「死亡フラグ」を編集中
ナビゲーションに移動
検索に移動
この編集を取り消せます。 下記の差分を確認して、本当に取り消していいか検証してください。よろしければ変更を保存して取り消しを完了してください。
最新版 | 編集中の文章 | ||
1行目: | 1行目: | ||
− | + | == 死亡フラグ(Marked for Death) == | |
− | + | 「ある特定の行動を起こしたキャラは、今後死ぬ可能性が極めて高い」というストーリー作品のジンクスを示す俗語。その人物の説得力や悲劇性を持たせるために、伏線や前フリとして描写される事が多い。有名な所では「俺、この戦いが終わったら…(後に「結婚するんだ」、「国に帰るんだ」等が続く)」発言がある。 | |
− | |||
− | + | 近年では話の展開で自然とそうなる以外に、視聴者に対してミスリードを誘う手段として用いられることや、それ自体をネタにすることもある。 | |
− | + | === フラグ回避 === | |
+ | ただしあくまでもジンクスでしかないので、フラグを立たせるような行動を起こしたからと言って'''必ずしも死亡するとは限らない'''。また、逆に一度に大量のフラグを立てると、大変な目にあうが生き残ることも多い。 | ||
− | + | またメタ的な要素を含む作品でそのことを他人から指摘される(例:「その台詞はまずいって!」etc)と、生き残ることが多い。視聴者だけでなく劇中の人物にもわかるように指摘しているのに、そのまま死んでしまうのはあほらしいからだと思われる。 | |
− | |||
− | + | そのようなフラグの立ってしまったキャラを救う(=『フラグを折る』などと言われる)、あるいは自力で何とかするキャラを「フラグブレイカー」などと呼称する。アニメにも散見されるが、スパロボでは「いかにも死にそうな人物」がそれを担当する。 | |
− | + | なお[[主人公]]に関しては基本的に'''『主人公であること』自体がフラグブレイカーとして機能'''する。しかし、死亡した後に幽霊となって物語が進行したり、一度死亡するが蘇生したり、物語のラストで死亡したり、下手をすれば死亡と同時に主人公の座から降ろされたりといったケースもあるので、主人公だからといって必ずしも死亡フラグを免れられるわけではない。 | |
− | == | + | スパロボ参戦時のキャラとスパロボのオリジナルキャラでも、あからさまな死亡フラグを立てて本当に死亡してしまう味方キャラが稀にいる。[[スパロボ補正]]、[[隠し要素]]など死亡が回避される場合では珍しくない。 |
+ | |||
+ | == スパロボ参戦作品における主要な死亡フラグ == | ||
=== 人間関係関連の死亡フラグ === | === 人間関係関連の死亡フラグ === | ||
− | + | 「家族・肉親」「恋人」といった特別な人間関係、または「約束」「絆」に関連した話題に焦点が当たる場合、関連キャラクターが死亡する展開につながるケースは少なくない。 | |
− | |||
− | |||
==== 出撃前に何らかの約束を交わす ==== | ==== 出撃前に何らかの約束を交わす ==== | ||
26行目: | 25行目: | ||
;[[ライラ・ミラ・ライラ]]([[機動戦士Ζガンダム]]) | ;[[ライラ・ミラ・ライラ]]([[機動戦士Ζガンダム]]) | ||
:[[ジェリド・メサ|ジェリド]]と「今度会ったら、ゆっくり酒を飲む約束」を交わしている。ちなみに、ライラが死ぬ前の回の[[次回予告]]において、彼女が戦死することが事前に明示されていた。 | :[[ジェリド・メサ|ジェリド]]と「今度会ったら、ゆっくり酒を飲む約束」を交わしている。ちなみに、ライラが死ぬ前の回の[[次回予告]]において、彼女が戦死することが事前に明示されていた。 | ||
− | ;[[ロイ・フォッカー]]([[超時空要塞マクロス]])<br />[[ケーラ・スゥ]] | + | ;[[エルピー・プル]]([[機動戦士ガンダムΖΖ]]) |
− | : | + | :小説版では、[[プルツー]]の襲撃前、[[エルピー・プル]]が[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]のためにサラダを作って食べさせる場面がある。さらに、[[強化人間]]でもあるという点も死亡フラグと言える(後述)。 |
+ | ;[[ロイ・フォッカー]]([[超時空要塞マクロス]])<br />[[ケーラ・スゥ]]([[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]])<br />[[アストナージ・メドッソ]]([[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]) | ||
+ | :「サラダを食べる約束を交わす」という共通点がある。 | ||
;[[柿崎速雄]]([[超時空要塞マクロス]]) | ;[[柿崎速雄]]([[超時空要塞マクロス]]) | ||
:彼の場合は自分が頼んだステーキであるが、食べそびれたという点が共通する。 | :彼の場合は自分が頼んだステーキであるが、食べそびれたという点が共通する。 | ||
+ | ;[[鈴原トウジ]](漫画版[[新世紀エヴァンゲリオン]]) | ||
+ | :3号機起動実験に向かう際にヒカリに「帰ってきたらもう少し仲良くしよう」と約束を交わすが、実験中に起こった悲劇により帰らぬ人となる。 | ||
+ | :ちなみにゲーム作品『新世紀エヴァンゲリオン2』ではフラグ回避可能である為、3号機起動実験イベント前にあるシンジ達の会話イベントでのヒカリのセリフが明らかに死亡フラグ臭い言い回しになっており半ばネタ扱いになっている。 | ||
;[[功刀仁]]([[ラーゼフォン (TV)|ラーゼフォン]]) | ;[[功刀仁]]([[ラーゼフォン (TV)|ラーゼフォン]]) | ||
:打ち解けつつあった綾人に「今度一緒に飯でも食おうか」と約束するが、直後の作戦にて戦死してしまう。 | :打ち解けつつあった綾人に「今度一緒に飯でも食おうか」と約束するが、直後の作戦にて戦死してしまう。 | ||
;[[矢島英明]]([[鉄のラインバレル]]) | ;[[矢島英明]]([[鉄のラインバレル]]) | ||
:「幼馴染3人で昔のようにお弁当を食べる」という約束をした後、浩一を庇って死亡する。が、[[アパレシオン]]のファクターとなった事で蘇生している。 | :「幼馴染3人で昔のようにお弁当を食べる」という約束をした後、浩一を庇って死亡する。が、[[アパレシオン]]のファクターとなった事で蘇生している。 | ||
− | ;[[ジェラウド・ガルス・バンテール]]([[ | + | ;[[ジェラウド・ガルス・バンテール]]([[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇]]) |
:出撃前にウェインから「帰ったら稽古をつけてくれ」と言われて快諾。しかし直後の戦闘で[[リ・ブラスタ]]に敗れ、戦死している。 | :出撃前にウェインから「帰ったら稽古をつけてくれ」と言われて快諾。しかし直後の戦闘で[[リ・ブラスタ]]に敗れ、戦死している。 | ||
==== 「君は絶対に死なせない」や「君を守る」と真顔で約束する、または約束される ==== | ==== 「君は絶対に死なせない」や「君を守る」と真顔で約束する、または約束される ==== | ||
;[[マウアー・ファラオ]]([[機動戦士Ζガンダム]]) | ;[[マウアー・ファラオ]]([[機動戦士Ζガンダム]]) | ||
− | :[[ジェリド・メサ|ジェリド]] | + | :[[ジェリド・メサ|ジェリド]]に守ると約束するが… |
;[[ステラ・ルーシェ]]([[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]) | ;[[ステラ・ルーシェ]]([[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]) | ||
− | :[[シン・アスカ|シン]] | + | :[[シン・アスカ|シン]]に守ると約束されるが… |
;[[相羽ミユキ]]([[宇宙の騎士テッカマンブレード]]) | ;[[相羽ミユキ]]([[宇宙の騎士テッカマンブレード]]) | ||
:[[如月アキ|アキ]]をはじめとする[[Dボゥイ|兄]]の仲間達を守ると誓う。ただし、彼女の場合は既に余命わずかであり、この誓いも「自分の命を犠牲にしても皆を…」であった。 | :[[如月アキ|アキ]]をはじめとする[[Dボゥイ|兄]]の仲間達を守ると誓う。ただし、彼女の場合は既に余命わずかであり、この誓いも「自分の命を犠牲にしても皆を…」であった。 | ||
;[[朝比奈浩子]]([[ラーゼフォン (TV)|ラーゼフォン]]) | ;[[朝比奈浩子]]([[ラーゼフォン (TV)|ラーゼフォン]]) | ||
− | :[[神名綾人|綾人]] | + | :[[神名綾人|綾人]]に守ると約束されるが… |
;[[羽佐間翔子]]([[蒼穹のファフナー]]) | ;[[羽佐間翔子]]([[蒼穹のファフナー]]) | ||
− | :[[真壁一騎|一騎]]の帰る場所([[竜宮島]] | + | :[[真壁一騎|一騎]]の帰る場所([[竜宮島]])を守ると一騎に約束するが… |
;[[小楯衛]]([[蒼穹のファフナー]]) | ;[[小楯衛]]([[蒼穹のファフナー]]) | ||
− | : | + | :皆を守ると叫ぶが… |
;[[城崎絵美]]([[鉄のラインバレル]]) | ;[[城崎絵美]]([[鉄のラインバレル]]) | ||
:物語中盤で浩一から約束される。原作漫画版では無事(その代わり浩一の方が物語から退場)だが、アニメ版ではネイキッドの攻撃で一度死亡している。 | :物語中盤で浩一から約束される。原作漫画版では無事(その代わり浩一の方が物語から退場)だが、アニメ版ではネイキッドの攻撃で一度死亡している。 | ||
==== 戦争で結婚の約束をしたり、戦後のささやかな夢を語る ==== | ==== 戦争で結婚の約束をしたり、戦後のささやかな夢を語る ==== | ||
− | ;[[ガルマ・ザビ]]、[[イセリナ・エッシェンバッハ]]([[機動戦士ガンダム]]) | + | ;[[ガルマ・ザビ]]、[[イセリナ・エッシェンバッハ]]([[機動戦士ガンダム]]) |
+ | : | ||
+ | ;[[ドゥカー・イク]]、[[レンダ・デ・パロマ]]([[機動戦士Vガンダム]]) | ||
+ | : | ||
+ | ;[[キスハール・バグワット]]、[[カリンガ・ウォーゲル]]([[機動戦士Vガンダム]]) | ||
:以上の3組は結婚の約束をしている。 | :以上の3組は結婚の約束をしている。 | ||
;[[ギャバン・グーニー]]([[∀ガンダム (TV)|∀ガンダム]]) | ;[[ギャバン・グーニー]]([[∀ガンダム (TV)|∀ガンダム]]) | ||
:プロポーズをしたが、返事を聞くことなく死亡。なお、[[ソシエ・ハイム|相手]]は生存している。 | :プロポーズをしたが、返事を聞くことなく死亡。なお、[[ソシエ・ハイム|相手]]は生存している。 | ||
;[[ティエリア・アーデ]]([[機動戦士ガンダム00]]) | ;[[ティエリア・アーデ]]([[機動戦士ガンダム00]]) | ||
− | : | + | :小説版では最終決戦の出撃時に「この戦いが終わったらガンダムの整備に尽力したミレイナに彼女が好きな俳優が出ている映画のビデオチップを贈ろう」と考えていた。 |
− | : | + | :また、肉体的に死亡したもののヴェーダとの一体化によって生き残ったとは言える。 |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
;[[日野道生]]([[蒼穹のファフナー]]) | ;[[日野道生]]([[蒼穹のファフナー]]) | ||
− | :[[遠見弓子|恋人]]の[[遠見千鶴|母]] | + | :[[遠見弓子|恋人]]の[[遠見千鶴|母]]から結婚の許しを得るが…。 |
;[[カミナ]]([[天元突破グレンラガン (TV)|天元突破グレンラガン]]) | ;[[カミナ]]([[天元突破グレンラガン (TV)|天元突破グレンラガン]]) | ||
:子供達が安心して暮らせるようにしたいと[[ヨーコ・リットナー|ヨーコ]]に語る。 | :子供達が安心して暮らせるようにしたいと[[ヨーコ・リットナー|ヨーコ]]に語る。 | ||
;[[ララミア・レレニア]]([[マクロスF]]) | ;[[ララミア・レレニア]]([[マクロスF]]) | ||
:小説版では結婚退職前に死亡。 | :小説版では結婚退職前に死亡。 | ||
− | |||
− | |||
;[[ダイテツ・ミナセ]]([[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]]、[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター]]) | ;[[ダイテツ・ミナセ]]([[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]]、[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター]]) | ||
:戦後は現場での後進の育成に務めると共に、[[ハガネ]]の艦長を部下の[[テツヤ・オノデラ]]に譲りたいと語っていた。 | :戦後は現場での後進の育成に務めると共に、[[ハガネ]]の艦長を部下の[[テツヤ・オノデラ]]に譲りたいと語っていた。 | ||
90行目: | 89行目: | ||
;[[バルザック・アシモフ]]([[宇宙の騎士テッカマンブレード]]) | ;[[バルザック・アシモフ]]([[宇宙の騎士テッカマンブレード]]) | ||
:恋人とその弟と共に写った写真を[[ノアル・ベルース|ノアル]]に預けた。正確には預けた訳ではないのだが、明らかに自分の死を覚悟していた(後述するように他にもフラグを立てている)。 | :恋人とその弟と共に写った写真を[[ノアル・ベルース|ノアル]]に預けた。正確には預けた訳ではないのだが、明らかに自分の死を覚悟していた(後述するように他にもフラグを立てている)。 | ||
− | ;[[ネリー・キム]]([[ | + | ;[[ネリー・キム]]([[ブレンパワード]]) |
:正確には預けた訳ではないが、既に余命わずかであり「自分の[[ネリー・ブレン]]を[[ユウ・ブレン]]と再リバイバル」という点ではこちらに分類されると思われる。 | :正確には預けた訳ではないが、既に余命わずかであり「自分の[[ネリー・ブレン]]を[[ユウ・ブレン]]と再リバイバル」という点ではこちらに分類されると思われる。 | ||
;[[小楯衛]]([[蒼穹のファフナー]]) | ;[[小楯衛]]([[蒼穹のファフナー]]) | ||
103行目: | 102行目: | ||
:登場と同時に「死んだ女房の口癖だ」とのたまう。しかしその壮絶な最期、そして後の話の展開において[[ガロード・ラン|ガロード]]の行動理念に多大な影響を与えた事もあり、あまりネタ臭がしないのは立派。 | :登場と同時に「死んだ女房の口癖だ」とのたまう。しかしその壮絶な最期、そして後の話の展開において[[ガロード・ラン|ガロード]]の行動理念に多大な影響を与えた事もあり、あまりネタ臭がしないのは立派。 | ||
;[[クリスティナ・シエラ]]、[[リヒテンダール・ツエーリ]]([[機動戦士ガンダム00]]) | ;[[クリスティナ・シエラ]]、[[リヒテンダール・ツエーリ]]([[機動戦士ガンダム00]]) | ||
− | :死亡した回で家族の話をしているが、この時一緒に話していた[[フェルト・グレイス|フェルト]] | + | :死亡した回で家族の話をしているが、この時一緒に話していた[[フェルト・グレイス|フェルト]]と[[ラッセ・アイオン|ラッセ]]は家族の話をしておらず、2人とも生存している(フェルトは「死んだ両親への手紙を書く」とは言っているが)。 |
;[[バラック・ジニン]]([[機動戦士ガンダム00]]) | ;[[バラック・ジニン]]([[機動戦士ガンダム00]]) | ||
− | : | + | :死亡した回で死んだ妻の話をしている。ちなみにジニン役の稲田徹氏が演じた一般兵(1st Seasonに登場)は娘の誕生日の話をしているが、やはり死ぬ(この兵士は別の死亡フラグも立てている(後述))。 |
;[[バルザック・アシモフ]]([[宇宙の騎士テッカマンブレード]]) | ;[[バルザック・アシモフ]]([[宇宙の騎士テッカマンブレード]]) | ||
:恋人が妊娠中と下のフラグも立てている。 | :恋人が妊娠中と下のフラグも立てている。 | ||
