああ…今日買ったプラモも、家に積んであるプラモも、今後発売予定のプラモも、もう作れないのか。…なんという無念!」 | ||
:同話より。その直後、事故に遭い死んでしまうが、最後まで考えていたのはプラモの事であった。 | :同話より。その直後、事故に遭い死んでしまうが、最後まで考えていたのはプラモの事であった。 | ||
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:第1話。幼いながらも[[魔法]]を使った際にその共通性に気付く。前世で持っていた才能が、世界の法則に応用できることを知った瞬間、エルの前世は天賦の才と化し、努力を重ねることで若年ながら驚異的な力を手にすることとなった。 | :第1話。幼いながらも[[魔法]]を使った際にその共通性に気付く。前世で持っていた才能が、世界の法則に応用できることを知った瞬間、エルの前世は天賦の才と化し、努力を重ねることで若年ながら驚異的な力を手にすることとなった。 | ||
;「そうです!僕が変われないなら、他を変えればいいんです!」<br />「だから、創ればいいんです!」 | ;「そうです!僕が変われないなら、他を変えればいいんです!」<br />「だから、創ればいいんです!」 | ||
− | : | + | :同話より。身長の足り無さを実感し、9歳で早くも自分のための専用機を創ろうと思い立つ。 |
;「やっぱり巨大ロボはいいですねえ。これぞ心の癒し。一家に一台は必須です」<br />「学園の幻晶騎士は騎士団からの払い下げだと聞いていますが、この機体はずいぶんとカスタマイズされていますねえ」<br />「もはやベースとなったサロドレアとは別物です」 | ;「やっぱり巨大ロボはいいですねえ。これぞ心の癒し。一家に一台は必須です」<br />「学園の幻晶騎士は騎士団からの払い下げだと聞いていますが、この機体はずいぶんとカスタマイズされていますねえ」<br />「もはやベースとなったサロドレアとは別物です」 | ||
− | : | + | :同話より。待機するアールカンバーを見ての独り言。 |
;「僕は…僕は今、ロボットに乗っています!」<br />エドガー「ロボット? なんだそれは?」<br />「男のロマンです!!」 | ;「僕は…僕は今、ロボットに乗っています!」<br />エドガー「ロボット? なんだそれは?」<br />「男のロマンです!!」 | ||
− | : | + | :同話より。エドガーの厚意でアールカンバーに乗せてもらい、大興奮する。 |
;「さあて、ここからがプログラマーの腕の見せ所です!」 | ;「さあて、ここからがプログラマーの腕の見せ所です!」 | ||
:第2話。銃杖で自分が操縦出来るよう、奪ったグゥエールを最適化した。この戦闘では、リアルタイムでグゥエールに直接魔法で干渉して強引に動かすという恐ろしい無茶により、見事にロボットを動かすことに成功した。その代償として、最終的にエルの無茶に機体が耐えられず自壊してしまったのだが…。 | :第2話。銃杖で自分が操縦出来るよう、奪ったグゥエールを最適化した。この戦闘では、リアルタイムでグゥエールに直接魔法で干渉して強引に動かすという恐ろしい無茶により、見事にロボットを動かすことに成功した。その代償として、最終的にエルの無茶に機体が耐えられず自壊してしまったのだが…。 | ||
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;「趣味にございますから!!」 | ;「趣味にございますから!!」 | ||
:同話より。エルを怪しみ、何故にそこまでするのかというディクスゴードへの答え。…ぶれない。 | :同話より。エルを怪しみ、何故にそこまでするのかというディクスゴードへの答え。…ぶれない。 | ||
+ | ;「これは…もしや、動乱の兆し?」 | ||
+ | :第5話。カザドシュ砦で銅牙騎士団にテレスターレが強奪されたことに気付く。 | ||
;「すぐそこで幻晶騎士が死闘を繰り広げているというのに、僕が乗るべき機体は無し」<br />「いっそ生身で突っ込んでしまいましょうか?」<br />「いえ、メカにはメカを持って挑まなければ。僕の美学に反します」 | ;「すぐそこで幻晶騎士が死闘を繰り広げているというのに、僕が乗るべき機体は無し」<br />「いっそ生身で突っ込んでしまいましょうか?」<br />「いえ、メカにはメカを持って挑まなければ。僕の美学に反します」 | ||
− | : | + | :同話より。上空から砦内を見渡していた際の台詞。美学故に混沌とした戦場に対応できないという状態に陥ってしまったが、直後ダーヴィドの馬車がやって来たのを発見し、運び込まれた幻晶甲冑を使って漸くメカを持って挑むことになる。 |
;「僕以上に、背面武装の機能と構造を知っている者はいませんよ!」 | ;「僕以上に、背面武装の機能と構造を知っている者はいませんよ!」 | ||
:同話より。砦内に残った敵を制圧すべく、幻晶甲冑で賊のテレスターレを自滅させ、見事勝利する。 | :同話より。砦内に残った敵を制圧すべく、幻晶甲冑で賊のテレスターレを自滅させ、見事勝利する。 | ||
215行目: | 215行目: | ||
:同話より。ディーやヘルヴィに、ツェンドルグの二人乗りの理由を説明する。 | :同話より。ディーやヘルヴィに、ツェンドルグの二人乗りの理由を説明する。 | ||
;「国機研(ラボ)が、テレスターレをどんな風に改良したのか、楽しみですねえ!」<br />「そうだ! 後で乗せてもらいましょう!」 | ;「国機研(ラボ)が、テレスターレをどんな風に改良したのか、楽しみですねえ!」<br />「そうだ! 後で乗せてもらいましょう!」 | ||
− | : | + | :第7話。模擬試合で相手側の機体がどういう性能なのか興奮を隠せず、期待感に満ちる。 |
;「そんなことは許されません!」<br />「ただちに、森都の防衛、及び魔獣の殲滅に当たります!」<br />「銀鳳騎士団、出撃ぃ!!」 | ;「そんなことは許されません!」<br />「ただちに、森都の防衛、及び魔獣の殲滅に当たります!」<br />「銀鳳騎士団、出撃ぃ!!」 | ||
− | : | + | :第8話。魔獣のせいで幻晶騎士の生産が不可能になるかもという危機感に、いつになく燃える。 |
;「かまいません! 全部聞いて! 全部調べて! 全部バラして! 全部試して!」<br />「駄目なら抜け道を探して、それでも駄目だったら、さっぱり諦めます」<br />「でも、まずは全てを聞いてからです!」 | ;「かまいません! 全部聞いて! 全部調べて! 全部バラして! 全部試して!」<br />「駄目なら抜け道を探して、それでも駄目だったら、さっぱり諦めます」<br />「でも、まずは全てを聞いてからです!」 | ||
