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、 2012年8月19日 (日) 01:24
== GN-0000+GNR-010 ダブルオーライザー(00 Raiser / Double Oh Raiser) ==
*[[登場作品]]:[[機動戦士ガンダム00]]
*分類:第4世代ガンダム([[モビルスーツ]])
*型式番号:GN-0000+GNR-010
*全高:18.3 m
*重量:75.1 t
*[[動力・エンジン・エネルギー|動力・推進機能]] :[[GNドライヴ]]×2基(ツインドライヴシステム)
*装甲材質:Eカーボン
*開発者:[[イアン・ヴァスティ]]
*所属:[[ソレスタルビーイング]]
*主なパイロット:[[刹那・F・セイエイ]]、[[沙慈・クロスロード]]、[[ハロ|赤ハロ]](サポート)
*メカニックデザイン:海老川兼武
<!-- 基本事項のみ記載してます。作品の核心を付く内容は伏せてください。 -->
[[ダブルオーガンダム]]が[[オーライザー]]と合体した姿。オーライザーに搭載されている制御システムにより不完全だったツインドライヴシステムを完全稼働させることに成功し、圧倒的な力を発揮できるようになった。さらにトランザムもオーバーロードせず使用することが可能になり、発動時は機動性や火力はもとより超大なビームサーベルであるライザーソードや自分を量子化してテレポートするなどもはや兵器の域を脱しており、それゆえ「ガンダムを超えた存在」として「ガンダム」の名が外されている。ちなみにトランザム発動時は「トランザムライザー」と呼称される。
だが、トランザムを発動すると自機を中心に脳量子波交信領域を拡大させる量子空間を形成したり(簡単に言えば、人工的に人々が交信しあう空間を作り出す)、その大量の純正GN粒子で搭乗者を「真のイノベイター」に覚醒させる(厳密に言えば、あくまで可能性レベル)など本機の真の目的は戦闘ではなかった。「来るべき対話」に備えて準備をするための機体だったのである。
なお、合体状態のみオーライザー側にパイロットがいなくても稼働には支障がない。ただし、ライザーシステムは使用できない。
== 登場作品と操縦者 ==
=== [[Zシリーズ]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇]]
:初参戦作品で、[[ウイングガンダムゼロ|兄弟機とも呼べるガンダム]]が存在しているという設定。29話「戦士達の叫び」で登場。武装追加・MAP兵器追加・サブパイロット追加と至れり尽くせりなパワーアップを果たす。ただし2人とも加速を持っていない為、フットワークを必要とする状況がやや苦手なので、パーツかスキルでフォローしたいところ。ゼロ残留ルートを通った場合、57話で一時的にノーマルのダブルオーに戻る。
== 装備・機能 ==
=== 武装・[[必殺武器]] ===
==== 格闘兵装 ====
;GNソードII
:両腰に装備された銃も兼ねた長剣。[[GN粒子]]が付着されており、[[GNフィールド]]の貫通も可能。ビーム刃を出したり、持ち手同士を接続してGNツインランスとすることもできる。
;GNビームサーベル
:両腰に装備されている。出力調整をすれば刀身の短いGNビームダガーとしても使える。
;GNソードIII
:ライザーソードの出力に対応するため、新たに設計された武装。ライフルモード、ソードモードの切り替えは健在であり、さらにビームの威力や斬れ味も向上している。第2次Zではライザーソードでのみ使用。
==== 射撃兵装 ====
;GNソードII(ライフルモード)
:GNソードIIを変形させた銃。高出力時にはカッター状の粒子ビームを発射する。
;GNバルカン、GNビームマシンガン、GNマイクロミサイル
:いずれもオーライザーの武装。特にビームマシンガンとマイクロミサイルは両肩のサイドバインダーにあるため使用可能である。バルカンはスパロボ未登場。
;GNソードIII(ライフルモード)
:GNソードIIIが変形した銃。3門の銃口からビームが発射され、収束や拡散、連射のモード変更が可能。スパロボでは使用不可。
==== 必殺武器 ====
;トランザム起動
:オーバーブーストを起動して連続攻撃を仕掛け、量子化テレポートの後敵機の頭上に現れ、真っ二つにした後撃破を確認して離脱する。この時、刹那の目がイノベイター特有の金色に輝く演出がある(これはイノベイター技能習得前から確認できる)。
;ライザーソード
:トランザム使用時のみ可能な超巨大ビームサーベル。膨大な粒子量の制御のためオーライザーにもパイロットがいなければ使用できない。全長は'''最大約1万kmにも達する。'''だが消耗する粒子量も莫大で発動させた後はほぼ動けなくなってしまう。当初はGNソードIIを二本重ねて発動していたが、耐えきれなかったのでGNソードⅢが作られることになった。実際GNソードIII以降は粒子量の調整がしやすくなるなど取り回しは一気に向上している。(それでも消耗は多いため気軽には使えないが。)第2次Zでは最初からGNソードIIIを使う(が、しかし、使用時にはスカートからソードIIが消える)。元ネタは[[イデオン]]ソードらしい。