;[[フィジカ・S・ファルクラム]]([[マクロス7]]) | ;[[フィジカ・S・ファルクラム]]([[マクロス7]]) | ||
:しかも肝心の家族は浮気疑惑がある始末。 | :しかも肝心の家族は浮気疑惑がある始末。 | ||
− | |||
− | |||
==== 戦時中に妻や恋人が妊娠する ==== | ==== 戦時中に妻や恋人が妊娠する ==== | ||
117行目: | 114行目: | ||
;[[ジョーダン・ベス]]([[伝説巨神イデオン]]) | ;[[ジョーダン・ベス]]([[伝説巨神イデオン]]) | ||
:今考えると、カララが妊娠したこと自体が死亡フラグだった。 | :今考えると、カララが妊娠したこと自体が死亡フラグだった。 | ||
− | ;[[アムロ・レイ]]([[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン]]) | + | ;[[アムロ・レイ]]([[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン]]) |
− | : | + | :地味に小説版だと当てはまる。尤も、別の恋人が妊娠していない劇場版でも同じ結末になるのだが… |
;[[オリファー・イノエ]]([[機動戦士Vガンダム]]) | ;[[オリファー・イノエ]]([[機動戦士Vガンダム]]) | ||
:[[シュラク隊]]の隊長でもあるという点も死亡フラグと言える(後述)。 | :[[シュラク隊]]の隊長でもあるという点も死亡フラグと言える(後述)。 | ||
131行目: | 128行目: | ||
;[[日野道生]]([[蒼穹のファフナー]]) | ;[[日野道生]]([[蒼穹のファフナー]]) | ||
: | : | ||
− | ;[[ガドライト・メオンサム]]([[ | + | ;[[ガドライト・メオンサム]]([[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]) |
− | : | + | :自身の死後[[アンナロッタ・ストールス|アンナロッタ]]も[[尸空]]に処刑されてしまう。 |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
==== 故郷に婚約者がいる ==== | ==== 故郷に婚約者がいる ==== | ||
148行目: | 140行目: | ||
==== [[主人公]]格キャラの血縁者 ==== | ==== [[主人公]]格キャラの血縁者 ==== | ||
− | + | 代表格の最たるもの。例を挙げるときりがないが、特に父・兄・祖父など男系の血族は危険。また、フラグ以前の話として'''物語開始以前に死亡している設定'''も、この手の作品では珍しくない。 | |
− | + | ;テム・レイ([[機動戦士ガンダム]]) | |
− | ;[[ | + | :スパロボ未登場([[テム=レイの回路]]という強化パーツは登場している)。[[アムロ・レイ|アムロ]]の父親で地球連邦軍の技術士官として[[V作戦]]に携わっていたが、サイド7での戦闘の際に宇宙に投げ出される。後に再登場するが酸素欠乏症になっており、最後は階段から転落死してしまう。彼に限らず富野作品に出てくる主人公の両親は作中に死亡する例が多い。 |
− | :[[ | ||
− | |||
;[[ミューラ・ミゲル]]([[機動戦士Vガンダム]]) | ;[[ミューラ・ミゲル]]([[機動戦士Vガンダム]]) | ||
− | :[[アドラステア]] | + | :[[アドラステア]]の巨大タイヤに直接潰される。しかもただ死んだのみならず、生首の入ったヘルメットが吹き飛んだ。Vガンダムに限らず、[[富野作品]]でも有名な[[トラウマイベント]]の1つである。 |
;[[キョウジ・カッシュ]]([[機動武闘伝Gガンダム]]) | ;[[キョウジ・カッシュ]]([[機動武闘伝Gガンダム]]) | ||
:[[デビルガンダム]]に肉体と精神を完全に奪われたが、頻死時に自らの分身として[[シュバルツ・ブルーダー]]を生み出し、彼の遺志はシュバルツに受け継がれた。なお、母はキョウジを庇い[[ウルベ・イシカワ|ウルベ]]に射殺されている。 | :[[デビルガンダム]]に肉体と精神を完全に奪われたが、頻死時に自らの分身として[[シュバルツ・ブルーダー]]を生み出し、彼の遺志はシュバルツに受け継がれた。なお、母はキョウジを庇い[[ウルベ・イシカワ|ウルベ]]に射殺されている。 | ||
;[[明神正]]([[六神合体ゴッドマーズ]]) | ;[[明神正]]([[六神合体ゴッドマーズ]]) | ||
− | :[[明神タケル]]の義理の父親。タケルの出生の秘密を彼に話した後に[[ズール皇帝]] | + | :[[明神タケル]]の義理の父親。タケルの出生の秘密を彼に話した後に[[ズール皇帝]]の刺客に殺害される(アニメ版とゲーム版では刺客が異なる場合がある)。この項目に記されている「秘密を知る」「家族の話をする」にも該当する。 |
;[[マーグ]]([[六神合体ゴッドマーズ]]) | ;[[マーグ]]([[六神合体ゴッドマーズ]]) | ||
− | : | + | :[[明神タケル]]の実の兄。「主人公格の男性の(実の)血縁」である以外にも「大切な物を大切な人に渡す」「主人公と(テレパシーで)心を通わせる」「打倒ズール皇帝という使命感に目覚める」「敵対組織に所属しながら主人公へ支援を行う」「家族の話をする」という、まさに死亡フラグの塊のような存在である。 |
;[[ユーフェミア・リ・ブリタニア]]([[コードギアス 反逆のルルーシュ]]) | ;[[ユーフェミア・リ・ブリタニア]]([[コードギアス 反逆のルルーシュ]]) | ||
:主人公[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]の異母妹であり、もう一人の主人公[[枢木スザク|スザク]]の恋人でもある。[[エリア11]]に住む日本人が平和に暮らせるように[[行政特区日本]]の設立を決意するが、兄ルルーシュに誤って「日本人を殺せ」という[[ギアス]]をかけられ自ら日本人虐殺を引き起こし、ルルーシュに撃たれ、スザクに寄り添われながら息を引き取るという悲惨な最期を遂げた。<br />ちなみにルルーシュの親族は最終的に、シュナイゼル、ナナリー、コーネリアを残して全員死亡した他、当のルルーシュ自身も最終的には死んでいる(ただしルルーシュが本当に死んだかは不明瞭な部分もあり、また、今後展開される外伝シリーズに登場する皇族たちが死ぬのかも未知数である)。 | :主人公[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]の異母妹であり、もう一人の主人公[[枢木スザク|スザク]]の恋人でもある。[[エリア11]]に住む日本人が平和に暮らせるように[[行政特区日本]]の設立を決意するが、兄ルルーシュに誤って「日本人を殺せ」という[[ギアス]]をかけられ自ら日本人虐殺を引き起こし、ルルーシュに撃たれ、スザクに寄り添われながら息を引き取るという悲惨な最期を遂げた。<br />ちなみにルルーシュの親族は最終的に、シュナイゼル、ナナリー、コーネリアを残して全員死亡した他、当のルルーシュ自身も最終的には死んでいる(ただしルルーシュが本当に死んだかは不明瞭な部分もあり、また、今後展開される外伝シリーズに登場する皇族たちが死ぬのかも未知数である)。 | ||
;[[フェリオ・ラドクリフ]]([[スーパーロボット大戦D]]、[[第2次スーパーロボット大戦OG]]) | ;[[フェリオ・ラドクリフ]]([[スーパーロボット大戦D]]、[[第2次スーパーロボット大戦OG]]) | ||
:[[ペルフェクティオ]]に肉体と精神を完全に奪われた。 | :[[ペルフェクティオ]]に肉体と精神を完全に奪われた。 | ||
− | |||
− | |||
;[[ブレスフィールド・アーディガン]]([[スーパーロボット大戦W]]) | ;[[ブレスフィールド・アーディガン]]([[スーパーロボット大戦W]]) | ||
:[[ボソンジャンプ]]で150億年前の宇宙へ[[タイムスリップ]]した。その後の彼の消息は明かされる事は無かったが、彼の遺志は自らのコピーである[[アプリカント]]に受け継がれた。 | :[[ボソンジャンプ]]で150億年前の宇宙へ[[タイムスリップ]]した。その後の彼の消息は明かされる事は無かったが、彼の遺志は自らのコピーである[[アプリカント]]に受け継がれた。 | ||
;[[リチャード・クルーガー]]([[スーパーロボット大戦UX]]) | ;[[リチャード・クルーガー]]([[スーパーロボット大戦UX]]) | ||
:厳密には血縁者ではないが、[[サヤ・クルーガー|ヒロイン]]の義父。 | :厳密には血縁者ではないが、[[サヤ・クルーガー|ヒロイン]]の義父。 | ||
− | |||
− | |||
==== 主人公と心を通わせた[[強化人間]]、あるいはそれに類する存在 ==== | ==== 主人公と心を通わせた[[強化人間]]、あるいはそれに類する存在 ==== | ||
− | そもそも'''[[強化人間]]であること自体が死亡フラグ'''とも言えるが、主人公と心を通わせると死亡確率が更に跳ね上がる。ただし、[[機動新世紀ガンダムX]]の[[カリス・ノーティラス]] | + | そもそも'''[[強化人間]]であること自体が死亡フラグ'''とも言えるが、主人公と心を通わせると死亡確率が更に跳ね上がる。ただし、[[機動新世紀ガンダムX]]の[[カリス・ノーティラス]]など、原作終了まで生き残ったケースもないことはない。 |
;[[フィアナ]]、[[イプシロン]]([[装甲騎兵ボトムズ]]) | ;[[フィアナ]]、[[イプシロン]]([[装甲騎兵ボトムズ]]) | ||
− | :[[パーフェクトソルジャー]] | + | :[[パーフェクトソルジャー]]。強化人間の元ネタ的存在で、原作では寿命が2年しかない。バララント製PSの[[ラダァ・ニーバ|ニーバ]](「[[装甲騎兵ボトムズ ビッグバトル|ビッグバトル]]」)や、「ネクスタント」と呼ばれる生体兵器である[[テイタニア・ダ・モンテ=ウェルズ|テイタニア]](「[[装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端|赫奕たる異端]]」)も彼らとは違った爆弾を抱えている。 |
− | |||
;[[ララァ・スン]]([[機動戦士ガンダム]]) | ;[[ララァ・スン]]([[機動戦士ガンダム]]) | ||
:[[強化人間]]ではないが、「[[主人公]]と心を通わせた特別な存在」という点ではこちらに分類されると思われる。 | :[[強化人間]]ではないが、「[[主人公]]と心を通わせた特別な存在」という点ではこちらに分類されると思われる。 | ||
;[[フォウ・ムラサメ]]([[機動戦士Ζガンダム]]) | ;[[フォウ・ムラサメ]]([[機動戦士Ζガンダム]]) | ||
:主人公[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]と心を通わせるが、悲恋に終わる。TV版および劇場版ともに死亡するが、死因は異なる。 | :主人公[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]と心を通わせるが、悲恋に終わる。TV版および劇場版ともに死亡するが、死因は異なる。 | ||
− | ;[[ロザミア・バダム]] | + | ;[[ロザミア・バダム]]([[機動戦士Ζガンダム]]) |
− | : | + | :カミーユを「お兄ちゃん」と呼ぶほど心を通わせるが、フォウの場合と同様に戦死。そして彼女の死はカミーユが[[伏線|精神崩壊を起こす原因の一つ]]となった(TV版のみ)。 |
;[[プルツー]]([[機動戦士ガンダムΖΖ]]) | ;[[プルツー]]([[機動戦士ガンダムΖΖ]]) | ||
:姉妹である[[エルピー・プル|プル]]と同じく主人公[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]と心を通わせるが、死亡する結末に至る。 | :姉妹である[[エルピー・プル|プル]]と同じく主人公[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]と心を通わせるが、死亡する結末に至る。 | ||
− | |||
− | |||
;[[ステラ・ルーシェ]]([[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]) | ;[[ステラ・ルーシェ]]([[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]) | ||
− | :「SEED DESTINY版フォウ」とも言える少女。主人公[[シン・アスカ|シン]] | + | :「SEED DESTINY版フォウ」とも言える少女。主人公[[シン・アスカ|シン]]と心を通わせるが、その結末は…。 |
;[[アニュー・リターナー]]([[機動戦士ガンダム00]]) | ;[[アニュー・リターナー]]([[機動戦士ガンダム00]]) | ||
:主要キャラクターである[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ライル]]と恋仲になる。だが、彼女の正体は[[イノベイド]]だった。 | :主要キャラクターである[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ライル]]と恋仲になる。だが、彼女の正体は[[イノベイド]]だった。 | ||
196行目: | 179行目: | ||
:通常の人間や成人が動かすには「アクティビオン」という薬物を投与してフェストゥムの因子を加速する必要がある。無論これは同化現象を悪化させる副作用に直結する危険な行為である。 | :通常の人間や成人が動かすには「アクティビオン」という薬物を投与してフェストゥムの因子を加速する必要がある。無論これは同化現象を悪化させる副作用に直結する危険な行為である。 | ||
;[[アネモネ]]([[交響詩篇エウレカセブン]]) | ;[[アネモネ]]([[交響詩篇エウレカセブン]]) | ||
− | : | + | :薬漬けかつデューイの計画により危険な状態になるが、最終的に生存した。しかし、実質的な原作者である京田監督によれば「薬を打たなくなったことで1年後に発狂して死亡してしまう」という衝撃の結末を迎えるらしい…(公式化しているかは不明)。 |
− | : | + | ;[[グラキエース]]、[[ウェントス]]([[スーパーロボット大戦D]]、[[第2次スーパーロボット大戦OG]]) |
+ | :ゲーム中では味方になると死亡しないが先が長くない。第2次OGではウェントスが破滅の王をクロスゲートから退けるとはいえ[[ファートゥム]]に特攻して行方不明となった。 | ||
==== 元彼/元彼女との死別経験者と恋人同士になったり、惚れられたり惚れたりする ==== | ==== 元彼/元彼女との死別経験者と恋人同士になったり、惚れられたり惚れたりする ==== | ||
205行目: | 189行目: | ||
;[[フェイルロード・グラン・ビルセイア]]、[[カンツォート・ジョグ]]、[[ルビッカ・ハッキネン]]([[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]) | ;[[フェイルロード・グラン・ビルセイア]]、[[カンツォート・ジョグ]]、[[ルビッカ・ハッキネン]]([[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]) | ||
:[[テュッティ・ノールバック]](最初の恋人は[[リカルド・シルベイラ]])に惚れられたり惚れたりする。この時点で既に死亡確定。詳細は後述。 | :[[テュッティ・ノールバック]](最初の恋人は[[リカルド・シルベイラ]])に惚れられたり惚れたりする。この時点で既に死亡確定。詳細は後述。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
=== その他の死亡フラグ === | === その他の死亡フラグ === | ||
231行目: | 204行目: | ||
:キッドなど、カミナの死に前後して参加したメンバーの大半が[[アンチスパイラル]]との戦いにおいて戦死した。しかし劇場版では彼らにスポットを当てるだけの尺が無かったため殆どのメンバーが生存し、乗機も天元突破を果たしている。 | :キッドなど、カミナの死に前後して参加したメンバーの大半が[[アンチスパイラル]]との戦いにおいて戦死した。しかし劇場版では彼らにスポットを当てるだけの尺が無かったため殆どのメンバーが生存し、乗機も天元突破を果たしている。 | ||