:同話より。森都への道中、オルヴァーから魔力転換炉製法の会得が出来るかどうか分からないと言われて。その後実際にオルヴァーの言葉の意味を知るものの、この心意気は全く衰えることなく僅か3ヵ月で製法を学び、独自の工夫で種族の壁を超えて製作を可能とした。 | :同話より。森都への道中、オルヴァーから魔力転換炉製法の会得が出来るかどうか分からないと言われて。その後実際にオルヴァーの言葉の意味を知るものの、この心意気は全く衰えることなく僅か3ヵ月で製法を学び、独自の工夫で種族の壁を超えて製作を可能とした。 | ||
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:第11話。混乱する敵部隊の前に降下するが、鬼神だと怖じ気づいた相手が逃げ出してしまう。 | :第11話。混乱する敵部隊の前に降下するが、鬼神だと怖じ気づいた相手が逃げ出してしまう。 | ||
;「ふむふむ、背面武装に近接装備」<br />「構成は標準的なものの、中々に凜々しい面構え!その力の程、期待していますよ!」 | ;「ふむふむ、背面武装に近接装備」<br />「構成は標準的なものの、中々に凜々しい面構え!その力の程、期待していますよ!」 | ||
− | : | + | :同話より。対峙したクリストバルが乗るアルケローリクスを見ての評価。 |
;「貴国における幻晶騎士の開発・製造に関する全権、及び、流通を管理する権限、加えて全ての騎士団の優先指揮権を僕に頂ける、ということですね?」 | ;「貴国における幻晶騎士の開発・製造に関する全権、及び、流通を管理する権限、加えて全ての騎士団の優先指揮権を僕に頂ける、ということですね?」 | ||
:同話より。なんでも望むものを与えるからと、クリストバルから勧誘された際の返答。エルからしてみれば、勧誘への返答以前にクリストバルの提示した条件をただ確認しただけの台詞であるのだが、既にこの時点で、フレメヴィーラにおいて'''一介の騎士団長でありながら幻晶騎士事業限定で国王をも超え得る常識外れの権限'''を得ており、クリストバル視点では事実上無条件降伏を突き付けられたに等しい。流石にクリストバルもこの事実を受け止められず激昂していた。 | :同話より。なんでも望むものを与えるからと、クリストバルから勧誘された際の返答。エルからしてみれば、勧誘への返答以前にクリストバルの提示した条件をただ確認しただけの台詞であるのだが、既にこの時点で、フレメヴィーラにおいて'''一介の騎士団長でありながら幻晶騎士事業限定で国王をも超え得る常識外れの権限'''を得ており、クリストバル視点では事実上無条件降伏を突き付けられたに等しい。流石にクリストバルもこの事実を受け止められず激昂していた。 | ||
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:同話より。最大化戦闘形態を発動した飛竜戦艦の攻略法に辿り着く。 | :同話より。最大化戦闘形態を発動した飛竜戦艦の攻略法に辿り着く。 | ||
;「生憎それも予測済みです!」 | ;「生憎それも予測済みです!」 | ||
− | : | + | :同話より。突撃時、飛竜戦艦の格闘用竜脚の射出を回避、迎撃しての台詞。アニメでは特に恐ろしく光る叫びである。Web版ではこの戦法が予測済みの原因は[[ビグ・ザム|だいたい想像がつく]]のだが、他媒体でもそれ相当の作品があったのだろうか。 |
;「破壊力を求めるのは兵道の常!されど、巨大化によってそれを叶えようというのは、品格に欠けます!」<br />オラシオ「兵器に美学などは不要。求められるのは合理性のみですよ」<br />「人型兵器こそ至高!哲学なき存在は、いずれ滅びます!」<br />オラシオ「惜しい、実に惜しい!その技術を!」<br />「その力を!」<br />オラシオ「飛空船に!」<br />「幻晶騎士に!」<br />エル&オラシオ「捧げればいいものをぉぉぉ!!!」 | ;「破壊力を求めるのは兵道の常!されど、巨大化によってそれを叶えようというのは、品格に欠けます!」<br />オラシオ「兵器に美学などは不要。求められるのは合理性のみですよ」<br />「人型兵器こそ至高!哲学なき存在は、いずれ滅びます!」<br />オラシオ「惜しい、実に惜しい!その技術を!」<br />「その力を!」<br />オラシオ「飛空船に!」<br />「幻晶騎士に!」<br />エル&オラシオ「捧げればいいものをぉぉぉ!!!」 | ||
:同話より。オラシオと謎の空間で熱く語り合うものの、互いに分かり合うことはなかった。一見兵器について語っているように見えて、実際はお互い趣味の領域。そして、'''推し語り'''である。そして互いの力を認めているからこそ、その才能が他に興味を向けていることを嘆いている。推しが違うからこそ相いれないが、[[ニュータイプ]]まがいの演出まで使って語られるとシュール極まりない。 | :同話より。オラシオと謎の空間で熱く語り合うものの、互いに分かり合うことはなかった。一見兵器について語っているように見えて、実際はお互い趣味の領域。そして、'''推し語り'''である。そして互いの力を認めているからこそ、その才能が他に興味を向けていることを嘆いている。推しが違うからこそ相いれないが、[[ニュータイプ]]まがいの演出まで使って語られるとシュール極まりない。 | ||
;「このまま兵器開発史の徒花として、時代の闇に消え去りなさい!」 | ;「このまま兵器開発史の徒花として、時代の闇に消え去りなさい!」 | ||
− | : | + | :同話より。まるで主人公がしてはいけないような発言で飛竜戦艦へ攻撃を続ける。 |
+ | :ちなみに原作小説では、目撃者が大勢いるので今後も模倣される可能性があり、実物と戦った自分たちは再来を前提にした航空戦力(空を飛べる幻晶騎士)を持つべきという旨の発言をしており、時代の闇に消えることはないと自覚している模様。 | ||
;「イカルガの皇之心臓(ベヘモス・ハート)と、女皇之冠(クイーンズコロネット)は、伊達ではありません!」 | ;「イカルガの皇之心臓(ベヘモス・ハート)と、女皇之冠(クイーンズコロネット)は、伊達ではありません!」 | ||
