「ベガ大王」を編集中
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− | + | *外国語表記:[[外国語表記::King Vega]] | |
− | + | *[[登場作品]]:[[マジンガーシリーズ]] | |
− | * | + | **[[UFOロボ グレンダイザー]] |
− | + | *[[声優]]:八奈見乗児 | |
− | + | *種族:ベガ星人 | |
− | + | *性別:男 | |
− | + | *所属:[[ベガ星連合軍]] | |
− | + | *役職:大王 | |
− | + | *キャラクターデザイン:永井豪(原案)、小松原一男 | |
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== 概要 == | == 概要 == | ||
[[ベガ星連合軍]]の長である大王。'''恐星大王ベガ'''とも呼ばれる。 | [[ベガ星連合軍]]の長である大王。'''恐星大王ベガ'''とも呼ばれる。 | ||
− | 全宇宙の支配を企み、フリード星を始め多くの星を屈服させ、[[地球]]侵攻を目論む冷酷な支配者である。しかし、その一方で娘の[[ルビーナ]]を[[愛|溺愛]] | + | 全宇宙の支配を企み、フリード星を始め多くの星を屈服させ、[[地球]]侵攻を目論む冷酷な支配者である。しかし、その一方で娘の[[ルビーナ]]を[[愛|溺愛]]する人間味のある面も見せており、ルビーナの死を知った際には号泣して、その原因となりそれまで大した脅威にならないと見なしていた[[デューク・フリード]]に激しい憎悪の念を燃やす事になった。 |
− | + | 番組開始当初はベガ星から通信で前線である[[スカルムーン基地]]へ命令を出していたが、番組中盤にベガ星が事故で崩壊したため、生き残った軍勢を引き連れてスカルムーンへと本陣を移動した。以後はかつてのベガ星によく似た環境の地球を狙う。 | |
− | + | 永井豪氏の[[漫画|漫画版]]では回想シーンにのみ登場し、[[ガンダル司令]]との通信にすら出ることはなかった。桜多吾作氏の漫画版では終盤に本格的に登場するも、考え方の違いから'''[[ズリル長官]]に[[暗殺|謀殺]]されてしまった'''。 | |
− | + | 画面上では常時マントに身を包んでいるため分かり辛いが、実はかなりスリムな体型の持ち主である。 | |
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
− | + | 『[[UFOロボ グレンダイザー]]』が参戦しても、彼は登場しない場合が多く、『[[スーパーロボット大戦64|64]]』及び『[[スーパーロボット大戦D|D]]』では彼の立場は[[ズール皇帝]]に取って代わられている。'''立場的には間違いなく大物なのだが、いまひとつ小物感が拭えないキャラクターになっていることが多い'''。 | |
=== [[Zシリーズ]] === | === [[Zシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦Z]] |
− | :[[ | + | :[[ガンダル司令]]と共に登場。数多の[[異星人]]勢力達と共に自身の所有する基地である[[スカルムーン基地]]を本拠地に[[スカルムーン連合]]を組織している。組織名からすれば彼がトップであっても可笑しくはないのだが、作中では[[ガガーン]]や[[キラー・ザ・ブッチャー|ブッチャー]]のように突き抜けた外道ではなく、かと言って[[ゼオ・ガットラー|ガットラー]]や[[テラル]]ら程に誇り高い性格でもないため、専ら彼らの間で右往左往している印象が強い。 |
:実際、原作ルートだと[[百鬼帝国]]の前座のようなものであり、AやMXとは逆の立場になってしまった。初登場時は原作の最終決戦直前だったようなので、ベガ星は既に滅んでいると思われる。 | :実際、原作ルートだと[[百鬼帝国]]の前座のようなものであり、AやMXとは逆の立場になってしまった。初登場時は原作の最終決戦直前だったようなので、ベガ星は既に滅んでいると思われる。 | ||
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=== COMPACTシリーズ === | === COMPACTシリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第2部]] |
− | : | + | :初登場作品。シナリオ「スカルムーン総出撃!」を前半に選択すると、[[キング・オブ・ベガ]]に乗って登場する。後半に選択すると先に脱出し、いかにも第3部に再登場しそうな雰囲気だが'''そのままフェードアウトする'''。それでいいのか大王。 |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]] |
− | :第2部で'''倒した''' | + | :第2部で'''倒した'''データを引き継ぐと、シナリオ「爵位を持つ者たち」で増援として登場。リベンジを挑んでくる。能力は中々のもの。 |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦IMPACT]] | |
− | ; | + | :リメイクの煽りを喰って第3部しか出てこなくなった一方で、決着シナリオが新たに作られている。地形効果のある場所に出現する為[[HP]]・[[EN]]を回復する上、本人の能力も高く回避率の高いユニットにも結構当ててくる。攻撃力がかなり高く、[[援護攻撃]]を持ったズリルの[[マザーバーン]]が隣接しているので、出現時の状況次第では苦しめられる可能性も。特にMAP兵器は撃たれたくない。 |
− | : | + | :敗北後、地球にベガトロン放射能をバラ撒こうとする悪あがきは見せるものの、後の[[スーパーロボット大戦MX|MX]]に比べると幾分マシな最期を迎える。 |
− | : | ||
=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦A]] |
:今回はボアザン・キャンベル軍(ジャネラ)を前座的扱いで[[地球]]に送った黒幕のようになっており、実質[[ベガ星連合軍]]と本格的に戦うのは後半から。なお、地上の地底勢力([[百鬼帝国]]・[[ミケーネ帝国]])と同盟を結んだが実質捨て駒のようにしか考えていなかった。[[木連]]ルートを通ると戦わずに終わる。 | :今回はボアザン・キャンベル軍(ジャネラ)を前座的扱いで[[地球]]に送った黒幕のようになっており、実質[[ベガ星連合軍]]と本格的に戦うのは後半から。なお、地上の地底勢力([[百鬼帝国]]・[[ミケーネ帝国]])と同盟を結んだが実質捨て駒のようにしか考えていなかった。[[木連]]ルートを通ると戦わずに終わる。 | ||
