「氷室美久」を編集中
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
− | | | + | | 外国語表記 = [[外国語表記::Miku Himuro]] |
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|冥王計画ゼオライマー}} | | 登場作品 = {{登場作品 (人物)|冥王計画ゼオライマー}} | ||
− | | 声優 = {{声優|本多知恵子 | + | | 声優 = {{声優|本多知恵子}} |
− | + | | 分類 = [[アンドロイド]] | |
− | + | | 性別 = 女 | |
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− | | 分類 = [[ | ||
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| 開発者 = [[木原マサキ]] | | 開発者 = [[木原マサキ]] | ||
| 外見年齢 = 20歳 | | 外見年齢 = 20歳 | ||
| 所属 = [[ラスト・ガーディアン]] | | 所属 = [[ラスト・ガーディアン]] | ||
+ | | キャラクターデザイン = 菊池通隆 | ||
}} | }} | ||
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== 概要 == | == 概要 == | ||
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ゼオライマー搭乗時にはデータを制御するサブパイロットとして、ゼオライマーの胸部光球から乗り込む。自分の運命を受け入れており、[[ラスト・ガーディアン]]で[[鉄甲龍]]との戦闘に備えていた。初対面のマサトに戦う覚悟を決めさせるため、クールで冷たい言葉を放つが、内面は優しく他人を気遣う心を持っている。また、人並み外れた身体能力と強靭な肉体を持っており、謎の多い少女である。 | ゼオライマー搭乗時にはデータを制御するサブパイロットとして、ゼオライマーの胸部光球から乗り込む。自分の運命を受け入れており、[[ラスト・ガーディアン]]で[[鉄甲龍]]との戦闘に備えていた。初対面のマサトに戦う覚悟を決めさせるため、クールで冷たい言葉を放つが、内面は優しく他人を気遣う心を持っている。また、人並み外れた身体能力と強靭な肉体を持っており、謎の多い少女である。 | ||
− | その正体は[[木原マサキ]]が作り出した[[アンドロイド]]であり、ゼオライマーの核となる[[次元連結システム]]そのものである。普段は、成長シリコンによって全身を包まれた少女型アンドロイドの姿であるが、ゼオライマー搭乗時は、'''機械部品でできた骸骨''' | + | その正体は[[木原マサキ]]が作り出した[[アンドロイド]]であり、ゼオライマーの核となる[[次元連結システム]]そのものである。普段は、成長シリコンによって全身を包まれた少女型アンドロイドの姿であるが、ゼオライマー搭乗時は、'''機械部品でできた骸骨'''のような本来の姿に変貌、システム形態に変形して機体と一体化する。ちなみにそのシーンは[[MX]]でも再現されていた。また設定上は幽羅帝及び八卦集と同じ20歳の姿であるとの事。 |
− | + | マサキが次元連結システムにこの様な細工を施したのは、自分以外の誰かに次元連結システムの秘密を解明させない為であり、事実ゼオライマーが日本政府に渡ってから15年もの間、誰一人もが美久を「人間」と認識し、次元連結システムの秘密はおろか、彼女自身がその役割を持ったアンドロイドだと気付く事が出来なかった。彼女を捕らえた[[鉄甲龍]]の科学者である[[ルラーン]]が精密な解析を行った末に、ようやくその事実が判明している。 | |
==登場作品と役柄== | ==登場作品と役柄== | ||
=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦J]] |
:[[愛]]を覚えなくなったが、マサトの代わりに[[覚醒]]を覚えるため、[[天のゼオライマー|ゼオライマー]]どころか[[グレートゼオライマー]]の凄まじい強さをさらに引き出すことになる。ただ状況によっては[[献身]]で[[ナデシコ]]をフォローした方が有利な場面もある。戦いの後はマサトと共に静かに暮らしていることがEDで語られる。 | :[[愛]]を覚えなくなったが、マサトの代わりに[[覚醒]]を覚えるため、[[天のゼオライマー|ゼオライマー]]どころか[[グレートゼオライマー]]の凄まじい強さをさらに引き出すことになる。ただ状況によっては[[献身]]で[[ナデシコ]]をフォローした方が有利な場面もある。戦いの後はマサトと共に静かに暮らしていることがEDで語られる。 | ||
=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦MX]] |
− | : | + | :原作通り、ゼオライマーのサブパイロット。作品内の参戦キャラクターの中で、'''戦闘デモの台詞では彼女の声にだけエコーがかかる'''という仕様かつ伏線が用意されている。 |
− | :基本的に補助系の[[精神コマンド]]を覚えるが、[[愛]] | + | :基本的に補助系の[[精神コマンド]]を覚えるが、[[愛]]を覚えるためにゼオライマーの無茶苦茶な強さを加速させる。マサキの意識が消滅した後は、マサトとの掛け合いもフランクなものへと変化し、被弾時などには結構手厳しいダメ出しを口にする。また、中盤に明らかになる彼女の正体に衝撃を受けたプレイヤーは多いと思われる。OPTIONのデモセレクトにも『[[次元連結システム]]を呼び戻す』の項目名で登録され、いつでも手軽に変形シーンを観賞することが可能。 |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]] | |