:同話より。特攻しようとする飛竜戦艦に対し[[アムロ・レイ|どこかで聞いたような台詞]]を言いながら、[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|どこかで見たような構図]]で防ごうとする。それをできるだけの出力がイカルガにあるという下地はあるが、半ばロボットオタクとして[[νガンダム|言いたかっただけ]]。 | :同話より。特攻しようとする飛竜戦艦に対し[[アムロ・レイ|どこかで聞いたような台詞]]を言いながら、[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|どこかで見たような構図]]で防ごうとする。それをできるだけの出力がイカルガにあるという下地はあるが、半ばロボットオタクとして[[νガンダム|言いたかっただけ]]。 | ||
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;「何を言ってるんですか。僕ほど貪欲な者はいませんよ?」<br />「僕の望みは、この世に存在する素晴らしい騎操士の技と、素晴らしい騎操鍛冶師の腕、素晴らしい幻晶騎士、その全てを手に入れることですから!」<br />「まずは、もっと美しく、無理なく空を駆ける幻晶騎士を創らなくてはなりません!」<br />「そのためには、結晶筋肉も、魔力転換炉も、根本から見直しが必要になるでしょう!」<br />「流体力学や熱力学と合わせて、新しい魔法術式(スクリプト)すら必要になるかもしれません!」<br />「幻晶騎士だけじゃありませんよ?空飛ぶ幻晶甲冑が創れたら…!」<br />「空の有り様は、いえ、人々の生活は大いに変ることでしょう!」<br />バトソン「それはいくらなんでも無理じゃね?」 | ;「何を言ってるんですか。僕ほど貪欲な者はいませんよ?」<br />「僕の望みは、この世に存在する素晴らしい騎操士の技と、素晴らしい騎操鍛冶師の腕、素晴らしい幻晶騎士、その全てを手に入れることですから!」<br />「まずは、もっと美しく、無理なく空を駆ける幻晶騎士を創らなくてはなりません!」<br />「そのためには、結晶筋肉も、魔力転換炉も、根本から見直しが必要になるでしょう!」<br />「流体力学や熱力学と合わせて、新しい魔法術式(スクリプト)すら必要になるかもしれません!」<br />「幻晶騎士だけじゃありませんよ?空飛ぶ幻晶甲冑が創れたら…!」<br />「空の有り様は、いえ、人々の生活は大いに変ることでしょう!」<br />バトソン「それはいくらなんでも無理じゃね?」 | ||
:同話より。バトソンからエルは欲がないなと言われた際の熱弁。銀鳳騎士団の面々を呆れさせ、置いてきぼりとする。本人は真剣なのだが、視聴者に対しても狂人ぶりをこれでもかと見せつけてくれる台詞。そして、バトソンからの突っ込みに答えるのは、前世から引き継いだお決まりの台詞…'''「大丈夫、出来ますよ!」'''だった。 | :同話より。バトソンからエルは欲がないなと言われた際の熱弁。銀鳳騎士団の面々を呆れさせ、置いてきぼりとする。本人は真剣なのだが、視聴者に対しても狂人ぶりをこれでもかと見せつけてくれる台詞。そして、バトソンからの突っ込みに答えるのは、前世から引き継いだお決まりの台詞…'''「大丈夫、出来ますよ!」'''だった。 | ||
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====原作小説・漫画==== | ====原作小説・漫画==== | ||
;(もしかして、先王陛下はそれを見越しとったんかな)<br />(殿下自身の誇りが、殿下本人の行動を磨き上げる……言うほど上手くいくかは知らんけど。まぁなんにせよ、喜んでもらえるのはええこっちゃ) | ;(もしかして、先王陛下はそれを見越しとったんかな)<br />(殿下自身の誇りが、殿下本人の行動を磨き上げる……言うほど上手くいくかは知らんけど。まぁなんにせよ、喜んでもらえるのはええこっちゃ) | ||
− | :Web版小説第54話より。先王アンブロシウスが孫のエムリスと[[ゴルドリーオ]] | + | :Web版小説第54話より。先王アンブロシウスが孫のエムリスと[[ゴルドリーオ]]争奪戦を繰り広げた後、感動に燃えるエムリスを見ての内心。アニメでは内心までは描写されていないが、思っているところは同じだろう。 |
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;「本当に…『この世界』は最高です!!ずっと待っていましたよ僕だけの幻晶騎士(ロボット)!これからはずっと一緒に色んなところへ行って色んな武器を使って色んな魔獣と戦って…いっっっっぱい!遊びましょうね!!」 | ;「本当に…『この世界』は最高です!!ずっと待っていましたよ僕だけの幻晶騎士(ロボット)!これからはずっと一緒に色んなところへ行って色んな武器を使って色んな魔獣と戦って…いっっっっぱい!遊びましょうね!!」 | ||
:漫画版第56話。イカルガ起動実験成功直後の締めの一言。彼にとっては夢が叶った悲願の一瞬であるが、魔獣を相手に戦う事を遊びというのはやや不穏でもある。 | :漫画版第56話。イカルガ起動実験成功直後の締めの一言。彼にとっては夢が叶った悲願の一瞬であるが、魔獣を相手に戦う事を遊びというのはやや不穏でもある。 | ||
;「自機と最後を共にするとは良い覚悟です、実に『よい戦場』でしたよ。ささやかですがあなたにも『よき来世』がありますようお祈りしていますね」 | ;「自機と最後を共にするとは良い覚悟です、実に『よい戦場』でしたよ。ささやかですがあなたにも『よき来世』がありますようお祈りしていますね」 | ||
− | : | + | :漫画版第80話。クリストバル死亡時の台詞。こちらの方が原作小説版に近い。エル自身、一度死んで転生した身である為、彼の生死感を端的に表している。 |
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===エルネスティエミュレータ=== | ===エルネスティエミュレータ=== | ||
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;「今はイカルガに乗る系のお仕事が忙しいので、却下です」 | ;「今はイカルガに乗る系のお仕事が忙しいので、却下です」 | ||