;[[サナン・ティアンプラサート]]([[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]]) | ;[[サナン・ティアンプラサート]]([[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]]) | ||
− | : | + | :LOEでは全く目立てず、リメイク版ですらアハマドやデメクサのような目立てるネタもなかったというのに、魔装機神IIでは初登場時から目立っていた。そして… |
==== 功を焦って暴走する ==== | ==== 功を焦って暴走する ==== | ||
敵、悪役の場合はほぼ確実に死亡する(特に階級の低い者や立場が危うい者)。死亡しなくても散々な目に遭う。 | 敵、悪役の場合はほぼ確実に死亡する(特に階級の低い者や立場が危うい者)。死亡しなくても散々な目に遭う。 | ||
− | ;[[ | + | ;[[ジーン]]([[機動戦士ガンダム]]) |
:「シャア少佐だって、戦場の戦いで勝って出世したんだ!」という台詞は、この死亡フラグを如実に表している物といえる。 | :「シャア少佐だって、戦場の戦いで勝って出世したんだ!」という台詞は、この死亡フラグを如実に表している物といえる。 | ||
;[[カツ・コバヤシ]]([[機動戦士Ζガンダム]]) | ;[[カツ・コバヤシ]]([[機動戦士Ζガンダム]]) | ||
:[[ヤザン・ゲーブル|ヤザン]]隊との戦闘の際に[[Gディフェンサー]]を[[ガンダムMk-II]]と合体させた後、[[エマ・シーン|エマ]]の命令を無視して無謀にもGディフェンサーのコックピット部分(脱出ポッド)で戦闘を続行した結果死亡。 | :[[ヤザン・ゲーブル|ヤザン]]隊との戦闘の際に[[Gディフェンサー]]を[[ガンダムMk-II]]と合体させた後、[[エマ・シーン|エマ]]の命令を無視して無謀にもGディフェンサーのコックピット部分(脱出ポッド)で戦闘を続行した結果死亡。 | ||
− | |||
− | |||
;[[ジョシュア・エドワーズ]]([[機動戦士ガンダム00]]) | ;[[ジョシュア・エドワーズ]]([[機動戦士ガンダム00]]) | ||
:隊長の[[グラハム・エーカー|グラハム]]への対抗心と自分への驕りから来る、命令無視の勝手な突撃を行った結果死亡。グラハムを上官殺しと中傷するなど、登場シーンからして死亡フラグが漂っているキャラであった。 | :隊長の[[グラハム・エーカー|グラハム]]への対抗心と自分への驕りから来る、命令無視の勝手な突撃を行った結果死亡。グラハムを上官殺しと中傷するなど、登場シーンからして死亡フラグが漂っているキャラであった。 | ||
247行目: | 218行目: | ||
;[[グラサン・グリン]]([[忍者戦士飛影]]) | ;[[グラサン・グリン]]([[忍者戦士飛影]]) | ||
:功を焦りロミナ姫の戦闘機を撃墜しようとした所を[[飛影]]に自身の搭乗する戦闘機を大破させられ墜落死した。 | :功を焦りロミナ姫の戦闘機を撃墜しようとした所を[[飛影]]に自身の搭乗する戦闘機を大破させられ墜落死した。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
;[[フェイルロード・グラン・ビルセイア]]([[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]) | ;[[フェイルロード・グラン・ビルセイア]]([[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]) | ||
:残りわずかな時間でラ・ギアス統一による平穏を目指すべく、シュテドニアス侵攻と言う暴挙に出る。なので、彼の場合は功と言うより「結果を焦った」というべきであろう。 | :残りわずかな時間でラ・ギアス統一による平穏を目指すべく、シュテドニアス侵攻と言う暴挙に出る。なので、彼の場合は功と言うより「結果を焦った」というべきであろう。 | ||
256行目: | 223行目: | ||
==== 心を入れ替える、使命感に目覚める ==== | ==== 心を入れ替える、使命感に目覚める ==== | ||
功を焦るタイプと似て非なるモノ。上記とは逆に階級の高い者や安全な立場の者が危うい。とりわけ小悪党が仏心を出した場合(いわゆる「ヤキがまわった」状態)や、キャラの生死で取り返しのつかない事をした者は助かることは難しい。が、ここで無茶したおかげで「許された」キャラクターも多い。 | 功を焦るタイプと似て非なるモノ。上記とは逆に階級の高い者や安全な立場の者が危うい。とりわけ小悪党が仏心を出した場合(いわゆる「ヤキがまわった」状態)や、キャラの生死で取り返しのつかない事をした者は助かることは難しい。が、ここで無茶したおかげで「許された」キャラクターも多い。 | ||
− | |||
− | |||
;[[ワッケイン]]([[機動戦士ガンダム]]) | ;[[ワッケイン]]([[機動戦士ガンダム]]) | ||
:登場当初は頭の硬い頑固な軍人で、その後に続く典型的な「無能な連邦士官」第一号かと思われたが、パオロの説得により軟化。一度フェードアウトするも、再登場した時は[[ブライト・ノア|ブライト]]や[[ホワイトベース]]隊の成長ぶりを喜んでいた。その後はメディアによって異なるものの、勇戦の末に壮絶な戦死を遂げる場合が多い。 | :登場当初は頭の硬い頑固な軍人で、その後に続く典型的な「無能な連邦士官」第一号かと思われたが、パオロの説得により軟化。一度フェードアウトするも、再登場した時は[[ブライト・ノア|ブライト]]や[[ホワイトベース]]隊の成長ぶりを喜んでいた。その後はメディアによって異なるものの、勇戦の末に壮絶な戦死を遂げる場合が多い。 | ||
− | |||
− | |||
;[[ミカムラ博士]]([[機動武闘伝Gガンダム]]) | ;[[ミカムラ博士]]([[機動武闘伝Gガンダム]]) | ||
:物語の黒幕の一人だったが、良心の呵責から最後はカッシュ博士を独断で解放。ウルベによって致命傷を負い、しばらく後に息を引き取った。 | :物語の黒幕の一人だったが、良心の呵責から最後はカッシュ博士を独断で解放。ウルベによって致命傷を負い、しばらく後に息を引き取った。 | ||
268行目: | 231行目: | ||
;[[グラハム・エーカー]]([[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-]]) | ;[[グラハム・エーカー]]([[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-]]) | ||
:TV版では刹那との激闘を経て己を見つめ直し「ガンダムを超える」ことを目指したかつての己を否定。劇場版ではソレスタルビーイングに助力し、最終局面では刹那の血路を開くべく、敵陣にトランザムで特攻を仕掛けた。 | :TV版では刹那との激闘を経て己を見つめ直し「ガンダムを超える」ことを目指したかつての己を否定。劇場版ではソレスタルビーイングに助力し、最終局面では刹那の血路を開くべく、敵陣にトランザムで特攻を仕掛けた。 | ||
− | |||
;[[グレイス・オコナー]]([[劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜]]) | ;[[グレイス・オコナー]]([[劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜]]) | ||
:インプラントから解放され、シェリルの歌に感動した事で改心。ボロボロの体でオズマの危機を救い、息を引き取った。 | :インプラントから解放され、シェリルの歌に感動した事で改心。ボロボロの体でオズマの危機を救い、息を引き取った。 | ||
− | :シェリルとの想い出の記憶を消去したかどうかが、TV版の彼女との分かれ目になったとかならなかったとか。 | + | :シェリルとの想い出の記憶を消去したかどうかが、TV版の彼女との分かれ目になったとかならなかったとか。 |
− | + | ;[[ユーサー・インサラウム]]([[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇]]) | |
− | + | :芸術家としては優秀、為政者としては無能な一種のテンプレ的な彼。ジェラウドの死によって覚悟を固め、積極的に侵略行為を働くが… | |
− | ;[[ユーサー・インサラウム]]([[ | + | ;[[マリリン・キャット]]、[[アンブローン・ジウス]]、[[ウェイン・リブテール]]([[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇]]) |
− | : | ||
− | ;[[マリリン・キャット]]、[[アンブローン・ジウス]]、[[ウェイン・リブテール]]([[ | ||
:奮起したユーサーに感化されて考えが変わった人達。内心で侮っていたり面従腹背だったりしたのが一転して忠臣に。最終的に全員が戦死、主君と王国に殉じた。 | :奮起したユーサーに感化されて考えが変わった人達。内心で侮っていたり面従腹背だったりしたのが一転して忠臣に。最終的に全員が戦死、主君と王国に殉じた。 | ||
;[[ジン・スペンサー]]([[スーパーロボット大戦UX]]) | ;[[ジン・スペンサー]]([[スーパーロボット大戦UX]]) | ||
:ノーヴルに世界の真実を知らされて以降は性格が豹変、「命の始まりに至る」という一つの目的のために突き進むようになる。変則的だが「全ての真実に首を突っ込む」にも半分ほど該当するか。 | :ノーヴルに世界の真実を知らされて以降は性格が豹変、「命の始まりに至る」という一つの目的のために突き進むようになる。変則的だが「全ての真実に首を突っ込む」にも半分ほど該当するか。 | ||
− | |||
− | |||
==== 敵に向かって「俺は○○(自分の名前)だ」という自己主張をする ==== | ==== 敵に向かって「俺は○○(自分の名前)だ」という自己主張をする ==== | ||
− | + | 特に[[富野作品]]において顕著。ちなみに『[[機動戦士ガンダム00]]』の[[パトリック・コーラサワー]]も似たような主張をしているが、こちらは最後まで生き残っている。なお、[[OGシリーズ]]だと[[ゼンガー・ゾンボルト|真っ先に該当しそうでしない人]]もいる。一方、SRWオリジナル展開でこの手の発言をした結果[[リボンズ・アルマーク|討ち果たされてしまう人物]]も。 | |
− | |||
− | |||
;[[フェイ・チェンカ]]([[聖戦士ダンバイン]]) | ;[[フェイ・チェンカ]]([[聖戦士ダンバイン]]) | ||
− | :日本人の[[ショウ・ザマ]] | + | :日本人の[[ショウ・ザマ]]に向かって「俺は中国人だぞ」という含みもある模様。 |
;[[ルーザ・ルフト]]([[聖戦士ダンバイン]]) | ;[[ルーザ・ルフト]]([[聖戦士ダンバイン]]) | ||
:[[ニー・ギブン]]のお前呼ばわりに反発して発言したが、直後に引導を渡される。 | :[[ニー・ギブン]]のお前呼ばわりに反発して発言したが、直後に引導を渡される。 | ||
295行目: | 251行目: | ||
;[[ガリー・タン]]([[機動戦士Vガンダム]]) | ;[[ガリー・タン]]([[機動戦士Vガンダム]]) | ||
:正確には死亡したわけではなく半狂乱になっただけだが、一応最後のセリフ。 | :正確には死亡したわけではなく半狂乱になっただけだが、一応最後のセリフ。 | ||
− | |||
− | |||
;[[ユーフェミア・リ・ブリタニア]]([[コードギアス 反逆のルルーシュ]]) | ;[[ユーフェミア・リ・ブリタニア]]([[コードギアス 反逆のルルーシュ]]) | ||
:日本人である[[紅月カレン]]に対して「日本人ですか? 無礼でしょう! 私はユーフェミア・リ・ブリタニアですよ!」と発言。 | :日本人である[[紅月カレン]]に対して「日本人ですか? 無礼でしょう! 私はユーフェミア・リ・ブリタニアですよ!」と発言。 | ||
:そんな発言が飛び出したのは、[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]([[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]])が誤って掛けてしまった[[ギアス]]の力によるもので、その後は彼によってやむなく討たれることとなる。 | :そんな発言が飛び出したのは、[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]([[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]])が誤って掛けてしまった[[ギアス]]の力によるもので、その後は彼によってやむなく討たれることとなる。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
==== 敵対する組織に所属するゲスト[[ヒロイン]]が、[[主人公]]メカと対決する ==== | ==== 敵対する組織に所属するゲスト[[ヒロイン]]が、[[主人公]]メカと対決する ==== | ||
− | ;[[早乙女ミユキ]]([[ゲッターロボ]]) | + | ;[[早乙女ミユキ]]([[ゲッターロボ]]) |
+ | : | ||
+ | ;[[胡蝶鬼]]([[ゲッターロボG]]) | ||
+ | : | ||
+ | ;[[ナイーダ]]、[[キリカ]]([[UFOロボ グレンダイザー]]) | ||
:作画監督が荒木伸吾氏という共通点がある。 | :作画監督が荒木伸吾氏という共通点がある。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
;[[キナ]]([[マシンロボ クロノスの大逆襲]]) | ;[[キナ]]([[マシンロボ クロノスの大逆襲]]) | ||
: | : | ||
319行目: | 267行目: | ||
==== スナイパーであること、あるいはスナイパータイプの機体に乗っている ==== | ==== スナイパーであること、あるいはスナイパータイプの機体に乗っている ==== | ||
近年の作品で見られる。 | 近年の作品で見られる。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
;[[ジム・スナイパー]]のパイロット([[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]) | ;[[ジム・スナイパー]]のパイロット([[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]) | ||
:[[アプサラスIII]]のメガ粒子砲で撃墜されている。 | :[[アプサラスIII]]のメガ粒子砲で撃墜されている。 | ||
− | |||
− | |||
;[[クルツ・ウェーバー]]([[フルメタル・パニックシリーズ]]) | ;[[クルツ・ウェーバー]]([[フルメタル・パニックシリーズ]]) | ||
− | : | + | :厳密には死亡していないが、原作中にて生死不明になった事がある(なお、そのシーンは原作終盤のアマルガムとの決戦が佳境に入った時期であり、スパロボに登場しているアニメ版では物語がそこまで進んでいない)。 |
;[[ロックオン・ストラトス|ニール・ディランディ]]([[機動戦士ガンダム00]]) | ;[[ロックオン・ストラトス|ニール・ディランディ]]([[機動戦士ガンダム00]]) | ||
:ソレスタルビーイング随一のスナイパー。ちなみに弟[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ライル]]もスナイパータイプの[[ケルディムガンダム]]に乗ったが、ライル本人は狙撃より早撃ちを得意としていたためか生き残った。<br />なお、クルツが一時退場した巻とニールが死亡した回はリアルタイムでほぼ同時期に発売・放送されたため、ファンの間では一時騒然となった(スナイパーという共通点の他にも二人の声優が同じという共通点もあったため)。 | :ソレスタルビーイング随一のスナイパー。ちなみに弟[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ライル]]もスナイパータイプの[[ケルディムガンダム]]に乗ったが、ライル本人は狙撃より早撃ちを得意としていたためか生き残った。<br />なお、クルツが一時退場した巻とニールが死亡した回はリアルタイムでほぼ同時期に発売・放送されたため、ファンの間では一時騒然となった(スナイパーという共通点の他にも二人の声優が同じという共通点もあったため)。 | ||