− | ; | ||
: | : | ||
− | == | + | ==パイロットステータス設定の傾向== |
サブパイロットなので能力値がなく、SPも多いとは言いがたい。 | サブパイロットなので能力値がなく、SPも多いとは言いがたい。 | ||
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==名台詞== | ==名台詞== | ||
− | ; | + | ;「どうして抵抗しないの…? 男の子でしょ、秋津…マサトくん」 |
− | : | + | :1話序盤、沖の部下にタコ殴りされるマサトに浴びせた言葉。薄ら笑いすら浮かべており冷たい印象を受ける。 |
− | ; | + | ;「時間がないのマサトくん、あたしを信じて!」 |
:ランスターの襲撃時の台詞、さっきまで暴行・監禁してた連中の仲間にいきなり信じろと言われても無理な話である。 | :ランスターの襲撃時の台詞、さっきまで暴行・監禁してた連中の仲間にいきなり信じろと言われても無理な話である。 | ||
− | ; | + | ;「そうかしら?…人間は何か運命づけられて生きている、違う?」 |
:自分がゼオライマーの為の存在である事を受け入れられないマサトへの言葉、彼女の正体を考えると意味深な言葉である。 | :自分がゼオライマーの為の存在である事を受け入れられないマサトへの言葉、彼女の正体を考えると意味深な言葉である。 | ||
− | ; | + | ;「ひどいわマサトくん…どうして…」 |
:マサキ化したマサトに「人形」と言われた事にショックを受けて発した言葉。クローン達だけでなく彼女にもトラウマを与え、それを抉り出す創造主=マサキの鬼畜っぷりに、当初のクールなキャラを維持できなくなる。 | :マサキ化したマサトに「人形」と言われた事にショックを受けて発した言葉。クローン達だけでなく彼女にもトラウマを与え、それを抉り出す創造主=マサキの鬼畜っぷりに、当初のクールなキャラを維持できなくなる。 | ||
− | ; | + | ;「……違うわ!貴方の中に綺麗なものがあったからそれを生んだのよ。……ゼオライマーから離れて暮らしましょう。そうすればきっと、元のマサト君になる!!」 |
:みんなは綺麗なのに自分だけが薄汚いと悲嘆にくれるマサトに言った言葉。この言葉が正しいとするのならば、マサトや美久たちを生み出した[[木原マサキ]]にも綺麗なものがあったということになる。人間は汚い部分と綺麗な部分を持っているから当たり前といえば当たり前なのだが、作中では木原マサキの動機や真相意識など深くは語られていないので、欲を言えばマサキの部分を掘り下げてほしかったところではある。 | :みんなは綺麗なのに自分だけが薄汚いと悲嘆にくれるマサトに言った言葉。この言葉が正しいとするのならば、マサトや美久たちを生み出した[[木原マサキ]]にも綺麗なものがあったということになる。人間は汚い部分と綺麗な部分を持っているから当たり前といえば当たり前なのだが、作中では木原マサキの動機や真相意識など深くは語られていないので、欲を言えばマサキの部分を掘り下げてほしかったところではある。 | ||
− | + | ;「べ~っ! やだも~ん、あたしあのゲボゲボのスタイル嫌だし、それにあの後元に戻るのにメイクがもー大変なんだから」 | |
− | + | :ギャグ満載の[[ドラマCD]]「大冥界」にて出撃を拒んだセリフ。頭を下げて懇願するマサキを却下する姿は本編を知る人には痛快の一言、それにしてもどんなメイクをすれば'''あの形態'''から元に戻れるのだろうか? 恐るべし女の化粧術。 | |
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− | :ギャグ満載の[[ドラマCD]] | ||
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==スパロボシリーズの名台詞== | ==スパロボシリーズの名台詞== | ||
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;「違うわ…あれはあの人の運命なのよ。それを変えられなかっただけ…」 | ;「違うわ…あれはあの人の運命なのよ。それを変えられなかっただけ…」 | ||
:『MX』第54話(『PORTABLE』では第55話)「遙か久遠の彼」より。[[塞臥]]の死を目の当たりにし、最期まで「冥王」に執着した彼の欲望も、[[木原マサキ]]のプログラムによるものではと表情を曇らせるマサトへ、罪悪感を抱かぬようにフォローの言葉を掛ける。 | :『MX』第54話(『PORTABLE』では第55話)「遙か久遠の彼」より。[[塞臥]]の死を目の当たりにし、最期まで「冥王」に執着した彼の欲望も、[[木原マサキ]]のプログラムによるものではと表情を曇らせるマサトへ、罪悪感を抱かぬようにフォローの言葉を掛ける。 | ||
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==余談== | ==余談== | ||
− | + | 原作OVA、スパロボ問わず衝撃を与えた美久の[[変形]]シーンは、OVAの脚本を担当した会川昇の発案による物。「人間で無いと言う事を表現する為、'''とにかく一瞬でギッタギッタに変形させて欲しい'''」と強く要望したのを当時のムック本で語っている。おかげで[[トラウマイベント|視聴者の心もギッタギッタになってしまった]]。 | |
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{{DEFAULTSORT:ひむろ みく}} | {{DEFAULTSORT:ひむろ みく}} | ||
[[Category:登場人物は行]] | [[Category:登場人物は行]] | ||
[[Category:冥王計画ゼオライマー]] | [[Category:冥王計画ゼオライマー]] |