:Web版小説第54話より。念願叶って完成した専用機[[イカルガ (ナイツマ)|イカルガ]]に、数日経ってもずっとべったりすぎて仲間たちの悩みの種となり、地の文ですら駄目な子と形容されてしまっている。元ネタはおそらく、ネットゲーム『ファイナルファンタジー11』の話題で電子掲示板を利用していたとされる人物の語録「ブロント語」の中の「じゃ闇系の仕事が今からあるからこれで」。 | :Web版小説第54話より。念願叶って完成した専用機[[イカルガ (ナイツマ)|イカルガ]]に、数日経ってもずっとべったりすぎて仲間たちの悩みの種となり、地の文ですら駄目な子と形容されてしまっている。元ネタはおそらく、ネットゲーム『ファイナルファンタジー11』の話題で電子掲示板を利用していたとされる人物の語録「ブロント語」の中の「じゃ闇系の仕事が今からあるからこれで」。 | ||
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===公式サイト・PV=== | ===公式サイト・PV=== | ||
341行目: | 328行目: | ||
:上記Blu-rayBOXの宣伝PVを含めて3回発表された幻晶騎士の紹介PVや、Blu-rayBOX発売記念ボイスコミック等で用いられる、紹介時のお決まりのセリフ。「幻晶騎士」となっている部分は字幕ではカタカナ表記で、同部分が紹介した機体名になるパターンも多い。 | :上記Blu-rayBOXの宣伝PVを含めて3回発表された幻晶騎士の紹介PVや、Blu-rayBOX発売記念ボイスコミック等で用いられる、紹介時のお決まりのセリフ。「幻晶騎士」となっている部分は字幕ではカタカナ表記で、同部分が紹介した機体名になるパターンも多い。 | ||
:ボイスコミック以外ではこれをテンションMAXのエルに続いて複数人に復唱させている。最初の頃はイヤイヤなのが明らかだったのだが回を重ねるごとに<s>(洗脳が進み)</s>、最終的にはエルに負けないくらいのノリで叫ぶことに…。 | :ボイスコミック以外ではこれをテンションMAXのエルに続いて複数人に復唱させている。最初の頃はイヤイヤなのが明らかだったのだが回を重ねるごとに<s>(洗脳が進み)</s>、最終的にはエルに負けないくらいのノリで叫ぶことに…。 | ||
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===エルネスティエミュレータ=== | ===エルネスティエミュレータ=== | ||
356行目: | 341行目: | ||
;「戦艦よりも、機動兵器と戦いたいのに…!」<br />「大艦巨砲主義に未来はありません…やはり機動兵器ですね!」 | ;「戦艦よりも、機動兵器と戦いたいのに…!」<br />「大艦巨砲主義に未来はありません…やはり機動兵器ですね!」 | ||
:敵戦艦との戦闘台詞。上述の第12話での、飛空船バカを拗らせたオラシオとの魂の会話で見せたスタンスの違いが基になっていると思われる([[宇宙戦艦ヤマト2199|大艦巨砲主義]][[スーパーロボット大戦V|が進んでしまうと、]][[世界観/V#新正暦世界|人型兵器が戦場の主役でなくなってしまうという話]])。同話の台詞「巨大兵器破壊の心得~」を口走るパターンもある。 | :敵戦艦との戦闘台詞。上述の第12話での、飛空船バカを拗らせたオラシオとの魂の会話で見せたスタンスの違いが基になっていると思われる([[宇宙戦艦ヤマト2199|大艦巨砲主義]][[スーパーロボット大戦V|が進んでしまうと、]][[世界観/V#新正暦世界|人型兵器が戦場の主役でなくなってしまうという話]])。同話の台詞「巨大兵器破壊の心得~」を口走るパターンもある。 | ||
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;「あなたの技術と僕の趣味、どちらが強いか勝負です!」<br />「オラシオ・コジャーソさん、決着をつけましょう!」 | ;「あなたの技術と僕の趣味、どちらが強いか勝負です!」<br />「オラシオ・コジャーソさん、決着をつけましょう!」 | ||
:対[[オラシオ・コジャーソ]]。飛竜戦艦に乗る彼と雌雄を決するための意気込み。 | :対[[オラシオ・コジャーソ]]。飛竜戦艦に乗る彼と雌雄を決するための意気込み。 | ||
;「尋常ならぬ悪意、あの人から感じます」<br />「人型機と大型機のハーモニー!敵ながらお見事です!!」 | ;「尋常ならぬ悪意、あの人から感じます」<br />「人型機と大型機のハーモニー!敵ながらお見事です!!」 | ||
:対[[ゾルタン・アッカネン]]。前者は真っ当だが、後者はゾルタンの[[IIネオ・ジオング]]搭乗時限定パターンで、機体の美しさに興奮を覚える。人型ロボットが大型機体の一部であること自体は否定しておらず、原作で飛竜戦艦を否定したのは人型ロボットが完全にパーツ扱いという解釈によるものだと推測できる。 | :対[[ゾルタン・アッカネン]]。前者は真っ当だが、後者はゾルタンの[[IIネオ・ジオング]]搭乗時限定パターンで、機体の美しさに興奮を覚える。人型ロボットが大型機体の一部であること自体は否定しておらず、原作で飛竜戦艦を否定したのは人型ロボットが完全にパーツ扱いという解釈によるものだと推測できる。 | ||
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;「上から世界を眺めるのではなく一緒に楽しめばよかったのです!」 | ;「上から世界を眺めるのではなく一緒に楽しめばよかったのです!」 | ||
:対[[アレクシス・ケリヴ]]。アレクシスの行いに人を見下しているのを見抜いて。本当の孤独の癒し方を指摘している。 | :対[[アレクシス・ケリヴ]]。アレクシスの行いに人を見下しているのを見抜いて。本当の孤独の癒し方を指摘している。 | ||
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;「僕にもわかります…! あれが…全ての始まりなんですね!」 | ;「僕にもわかります…! あれが…全ての始まりなんですね!」 | ||
:サイドミッション「復活の鉄の城」にて、[[マジンガーZ]]の勇姿を見ての感想。 | :サイドミッション「復活の鉄の城」にて、[[マジンガーZ]]の勇姿を見ての感想。 | ||
− | : | + | :他の面々もマジンガーの復活に感慨深い言葉を連ねる中、異世界から来た彼もしれっとその中に混ざっているが、『30』世界でのマジンガーは本当に始まりの英雄であるため、この台詞に一切の間違いはない。 |