340行目: | 283行目: | ||
==== 政府を裏で操る組織の存在、または全ての真実を知る、関わる ==== | ==== 政府を裏で操る組織の存在、または全ての真実を知る、関わる ==== | ||
+ | ;村下智美([[メガゾーン23]]) | ||
+ | :たまたま秘密を知っただけで… | ||
;[[加持リョウジ]]([[新世紀エヴァンゲリオン]]) | ;[[加持リョウジ]]([[新世紀エヴァンゲリオン]]) | ||
− | :セカンドインパクトの真実を知るために[[ネルフ]]、日本政府、そして両者を裏で操る[[ゼーレ]] | + | :セカンドインパクトの真実を知るために[[ネルフ]]、日本政府、そして両者を裏で操る[[ゼーレ]]の三重スパイという極めて危険な道を歩む。そして…(死の直接のきっかけとなったのは全ての黒幕であるゼーレへの造反行為) |
;[[レイフ・エイフマン]]([[機動戦士ガンダム00]]) | ;[[レイフ・エイフマン]]([[機動戦士ガンダム00]]) | ||
− | :[[GN粒子]]から[[イオリア・シュヘンベルグ]]の[[イノベイター|真の目的]] | + | :[[GN粒子]]から[[イオリア・シュヘンベルグ]]の[[イノベイター|真の目的]]に気付くが… |
;[[絹江・クロスロード]]([[機動戦士ガンダム00]]) | ;[[絹江・クロスロード]]([[機動戦士ガンダム00]]) | ||
− | : | + | :周囲に「危険だ」と止められながらも、真実を知りたいという己の探究心を貫いたばっかりに…。なお、彼女に情報を売った兵士も殺されている(前述のジニンと同じく担当声優が稲田徹氏で、娘の誕生日を話していた)。 |
;[[シャーリー・フェネット]]([[コードギアス 反逆のルルーシュR2]]) | ;[[シャーリー・フェネット]]([[コードギアス 反逆のルルーシュR2]]) | ||
− | :ゼロの正体を知り(思い出し)、協力しようとするが話した相手が[[ロロ・ランペルージ|ロロ]] | + | :ゼロの正体を知り(思い出し)、協力しようとするが話した相手が[[ロロ・ランペルージ|ロロ]]だったばかりに… |
− | ;[[石神邦生]] | + | ;[[石神邦生]](原作漫画版[[鉄のラインバレル]]) |
− | :[[ジュダ]] | + | :[[ジュダ]]のファクターになった際に文字通り「全ての」真実を知らされている。なお、提示された「世界を救うための事象」の中には他ならぬ石神の死が含まれていたため、この時点で命運は決まっていたと言える。 |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
==== [[クローン]]であること、または自身はクローン元である ==== | ==== [[クローン]]であること、または自身はクローン元である ==== | ||
本体、クローン、敵、味方を問わず死亡する場合が多い。 | 本体、クローン、敵、味方を問わず死亡する場合が多い。 | ||
− | |||
;[[クロッペン]]([[未来ロボ ダルタニアス]]) | ;[[クロッペン]]([[未来ロボ ダルタニアス]]) | ||
:[[楯隼人]]のクローン。[[ザール星間帝国]]を裏切った末に瀕死の重傷を負い、今までの悪行の償いとして同じく瀕死の隼人に自らの内臓を差し出して彼を救う。 | :[[楯隼人]]のクローン。[[ザール星間帝国]]を裏切った末に瀕死の重傷を負い、今までの悪行の償いとして同じく瀕死の隼人に自らの内臓を差し出して彼を救う。 | ||
367行目: | 307行目: | ||
:[[メビウス・ゼロ]]部隊のクローン。 | :[[メビウス・ゼロ]]部隊のクローン。 | ||
;[[秋津マサト]]、[[幽羅帝]]、八卦衆([[冥王計画ゼオライマー]]) | ;[[秋津マサト]]、[[幽羅帝]]、八卦衆([[冥王計画ゼオライマー]]) | ||
− | :[[木原マサキ]] | + | :[[木原マサキ]]のクローン。 |
;[[綾波レイ]]([[新世紀エヴァンゲリオン]]) | ;[[綾波レイ]]([[新世紀エヴァンゲリオン]]) | ||
− | :肉体は[[碇ユイ]] | + | :肉体は[[碇ユイ]]のクローン。 |
− | |||
− | |||
;[[ロージェノム]]([[天元突破グレンラガン (TV)|天元突破グレンラガン]]) | ;[[ロージェノム]]([[天元突破グレンラガン (TV)|天元突破グレンラガン]]) | ||
:螺厳篇で登場した彼は紅蓮篇で倒されたクローン体。上記の「心を~」にも一部該当。 | :螺厳篇で登場した彼は紅蓮篇で倒されたクローン体。上記の「心を~」にも一部該当。 | ||
378行目: | 316行目: | ||
;[[アインスト・アルフィミィ]]([[スーパーロボット大戦IMPACT]]) | ;[[アインスト・アルフィミィ]]([[スーパーロボット大戦IMPACT]]) | ||
:[[エクセレン・ブロウニング]]のコピー。[[OGシリーズ]]ではしっかり生存。 | :[[エクセレン・ブロウニング]]のコピー。[[OGシリーズ]]ではしっかり生存。 | ||
− | ;[[レモン・ブロウニング]]([[ | + | ;[[レモン・ブロウニング]]([[スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION2]]) |
:[[エクセレン・ブロウニング]]のクローンに近い存在(正確には人造人間の技術で蘇生した本人)。 | :[[エクセレン・ブロウニング]]のクローンに近い存在(正確には人造人間の技術で蘇生した本人)。 | ||
387行目: | 325行目: | ||
==== 特定の[[声優]]が起用される ==== | ==== 特定の[[声優]]が起用される ==== | ||
− | + | 一部の声優が演じる事自体が死亡フラグとネタにされる事がある。該当するケースは主に以下の2種: | |
− | #偶然にせよ物語の途中で死亡するキャラクター(特に主役キャラクター)の声を担当する回数が多い場合、以降にはこの声優を担当するキャラクターは「死亡フラグが立った」とネタにされているが多い。また、アニメ作品においては「原作でも死亡するキャラ」で、キャスティング以前から死亡が決まっているのにこのフラグと関連して語られるという無理矢理なこじつけをされることがあり、ひどい時には「キャラを殺す疫病神」扱いされることもある。<br /> | + | #偶然にせよ物語の途中で死亡するキャラクター(特に主役キャラクター)の声を担当する回数が多い場合、以降にはこの声優を担当するキャラクターは「死亡フラグが立った」とネタにされているが多い。また、アニメ作品においては「原作でも死亡するキャラ」で、キャスティング以前から死亡が決まっているのにこのフラグと関連して語られるという無理矢理なこじつけをされることがあり、ひどい時には「キャラを殺す疫病神」扱いされることもある。<br />桑島法子の一例は特に有名で、(ロボ・非ロボ作品問わず)一時期には彼女は演じた主役キャラが死亡する事が多かったため、ファンからは「死亡フラグ声優」の異名で呼ばれるようになった(ただし当然ながら死亡しないキャラの方が演じた回数は多い)。 |
− | #中の人が本職の声優ではない場合、声を担当するタレントのスケジュール問題等もあり、大抵は短期間で退場することになる。ゲーム等の音声収録では[[代役]] | + | #中の人が本職の声優ではない場合、声を担当するタレントのスケジュール問題等もあり、大抵は短期間で退場することになる。ゲーム等の音声収録では[[代役]]を起用するケースが多い。 |
ちなみに『機動戦士ガンダムSEED』シリーズにおいて'''前述の2ケースは顕著に現れている為、「SEEDシリーズの死亡フラグ」とネタにされる事'''がある。 | ちなみに『機動戦士ガンダムSEED』シリーズにおいて'''前述の2ケースは顕著に現れている為、「SEEDシリーズの死亡フラグ」とネタにされる事'''がある。 | ||
− | + | <!--とは言え、スパロボ参戦作品で言うと『機動戦士ガンダムSEED』及び『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のシリーズを通して、'''[[フレイ・アルスター|演じた]][[ナタル・バジルール|5役]][[ステラ・ルーシェ|全員が]][[レイ・ザ・バレル|死亡した]]'''なんて全く洒落になってない例もあるので…(桑島氏本人もそれを気にして「[[ステラ・ルーシェ|この子]]は殺さないでほしい」と監督に頼んだが結局死亡した)--> | |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
==== OP・EDの演出 ==== | ==== OP・EDの演出 ==== | ||
419行目: | 339行目: | ||
;[[ニコル・アマルフィ]]([[機動戦士ガンダムSEED]]) | ;[[ニコル・アマルフィ]]([[機動戦士ガンダムSEED]]) | ||
:初代と2代目のOPまでは他のクルーゼ隊の面々と共に登場していたが、退場前に流れた3代目OPでは彼だけが登場しなくなる。そしてOP変更後しばらくして戦死してしまった。 | :初代と2代目のOPまでは他のクルーゼ隊の面々と共に登場していたが、退場前に流れた3代目OPでは彼だけが登場しなくなる。そしてOP変更後しばらくして戦死してしまった。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
==== サブタイトルが「○○(人物の名前)死す/最期」、あるいはそれに類する存在 ==== | ==== サブタイトルが「○○(人物の名前)死す/最期」、あるいはそれに類する存在 ==== | ||
− | + | 言うまでもなく非常に危険。該当した人物はほぼ確実に死ぬ(例外と言えるのは劇場版のラストで生還した[[アーサー・ランク|アーサー]])。もはやフラグというより確定事項と言ったほうが正確かもしれない。<br />また、変則として最終話放送前に発売された『[[機動戦士ガンダムSEED]]』のサントラで「[[フレイ・アルスター|フレイ]]の死」というタイトルのBGMがあった(結果的に該当する者は最終話で死亡している)。 | |
− | |||
;[[あしゅら男爵]]([[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]) | ;[[あしゅら男爵]]([[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]) | ||
:第78話「あしゅら男爵 太平洋に散る!!」(初代テレビ版) | :第78話「あしゅら男爵 太平洋に散る!!」(初代テレビ版) | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
;[[カミナ]]([[天元突破グレンラガン (TV)|天元突破グレンラガン]]) | ;[[カミナ]]([[天元突破グレンラガン (TV)|天元突破グレンラガン]]) | ||
− | : | + | :第8話「あばよ、ダチ公」 |
− | |||
− | |||
;[[ガルマ・ザビ]]([[機動戦士ガンダム]]) | ;[[ガルマ・ザビ]]([[機動戦士ガンダム]]) | ||
:第10話「ガルマ散る」 | :第10話「ガルマ散る」 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
;[[マーグ]]([[六神合体ゴッドマーズ]]) | ;[[マーグ]]([[六神合体ゴッドマーズ]]) | ||
:第19話「マーグ・地球に死す!」 | :第19話「マーグ・地球に死す!」 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
;[[キラー・ザ・ブッチャー]]([[無敵超人ザンボット3]]) | ;[[キラー・ザ・ブッチャー]]([[無敵超人ザンボット3]]) | ||
:第22話「ブッチャー最後の日」 | :第22話「ブッチャー最後の日」 | ||
− | ;[[ | + | ;[[破嵐万丈]]([[無敵鋼人ダイターン3]]) |
− | : | + | :最終話「万丈、暁に消ゆ」。厳密には死亡確定ではなく消息不明。 |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
;[[キタン・バチカ]]([[天元突破グレンラガン (TV)|天元突破グレンラガン]]) | ;[[キタン・バチカ]]([[天元突破グレンラガン (TV)|天元突破グレンラガン]]) | ||
:第25話「お前の遺志は受け取った!」 | :第25話「お前の遺志は受け取った!」 | ||
;[[ブランチ]]([[太陽の使者 鉄人28号]]) | ;[[ブランチ]]([[太陽の使者 鉄人28号]]) | ||
:第26話「ブランチの最期」 | :第26話「ブランチの最期」 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
;[[岡防衛長官]]([[超電磁マシーン ボルテスV]]) | ;[[岡防衛長官]]([[超電磁マシーン ボルテスV]]) | ||
:第31話「岡防衛長官空に散る!!」 | :第31話「岡防衛長官空に散る!!」 | ||
480行目: | 364行目: | ||
;[[バルバス]]([[闘将ダイモス]]) | ;[[バルバス]]([[闘将ダイモス]]) | ||
:第35話「猛将バルバス翼たたむとき」 | :第35話「猛将バルバス翼たたむとき」 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
;[[グン・ジェム]]([[機甲戦記ドラグナー]]) | ;[[グン・ジェム]]([[機甲戦記ドラグナー]]) | ||
:第39話「壮絶!グンジェムの最期」 | :第39話「壮絶!グンジェムの最期」 | ||
+ | ;[[オズマ・ドラーゴ]]([[銀河烈風バクシンガー]]) | ||
+ | :第27話「オズマ暗殺」 | ||
;[[シュテッケン・ラドクリフ]]、[[真幌羽士郎]]、[[ライラ・峰里]]([[銀河烈風バクシンガー]]) | ;[[シュテッケン・ラドクリフ]]、[[真幌羽士郎]]、[[ライラ・峰里]]([[銀河烈風バクシンガー]]) | ||
:第39話「烈風散華」 | :第39話「烈風散華」 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
;[[エマリー・オンス]]([[機動戦士ガンダムΖΖ]]) | ;[[エマリー・オンス]]([[機動戦士ガンダムΖΖ]]) | ||
:第44話「エマリー散華」 | :第44話「エマリー散華」 | ||
502行目: | 376行目: | ||
;[[東方不敗マスター・アジア]]([[機動武闘伝Gガンダム]]) | ;[[東方不敗マスター・アジア]]([[機動武闘伝Gガンダム]]) | ||
:第45話「さらば師匠!マスター・アジア、暁に死す」 | :第45話「さらば師匠!マスター・アジア、暁に死す」 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
;[[アーサー・ランク]]([[戦闘メカ ザブングル]]) | ;[[アーサー・ランク]]([[戦闘メカ ザブングル]]) | ||
:第48話「永遠のアーサー様」 | :第48話「永遠のアーサー様」 | ||
;[[相羽シンヤ]]([[宇宙の騎士テッカマンブレード]]) | ;[[相羽シンヤ]]([[宇宙の騎士テッカマンブレード]]) | ||
:第48話「壮烈!エビル死す」 | :第48話「壮烈!エビル死す」 | ||
− | |||
− | |||
;[[ブラックオックス]]([[太陽の使者 鉄人28号]]) | ;[[ブラックオックス]]([[太陽の使者 鉄人28号]]) | ||
:第49話「さらば!ブラックオックス」 | :第49話「さらば!ブラックオックス」 | ||
− | |||
− | |||
;[[グーラ・キング・Jr.]]([[太陽の使者 鉄人28号]]) | ;[[グーラ・キング・Jr.]]([[太陽の使者 鉄人28号]]) | ||
:第50話「グーラ王子死す!」 | :第50話「グーラ王子死す!」 | ||
− | |||
− | |||
;[[ダンゲル将軍]]([[超電磁ロボ コン・バトラーV]]) | ;[[ダンゲル将軍]]([[超電磁ロボ コン・バトラーV]]) | ||
