漫画版
;「神の御心は我々のおよそ計れるものではない。しかし連中がここに来た事には意味がある。連中…ガランシェール隊の奴らが再び現れた事にも私がここ…シンプ根拠地隊に拾われこうして生きながらえている事にもな……」
:バンデシネ「黒いユニコーンAct.3」のラストにて。
;「お前は隊に残っている者達は全員家族がいないと言っていたな。そして家族のいる者には戦う理由より大事なものがあるはずだと…それならあそこで見送っている彼等はお前にとって家族じゃないというのか?」
:「黒いユニコーンAct.4」ラストで、トリントン襲撃の際にシンプから見送りをしているキャンドルを慕っている親子を見ながら。
;「キャンドル 一つだけいいか?戻れる場所に戻る…その機会を決して逃すな」
:「黒いユニコーンAct.5」でキャンドルに狙撃の腕を褒められた際に。
;「言うまでもない。お前達を生きてあの村に帰す。それが今の私の…」
:その後降下していく彼等を見ながらの独白。
;「最後のチオペンタール…… 神よ… 今しばらく… 今しばらくの猶予を…」
:「黒いユニコーンAct.6」で自らチオペンタール<ref>現実に存在する麻酔薬の一種。</ref>を静脈に打ちながら…。
;「キャンドルもういい撤退しろ。お前達の戦いにはもはや意味など無い」
:「黒いユニコーンAct.7」でキャンドルの乗る大破したザク・キャノンがバンシィに切り裂かれる寸前に狙撃で助けた際に。
;「こんな戦い、ひたすらぶ厚い暗雲に覆われているようなものだ。敵と呼んでいたものに、どんなに大きな打撃を与えたとしてもその雲は晴れず、新たな黒雲が生まれ凍てつくような雨がその身をうってくる。使える家も無くし死ぬ事も叶わず気付いた事だ…」
:そしてスナイパーライフルを外し、固定しているハーネスも外しながら。
;「だが…だからこそ言える。この戦いに意味などもはや…存在しない!!しかし生きる意味ならお前達にはある!!」
:機体にヒートホークを突き刺し、ファットアンクル改から飛び降りた際に。
;「キャンドルッ、もたもたするな行けェッ!!過ちを繰り返すな。私のような終わりはお前達に相応しくない、血の流れる事のない次の未来の為に帰るんだ。お前達には帰りを待っていてくれる人々がいる。帰っていける場所がある。その巡り合いこそがお前達が今まで戦い生き残った事の意味だ。それこそが人生にとって最も重要で意味のある事。その事、その事を…」
:最後の台詞。