;アカネ「…君、ロボットが好きなんだね。あたしには魅力がわからないけど…」<br />「男の浪漫ですからね。ジャンルは違えど、同好の士のあなたとならわかり合えると思ったのですが…」<br />アカネ「え…」<br />「失礼しました。何度かショップで見かけた方と雰囲気がどこか似ていたので」 | ;アカネ「…君、ロボットが好きなんだね。あたしには魅力がわからないけど…」<br />「男の浪漫ですからね。ジャンルは違えど、同好の士のあなたとならわかり合えると思ったのですが…」<br />アカネ「え…」<br />「失礼しました。何度かショップで見かけた方と雰囲気がどこか似ていたので」 | ||
:サイドミッション「陽炎、再び」にて。[[新条アカネ]]と出会い、[[宝多六花]]に紹介された際に。原作の時点で、同好の士だろうと分かり合えない[[オラシオ・コジャーソ|某飛空船バカ]]も居るのだが…。 | :サイドミッション「陽炎、再び」にて。[[新条アカネ]]と出会い、[[宝多六花]]に紹介された際に。原作の時点で、同好の士だろうと分かり合えない[[オラシオ・コジャーソ|某飛空船バカ]]も居るのだが…。 | ||
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;「ここでまたお会いするとは…。何となくですが、色んな事がすっきりしましたよ」<br />「なるほど…。ウルトラシリーズが好きなあなたらしいですね」<br />アカネ「…何が言いたいの?」<br />「いえ、失礼いたしました。同好の士と言えど、楽しみ方はそれぞれですしね」<br />「僕にとってのロボット、あなたにとっての怪獣…」<br />「お互い、この夢のような世界を楽しみましょう」 | ;「ここでまたお会いするとは…。何となくですが、色んな事がすっきりしましたよ」<br />「なるほど…。ウルトラシリーズが好きなあなたらしいですね」<br />アカネ「…何が言いたいの?」<br />「いえ、失礼いたしました。同好の士と言えど、楽しみ方はそれぞれですしね」<br />「僕にとってのロボット、あなたにとっての怪獣…」<br />「お互い、この夢のような世界を楽しみましょう」 | ||
:サイドミッション「憂・鬱」でアカネと再会した際の会話。周囲に誰もいないためか、割と踏み込んだ言い方をしている。 | :サイドミッション「憂・鬱」でアカネと再会した際の会話。周囲に誰もいないためか、割と踏み込んだ言い方をしている。 | ||
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;「何を言うんです! 痛みを伴うからこそ、そこにリアルがあるのです!」<br />「撃っていいのは撃たれる覚悟がある者だけ…! それは仮想現実の世界においても絶対のルールなのです!」 | ;「何を言うんです! 痛みを伴うからこそ、そこにリアルがあるのです!」<br />「撃っていいのは撃たれる覚悟がある者だけ…! それは仮想現実の世界においても絶対のルールなのです!」 | ||
− | :艦内ミッション「Speed&Strong」にて。[[メイヴィー・ホーキンス|メイヴィー]]の厚意で、生身のパイロットたちも痛みを感じる設定をシミュレータに追加された際の[[アデルトルート・オルター|アディ]]達の不満に対して。下段の台詞は推理作家レイモンド・チャンドラーの小説内の台詞が元ネタであり、『30』で共演している[[ルルーシュ・ランペルージ| | + | :艦内ミッション「Speed&Strong」にて。[[メイヴィー・ホーキンス|メイヴィー]]の厚意で、生身のパイロットたちも痛みを感じる設定をシミュレータに追加された際の[[アデルトルート・オルター|アディ]]達の不満に対して。下段の台詞は推理作家レイモンド・チャンドラーの小説内の台詞が元ネタであり、『30』で共演している[[ルルーシュ・ランペルージ|この人]]が引用していることで有名。 |
;「ラボのメインシステムにアクセス! イカルガのパラメータ、ロード!」<br />「魔力転換炉の制御術式、これまでの入出力設定を破棄! 新たな術式スクリプトを設定!」<br />「出力制御の変数調整、動作差異のフィードバック、最適化を開始!」<br />「同時に開放型源素浮揚器と魔導噴流推進器の制御をアクティブ! 直接スクリプトによる制御に切り替え!」<br />「修正、修正! 修正!!」 | ;「ラボのメインシステムにアクセス! イカルガのパラメータ、ロード!」<br />「魔力転換炉の制御術式、これまでの入出力設定を破棄! 新たな術式スクリプトを設定!」<br />「出力制御の変数調整、動作差異のフィードバック、最適化を開始!」<br />「同時に開放型源素浮揚器と魔導噴流推進器の制御をアクティブ! 直接スクリプトによる制御に切り替え!」<br />「修正、修正! 修正!!」 | ||
:同話より。シミュレータとはいえ、得られたデータを使って交戦中にデータを書き換えるという荒業でイカルガをアップデートする。どこの[[キラ・ヤマト|スーパーコーディネイター]]だ。 | :同話より。シミュレータとはいえ、得られたデータを使って交戦中にデータを書き換えるという荒業でイカルガをアップデートする。どこの[[キラ・ヤマト|スーパーコーディネイター]]だ。 | ||
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;「チート…。不正、ずる…通常ではあり得ない手段…」 | ;「チート…。不正、ずる…通常ではあり得ない手段…」 | ||
:同話、メイヴィーから、上記の荒業もあってその手腕を「[[チート]]と言ってもいい」と言われて。しかしエルは'''チート(騙す、欺く)という言葉が転じて意味する、(主に)オンラインゲームを改竄する犯罪行為'''を想起したのか、真顔になっている。 | :同話、メイヴィーから、上記の荒業もあってその手腕を「[[チート]]と言ってもいい」と言われて。しかしエルは'''チート(騙す、欺く)という言葉が転じて意味する、(主に)オンラインゲームを改竄する犯罪行為'''を想起したのか、真顔になっている。 | ||
− | :近年チートという言葉は、転じて「(通常では有り得ない、イカサマ級の)凄まじいもの」を指し肯定的な意味の口語でも使われており<ref> | + | :近年チートという言葉は、転じて「(通常では有り得ない、イカサマ級の)凄まじいもの」を指し肯定的な意味の口語でも使われており<ref>特に『ナイツマ』の出身であるアマチュア小説サイトでは、肯定的な口語(他者から与えられた規格外の力を一纏めにした意味。大体が、利己的に力を濫用している)の意味で頻繁に引用されている。メイヴィーが誉め言葉に用いたのはこれを意識してのものだと思われる。一方、余談の項にもある通り、エルの能力は前世で培い、本人の変態的な努力もあって得たものなので、よく言われるようなチート能力とは別モノである。</ref>、メイヴィーはこちらの意味で褒めたつもりだったようで、「気を悪くしたのなら謝るよ」とも言っている。 |