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=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦MX]] |
− | : | + | :「恐星大王ベガ」表記。『[[UFOロボ グレンダイザー]]』のストーリーが優遇されている作品なので比較的大物扱い。決着シナリオこそ分岐ルートであるとはいえ、自軍の改造次第ではそこそこ苦戦する。 |
:立場こそ大物なのだが、HPが一定値以下になると逃走を図ろうとするなど、最後はやはり'''小物'''に収まってしまっている。 | :立場こそ大物なのだが、HPが一定値以下になると逃走を図ろうとするなど、最後はやはり'''小物'''に収まってしまっている。 | ||
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== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
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:娘。溺愛しているものの、本人からは武力侵攻に拠った政策を非難されている。それでも死んだ際には号泣しており、彼女への親愛に関しては嘘偽りのないものであったと言える。 | :娘。溺愛しているものの、本人からは武力侵攻に拠った政策を非難されている。それでも死んだ際には号泣しており、彼女への親愛に関しては嘘偽りのないものであったと言える。 | ||
;ダントス防衛長官 | ;ダントス防衛長官 | ||
− | :SRW未登場。第52話でのベガ星滅亡時に同行した側近。 | + | :SRW未登場。第52話でのベガ星滅亡時に同行した側近。[[円盤獣]]を上回る性能の[[ベガ獣]]を開発した実力者であったが、翌第53話で立場が危ういと感じたガンダルとズリルによって謀殺された。 |
− | ;[[ | + | ;[[ガンダル司令]] |
:部下。ベガ大王に対して絶対的な忠誠心を抱いている。 | :部下。ベガ大王に対して絶対的な忠誠心を抱いている。 | ||
;[[レディガンダル]] | ;[[レディガンダル]] | ||
− | : | + | :部下。終盤では謀反を図る「彼女」に殺されかけるが…。 |
− | ;[[ | + | ;[[ズリル長官]] |
:部下。ルビーナとの縁談を勧める。 | :部下。ルビーナとの縁談を勧める。 | ||
:桜多吾作氏の漫画版では考え方の違いから彼に[[暗殺|謀殺]]されてしまう。 | :桜多吾作氏の漫画版では考え方の違いから彼に[[暗殺|謀殺]]されてしまう。 | ||
96行目: | 61行目: | ||
:直属の親衛隊長。 | :直属の親衛隊長。 | ||
;[[モルス]] | ;[[モルス]] | ||
− | : | + | :屈服させたモール星の王子。彼の実力に目をつけ、デュークをモール星を滅ぼした張本人と洗脳し、後に親衛隊長に任命してデュークとの同士討ちを狙った。 |
;[[デューク・フリード]] | ;[[デューク・フリード]] | ||
− | : | + | :友好国の王子で娘の婚約者だったが、現在では仇敵として怨まれている。 |
== 他作品との人間関係 == | == 他作品との人間関係 == | ||
− | ;[[ | + | ;[[ブライ大帝]] |
:同じ八奈見氏が演じるダイナミック系のラスボス。『[[スーパーロボット大戦A|A]]』、『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』では彼と同盟を結ぶ。 | :同じ八奈見氏が演じるダイナミック系のラスボス。『[[スーパーロボット大戦A|A]]』、『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』では彼と同盟を結ぶ。 | ||
;[[剣鉄也]] | ;[[剣鉄也]] | ||
107行目: | 72行目: | ||
;[[プリンス・ハイネル]] | ;[[プリンス・ハイネル]] | ||
:『A』ではその武勇を気に入り、厚遇していた。 | :『A』ではその武勇を気に入り、厚遇していた。 | ||
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;[[ひびき洸]]、[[ドモン・カッシュ]] | ;[[ひびき洸]]、[[ドモン・カッシュ]] | ||
:洸からは'''「小悪党」'''、ドモンからは'''「俗物」'''と、その小物ぶりを徹底的に詰られる。 | :洸からは'''「小悪党」'''、ドモンからは'''「俗物」'''と、その小物ぶりを徹底的に詰られる。 | ||
147行目: | 108行目: | ||
:同上。『MX』での断末魔。[[高性能レーダー]]を遺し、[[宇宙]]の藻屑と化す。 | :同上。『MX』での断末魔。[[高性能レーダー]]を遺し、[[宇宙]]の藻屑と化す。 | ||
;(何なのだ、こいつらは…!?ゲーム気分で部下を撃ち殺すなど、いくらワシでもここまではやらんぞ!) | ;(何なのだ、こいつらは…!?ゲーム気分で部下を撃ち殺すなど、いくらワシでもここまではやらんぞ!) | ||
− | :『[[スーパーロボット大戦Z|Z]] | + | :『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』第43話「運命と自由と」のエンドデモより。[[キラー・ザ・ブッチャー]]や[[ガガーン]]、[[ヒューギ・ゼラバイア|ヒューギ]]らの外道ぶりに心の中で発した一言。'''今作屈指の迷言の一つ'''である。 |
− | + | :冷酷非道と称されるベガ大王でもそれなりの限度や心構えは持っている事を象徴する台詞。上記の三人があまりに残虐非道すぎるのも、確かであるが…。 | |
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[[Category:登場人物は行]] | [[Category:登場人物は行]] | ||
[[Category:マジンガーシリーズ]] | [[Category:マジンガーシリーズ]] |