:第52話「ダンゲル落日に死す!」 | :第52話「ダンゲル落日に死す!」 | ||
526行目: | 390行目: | ||
;[[クリアーナ・リムスカヤ|クリス]]([[スーパーロボット大戦D]]、[[第2次スーパーロボット大戦OG]]) | ;[[クリアーナ・リムスカヤ|クリス]]([[スーパーロボット大戦D]]、[[第2次スーパーロボット大戦OG]]) | ||
:リム主人公ルート第25話(『[[スーパーロボット大戦D|D]]』)/第52話(『[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]』)「私に、さよならを」。もっとも『D』では死んでさえいないし『第2次OG』でもリム自身は死亡せず、クリスの人格だけが一時消滅するだけで完全には死んでいない。 | :リム主人公ルート第25話(『[[スーパーロボット大戦D|D]]』)/第52話(『[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]』)「私に、さよならを」。もっとも『D』では死んでさえいないし『第2次OG』でもリム自身は死亡せず、クリスの人格だけが一時消滅するだけで完全には死んでいない。 | ||
− | : | + | :なお、リム役の声優は上記の通り死亡フラグとしてネタにされる桑島法子氏だったため、第2次OG発売前から「本当に『私に、さよならを』するつもりなのか」と話題になった。 |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
;[[ライラ・ミラ・ライラ]]([[機動戦士Ζガンダム]]) | ;[[ライラ・ミラ・ライラ]]([[機動戦士Ζガンダム]]) | ||
− | : | + | :サブタイトルではないが、第7話「サイド1の脱出」の予告にて「ライラを死に招き寄せた」、「ライラを撃ち抜いた」と言われ、実際にその話で死亡した。 |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
=== 特定の作品における顕著な死亡フラグ === | === 特定の作品における顕著な死亡フラグ === | ||
543行目: | 398行目: | ||
==== [[ガンダムシリーズ]] ==== | ==== [[ガンダムシリーズ]] ==== | ||
;[[シャア・アズナブル]]の部下になる | ;[[シャア・アズナブル]]の部下になる | ||
− | + | クワトロ時代も含めてほとんどの部下が死亡する。 | |
− | + | *[[ジーン]]、[[デニム]]、[[スレンダー]]、[[ララァ・スン]]、[[トクワン]]、[[シャリア・ブル]]、[[ドレン]]等([[機動戦士ガンダム]]) | |
− | + | *[[アポリー・ベイ]]、[[ロベルト]]、[[エマ・シーン]]、[[レコア・ロンド]]、[[ヘンケン・ベッケナー]]([[機動戦士Ζガンダム]]) | |
− | + | *[[ギュネイ・ガス]]、[[クェス・パラヤ]]、[[レズン・シュナイダー]]([[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]) | |
− | + | なおこの時は指導者となるため最終的に[[エゥーゴ]]全体のトップ=残りは部下のようになったためか[[ティターンズ]]との最終決戦時に[[アーガマ]]を残してほとんど壊滅した。 | |
− | + | 部下だけではなく、[[ドズル・ザビ|自身の部]][[キシリア・ザビ|隊の上官]]、[[ガルマ・ザビ|友人]]、[[ハマーン・カーン|元恋人]]、[[レコア・ロンド|彼に好意を寄せる人]]も全て死ぬ([[ナナイ・ミゲル|愛人]]は生存したが)。<br />最終的に生存した[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]は、ある意味主人公にも関わらず2つも死亡フラグを立てていた。 | |
− | + | ||
− | ;黒い[[ガンダムタイプ|ガンダム]]に乗る | + | ;'''黒い[[ガンダムタイプ|ガンダム]]に乗る |
− | + | 搭乗者が主人公ではない場合、一度乗ると(他の機体に乗り換えても)最終話までにほぼ確実に死ぬ。<br />また、死亡しないが[[カミーユ・ビダン|搭乗者が最後に精神崩壊]]、[[スウェン・カル・バヤン|機体は大破し搭乗者が行方不明になる]]などエピソードに事欠かない。<br />変則として、このフラグは大半の大型[[モビルアーマー]]に乗る敵が適用されるが、機体だけ大破、パイロットは最後まで生き残ることも多い(ただし、同時に黒いガンダムの該当する場合はほぼ全員死亡。唯一例外と言えるのが[[ルイス・ハレヴィ]])。 | |
− | + | *[[ジェリド・メサ]]、[[エマ・シーン]]([[機動戦士Ζガンダム]]) | |
− | + | :最初では[[ガンダムMk-II (黒)|ガンダムMk-II]]に搭乗。その後に数度乗り換えるものの、最後に死ぬ。 | |
− | + | *[[フォウ・ムラサメ]]([[機動戦士Ζガンダム]]) | |
− | + | :[[サイコガンダム]]に搭乗。 | |
− | + | *[[ザビーネ・シャル]]([[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]) | |
− | + | :[[クロスボーン・ガンダムX2]]に搭乗。 | |
− | + | *[[シュバルツ・ブルーダー]]([[機動武闘伝Gガンダム]]) | |
− | + | :[[ガンダムシュピーゲル]]に搭乗。なお、[[キョウジ・カッシュ|素体となった人物]]は既に死んでいる。 | |
− | + | *[[ジェントル・チャップマン]]([[機動武闘伝Gガンダム]]) | |
− | + | :[[ジョンブルガンダム]]に搭乗。その後に蘇生されたが、やはり死ぬ。 | |
− | + | *[[東方不敗マスター・アジア]]([[機動武闘伝Gガンダム]]) | |
− | + | :[[クーロンガンダム]]、[[マスターガンダム]]に搭乗。 | |
− | + | *[[ニコル・アマルフィ]]([[機動戦士ガンダムSEED]]) | |
− | + | :[[ブリッツガンダム]]に搭乗。 | |
− | + | *[[クロト・ブエル]]([[機動戦士ガンダムSEED]]) | |
− | + | :[[レイダーガンダム]]に搭乗。 | |
− | + | *[[ロンド・ギナ・サハク]]([[機動戦士ガンダムSEED ASTRAY]]) | |
− | + | :回収・移植したブリッツガンダムの腕に合わせてボディカラーが黒になった[[アストレイゴールドフレーム天]]に搭乗。更にその改修型に乗る[[ロンド・ミナ・サハク|ミナ]]の方は健在。 | |
− | + | *[[スティング・オークレー]]、[[ステラ・ルーシェ]]([[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]) | |
− | + | :[[デストロイガンダム]]に搭乗。ステラは加えて[[ガイアガンダム]]にも乗っていた。 | |
− | + | *[[ヨハン・トリニティ]]([[機動戦士ガンダム00]]) | |
− | + | :[[ガンダムスローネアイン]]に搭乗。 | |
− | + | *[[ティエリア・アーデ]]([[機動戦士ガンダム00]]、[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-]]) | |
− | + | :彼の乗機である[[セラヴィーガンダム]](TV版)、[[ラファエルガンダム]](劇場版)のバックパックを構成する機体は黒いガンダムになる。作中の描写から死亡したとも生きていたとも言える状態になり劇場版にて復活するが、その劇場版でも再び肉体を失うことに。 | |
− | + | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
;[[シュラク隊]]に配属される([[機動戦士Vガンダム]]) | ;[[シュラク隊]]に配属される([[機動戦士Vガンダム]]) | ||
− | + | 補充人員も併せ、'''全員死亡する'''。死に方は様々な理由で、戦争の理不尽さを描いただけあって惨たらしいものもある(詳細は[[シュラク隊]]を参照)。 | |
− | + | *[[ジュンコ・ジェンコ]] | |
− | + | *[[ヘレン・ジャクソン]] | |
− | + | *[[ペギー・リー]] | |
− | + | *[[マヘリア・メリル]] | |
− | + | *[[ケイト・ブッシュ]] | |
− | + | *[[コニー・フランシス]] | |
− | + | *[[ユカ・マイラス]] | |
− | + | *[[フランチェスカ・オハラ]] | |
− | + | *[[ミリエラ・カタン]] | |
− | + | ||
− | |||
;[[フロスト兄弟]]に対して[[カテゴリーF]]と蔑む([[機動新世紀ガンダムX]]) | ;[[フロスト兄弟]]に対して[[カテゴリーF]]と蔑む([[機動新世紀ガンダムX]]) | ||
− | + | 生まれ持った力が[[フラッシュシステム]]に適合せず、蔑まれてきた彼らにとってカテゴリーFの呼び名はまさしく禁句であり、言った人物はほぼ確実に死に至っている。 | |
− | + | *[[アイムザット・カートラル]] | |
− | + | :普段はポーカーフェイスのシャギアも彼を射殺する際には表情を険しく歪めていた。 | |
− | + | *[[カロン・ラット]] | |
− | + | :フロスト兄弟にカテゴリーFの烙印を押した張本人。 | |
− | + | ||
;ファーストネームが片仮名三文字([[機動戦士ガンダムSEED]]シリーズ) | ;ファーストネームが片仮名三文字([[機動戦士ガンダムSEED]]シリーズ) | ||
− | + | 『[[機動戦士ガンダムSEED]]』シリーズでは、ファーストネームが片仮名三文字である人物の死亡率が高い。[[ラクス・クライン|ラクス]]等の例外もいるため、製作陣が意図的にそうしているのかは不明。 | |
− | + | *[[ミゲル・アイマン]]、[[ニコル・アマルフィ]]、[[トール・ケーニヒ]]、[[ナタル・バジルール]]、[[ムルタ・アズラエル]]、[[アウル・ニーダ]]、[[ロード・ジブリール]] | |
− | + | :片仮名三文字に加え、ファーストネームかファミリーネームの末尾に「'''ル'''」が付く、という共通点がある。 | |
− | + | *[[アサギ・コードウェル]]、[[ジュリ・ウー・ニェン]]、[[マユラ・ラバッツ]] | |
− | + | :[[シュラク隊]]と同様「(最終的に)女性だけのチーム」「高性能な'''[[量産機]]'''を使用」という特徴があったが、まさか全滅するところまで一緒とは… | |
− | + | *[[オルガ・サブナック]]、[[クロト・ブエル]]、[[シャニ・アンドラス]] | |
− | + | :こちらはアストレイ三人娘と正反対で「少年だけのチーム」「一機限定の機体を使用」という特徴だったが、やはり全滅してしまう。 | |
− | + | *[[フレイ・アルスター]]、[[ステラ・ルーシェ]] | |
− | + | :声が桑島法子氏という共通点もある。 | |
− | + | *[[ミゲル・アイマン]]、[[ハイネ・ヴェステンフルス]] | |
− | + | :声が西川貴教氏(本職の声優ではない)という共通点もある。 | |
− | + | ||
− | |||
;[[ラウ・ル・クルーゼ]]の素顔が見たいと思った、もしくは見た人物([[機動戦士ガンダムSEED]]) | ;[[ラウ・ル・クルーゼ]]の素顔が見たいと思った、もしくは見た人物([[機動戦士ガンダムSEED]]) | ||
− | + | ちなみに'''公式設定'''である。前述の「全ての真実に首を突っ込む」にも近い。 | |
− | + | *[[ミゲル・アイマン]] | |
− | + | :見たがっていたらしい。 | |
− | + | *[[ニコル・アマルフィ]] | |
− | + | :やはり見たがっていたらしい。 | |
− | + | *[[フレイ・アルスター]] | |
− | : | + | :角川文庫の小説版5巻「終わらない明日へ」内で。メンデルから素顔のまま帰還したクルーゼの顔を見ようとしていた(察知されて仮面をつけられたが)。 |
− | + | *[[ムウ・ラ・フラガ]] | |
− | : | + | :角川文庫の小説版5巻「終わらない明日へ」内においてメンデルでクルーゼの素顔を見ている([[ネオ・ロアノーク|続編で生還した]]が、当初は死亡扱いされていた)。 |
− | + | :ちなみにキラもこの時見ているが、彼のみ'''このフラグをへし折った'''。 | |
− | + | *[[ギルバート・デュランダル]]、[[レイ・ザ・バレル]] | |
− | + | :登場したのも死んだのもクルーゼ自身が死んだ後だが、クルーゼの素顔を知っていたのでフラグが立っていたとも言えなくはない。 | |
− | + | ||
− | ;[[グラハム・エーカー]] | + | ;[[グラハム・エーカー]]以外のフラッグファイターがグラハムスペシャルを行う([[機動戦士ガンダム00]]) |
− | + | 実の所、グラハム以外の人物の空中変形は'''グラハムスペシャルの域に入っていない'''らしい。 | |
− | + | *[[ジョシュア・エドワーズ]] | |
− | + | :[[ガンダムデュナメス]]の目の前で空中変形したが、功を焦ったせいで撃墜された。 | |
− | + | *[[ハワード・メイスン]] | |
− | + | :空中変形そのものは上手く行っていたのだが、性能差で[[ガンダムスローネツヴァイ]]に押し切られる形になってしまった。 | |
+ | |||
;[[アリー・アル・サーシェス]]の標的にされる、もしくは彼と少しでも関わりがあったり因縁がある人物([[機動戦士ガンダム00]]) | ;[[アリー・アル・サーシェス]]の標的にされる、もしくは彼と少しでも関わりがあったり因縁がある人物([[機動戦士ガンダム00]]) | ||
− | + | サーシェス自身が歩く死亡フラグともいえるキャラクターなので、殆どの人物がサーシェス自らが手を下している(手を下していなくとも後々死んでいる者もいる)。また、刹那の両親とディランディ一家の死はサーシェスが関わっており、2ndでサーシェスが再生治療によって復帰した後にソレスタルビーイングの関係者が何人か殺されている。 | |
− | + | *[[絹江・クロスロード]] | |
− | + | *[[ラグナ・ハーヴェイ]] | |
− | + | *[[ヨハン・トリニティ]] | |
− | + | *[[ミハエル・トリニティ]] | |
− | + | *[[ロックオン・ストラトス|ニール・ディランディ]] | |
− | + | *[[リジェネ・レジェッタ]] | |
− | + | *[[アレハンドロ・コーナー]] | |
− | + | :手を下したわけではないがサーシェスのスポンサーだった。 | |
− | + | *[[ネーナ・トリニティ]] | |
− | + | :手を下したわけではないが二回ほどサーシェスに殺されかけている。 | |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
==== [[ゲッターロボシリーズ]] ==== | ==== [[ゲッターロボシリーズ]] ==== | ||
;[[ゲッター3]]のパイロット | ;[[ゲッター3]]のパイロット | ||
− | + | [[ゲッターロボシリーズ]]を通して高確率で死ぬ(死に方は様々)。 | |
− | + | *[[巴武蔵]] / [[巴武蔵 (OVA)]] ([[ゲッターロボ]]他) | |
− | + | *[[車弁慶]] ([[真ゲッターロボ (原作漫画版)|真ゲッターロボ]]) | |
− | + | *[[ガイ|凱]] ([[真ゲッターロボ (原作漫画版)|ゲッターロボ號(原作漫画版)]]) | |
− | + | *[[早乙女ミチル (OVA)|早乙女ミチル]]([[真ゲッターロボ 世界最後の日]]) | |
− | + | ||
;[[早乙女研究所]]([[新早乙女研究所]]も含む)で働く | ;[[早乙女研究所]]([[新早乙女研究所]]も含む)で働く | ||
− | + | これだけで死ぬ確率は上がる。前述の[[ゲッター3]]もふまえてここで働く者は七割(博士、パイロット含む)は死ぬ。特に原作漫画版では'''2回も職員が全滅している'''。 | |
==== その他の作品 ==== | ==== その他の作品 ==== | ||