;「僕としては、そのような存在にイカルガと共に立ち向かう役割を望みます」 | ;「僕としては、そのような存在にイカルガと共に立ち向かう役割を望みます」 | ||
− | : | + | :その後、メイヴィーに「権力欲があったら、悪い意味で歴史を揺るがすような存在になったかも知れない」と称された際の返し。恐らく、エルが「異世界に召喚され、世界を自らの手中に収めんと暗躍し、戦乱を引き起こした男」[[ショット・ウェポン]]とよく比較されていることを、(『[[バイストン・ウェルシリーズ]]』が『30』未参戦故に)遠回しにネタにした台詞と思われる。あくまでまっすぐに、己の夢に殉じ、憧れている正義のロボット軍団の一員として戦う彼は、ほぼ間違いなくショットのようにはなりえないだろう。なお、エルとショットの比較については余談の項目を参照。 |
;(敗北する1号ロボとピンチに颯爽と現れる2号ロボ…。お約束ともいえる燃える展開…)<br />(ですが、実際に遭遇すると喪失感による悲しみが、これ程までに大きいなんて…) | ;(敗北する1号ロボとピンチに颯爽と現れる2号ロボ…。お約束ともいえる燃える展開…)<br />(ですが、実際に遭遇すると喪失感による悲しみが、これ程までに大きいなんて…) | ||
− | : | + | :キーミッション『勇者の魂』にて、[[チーフテン]]に敗北し[[ビクティム・オーランド]]に連れ去られる[[ジェイデッカー]]を目の当たりにして。流石のエルもこの悲痛な場面には顔を曇らせるしかなかった。 |
;「戦いが終わって、パワーアップを果たした二体のロボットが健闘をたたえ合う!」<br />「これです! これこそが僕の見たかった光景です!」 | ;「戦いが終わって、パワーアップを果たした二体のロボットが健闘をたたえ合う!」<br />「これです! これこそが僕の見たかった光景です!」 | ||
− | : | + | :キーミッション『炎の合体』クリア時にて、[[ファイヤージェイデッカー]]と[[フルパワーグリッドマン]]の雄姿を見ての感想。普段はそのロボ好きを周りから引かれがちだが、この場面には多くの人物がエルに共感している。 |
:…[[グリッドマン]]はロボではない事には目をつむっておこう。 | :…[[グリッドマン]]はロボではない事には目をつむっておこう。 | ||
;「僕も大賛成です! やはり、一流の悲劇より二流のハッピーエンドです!」 | ;「僕も大賛成です! やはり、一流の悲劇より二流のハッピーエンドです!」 | ||
416行目: | 394行目: | ||
;「憎悪と悲しみが…機体を通じて伝わっていく…」 | ;「憎悪と悲しみが…機体を通じて伝わっていく…」 | ||
:「決戦のセフィーロ」にて、[[エメロード]]との[[特殊戦闘台詞]]。状況的には全く持ってギャグではないのだが、言い回しが[[Ζガンダム|どこかで]][[カミーユ・ビダン|聞いたような…]]。 | :「決戦のセフィーロ」にて、[[エメロード]]との[[特殊戦闘台詞]]。状況的には全く持ってギャグではないのだが、言い回しが[[Ζガンダム|どこかで]][[カミーユ・ビダン|聞いたような…]]。 | ||
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===シナリオデモ=== | ===シナリオデモ=== | ||
427行目: | 400行目: | ||
;「ああ…! 格納庫に並ぶロボット達! これぞ僕が夢に見た光景!」<br />「なんという僥倖…! なんという幸運…! 天国はここにあったのですね…!」<br />「ふおおおっ! たぎってきましたよぉぉぉ!」 | ;「ああ…! 格納庫に並ぶロボット達! これぞ僕が夢に見た光景!」<br />「なんという僥倖…! なんという幸運…! 天国はここにあったのですね…!」<br />「ふおおおっ! たぎってきましたよぉぉぉ!」 | ||
:加入後のエンドデモにて、格納庫内の機体群を見ての恍惚。PV3でもこの場面(最下段以外)が映されている。エルを知る者ならば、作品内外問わず誰もがこうなると思ったであろう光景。 | :加入後のエンドデモにて、格納庫内の機体群を見ての恍惚。PV3でもこの場面(最下段以外)が映されている。エルを知る者ならば、作品内外問わず誰もがこうなると思ったであろう光景。 | ||
− | ; | + | ;「コン・バトラーV…! 合理的かつロマンあふれる合体機構に多彩な攻撃方法…!」<br />「まるで歩く武器庫、武器のデパート! その全てが威力と同時にアイディアに満ちている!」<br />「身長57メートル! 体重550トン! その巨体がうなる様を見るだけで僕は…僕は…!」<br />「ナラティブガンダム…! ガンダムの名を持つモビルスーツの中でも特異な構造の機体…」<br />「シンプルな素体に換装というシステムを導入する事で様々な作戦に対応する!」<br />「無敵の鎧をまとったガンダムは新たな伝説を…神話を創る! その瞬間に僕も立ち会えるなんて感激です!」<br />「ガオガイゴー! 変形と合体というロボットの二大機構を併せ持つ究極のロマン機体!」<br />「それを実現させたのは異星と地球の技術の融合! さらに搭乗者は二人!」<br />「異なる二つが一つになる時に生まれるパワー! ああ…異世界から来た僕も一つになりたい!」<br />「アッシュ…。外宇宙からの侵略者に対抗するために開発された新世代の戦闘デバイス…!」<br />「汎用性を犠牲にしてでも、特定の性能の強化を優先し、足りない所はチームで補い合う…!」<br />「仲間がいるからこそ、強くなれる! ワンフォアオール、オールフォアワン! まさに絆こそが力なんですね!」<br />「ヴィクトリーガンダム! 勝利を冠し、ガンダムの名を受け継ぐ新たな白い伝説!」<br />「機体を複数のパーツで構成する事で整備性、量産性を向上させた新機軸! まさにアイディアの勝利!」<br />「も、もしかして! 『V』の名は、コン・バトラーVの合体機構を参考にしたためでしょうか!」 |
:サイドミッション「外から来る者」にて、格納庫を走り回り、[[ドライクロイツ]]のロボット達を見ての感想の数々。誰もがこうなるだろうと思った大暴走で、言うまでもなく各パイロット達はエルのテンションに引いている。 | :サイドミッション「外から来る者」にて、格納庫を走り回り、[[ドライクロイツ]]のロボット達を見ての感想の数々。誰もがこうなるだろうと思った大暴走で、言うまでもなく各パイロット達はエルのテンションに引いている。 | ||
