「アイーダ・スルガン」を編集中

{{登場人物概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Aida Sulgan]]
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
*{{登場作品 (人物)|ガンダム Gのレコンギスタ}}
| 声優 = {{声優|嶋村侑|SRW=Y}}
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|吉田健一}}
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦X}}
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
}}

{{登場人物概要
| タイトル = プロフィール
| 偽名 = アイーダ・レイハントン<ref>後に、この名前が'''自身の出生名'''であることが判明する。</ref>
| 種族 = [[種族::地球人]]（アメリア育ち）
| 性別 = [[性別::女]]
| 所属 = アメリア軍 / 海賊部隊
| 役職 = [[階級::少尉]]
}}
'''アイーダ・スルガン'''は『[[ガンダム Gのレコンギスタ]]』の[[ヒロイン]]の一人。
== 概要 ==
父親はアメリア軍総監のグシオン・スルガン。

キャピタル・テリトリィに敵視されているアメリアの中で育ったためか、[[地球]]の[[エネルギー]]をフォトン・バッテリーのみに絞り、太陽光パネルの設置を制限するキャピタルを「独裁」と批判している。

[[G-セルフ]]を用いてキャピタル・タワーのフォトン・バッテリー強奪作戦に参加するが、[[ベルリ・ゼナム]]の乗るレクテン含む実習中の候補生たちと交戦し、捕らえられる。その時は素性を隠すため、G-セルフの起動時に流れる認証音声から咄嗟に「アイーダ・レイハントン」と名乗っていた。しかし海賊部隊の一員として[[宇宙]]に上がり、訪れたトワサンガ最大の[[コロニー]]「シラノ-5」において、偽名のはずだったトワサンガの名家・レイハントン家こそが自分の生家で、しかもベルリが実の弟である事を知る。

アメリア軍要人の娘という立場と、まっすぐな性格で立ち振舞いや気品を兼ね備えていることから、真の素性が知られる以前からメガファウナのクルー達は「姫様」と呼ぶ。しかしまっすぐすぎて頑固で血気盛んなため、自身の立場（と腕前）も省みず前線に出たがる「突撃娘」であり、周囲をしばしば困らせる。しかし次第に自分の立場を理解し、アメリアと立場の違う人々の視点を知るようになってからは周囲が期待するリーダーらしさに目覚めていく。

== 登場作品 ==
=== VXT三部作 ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X}}
:初登場作品。初期習得[[精神コマンド]]はあだ名にあやかって「[[突撃]]」、しかもSP消費が破格の10というネタっぷり……と思いきや、加入からしばらくはP武器が貧弱なバルカンしかないアルケインには合致しており、普通に有用。しかし育成が進むと[[エースボーナス]]で毎ターン開始時に突撃がかかるようになり、一転してほぼ死に精神に。しかもアルケインの追加武装も射程1-4とP武装としては長射程なので、別の機体への乗り換え推奨。[[回避]]が低いことを考えると、底力を養成した上で、突撃の活かせる長射程非P武器を持つ耐久力高めの機体、[[ユグドラシル]]や[[α・アジール]]に乗せ換えるのが良いだろう。
:いっそレスキューユニットを積んで支援メインで立ち回るのも手。貴重な[[期待]]を消費SP45で習得するため、それ目的で育成・登用する価値は十分にある。この運用方法なら、前述の2機の他にも、リ・ガズィに乗せる手もアリ。BWSにより一度は撃墜されても大丈夫だし、BWS装着時は突撃も活かせる。
:Gレコ勢の中では指導者的立場であることもあり、会話シーンでは非常に出番が多い。大人にも子供にも絡んでいけるし、シリアス・コミカル両方がこなせる美味しい役どころである。
:戦闘時カットインは1種類用意されているのだが、愛機のGアルケインでは34話以降にレーザービーム砲が追加されるまで見ることができない。他の機体に乗り換えてカットイン表示のある武器を使用すれば早期に拝むことが可能。なお、僅かながら[[乳揺れ|揺れ]]が確認できる。

== パイロットステータス ==
===[[能力|能力値]]===
「突撃娘」と呼ばれるだけあって、他のガンダムパイロットと比べると[[回避#回避（能力）|回避]]が低く、[[防御#防御（パイロット能力）|防御]]が高い傾向にある。[[命中#命中（能力）|命中]]も心もとない印象があるが、実際は他パイロットと遜色はなく、当てられないのはアルケインの初期機体性能や対艦ビーム・ライフルの補正値の低さ、また性質上距離補正の影響を受けやすいことによるもの。