;[[イデオン]]Bメカの左シートに座る([[伝説巨神イデオン]]) | ;[[イデオン]]Bメカの左シートに座る([[伝説巨神イデオン]]) | ||
− | + | そもそも'''[[イデ]]に関わってしまったこと自体が壮大な死亡フラグである'''と言えなくもない。 | |
− | + | *[[ファトム・モエラ]] | |
− | + | *[[ギジェ・ザラル]] | |
− | + | ||
;[[カーメン・カーメン]]から支援を受けている([[銀河旋風ブライガー]]) | ;[[カーメン・カーメン]]から支援を受けている([[銀河旋風ブライガー]]) | ||
− | + | 原作においてカーメンに関わった者達は、軒並みキングコブラによって毒死または銃殺刑に処せられるシーンという末路を迎える。この点はスパロボシリーズへの参戦時にもかなり反映されており、カーメンと関わった悪役はかなりの割合で彼の差し金で暗殺される。<br />また、[[GC]]/[[XO]]ではカーメンと親交のある悪役の依頼によって、その者が目障りに思った人物が暗殺される。 | |
− | + | ||
;[[銀河烈風隊]]の隊士となる([[銀河烈風バクシンガー]]) | ;[[銀河烈風隊]]の隊士となる([[銀河烈風バクシンガー]]) | ||
− | + | 「'''新選組'''」を作品モチーフに据えた企画段階の時点で、その末路も決定付けられていたようである。史実では生き延びた隊士をモチーフにしたキャラもこちらでは全滅する。彼らの死に様はスタッフからも「'''犬死に'''」とハッキリ言い切られてしまった。ただし、退避した非戦闘員は『烈』の遺志を継ぎ、[[銀河疾風サスライガー|後の時代]]にも関わってくるため、銀河烈風隊が完全に無駄死にしたとも考えにくい。 | |
− | + | *[[ディーゴ・近藤]] | |
− | + | *[[シュテッケン・ラドクリフ]] | |
− | + | *[[真幌羽士郎]] | |
− | + | *[[佐馬之介・ドーディ]] | |
− | + | *[[ライラ・峰里]] | |
− | + | ||
− | |||
− | |||
− | |||
;[[キリコ・キュービィー]]を敵に回す([[ボトムズシリーズ]]) | ;[[キリコ・キュービィー]]を敵に回す([[ボトムズシリーズ]]) | ||
− | + | 原作においてキリコを利用したり、彼および彼に近しい人物に危害を加えようとした者達は、そのほとんどが死亡したり身の破滅を迎えたりしている。その中にはアストラギウス銀河における'''[[ワイズマン|神]]'''も含まれる。そのため、アストラギウス銀河最大の宗教勢力(現実のバチカンに相当する)から「手出し無用」認定されてしまった。…にもかかわらず、ある幹部がいらん欲をかいて手出ししたために廃人になった挙句、'''宗教勢力自体にも凋落を招いている。'''このフラグを曲がりなりにも回避出来たのは[[ジャン・ポール・ロッチナ]]と[[テイタニア・ダ・モンテ=ウェルズ]]。 | |
− | + | 『[[装甲騎兵ボトムズ]]』では第5話の予告で「'''キリコも巨大な不発弾、自爆、誘爆、ご用心'''」と言われている。 | |
− | + | さらに『[[装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ|ペールゼン・ファイルズ]]』に至っては、第10話の予告で「100年戦争でメルキアが犯した最大の誤り、それは'''ヤツを敵に回した事だ!!'''」とフラグが明言されてしまった。 | |
− | + | ||
;男一人女二人の[[三角関係]]になる([[マクロスシリーズ]]) | ;男一人女二人の[[三角関係]]になる([[マクロスシリーズ]]) | ||
− | + | この展開になった場合物語の終盤、或いは物語終了後の後日談で'''主要人物が消息不明になる'''。 | |
− | + | *[[一条輝]]、[[早瀬未沙]]、[[リン・ミンメイ]]([[超時空要塞マクロス]]、[[超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか]]) | |
− | + | :作中では何事もなかったのだが、後に3人揃って消息不明になってしまった事になっている。 | |
− | + | *[[工藤シン]]、[[サラ・ノーム]]、[[マオ・ノーム]]([[マクロスゼロ]]、[[マクロスF]]) | |
− | + | :作中ではシンとサラが消息不明になり、残されたマオも[[マクロスF]]において消息不明になっている。 | |
− | + | *[[早乙女アルト]]([[劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜]]) | |
− | + | :『サヨナラノツバサ』終盤で消息不明に。ただし、[[ランカ・リー|ヒロ]][[シェリル・ノーム|イン]]達が消息不明になるのは阻止しており、TV版に至っては自分も無事。そもそも劇場版に関しても'''帰ってきた疑惑がある'''。 | |
− | + | ||
− | + | ;[[ファフナー]]に乗る([[蒼穹のファフナー]]) | |
− | + | 「乗り続けると[[同化]]する」という設定上、ファフナーそのものが死亡フラグを体現した機体と言える(ちなみに脱出装置もあるが、脱出すると外的要因により'''必ず死亡する''')。しかも『[[スーパーロボット大戦K|K]]』では条件を満たしていない場合'''ほぼ全員死亡、生存した4人も同化現象末期で遠からず死亡する'''という原作以上の悲劇が待っており、原作ファンの間で物議を醸した。<br/>また、『蒼穹のファフナー』は'''サブタイトルに自分の名前が入ると退場する'''という死亡フラグがある。このフラグを粉砕したのは[[遠見真矢]]ただ一人(なんと初出撃回だった)。 | |
− | + | *[[羽佐間翔子]] | |
− | + | :退場回のサブタイトルが「'''翔'''空~ぎせい」。 | |
− | + | *[[春日井甲洋]] | |
− | + | :正確には死亡していないが、再起不能となり、最終的には人間としての人格を保ちつつも[[フェストゥム]]となってしまう([[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH|劇場版]]では愛機のコアに同化して戦線に復帰)。 | |
− | + | :退場回の1話前のサブタイトルが「確執~'''こうよう'''」。 | |
− | : | + | *[[要咲良]] |
− | + | :正確には死亡していないが、TV版においては再起不能・リタイアになった(後に[[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH|劇場版]]で戦線に復帰)。 | |
− | : | + | :退場回のサブタイトルが「'''咲良'''~みらい」。 |
− | + | *[[小楯衛]] | |
− | : | + | :退場回のサブタイトルが「守護~ちから」。名前は入っていないが、明らかに衛を意識したものになっている。 |
− | + | :スカラベ型諸共、マークザインの攻撃を受けた後に脱出したが、そのコックピットブロックがワームスフィアの爆発に巻き込まれてしまう。 | |
− | : | + | *[[日野道生]] |
− | :*[[ | + | :マークニヒトを破壊するためにフェンリルを作動させて脱出したが、運悪く(というより、ジークフリードシステムが使えなくなっていたのを読心能力で見切られて)コックピットブロックをマークニヒトに捕獲されて叩きつけられてしまう。 |
− | : | + | *[[狩谷由紀恵]] |
− | : | ||
− | |||
− | : | ||
− | |||
− | |||
==== [[バンプレストオリジナル]] ==== | ==== [[バンプレストオリジナル]] ==== | ||
− | ;[[シュウ・シラカワ]] | + | ;[[シュウ・シラカワ]]を利用したり、利用しようとするか、力づくで屈服させようとする([[旧シリーズ]]、[[αシリーズ]]、[[魔装機神シリーズ]]、[[OGシリーズ]]) |
− | + | 非常に危険。他人から利用されることや自身の自由を阻害されることを非常に嫌うというシュウの性質上、悲惨な最期を遂げるキャラも少なくない。 | |
− | + | *[[ルオゾール・ゾラン・ロイエル]] | |
− | + | :シュウに裏切られた挙句[[サーヴァ・ヴォルクルス|ヴォルクルス]]復活の生贄に捧げられて死亡。復活後も懲りずにシュウを利用しようとした結果ブラックホールクラスターで無敵モードを解除され、またしてもシュウに滅ぼされた。 | |
− | + | *[[テイニクェット・ゼゼーナン]] | |
− | + | :[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]では無謀にも[[ネオ・グランゾン]]に戦いを挑むが一蹴されてしまう。[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]ではシュウは最終的に[[鋼龍戦隊]]に合流、ゼゼーナンは「下等生物と蔑む存在に敗れるという屈辱」と共に敗れ去ることとなった。 | |
− | + | *[[ユーゼス・ゴッツォ]] | |
− | + | :[[イングラム・プリスケン|イングラム]]と共謀して、彼を追い落とそうとした。[[OGシリーズ]]でも結果的ではあるが間接的にシュウを利用する形となったという点では死亡フラグを立てていたかもしれない。 | |
− | + | *[[オレグ・ナザロフ]] | |
− | + | :[[ヴァルシオン改・タイプCF]]の力に酔いしれシュウを屈服させようとするが、返り討ちに遭い死亡した。 | |
− | + | *[[クェパロク・ナーモ]] | |
− | + | :ゼゼーナンと共謀してシュウを欺き利用した為、ネオ・グランゾンの力を解放したシュウに滅ぼされた。 | |
− | + | *[[ヨーテンナイ]] | |
− | + | :シュウがヴォルクルス教団の大司教となる遠因を作ったため、シュウにとっては最大の怨敵と言うべき存在だが、彼女の最期は[[フーム・ラカーブ|シュウですら予測できないものであった……]] | |
− | + | *[[カドゥム・ハーカーム]] | |
− | + | :教化に抵抗するシュウを是が非でも操ろうとしていた事を口にしてしまい、直接トドメを刺されたわけではないが結果的に滅ぼされた。 | |
− | + | ||
− | |||
− | |||
;[[テュッティ・ノールバック]]と恋人同士になったり、彼女に惚れられたり惚れたりする([[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]) | ;[[テュッティ・ノールバック]]と恋人同士になったり、彼女に惚れられたり惚れたりする([[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]) | ||
− | + | これも非常に危険。目下'''たった一人を除いて該当者は全滅している'''。なお、この事実は[[旧シリーズ]]のキャラ辞典の段階で指摘されている。魔装機神IIIの中断メッセージでもネタにされたが、同作では遂に[[ヅボルバ・ポフ・ミマンサー|生還を果たした人物]]が登場した。が、続く[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END|最終章]]でも生還したようだが、そもそも直接的な登場や用語録ヘの名前登録すらないので<!--(シナリオ争論の配慮か?)-->、第2次OGの[[ゲスト]]三将軍のように死亡説が流されてもおかしくない状態になっている。 | |
− | + | *[[リカルド・シルベイラ]] | |
− | + | :向こうからアプローチされていた関係。第一部終盤では良い雰囲気にもなっていたが、後述のルビッカによって最初の犠牲者となった。 | |
− | + | *[[フェイルロード・グラン・ビルセイア]] | |
− | : | + | :魔装機神隊にとっては主君であり、それ以上の感情も抱いていた節がある(マサキの見立てでは「愛していたと思う」)。「薬物投与」など別のフラグも存在した。 |
− | + | *[[カンツォート・ジョグ]] | |
− | + | :初登場マップでテュッティと交戦させると、一目惚れしたかのようなセリフを言う。野心家(ラセツ)に良いように利用された挙句…という面もあり。 | |
− | + | *[[ルビッカ・ハッキネン]] | |
− | + | :殺人鬼でテュッティに偏執的な感情を抱いていた。ただし決着がつくのは[[バイラヴァ]]が完成するルートのみ。 | |
− | :;[[ | + | *[[サナン・ティアンプラサート]] |
− | :: | + | :テュッティの香水が毎日違うのを知っていた。 |
+ | |||
+ | ;[[デュラクシール]]に乗ってマサキ達に敵対する([[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]) | ||
+ | ボス機体なので元々フラグが立っているとも言えなくはないが、それを除いても'''脱出装置がない'''ため、これに乗って敵として現れると非常に危険。なお、味方として現れる分にはちゃんと脱出装置が付けられたのか特に問題がない。 | ||
+ | *[[フェイルロード・グラン・ビルセイア]] | ||
+ | :デュラクシールから脱出装置を外した張本人。 | ||
+ | *[[ルビッカ・ハッキネン]] | ||
+ | :死の間際に初めてデュラクシールに脱出装置がない事に気付き、驚愕したまま死亡する事に。 | ||
+ | *[[カンツォート・ジョグ]] | ||
+ | :こうして見ると、テュッティのフラグが立った者はデュラクシールに葬られる事が多い。 | ||
+ | *[[ラセツ・ノバステ]] | ||
: | : | ||
+ | |||
+ | ;[[ヴォルクルス教団]]と手を組む([[魔装機神シリーズ]]) | ||
+ | こちらも悲惨な最期を遂げた人物が多く『ROE』の一部ルートでマサキに明言された。ただし傭兵については例外もある([[ヴォルクルス教団]]の項目も参照のこと)。 | ||
+ | |||
;[[キョウスケ・ナンブ]]の怒りを買ってお礼参りを食らう、あるいは彼が部下になった際に冷遇する([[OGシリーズ]]) | ;[[キョウスケ・ナンブ]]の怒りを買ってお礼参りを食らう、あるいは彼が部下になった際に冷遇する([[OGシリーズ]]) | ||
− | + | これまた非常に危険。該当者は'''彼の手にかかったか否かに関わらずほぼ確実に死亡したり瀕死になったりする'''。例外もいるにはいるが、そちらは'''社会的な身の破滅に遭っている(=社会的に死亡している)'''ので例外とは言い難い。 | |
− | + | *[[ハンス・ヴィーパー]] | |
− | + | :今のところ、条件を二つとも満たした人物はハンスのみ。それもあってかキョウスケも彼に限っては私怨だけで戦っていた。 | |
− | + | *[[イングラム・プリスケン]] | |
− | + | :怒らせ過ぎてしまい、[[R-GUNリヴァーレ]]の装甲が固着化する前に不意打ちを食らって退散させられたことがある。もちろんしばらく経ってから死亡。 | |
− | : | + | *[[ケネス・ギャレット]] |
− | + | :死亡、及び死に掛けたりせずに済んでいる(ただし『[[第2次OG]]』で失脚している)。なお「'''無能な上司・主人公達から嫌われ反目している・第2次○で失脚'''」したスパロボの先人に[[三輪防人]]がおり、「'''第2次○で失脚、第3次○で誰かに取り入って主人公の上司として再登場'''」が死亡フラグになるかどうかは今後のケネス次第。 | |
− | + | *[[リー・リンジュン]] | |
− | + | :『[[OG2]]』では死亡。『OGs』では一命を取り留めるも『第2次OG』で花と散る。この男の場合は前述の「心を入れ替える」にも該当。 | |
− | + | *[[アインスト・アルフィミィ]]、[[アクセル・アルマー]] | |
− | + | :こちらも『OG2』では死亡。『[[OGs]]』でも死亡した…かに見えたが、その後『OG外伝』で文字通り共に復活。ただし両名ともその過程で瀕死の状態に陥っており、フラグを完全に回避したわけではない。 | |
− | + | *[[ヴィルヘルム・V・ユルゲン]] | |
− | + | :死に至る過程は『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION THE ANIMATION|OVA]]』と『OG外伝』で大幅に異なるが、どちらも命を落としている。 | |