;「ふおおおっ!?何ですか、何なんですか、そのロボット達はぁぁぁ!?」<br/>「赤、青、緑の同系統のモデル!ですが、古今東西の機体を調べ上げた僕が、まったく知らない存在!」<br/>「その機体、幻晶騎士ではありませんね!?」 | ;「ふおおおっ!?何ですか、何なんですか、そのロボット達はぁぁぁ!?」<br/>「赤、青、緑の同系統のモデル!ですが、古今東西の機体を調べ上げた僕が、まったく知らない存在!」<br/>「その機体、幻晶騎士ではありませんね!?」 | ||
440行目: | 413行目: | ||
:「陽炎、再び」にて、復活した[[カゲロウ]]と共に[[シャドウ丸]]が「ブレイブニンジャアタック」を繰り出した場面を見ての発言。 | :「陽炎、再び」にて、復活した[[カゲロウ]]と共に[[シャドウ丸]]が「ブレイブニンジャアタック」を繰り出した場面を見ての発言。 | ||
;「素晴らしい! ここは秋葉原と同じく聖地です!」<br />「古今東西のプラモにフィギュア! 限定品や改造品… さらに魔改造したものまである!」<br />「嗚呼! ここを教えてくれた護さんに感謝します!」 | ;「素晴らしい! ここは秋葉原と同じく聖地です!」<br />「古今東西のプラモにフィギュア! 限定品や改造品… さらに魔改造したものまである!」<br />「嗚呼! ここを教えてくれた護さんに感謝します!」 | ||
− | :「覚-MEZAME- | + | :「覚-MEZAME-」にて、Gアイランドシティの電気街を散策しての発言。もはや前世を隠していない。 |
;「信じられません! 合体こそ、ロボットの究極の美学の一つであるというのに!」<br />「確かに構造的な不利は否めませんが、それを補って余りあるメリットだって存在します!」<br />「分離形態と合体形態を使い分ける事であらゆるタイプの敵と戦局に柔軟に対応する事ができ…」<br />「何より、かっこいい! それを…それを…」 | ;「信じられません! 合体こそ、ロボットの究極の美学の一つであるというのに!」<br />「確かに構造的な不利は否めませんが、それを補って余りあるメリットだって存在します!」<br />「分離形態と合体形態を使い分ける事であらゆるタイプの敵と戦局に柔軟に対応する事ができ…」<br />「何より、かっこいい! それを…それを…」 | ||
− | :「懐かしの故郷」にて、[[エルドラソウル]]から効率が悪いからと合体システムをオミットさせた[[ブッチ]]に対しての反論。確かに[[ゲッターロボ|分離合体を]][[ザンボット3|戦法にも]][[ガリアン重装改|取り入れた]][[フォルテギガス|機体は多い]] | + | :「懐かしの故郷」にて、[[エルドラソウル]]から効率が悪いからと合体システムをオミットさせた[[ブッチ]]に対しての反論。確かに[[ゲッターロボ|分離合体を]][[ザンボット3|戦法にも]][[ガリアン重装改|取り入れた]][[フォルテギガス|機体は多い]]ものの、すかさず[[浪花十三|十三]]から「長いわ!」とツッコまれた。[[ネロ]]からは「お前の魂は伝わった!」と褒められたが。 |
;「完成したんですね! [[エルガイムMk-II]]!!」 | ;「完成したんですね! [[エルガイムMk-II]]!!」 | ||
:サイドミッション「クロス・ポイント」にて、エルガイムMk-II登場時に案の定、目を輝かせての発言。組立に手伝ったとはいえ、馴染み過ぎだろう。 | :サイドミッション「クロス・ポイント」にて、エルガイムMk-II登場時に案の定、目を輝かせての発言。組立に手伝ったとはいえ、馴染み過ぎだろう。 | ||
453行目: | 426行目: | ||
:サイドミッション「ファーレンの皇女」にて[[アスカ]]の侵略理由が「ロボットが欲しいから」と聞いて。敵対している相手に共感してどうする。 | :サイドミッション「ファーレンの皇女」にて[[アスカ]]の侵略理由が「ロボットが欲しいから」と聞いて。敵対している相手に共感してどうする。 | ||
;「エースパイロット…! 何という魅力的な響きでしょう!」<br />「ロボットを愛する者ならば いや…生命ある者ならば、誰しも一度は憧れた、その名誉!」<br />「今、僕とイカルガはその称号を受け、新たなステージへと羽ばたく…!」<br />「そして、エースを超え、更にはグレートエースを超え、最強という見果てぬ夢に向け…」<br />「ですが、そのためにはイカルガにさらなる改良を加えなければなりません…!」<br />「魔導噴流推進器の出力向上を…! いや、それだけではバランスが破綻しますから、同時に機体剛性の強化も…」<br />「加えて重量バランスの調整のためにも執月之手(ラーフフィスト)の武装も見直して…」 | ;「エースパイロット…! 何という魅力的な響きでしょう!」<br />「ロボットを愛する者ならば いや…生命ある者ならば、誰しも一度は憧れた、その名誉!」<br />「今、僕とイカルガはその称号を受け、新たなステージへと羽ばたく…!」<br />「そして、エースを超え、更にはグレートエースを超え、最強という見果てぬ夢に向け…」<br />「ですが、そのためにはイカルガにさらなる改良を加えなければなりません…!」<br />「魔導噴流推進器の出力向上を…! いや、それだけではバランスが破綻しますから、同時に機体剛性の強化も…」<br />「加えて重量バランスの調整のためにも執月之手(ラーフフィスト)の武装も見直して…」 | ||
− | : | + | :エーストークにて、エースパイロットのお祝いをしてきた主人公そっちのけでこの長台詞。 |
− | ; | + | ;蛍太「セフィーロの魔神のファンタジックな雰囲気はたまらねえぜ!俺も死んだら、異世界に転生してえ!」<br/>「はい!そういう事になりましたら、歓迎します!」 |
− | : | + | :DLCミッション「異種混合ロボット談義」にて、レイアース系の機体を戦闘させたときの戦闘前会話。 |
==搭乗機体== | ==搭乗機体== | ||
463行目: | 436行目: | ||
;幻晶甲冑(シルエットギア) | ;幻晶甲冑(シルエットギア) | ||
:エルの発案により生まれた甲冑状のパワードスーツで、言わば小型幻晶騎士。SRW未登場。 | :エルの発案により生まれた甲冑状のパワードスーツで、言わば小型幻晶騎士。SRW未登場。 | ||