=== [[精神コマンド]] ===
;[[スーパーロボット大戦X|X]]
:'''[[突撃]]、[[集中]]、[[不屈]]、[[必中]]、[[期待]]、[[愛]]'''
:リアル系としては標準的な揃えで、[[ベルリ・ゼナム|弟]]と違って「集中」も習得する。突撃は消費が破格の10。最後の二つが重要な晩成型。

=== [[特殊スキル]] ===
;[[スーパーロボット大戦X|X]]
:'''[[底力]]L3、[[援護攻撃]]L1、[[闘争心]]L1、[[ダッシュ]]'''
:底力レベルは低いが、ダッシュの所持は嬉しい。

=== [[エースボーナス]] ===
;気力130以上で自軍フェイズ開始時に精神コマンド「[[突撃]]」がかかる。
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』で採用。デフォルト乗機のアルケインは有用なP武器の追加が遅いので習得すると便利だが、アイーダは初期習得の突撃の消費が10なので、そこまで急ぐ必要もない。習得すれば突撃に使うSPを[[不屈]]や[[集中]]に回せるので、後述するトミー・ビジョンのオート必中と組み合わせるのも良いだろう。
:勿論、長射程の装備が重要な機体と相性が良い。アルケインよりは[[トリニティ]]、[[ユグドラシル]]、[[α・アジール]]（本作ではNT技能が不要）あたりに乗り換えるとかなりの有効活用になる。
:「突撃」と長射程の武器を用いたアウトレンジ攻撃に徹すれば、苦手な回避も考えなくて済む（「[[必中]]」はトミー・ビジョンで補完するのを推奨）のは間違いなく利点である……「突撃姫」ではなく「臆病姫」になってしまうが。

== 人間関係 ==
;[[ベルリ・ゼナム]]
:彼の乗るレクテンに敗れて捕虜となる。当初はカーヒルを撃墜したことから憎悪を向けていたが一緒に戦うにつれ信頼関係を得る。
:後に彼が実の弟であることを知る。
;カーヒル・セイント
:恋人だったが、目の前で撃墜されてしまう。
;グシオン・スルガン
:アメリア軍の総監で、彼女の育ての父親。
;[[クリム・ニック]]
:アメリア軍のMSパイロット。裏設定によると同じ幼稚園でその頃から片想いされている。今でも慕われているが、恋人にカーヒルが居るため、殆ど相手にしていない。
;[[ノレド・ナグ]]
:当初は恋のライバルとして「あの女」呼ばわりされ一方的に敵意を向けられていたが、共に戦うにつれ友情を築き親友となる。
;[[ドニエル・トス]]
:戦艦メガファウナの艦長。アイーダを心配する。彼女の行動に頭を抱えたりもしていた。
;[[ステア]]
:戦艦メガファウナの操舵士。姫として表立つアイーダにとっては数少ない相談相手で、弱さを見せては励まされる場面もあった。
;[[ロルッカ・ビスケス]]、[[ミラジ・バルバロス]]
:彼らから自身とベルリの素性を教えられる。
;[[ケルベス・ヨー]]
:劇場版では物語の陰で徐々に距離を詰めていたらしくエピローグでは親密な様子を見せており、公式パンフレットにおいて交際していることが明かされている。

== 他作品との人間関係 ==
=== ガンダムシリーズ ===
;[[アムロ・レイ]]
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』では、彼の素顔を見て、「大人の男性と少年が同居しているようでステキ」と評した。
;[[シャア・アズナブル]]
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』では父親の影を見てか興味を持っており、彼から指導者としての在り方を教わる。

=== その他の版権作品 ===
;[[ナディア・ラ・アルウォール|ナディア]]
:『X』では、彼女を注意人物として見ており、生活班の[[ノレド・ナグ|ノレド]]、[[セシリー・フェアチャイルド|セシリー]]、[[忍部ヒミコ|ヒミコ]]達に彼女を厳しく監督するよう指示した。