− | + | ||
;[[ニブハル・ムブハル]]を利用する、あるいは彼に利用される([[OGシリーズ]]) | ;[[ニブハル・ムブハル]]を利用する、あるいは彼に利用される([[OGシリーズ]]) | ||
− | + | これもこれで非常に危険。該当者は[[ブライアン・ミッドクリッド]]と[[ミツコ・イスルギ]]を除いて全滅、'''自身の立場を利用したニブハル当人の命をも奪っている'''。残る二名に関しても、ブライアンはクーデターで失脚を余儀なくされ、ミツコも[[ウォン重工業|子会社]]や[[アルテウル・シュタインベック|顧客]]のスキャンダルの巻き添えで金銭的な大損害に遭い続けている。 | |
− | + | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
;宇宙世紀における[[グローリー・スター]]に配属される([[スーパーロボット大戦Z]]) | ;宇宙世紀における[[グローリー・スター]]に配属される([[スーパーロボット大戦Z]]) | ||
− | + | なおデンゼル、トビーは他の死亡フラグを立てて死亡している。 | |
− | + | *[[デンゼル・ハマー]] | |
− | + | :故郷に'''婚約者'''がいる。 | |
− | + | *[[トビー・ワトソン]] | |
− | + | *マイケル | |
− | + | :物語開始以前に死亡している。 | |
− | + | *[[セツコ・オハラ]] | |
− | + | :厳密に死亡した描写はないが、生死不明になった事がある(ZSPDで復帰する)。 | |
− | + | ||
− | |||
;[[ジン・スペンサー]]の部隊に所属する([[スーパーロボット大戦UX]]) | ;[[ジン・スペンサー]]の部隊に所属する([[スーパーロボット大戦UX]]) | ||
− | + | ジン本人も最終的に死亡しているが、ここに分類されるキャラクターは他にも露骨な死亡フラグを立てている事が多い。 | |
− | + | *[[兵士 (スパロボUX)|ジャクソン]] | |
− | + | *キャメロン | |
− | + | *バークレー | |
− | + | *[[アユル・ディラン]] | |
− | + | *ナック | |
− | + | *コービィ | |
− | + | :一人だけジンに撃墜されている。 | |
− | + | ||
− | : | + | ;[[人類軍]]に所属する([[スーパーロボット大戦UX]]) |
− | + | UX最大の死亡フラグ。上記の死亡フラグも内包しており、生き残ったのは[[アレックス・ゴレム|アレックス]]、[[ショット・ウェポン|ショット]]、[[ドクターミナミ|ミナミ一味]]のみ。更にいえばアレックスとミナミ達は終盤を前に人類軍から離脱しており、ショットは'''死んではいないものの助かった訳ではない'''。 | |
− | |||
− | |||
== 原作で死亡フラグを立てても、何か理由があって原作終了まで生き残った人物 == | == 原作で死亡フラグを立てても、何か理由があって原作終了まで生き残った人物 == | ||
− | |||
− | |||
;[[神隼人]]([[ゲッターロボG]]) | ;[[神隼人]]([[ゲッターロボG]]) | ||
− | :「鎖の切れた十字架の[[ペンダント]]を[[早乙女ミチル|ミチル]]に預け出撃する」という死亡フラグを立て、案の定行方不明になり誰もが生存を絶望視するが、しっかり生き延びて[[科学要塞島|敵地内]] | + | :「鎖の切れた十字架の[[ペンダント]]を[[早乙女ミチル|ミチル]]に預け出撃する」という死亡フラグを立て、案の定行方不明になり誰もが生存を絶望視するが、しっかり生き延びて[[科学要塞島|敵地内]]で破壊工作を繰り広げ、自軍の勝利に貢献した。<br />また、原作漫画版において次々と散っていった[[ゲッターチーム]]の中で、独り最後まで生き残っているという意味でもフラグブレイカーと言える(本人としては全然嬉しくないだろうが)。なお『[[MX]]』では前者が再現されている。 |
− | |||
;[[ジャン・ポール・ロッチナ]]([[装甲騎兵ボトムズ]]) | ;[[ジャン・ポール・ロッチナ]]([[装甲騎兵ボトムズ]]) | ||
− | :'''「キリコに危害を加える」''' | + | :'''「キリコに危害を加える」'''という行動をTVアニメ版第1話からやってるにも関わらず、最後まで生存している(それどころか、普通に考えれば死んでそうな場面も何の説明もなく生還してしまっている)。 |
;[[エル・ビアンノ]]([[機動戦士ガンダムΖΖ]]) | ;[[エル・ビアンノ]]([[機動戦士ガンダムΖΖ]]) | ||
:[[アクシズ]]へ出撃する前に[[ビーチャ・オーレグ|ビーチャ]]から遠回しに告白され、それに対し「生きて戻ったら、もう一度聞かせてくれるかな」と発言し死亡フラグを立てるが、無事に生還した。 | :[[アクシズ]]へ出撃する前に[[ビーチャ・オーレグ|ビーチャ]]から遠回しに告白され、それに対し「生きて戻ったら、もう一度聞かせてくれるかな」と発言し死亡フラグを立てるが、無事に生還した。 | ||
− | |||
− | |||
;[[ウィッツ・スー]]([[機動新世紀ガンダムX]]) | ;[[ウィッツ・スー]]([[機動新世紀ガンダムX]]) | ||
− | :最終決戦を前に[[トニヤ・マーム]] | + | :最終決戦を前に[[トニヤ・マーム]]に婚約指輪を贈るも、まさかの生還。原作ファンからは「ウィッツ=ヘタレ」の扱いを受けているだけに、このフラグ回避はガンダムシリーズだけに関わらず、すべてのアニメ作品においても偉業と言うべきだろう。 |
;[[カリス・ノーティラス]]([[機動新世紀ガンダムX]]) | ;[[カリス・ノーティラス]]([[機動新世紀ガンダムX]]) | ||
:[[人工ニュータイプ]]かつ主人公達と心を通わせたという上記のフォウ達と同じ『[[強化人間]]フラグ』を立てるも、[[ガンダムシリーズ]]で原作終了まで生き残った最初の人物。 | :[[人工ニュータイプ]]かつ主人公達と心を通わせたという上記のフォウ達と同じ『[[強化人間]]フラグ』を立てるも、[[ガンダムシリーズ]]で原作終了まで生き残った最初の人物。 | ||
;[[ジョゼフ・ヨット]]([[∀ガンダム (TV)|∀ガンダム]]) | ;[[ジョゼフ・ヨット]]([[∀ガンダム (TV)|∀ガンダム]]) | ||
− | :最終決戦において「恋人との間に子供ができる」「恋人を主人公に託す」「確かめもせずに仕留めたかのように口にする」「戦闘中に恋人の名前を呼ぶ」「敵に向かって自分の名前を叫ぶ」「脇役がラスボスと一対一の状況で戦闘」とあらゆる死亡フラグを乱立させた挙句、[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]] | + | :最終決戦において「恋人との間に子供ができる」「恋人を主人公に託す」「確かめもせずに仕留めたかのように口にする」「戦闘中に恋人の名前を呼ぶ」「敵に向かって自分の名前を叫ぶ」「脇役がラスボスと一対一の状況で戦闘」とあらゆる死亡フラグを乱立させた挙句、[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]から死亡フラグ講座を受けるも、なんと生きのびる。∀が黒富野作風ならば確実に死亡していただろう。 |
;ジェラード・ガルシア([[機動戦士ガンダムSEED]] / [[機動戦士ガンダムSEED ASTRAY]]) | ;ジェラード・ガルシア([[機動戦士ガンダムSEED]] / [[機動戦士ガンダムSEED ASTRAY]]) | ||
:『SEED』本編で明らかに死んだとしか思えない状況だったのに『ASTRAY』で生存が判明した。その後も悪巧みする度に返り討ちに遭い、それでも彼は生き残ったものの、'''カナード達の脱走を劾に押し付けようとハイぺリオンガンダム3号機を差し向けたが返り討ちに遭った上に、劾がアルテミスに接近されて恐怖に震えるのを最後に消息を断ってしまった。'''直接描写はされていないが「敵は倒せる時に倒す」主義の劾がこの状況でガルシアを見逃すとは思えないので始末されてしまったのであろう、合掌。それでも一度は劾を裏切って生き延びた(どころか劾に救助された)のだからフラグブレイカー振りは大概である。 | :『SEED』本編で明らかに死んだとしか思えない状況だったのに『ASTRAY』で生存が判明した。その後も悪巧みする度に返り討ちに遭い、それでも彼は生き残ったものの、'''カナード達の脱走を劾に押し付けようとハイぺリオンガンダム3号機を差し向けたが返り討ちに遭った上に、劾がアルテミスに接近されて恐怖に震えるのを最後に消息を断ってしまった。'''直接描写はされていないが「敵は倒せる時に倒す」主義の劾がこの状況でガルシアを見逃すとは思えないので始末されてしまったのであろう、合掌。それでも一度は劾を裏切って生き延びた(どころか劾に救助された)のだからフラグブレイカー振りは大概である。 | ||
894行目: | 664行目: | ||
:元々は早々に退場する予定だったのが、人気が出たために死亡がどんどん先延ばしにされ、結局最後まで生き残った、という経緯を考えれば、この男は存在自体がフラグクラッシャーとも言える。 | :元々は早々に退場する予定だったのが、人気が出たために死亡がどんどん先延ばしにされ、結局最後まで生き残った、という経緯を考えれば、この男は存在自体がフラグクラッシャーとも言える。 | ||
;[[マリナ・イスマイール]]([[機動戦士ガンダム00]]) | ;[[マリナ・イスマイール]]([[機動戦士ガンダム00]]) | ||
− | : | + | :1stシーズンOPからして「彼女の背後でアザディスタンが火の海になる」「真っ逆さまに落下して、花に姿を変える。刹那がそれを掴もうとするが、掴み切れない」「刹那の目の前でエクシアに宿るかのような描写(ただしこれは厳密にはマリナではない)」と死亡フラグとも受け取られる描写があったが、色々大変な目にあったもののシリーズの最後まで無事生還した。 |
− | :なお、2ndシーズンではマリナが銃撃されて次話に引っ張るという危機的状況に陥ったものの、'''こちらは刹那がメタ的にフラグをクラッシュし'''(この場面の直前にマイスター達が想い人の名前を呟く場面があったが、刹那が呟いたのは「'''ガンダム'''」だった | + | :なお、2ndシーズンではマリナが銃撃されて次話に引っ張るという危機的状況に陥ったものの、'''こちらは刹那がメタ的にフラグをクラッシュし'''(この場面の直前にマイスター達が想い人の名前を呟く場面があったが、刹那が呟いたのは「'''ガンダム'''」だった)、次話の冒頭で無事銃撃を回避した。 |
− | |||
− | |||
;[[遠見真矢]]([[蒼穹のファフナー]]) | ;[[遠見真矢]]([[蒼穹のファフナー]]) | ||
:上記のとおり、『蒼穹のファフナー』はサブタイトルに自分の名前が入ると死亡フラグなのだが、真矢は「'''真矢'''~まなざし」において、危機に陥るどころか、咲良のピンチを救う活躍をしている。ついでに「スナイパータイプの機体に乗っている」というフラグも立てているが最後まで生き残っている。 | :上記のとおり、『蒼穹のファフナー』はサブタイトルに自分の名前が入ると死亡フラグなのだが、真矢は「'''真矢'''~まなざし」において、危機に陥るどころか、咲良のピンチを救う活躍をしている。ついでに「スナイパータイプの機体に乗っている」というフラグも立てているが最後まで生き残っている。 | ||
;[[溝口恭介]]([[蒼穹のファフナー]]) | ;[[溝口恭介]]([[蒼穹のファフナー]]) | ||
− | : | + | :主人公たちの身近にいる壮年の男性で、お調子者で、子供達に助言する大人で、銃器でフェストゥムと戦おうとして…等様々な死亡フラグを立てているのだが、最後まで生き残った。この件については、脚本の冲方丁氏をして'''「こいつ、どうやっても死なねぇ」'''と言わしめるほど。 |
− | |||
;[[ホランド・ノヴァク]]([[交響詩篇エウレカセブン]]) | ;[[ホランド・ノヴァク]]([[交響詩篇エウレカセブン]]) | ||
− | : | + | :上記のオリファーと同じ『恋人が妊娠フラグ』を立て、さらに後半には乗り手に多大な負担を与え、ライダー殺しとまで言われる[[ターミナス type B303|ターミナス303]]に搭乗。ドーピング処置などで身体を蝕まれていく描写など死亡フラグを連立させるも、原作終了まで生き残った珍しいタイプ。なお、捉えようによってはこれらの死亡フラグの乱立こそが死亡フラグがブラフであると匂わせるもので、逆説的に生存フラグとなっているという見方も可能。 |
;[[ドミニク・ソレル]]([[交響詩篇エウレカセブン]]) | ;[[ドミニク・ソレル]]([[交響詩篇エウレカセブン]]) | ||
− | : | + | :本業が俳優である山崎樹範氏が声を担当したが、最後まで生存した。 |
− | |||
− | |||
;[[オズマ・リー]]([[マクロスF]]) | ;[[オズマ・リー]]([[マクロスF]]) | ||
:[[ロイ・フォッカー]]のオマージュである「スカルリーダー」「彼女が軍の士官」「黄色の[[バルキリー]]に搭乗する」に加り、第17話において「彼の死亡を連想させるサブタイトル(『グッバイ・シスター』)」「回想シーン」「コクピットに被弾&怪我(大量出血)」「パイン」「[[ランカ・リー|妹]]の夢を守ることを語る」とあらゆる死亡フラグを乱立させたが、僅かに負傷入院で済んだ。その後において[[キャサリン・グラス|キャシー]]と共に[[レオン・三島]]の真実に首を突っ込むが、原作終了まで生存した。 | :[[ロイ・フォッカー]]のオマージュである「スカルリーダー」「彼女が軍の士官」「黄色の[[バルキリー]]に搭乗する」に加り、第17話において「彼の死亡を連想させるサブタイトル(『グッバイ・シスター』)」「回想シーン」「コクピットに被弾&怪我(大量出血)」「パイン」「[[ランカ・リー|妹]]の夢を守ることを語る」とあらゆる死亡フラグを乱立させたが、僅かに負傷入院で済んだ。その後において[[キャサリン・グラス|キャシー]]と共に[[レオン・三島]]の真実に首を突っ込むが、原作終了まで生存した。 | ||
915行目: | 680行目: | ||
;[[早瀬浩一]](原作漫画版[[鉄のラインバレル]]) | ;[[早瀬浩一]](原作漫画版[[鉄のラインバレル]]) | ||
:ジャミング施設破壊作戦の直前、絵美の言いかけた台詞を「帰ってから聞かせてくれ」と言って出撃。[[デウスエクスマキナ|デウス]]との戦いで圧縮転送フィールドをぶつけあった結果[[ラインバレル]]ごと「行方不明」になったが、3年後の世界でラインバレルと共に生還した。 | :ジャミング施設破壊作戦の直前、絵美の言いかけた台詞を「帰ってから聞かせてくれ」と言って出撃。[[デウスエクスマキナ|デウス]]との戦いで圧縮転送フィールドをぶつけあった結果[[ラインバレル]]ごと「行方不明」になったが、3年後の世界でラインバレルと共に生還した。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
;[[ルリア・カイツ]]([[第3次スーパーロボット大戦α]]) | ;[[ルリア・カイツ]]([[第3次スーパーロボット大戦α]]) | ||
:本職の声優ではない加藤夏希氏が声を演じた上に敵キャラクターという立ち位置だが、最終的には[[αナンバーズ]]側につき、最後まで生き残っている。ただしテレビアニメと違い、継続して収録を続ける必要性がないのが大人の事情的理由として見ることもできる。 | :本職の声優ではない加藤夏希氏が声を演じた上に敵キャラクターという立ち位置だが、最終的には[[αナンバーズ]]側につき、最後まで生き残っている。ただしテレビアニメと違い、継続して収録を続ける必要性がないのが大人の事情的理由として見ることもできる。 | ||
941行目: | 690行目: | ||
;[[ヒイロ・ユイ]]([[新機動戦記ガンダムW]]) | ;[[ヒイロ・ユイ]]([[新機動戦記ガンダムW]]) | ||