− | :エルは初期型およびその改良型である「モートルビート」を使用。[[白兵戦]] | + | :エルは初期型およびその改良型である「モートルビート」を使用。[[白兵戦]]以外にも、魔力転換炉の製作作業のために使用している。 |
;トイボックス | ;トイボックス | ||
− | : | + | :自身が開発した実験機。テレスターレをベースにエルが思い付いた技術を詰め込んでカスタマイズしており、その様子からいつしか「[[トゥアハー・デ・ダナン|おもちゃ箱(トイボックス)]]」と呼ばれるようになった。魔力転換炉を2基搭載するが、その恩恵を十全に受けているとは言い難かった。SRW未登場。 |
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;[[イカルガ (ナイツマ)|イカルガ]] | ;[[イカルガ (ナイツマ)|イカルガ]] | ||
:自身が開発した専用機。 | :自身が開発した専用機。 | ||
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:大破したイカルガを残骸から組み直した機体。機体の魔力を[[エーテル]]に変換して外側に集めるという特徴的な浮遊機能を持つ。SRW未登場だが、その機能は『30』では既にイカルガに搭載されていることが言及されている。 | :大破したイカルガを残骸から組み直した機体。機体の魔力を[[エーテル]]に変換して外側に集めるという特徴的な浮遊機能を持つ。SRW未登場だが、その機能は『30』では既にイカルガに搭載されていることが言及されている。 | ||
:;マガツイカルガ | :;マガツイカルガ | ||
− | ::予備パーツ等で復旧したイカルガをカササギと急遽[[合体]] | + | ::予備パーツ等で復旧したイカルガをカササギと急遽[[合体]]させた形態。イカルガもカササギも、この合体自体も全て急場しのぎによって偶然生まれたもの。この際エルはカササギ側に搭乗していた。機体自体はSRW未登場だが、『30』の艦内ミッション「Speed&Strong」では台詞内でネタとして言及されている。 |
==関連機体== | ==関連機体== | ||
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**Web版では前世は関西圏の出身とされており、当初は心の声では関西弁で喋っており、倉田としての一人称も「俺」だった。書籍化の際に心の声も標準語に変更され、Web版も物語が進む毎に関西弁描写もフェードアウトしていった。 | **Web版では前世は関西圏の出身とされており、当初は心の声では関西弁で喋っており、倉田としての一人称も「俺」だった。書籍化の際に心の声も標準語に変更され、Web版も物語が進む毎に関西弁描写もフェードアウトしていった。 | ||
**Web版・書籍版では「転生」の文字通り、赤ん坊時代から物語がスタートした<ref>作中の言語は日本語とは異なる独自のもので、Web版では赤子の頃から自然にその言語を学習したため、内面の思考は関西弁のまま、外面の台詞は転生先の異世界の言葉(描写される台詞としては標準語)で喋っているという表現がされていた。</ref>が、漫画版・アニメ版では幼少期(3歳)に幻晶騎士を目撃し、熱意に目を輝かせる所から始まる。 | **Web版・書籍版では「転生」の文字通り、赤ん坊時代から物語がスタートした<ref>作中の言語は日本語とは異なる独自のもので、Web版では赤子の頃から自然にその言語を学習したため、内面の思考は関西弁のまま、外面の台詞は転生先の異世界の言葉(描写される台詞としては標準語)で喋っているという表現がされていた。</ref>が、漫画版・アニメ版では幼少期(3歳)に幻晶騎士を目撃し、熱意に目を輝かせる所から始まる。 | ||
− | * | + | *異世界転生を扱うWeb小説作品は、転生後の世界を逸脱した特別な能力を転生時に得る(俗に転生特典と呼ばれる)展開が非常に多いが、エルの場合はそういった逸脱した能力は持たず、「元から所持していた特技が転生後の世界で大いに役立つ」という別のパターンに該当している。 |
− | ** | + | **また、異世界転生作品は主人公が様々な女性に好感を持たれることが多いが、エルの場合はアディに溺愛される程度であるのも異質。まあ、'''愛しのロボットに囲まれている世界は彼にとってハーレムのようなもの'''だろうが。 |
*異世界の技術・知識を持ち出し、転移先の世界で兵器技術に革新をもたらしたキャラクターという点では、『[[聖戦士ダンバイン]]』の[[ショット・ウェポン]]と比較して語られる事が多い。 | *異世界の技術・知識を持ち出し、転移先の世界で兵器技術に革新をもたらしたキャラクターという点では、『[[聖戦士ダンバイン]]』の[[ショット・ウェポン]]と比較して語られる事が多い。 | ||
− | + | **携わった兵器の劇中での扱いも、ショットが開発に携わった[[オーラマシン]]は「元は存在しなかった戦乱を拡大させる元凶」で、エルが開発に携わった[[幻晶騎士]]は「元々存在した大量破壊兵器や自然災害に対する抑止力」と何かと対照的に描かれている<ref>ショットなら[[ダンバイン]]、エルならテレスターレと、敵国に自身が開発したロボットが強奪された結果、相手国のロボット開発の参考にされてしまうという共通点も持つ。[[ショウ・ザマ|主人公が奪った側]]か、奪われた側かという点でも対照的。</ref>。 | |
− | **ちなみにエルは、ファンから'''「[[俗語・俗称|きれいなショット・ウェポン]]」'''と評される事がある。 | + | **ちなみにエルは、ファンから'''「[[俗語・俗称|きれいなショット・ウェポン]]」'''と評される事がある。 |
*作中でも[[オラシオ・コジャーソ]]が言うように、フルネームでは言いづらい名前をしているが、国の公職に就いた関係上か作中フルネームで呼ばれる場面も割と目立っている。 | *作中でも[[オラシオ・コジャーソ]]が言うように、フルネームでは言いづらい名前をしているが、国の公職に就いた関係上か作中フルネームで呼ばれる場面も割と目立っている。 | ||
*担当声優の高橋李依氏は所謂少年キャラ(ショタ)好きで知られるため、エル役に決まった時はとても嬉しかったと語っている。また、高橋氏は自身のツイッター上においても度々エルに対する熱い思いを呟いている。 | *担当声優の高橋李依氏は所謂少年キャラ(ショタ)好きで知られるため、エル役に決まった時はとても嬉しかったと語っている。また、高橋氏は自身のツイッター上においても度々エルに対する熱い思いを呟いている。 |