==== 特筆機能 ====
;トランザムバースト
:本機に隠されていたシステム。純粋種のイノベイターの脳量子波とツインドライヴシステムを連動させることで高純度のGN粒子を拡散させ、人々の意識を伝搬させる。さらに細胞障害を負っていたラッセ、瀕死状態だったルイスを蘇生させるなど傷ついた人々を癒す奇跡も起こした。また高純度の粒子を拡散させるためその光を見た物を真のイノベイターに覚醒させることもある。第2次Zでも終盤で活躍した。厳密にいうとこのシステムで回復するのは「疑似GN粒子による障害」なのだが、再世篇ではレンジが広くなっている。<br />因みに、このシステムによる意識伝搬は脳量子波によるものであるため、量子空間内では何故か'''全裸'''の状態になる(意識のみであるためか)。
;量子化
:トランザムライザー時に機体を量子化させて別の場所に再構築する。テレポートの一種らしいが、ごく短距離しか移動出来ない。劇中では攻撃を回避する際に時折使っていた。スパロボでは分身として特殊能力に反映されているほか、トランザム発動時の演出の一環としても使用している。
==== 防御兵装 ====
;GNシールド
:GN粒子を付着させた実体盾。ブレイドも内蔵されている。二基構成で合体させ腕に装着するほか、分割してオーライザーのサイドバインダー、あるいは両腕に装備することも可能。劇中では装備していないためか、再世篇でも装備されていない。
=== [[特殊能力]] ===
;剣装備
:[[切り払い]]を発動。
;EN回復(小)
:GNドライブの恩恵でエネルギーが回復する。
;分身
:気力130以上で発動、敵の攻撃を50%の確率で完全回避。量子化による攻撃回避を再現したもの。
=== 移動タイプ ===
;[[空]]・[[陸]]
:[[飛行]]可能。
=== [[サイズ]] ===
;M
:
=== カスタムボーナス ===
;全ての格闘武器の攻撃力+400
:破格のボーナス。トランザムが強化されるのが一番大きい。
== [[BGM|機体BGM]] ==
;「儚くも永久のカナシ」
:2nd前期OPテーマ。
;「FIGHT」
:トランザム使用時の曲。
;「TRANS-AM RISER」
:ライザーソード使用時の曲。
== 対決 ==
;対[[アルケーガンダム]]
:戦闘前にサーシェスに銃撃され、左腕を負傷するという不利な状況での戦闘だったが、それでもアルケーと互角以上の戦闘を繰り広げる。余裕の色を失くしたサーシェスは、通りかかったカタロンの航空機を人質をとるが、もはやそんな姑息な手は通用しなかった。そのまま激情に任せて倒さんとする刹那だったが…。
;対[[マスラオ]]
:アフリカタワー周辺で待ち構えていたブシドーと対峙。相手のトランザムに驚愕するも負傷を引きずったまま何とか応戦する。その後仲間が駆けつけ、ブシドーは撤退した。
;対[[スサノオ]]
:コロニー「エクリプス」周辺で対決。一進一退の激闘の末、未来のために戦う決意をした刹那に軍配が上がった。
;対[[リボーンズガンダム]]
:最終決戦。疑似とはいえ同じツインドライヴ機である相手に圧倒される所もあったが巻返していく。最後は互いに相討ちとなるが、片方のGNドライヴを奪われてしまった。機能停止するダブルオー。だが、刹那の前に現れたのは…。
== 名場面 ==
;起動試験
:ラボでまず稼働試験を行う。だが凄まじいまでの粒子量を発生させ、マリーが基地から何万kmも離れている地球での異変に気付き、さらに消滅したはずのハレルヤが一瞬復活する。この時点でトランザムバーストの効果のひとつである「癒す力」の一端を見せていた。尚、この時の粒子生産量は300%以上とのこと。
;ダブルオーライザー初登場
:イアンから沙慈がオーライザーを託され、そして合体。直後その圧倒的な機動性でジニンが乗る[[アヘッド]]を撃破。さらにトランザムを発動し手こずらされた[[ガラッゾ]]や[[ガデッサ]]を量子化などを駆使して撃破するなど戦局を変化させる無双振りを見せつけた。
;メメントモリ破壊
:アフリカタワーを破壊せんとするメメントモリ2号機を止めるため出撃。エンプラスの電撃を喰らいつつもライザーソードを発動。その長大なビームサーベルに画面の前の視聴者も驚いた。だが、わずかに照準がズレ、破壊には失敗して…。
;BEYOND
:最終決戦。ガデッサとガラッゾとの2対1の戦いで劣勢に追い込まれ、トランザムを発動。しかし、トランザムの加速粒子により、刹那は仲間たちの危機が迫っているのを感じ取る。命を散らせはしないと刹那が咆哮した瞬間、ダブルオーから溢れんばかりの光が。これを見たマリナは「刹那の命の輝き」と評した。直後相手の体勢は崩され、そして人を癒し、意思を繋ぎ合わせる奇跡が起こる。刹那は純粋種に、真のイノベイターへと革新を遂げるのであった。マガジンZ版では地球の人達からも光が見えていたシーンがある。