:彼の決め台詞「お前を殺す」はその言葉に反して、言われた相手は絶対に死なないという生存フラグである。スパロボでもこのお蔭で生存フラグが立ったキャラが[[イルイ・ガンエデン|何]][[ルルーシュ・ランペルージ|人]]かいるが、[[ジェイソン・ベック|例外]]も存在する(正確に言うとこのフラグは「ヒイロには殺されない」というものなので、他の人物に殺される、あるいは別の原因で死ぬことは大いにあり得る)。なお、[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|時獄篇]]の[[AG]]もこの生存フラグについて言及している。 | :彼の決め台詞「お前を殺す」はその言葉に反して、言われた相手は絶対に死なないという生存フラグである。スパロボでもこのお蔭で生存フラグが立ったキャラが[[イルイ・ガンエデン|何]][[ルルーシュ・ランペルージ|人]]かいるが、[[ジェイソン・ベック|例外]]も存在する(正確に言うとこのフラグは「ヒイロには殺されない」というものなので、他の人物に殺される、あるいは別の原因で死ぬことは大いにあり得る)。なお、[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|時獄篇]]の[[AG]]もこの生存フラグについて言及している。 | ||
− | + | ;[[ガロード・ラン]] | |
− | ;[[ガロード・ラン]] | ||
:[[ティファ・アディール]]から何度も『もう会えない』『ガロードが死ぬ』などと言った未来を告げられるもそれを幾度も捻じ曲げへし折っている。更に強化人間という要素を持ったカリスの死亡フラグも折っている。 | :[[ティファ・アディール]]から何度も『もう会えない』『ガロードが死ぬ』などと言った未来を告げられるもそれを幾度も捻じ曲げへし折っている。更に強化人間という要素を持ったカリスの死亡フラグも折っている。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
== スパロボにおけるフラグブレイカー == | == スパロボにおけるフラグブレイカー == | ||
972行目: | 716行目: | ||
;[[覇道瑠璃]]([[機神咆吼デモンベイン]]) | ;[[覇道瑠璃]]([[機神咆吼デモンベイン]]) | ||
:正確に言うとフラグクラッシュのきっかけ。[[UX]]にて、酔った勢いで自身が戦術指揮官に立候補した上、民間人や未経験者をも指名するという大暴挙の人事を実行。そして、これによって生き残る可能性を掴んだ人物が何人も現れた(何の皮肉か、この中には[[マスターテリオン|彼女の仇敵]]もいる)。 | :正確に言うとフラグクラッシュのきっかけ。[[UX]]にて、酔った勢いで自身が戦術指揮官に立候補した上、民間人や未経験者をも指名するという大暴挙の人事を実行。そして、これによって生き残る可能性を掴んだ人物が何人も現れた(何の皮肉か、この中には[[マスターテリオン|彼女の仇敵]]もいる)。 | ||
− | |||
− | |||
;[[M.O.M.O.]]([[ゼノサーガ]]) | ;[[M.O.M.O.]]([[ゼノサーガ]]) | ||
:[[無限のフロンティアEXCEED]]で死亡フラグを立ててピンチになった[[アン・シレーナ]]を意外な方法で救出した。 | :[[無限のフロンティアEXCEED]]で死亡フラグを立ててピンチになった[[アン・シレーナ]]を意外な方法で救出した。 | ||
;[[破嵐万丈]]([[無敵鋼人ダイターン3]]) | ;[[破嵐万丈]]([[無敵鋼人ダイターン3]]) | ||
− | :[[Z]]では[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]と[[ステラ・ルーシェ|ステラ]]を助けている。その活躍ぶりから[[ルナマリア・ホーク|ルナマリア]]から「何でも出来ちゃう超人なんですね」と感嘆されるほど。[[ | + | :[[Z]]では[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]と[[ステラ・ルーシェ|ステラ]]を助けている。その活躍ぶりから[[ルナマリア・ホーク|ルナマリア]]から「何でも出来ちゃう超人なんですね」と感嘆されるほど。[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|第2次Z 再世篇]]ではロジャーと共に[[シャーリー・フェネット|シャーリー]]を救っている。 |
;[[ロジャー・スミス]]([[THE ビッグオー]]) | ;[[ロジャー・スミス]]([[THE ビッグオー]]) | ||
− | :[[ | + | :[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|第2次Z 再世篇]]にて万丈と共にシャーリーを救う。彼女の生存が『コードギアス』の多くのキャラが救済される黒の騎士団ルートに進む鍵となっている事を考えると、彼(と万丈)は間接的に多くの『コードギアス』のキャラクターを救ったと言える。 |
;[[ゲレンボラッシュ・ドロカ・ザキ]]([[装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ]]) | ;[[ゲレンボラッシュ・ドロカ・ザキ]]([[装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ]]) | ||
− | :[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]では[[バーコフ分隊]]壊滅の引き金となった異能生存体に関する説明を、キリコが「異能生存体」の一言を口にする前に遮ったのが幸運を呼んで'''バーコフ分隊全員生還''' | + | :[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]では[[バーコフ分隊]]壊滅の引き金となった異能生存体に関する説明を、キリコが「異能生存体」の一言を口にする前に遮ったのが幸運を呼んで'''バーコフ分隊全員生還'''という大手柄をあげた。その後は分隊ごと[[コネクト・フォース]]に加入し、'''バイマンと共にペールゼンに引導を渡すという役得も得た'''。 |
− | |||
− | |||
== 死亡フラグに関連する人物 == | == 死亡フラグに関連する人物 == | ||
;[[三輪防人]]([[闘将ダイモス]]) | ;[[三輪防人]]([[闘将ダイモス]]) | ||
:原作では死亡しないのにスパロボでは死亡することが多く、'''スパロボに出演すること自体が死亡フラグになる'''という珍しいケース。 | :原作では死亡しないのにスパロボでは死亡することが多く、'''スパロボに出演すること自体が死亡フラグになる'''という珍しいケース。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
;[[カーメン・カーメン]]([[銀河旋風ブライガー]]) | ;[[カーメン・カーメン]]([[銀河旋風ブライガー]]) | ||
:死亡フラグの仕掛け人の一人。スパロボシリーズでは作品の枠を超え、支援を送ったにも関わらず失態をさらした者([[デキム・バートン]]、[[アグリッパ・メンテナー]]、[[バードランド領主]]等)や、第三者([[ギワザ・ロワウ]]、[[ブラディ・ゴッド]]等)の依頼による暗殺の対象者([[ステラ・コバン]]、[[バードランド領主]]等)、はたまた自分にとって都合の悪いと思われる者([[オズマ・ドラーゴ]])をキングコブラで暗殺している。 | :死亡フラグの仕掛け人の一人。スパロボシリーズでは作品の枠を超え、支援を送ったにも関わらず失態をさらした者([[デキム・バートン]]、[[アグリッパ・メンテナー]]、[[バードランド領主]]等)や、第三者([[ギワザ・ロワウ]]、[[ブラディ・ゴッド]]等)の依頼による暗殺の対象者([[ステラ・コバン]]、[[バードランド領主]]等)、はたまた自分にとって都合の悪いと思われる者([[オズマ・ドラーゴ]])をキングコブラで暗殺している。 | ||
− | ;[[柿崎速雄]] | + | ;[[柿崎速雄]]([[超時空要塞マクロス]]) |
:TV版ではステーキを食べ損ねて戦死するが、劇場版では作戦中に味方を女関係の事でからかったために戦死した。その[[マクロスF|50年後の世界]]では、'''「バルキリー乗りが、作戦中に味方を女関係の事でからかうと戦死する有名なジンクス」'''として語られる。作中世界における死亡フラグを生み出すという一種の偉業を成し遂げた。 | :TV版ではステーキを食べ損ねて戦死するが、劇場版では作戦中に味方を女関係の事でからかったために戦死した。その[[マクロスF|50年後の世界]]では、'''「バルキリー乗りが、作戦中に味方を女関係の事でからかうと戦死する有名なジンクス」'''として語られる。作中世界における死亡フラグを生み出すという一種の偉業を成し遂げた。 | ||
;[[キリコ・キュービィー]]([[装甲騎兵ボトムズ]]) | ;[[キリコ・キュービィー]]([[装甲騎兵ボトムズ]]) | ||
− | :上記のとおり、公式で'''『歩く死亡フラグ』'''扱い。しかもただフラグが立つだけならまだしも''' | + | :上記のとおり、公式で'''『歩く死亡フラグ』'''扱い。しかもただフラグが立つだけならまだしも'''行く先々が必ず甚大な被害を受ける。'''当のキリコ本人に対しては死亡フラグ自体は無縁なものであると言える(その代わり、悲惨な目には嫌というほど遭っている)。 |
;[[早乙女ミチル (OVA)|早乙女ミチル]]([[真ゲッターロボ 世界最後の日]]) | ;[[早乙女ミチル (OVA)|早乙女ミチル]]([[真ゲッターロボ 世界最後の日]]) | ||
:破界篇第36話にて[[早乙女元気 (OVA)|元気]]とあとで一緒にケーキを食べようと約束した後、ゲッターロボGの合体事故により落命してしまった。しかも乗ったのが[[ポセイドン号]]なので二重の意味でフラグを立ててしまった事になる。 | :破界篇第36話にて[[早乙女元気 (OVA)|元気]]とあとで一緒にケーキを食べようと約束した後、ゲッターロボGの合体事故により落命してしまった。しかも乗ったのが[[ポセイドン号]]なので二重の意味でフラグを立ててしまった事になる。 | ||
1,002行目: | 739行目: | ||
:[[α外伝]]後半で敵として登場し、その時にフラグを立てるとイベントで死亡してしまうが、そのフラグの名前が攻略本などでは'''「ロザミア死亡フラグ」'''となっている。<br />なお、このイベントは非常に倒しにくい敵を簡単に倒せる上に[[Ζガンダム]]が強化される(ロザミアは生存しても味方パイロットにならない)という、スパロボでは珍しい'''「生かしても得せず、殺した方が得をする救済イベント」'''であるため、プレイヤーから積極的に死亡フラグが立てられることとなった。ちなみに[[第3次α]]では生存が確認されているため、正史では生存している。 | :[[α外伝]]後半で敵として登場し、その時にフラグを立てるとイベントで死亡してしまうが、そのフラグの名前が攻略本などでは'''「ロザミア死亡フラグ」'''となっている。<br />なお、このイベントは非常に倒しにくい敵を簡単に倒せる上に[[Ζガンダム]]が強化される(ロザミアは生存しても味方パイロットにならない)という、スパロボでは珍しい'''「生かしても得せず、殺した方が得をする救済イベント」'''であるため、プレイヤーから積極的に死亡フラグが立てられることとなった。ちなみに[[第3次α]]では生存が確認されているため、正史では生存している。 | ||
;[[ギム・ギンガナム]]([[∀ガンダム (TV)|∀ガンダム]]) | ;[[ギム・ギンガナム]]([[∀ガンダム (TV)|∀ガンダム]]) | ||
− | :最終決戦で[[∀ガンダム]] | + | :最終決戦で[[∀ガンダム]]に搭乗したジョゼフが戦闘中に恋人を呼び、「兄弟! 今、女の名前を呼ばなかったかい? '''戦場でなァ、恋人や女房の名前を呼ぶ時というのはなぁ、瀕死の兵隊が甘ったれていうセリフなんだよぉお!'''」と死亡フラグ講座を披露した。[[α外伝]]ではガロードとウッソに、[[ZSPD]]ではレントンに対して発言する。 |
;[[アリー・アル・サーシェス]]([[機動戦士ガンダム00]]) | ;[[アリー・アル・サーシェス]]([[機動戦士ガンダム00]]) | ||
− | :上記のとおり作中で死亡フラグを立て、最後は彼が引導を渡す人物が多い。黒いガンダムに乗っている[[ヨハン・トリニティ|ヨハン]]、スナイパータイプの機体に乗っている[[ロックオン・ストラトス|ニール]]、裏組織の真実に首を突っ込む[[絹江・クロスロード|絹江]]は彼に殺され、なお政府を裏で操る組織の存在の[[ラグナ・ハーヴェイ|ラグナ]] | + | :上記のとおり作中で死亡フラグを立て、最後は彼が引導を渡す人物が多い。黒いガンダムに乗っている[[ヨハン・トリニティ|ヨハン]]、スナイパータイプの機体に乗っている[[ロックオン・ストラトス|ニール]]、裏組織の真実に首を突っ込む[[絹江・クロスロード|絹江]]は彼に殺され、なお政府を裏で操る組織の存在の[[ラグナ・ハーヴェイ|ラグナ]]、主役格である[[刹那・F・セイエイ|刹那]]とディランディ一家の死は彼に関連した。1st終了直前に彼は死んだと思われたが2nd序盤で再登場した。最後は[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ライル]]に引導を渡された。 |
− | |||
− | |||
;[[来主操]]([[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH]]) | ;[[来主操]]([[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH]]) | ||
:UX第49話にて、[[真壁一騎|一騎]]と「この戦いが終わったら、竜宮島の空を見に行こう」と約束するが、[[カリ・ユガ]]との戦いの後で一騎達を元の世界へ戻すためにユガの狭間に残った。まさかの'''生還後に立てた死亡フラグである'''。 | :UX第49話にて、[[真壁一騎|一騎]]と「この戦いが終わったら、竜宮島の空を見に行こう」と約束するが、[[カリ・ユガ]]との戦いの後で一騎達を元の世界へ戻すためにユガの狭間に残った。まさかの'''生還後に立てた死亡フラグである'''。 | ||
1,013行目: | 748行目: | ||
;[[カチーナ・タラスク]]([[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS]]) | ;[[カチーナ・タラスク]]([[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS]]) | ||
:負傷したタスクを「怪我人だから」と優しくしたところ、[[タスク・シングウジ|タスク]]から死亡フラグだと慄かれた(当然だがタスクは死亡していない)。 | :負傷したタスクを「怪我人だから」と優しくしたところ、[[タスク・シングウジ|タスク]]から死亡フラグだと慄かれた(当然だがタスクは死亡していない)。 | ||
− | ;[[カルヴィナ・クーランジュ]]([[スーパーロボット大戦J | + | ;[[カルヴィナ・クーランジュ]]([[スーパーロボット大戦J]]) |
− | :彼女自身はフラグを立てていないが、'''「同僚は全員死亡フラグを立てて死亡した」''' | + | :彼女自身はフラグを立てていないが、'''「同僚は全員死亡フラグを立てて死亡した」'''ことが彼女の口から語られた。 |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
;[[ジン・スペンサー]]([[スーパーロボット大戦UX]]) | ;[[ジン・スペンサー]]([[スーパーロボット大戦UX]]) | ||
:彼自身も死亡フラグに類するものを立てているが、'''「彼の部下になった人物はそれ以上のスピードでフラグを立てた後に回収して死ぬ」'''という歩く死亡フラグのような状態になっている。 | :彼自身も死亡フラグに類するものを立てているが、'''「彼の部下になった人物はそれ以上のスピードでフラグを立てた後に回収して死ぬ」'''という歩く死亡フラグのような状態になっている。 | ||
1,026行目: | 756行目: | ||
;[[スパロボ補正]] | ;[[スパロボ補正]] | ||
:ここでは原作において死亡する結末を迎えたキャラクターが、スパロボシリーズでは死亡フラグを回避して生き残る展開になることを指して言う。 | :ここでは原作において死亡する結末を迎えたキャラクターが、スパロボシリーズでは死亡フラグを回避して生き残る展開になることを指して言う。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
{{DEFAULTSORT:しほうふらく}} | {{DEFAULTSORT:しほうふらく}} | ||
[[category:小辞典]] | [[category:小辞典]] |