=== バンプレストオリジナル ===
;[[アマリ・アクアマリン]]
:『X』アマリ編で、序盤に自身のプチ家出に付き合わせた。

== 名台詞 ==
;「世界は四角くないんだからァ！！」
:第1話。ベルリとの戦闘にて。安定の富野節である。
:意図が分かりづらいが「四角い世界」とはおそらくモニターに映された映像で見る世界のことだろう。あえて意訳するならば「本当の世界とはモニター越しに見たものではない」といったところか。
;「返してください！カーヒル大尉を生き返らせて…私に返してください！！貴方は殺さなくていい人を殺したんです！」<br />「大尉はアメリア軍を背負っていける人だったんです！熱血漢で優しくて優れた大人だったんです！」<br />「そのコックピットを元に戻してください…そしてカーヒルを生き返らせて…！」<br />「カーヒルと戦えた貴方なら…そのくらいの事できるんでしょ…？ベルリ・ゼナム！！」
:第2話。自身を救助しに来たカーヒルを目の前でベルリに撃墜されてしまった事で大きく取り乱す。
:『X』では2行目の部分がキャラクター事典のボイスに収録されている。
;「あの子達は金魚の糞みたいなものですから、いないものだと思ってください」
:第5話。メガファウナのブリッジに入って来たラライヤとベルリ、ノレドに対して。それにしても少し言い方がキツイのでは…。
;「機体が安定してくれれば、あんなものは一発で！」
:第8話。ウィルミットが乗った大気圏グライダーを敵と認定して撃とうとするが、間一髪の所でベルリがそれを防いだ。
;「嘘をついちゃった」
:同話より。ベルリの「高い高度に何故G-アルケインがいたのか」という疑問に対する返答後、舌ペロの茶目っ気さを見せた。
;「ベルが…！役立たずな私！遅いでしょ！」
:第9話。戦闘中、G-アルケインが足を付いた崖が崩れて落ちかける。少々自虐気味。
;ベルリ「それ、いいですね」<br/>「…ついでに褒めたでしょ？」
:第14話。赤いミニのドレス姿をベルリに見せたものの…。感想がご不満だった模様。
;「あなた方に使命というもの、理想とする目的があるにしても、そのようなものは私は私自身で見つけて成し遂げます！」<br/>ベルリ「姉さん…！」<br/>「時代は、年寄りが作るものではないのです！」
:第16話。ロルッカとミラジにレイハントン・コードの仕掛けで自分とベルリの運命が変わったと咎め、毅然とした態度を取る。
;「…これがフォトン・バッテリーを運ぶ輸送船だなんて、地球人を馬鹿にしていません？」<br/>ロルッカ「どういう意味です？」<br/>「権威付けでしょ？こういうデコデコしたデザインで、私達に尊敬しろって強制してます」
:第18話。スコード教の御神体でもあるカシーバ・ミコシに対し、見事な酷評を述べる。
;「カーヒル大尉のことは…もう、あなたは忘れていいわ」<br/>ベルリ「…！ありがとう、姉さん」
:第24話。ベルリと共に過ごしてきて。ついにカーヒルへのわだかまりを完全に吹っ切る。
;「フルドレスって、眩しいんだから！」
:同話より。[[G-アルケイン フルドレス]]のレーザービーム砲使用時。ほんとに眩しい。
:『X』では、レーザービーム砲使用時の台詞として採用される。
;「な、何これ…？これって…何？…うっ！」 
:同話より。グシオンの死に困惑・動揺して。目前で起きた悲劇は彼女を唖然とさせた。  
;「生存者は遭難者の救助です！キャピタル・アーミィのブルジンも不時着しています！」<br/>「全ての遭難者を救出することを、アメリアの…アイーダ・スルガンの名前を持って命令します！」  
:最終話。彼女の宣言により、ギアナ高地における戦闘は完全に終結した。

== スパロボシリーズの名（迷）台詞 ==
;「わかっています、ハッパ中尉！　ですが、私の腕では距離を詰めなければ当たらないのです！」
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』[[ダウンロードコンテンツ|ボーナスシナリオ]]「アムロ・レイの夢」より。[[ハッパ]]から「G-アルケインは長距離[[狙撃]]でこそ真価を発揮する」と言われての返答。[[アムロ・レイ|アムロ]]からは、アイーダが無理に敵を撃墜する必要はなく、求められる役割をこなし全体の勝利につなげるべきと諭される。

== 搭乗機体 ==
;[[G-セルフ]]
:1話で搭乗。
;[[GUNDAM:G-アルケイン|G-アルケイン]]（SRW未登場）
:愛用の機体。
:;[[G-アルケイン フルドレス]]
::改修機。

== 商品情報 ==
<amazon>B018U1MYKO</amazon>
== 脚注 ==
<references />

{{ガンダムシリーズ}}
{{DEFAULTSORT:あいーた するかん}}
[[category:登場人物あ行]]
[[category:ガンダムシリーズの登場人物]]
[[Category:ガンダム Gのレコンギスタ]]