== スパロボシリーズの名場面 ==
;親友に贈る言葉
:今作での[[ダブルオーライザー]]初登場シナリオである「戦士たちの叫び」にて。アザティスタンを襲撃する[[アロウズ]]を迎撃する中、行方不明となっていた[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]が[[ガンダムエピオン]]に乗って自軍に合流するが、[[ウイングガンダムゼロ]]に乗った[[ゼクス・マーキス|ミリアルド]]も登場。2人は[[ゼロシステム]]に操られるままに戦い始め、町への被害など考えずに暴走してしまう。アザティスタンが焦土と化しかねない危機的状況の中、[[刹那・F・セイエイ|刹那]]は[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]の「[[トランザム]]を使えば2人を止められるかもしれない」という言葉を受け、[[沙慈・クロスロード|沙慈]]の操縦する[[オーライザー]]とドッキングし[[トランザム]]を発動する。<br />その[[トランザム]]によって広がった光――[[GN粒子]]による対話空間に困惑する[[刹那・F・セイエイ|刹那]]だったが、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]からの「耳を澄ませ、多くの声を聴け」という助言を受け戦場に響く「叫び」を―[[沙慈・クロスロード|沙慈]]と[[ルイス・ハレヴィ|ルイス]]の悲劇的な再会を、[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]の精神に触れた[[トロワ・バートン|トロワ]]の記憶の復活を―聞き取っていく。そして自身も正気を取り戻したヒイロに対して'''「ガンダムに打ち勝て……!」'''という言葉を贈る。それは[[破界事変]]にて自身がヒイロから贈られた言葉を受けたものであり、この言葉によってヒイロは[[ゼロシステム]]を完全に克服することに成功したのであった。
;狙撃、その照準は
:「白い牙」にて。破片処理の一件の後、地上に降りたZEXIS宇宙部隊は決起したホワイトファング、そして離反したアニューと戦っていた。奪還を諦めないロックオンは離脱を計るガッデスに追いすがり、必死にアニューを説得する。しかし、それが功を奏しかけた瞬間、リボンズが脳量子波によるハッキングでアニューを操り、ケルディムを撃墜にかかる。それを防いだのは、後方からダブルオーが放った一射。量子の世界での邂逅の後、我に返ったロックオンはガッデスのコクピットを引き抜き、アニューを連れて一時離脱。オーライザーから聞こえる沙慈の賞賛に、刹那は一言、こう答える。「狙撃のコツは、あの男に教えてもらった」と。ロックオンとアニュー、二人の命を結果的に救ったのは、今はもういないもう一人のロックオンだった。
== 関連機体 ==
;[[ダブルオーガンダム]]
:素体。
;[[オーライザー]]
:支援機。
;ダブルオーガンダム セブンソード
:外伝に登場。エクシアと同様7つの剣を装備。ツインドライヴの安定が優先され、採用は見送られた。
;ダブルオーガンダム セブンソード/G
:外伝に登場。上記の武装に加え、GNソードIIブラスターを追加した。太陽炉が2基喪失している為、太陽炉とGNコンデンサーの組み合わせ(後にGNコンデンサー2基に変更)で稼動していた。
;0ガンダム
:ダブルオーの太陽炉の片割れはこの機体のもの。
;[[ガンダムエクシア]]
:ダブルオーの太陽炉の片割れはこの機体のもので、ツインドライヴの同調率が一番高い組み合わせがこの機体と0ガンダムの太陽炉である(小説版ではデュナメスやヴァーチェ、キュリオスのものでツインドライヴのテストが行われたが上手くいかなかったと語られている)。
<!-- :ダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク装備型):劇場版でのダブルオーライザーの姿。GNドライヴが粒子貯蔵タンクに置き換えられている。 -->
<!-- :ダブルオークアンタ:劇場版におけるダブルオーライザーの後継機。 -->
== 商品情報 ==
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== 話題まとめ ==
<!-- *[[namazu:ダブルオーライザー]] (全文検索結果) -->
<!-- *[[namazu:トランザムライザー]] (全文検索結果) -->
== 資料リンク ==
<!-- *[[一覧:ダブルオーライザー]] -->
<!-- *[[一覧:トランザムライザー]] -->
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[[Category:登場メカた行]]
[[Category:ガンダムシリーズ]]