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| *開発者:[[木原マサキ]] | | *開発者:[[木原マサキ]] |
| *操縦者 | | *操縦者 |
− | **秋津マサト【メイン】 | + | **[[秋津マサト]]【メイン】 |
| **[[氷室美久]]【サブ】 | | **[[氷室美久]]【サブ】 |
| *メカニックデザイン:森木靖泰 | | *メカニックデザイン:森木靖泰 |
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− | 『[[冥王計画ゼオライマー]]』に登場する[[八卦ロボ]]の一体。八卦「天風水火月地山雷」の筆頭「天」の名を冠し、八体の中でも他を凌駕する圧倒的な性能を誇る。メインパイロットは[[秋津マサト]]、サブパイロットは[[氷室美久]]。 | + | 『[[冥王計画ゼオライマー]]』に登場する[[八卦ロボ]]の一体。八卦「天風水火月地山雷」の筆頭「天」の名を冠し、八体の中でも他を凌駕する圧倒的な性能を誇る。メインパイロットは秋津マサト、サブパイロットは氷室美久。 |
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| その最大の特徴にして驚異的な力の秘密は、同機の製作者である[[木原マサキ]]により開発された、異なる次元からエネルギーを収集し攻撃へと転用する機構「[[次元連結システム]]」が搭載されている点である。最大の武器は次元連結システムにより収集されたエネルギーを無尽蔵に放出する「メイオウ攻撃」で、都市一つを消滅させるほどの威力がある。そのあまりの威力のため、通常はエネルギーフィールドを形成し、一点集中させて放出している。 | | その最大の特徴にして驚異的な力の秘密は、同機の製作者である[[木原マサキ]]により開発された、異なる次元からエネルギーを収集し攻撃へと転用する機構「[[次元連結システム]]」が搭載されている点である。最大の武器は次元連結システムにより収集されたエネルギーを無尽蔵に放出する「メイオウ攻撃」で、都市一つを消滅させるほどの威力がある。そのあまりの威力のため、通常はエネルギーフィールドを形成し、一点集中させて放出している。 |
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| [[次元連結システム]]の発動には[[気力]]条件を満たす必要があるものの、ひとたび発動後は各種[[特殊能力]](後述)が追加され、ちょっとのことでは傷一つつかない堅牢さを発揮する。しかも、[[J]]では[[バリア]]・[[HP回復]]・[[EN回復]]の各機能が気力に関係なく発動しているため、さらにタチが悪いものになっている。 | | [[次元連結システム]]の発動には[[気力]]条件を満たす必要があるものの、ひとたび発動後は各種[[特殊能力]](後述)が追加され、ちょっとのことでは傷一つつかない堅牢さを発揮する。しかも、[[J]]では[[バリア]]・[[HP回復]]・[[EN回復]]の各機能が気力に関係なく発動しているため、さらにタチが悪いものになっている。 |
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− | 一方[[マップ兵器]]版のメイオウ攻撃は、[[ガンダム試作2号機]]のアトミックバズーカと肩を並べる広範囲&高威力を誇り、かつ次元連結システムによるEN回復効果のおかげで無補給でも連発が可能、と歴代スパロボ作品の中でも群を抜く使い勝手を誇る。あまりの凶悪さからプレイヤーに与えた影響は大きく、ゼオライマーが登場しない作品においても、凶悪なマップ兵器を持つ味方ユニットがいるとまず間違いなく「今作のメイオウ枠」として比較対象に挙げられる(例:[[グランゾン]]、[[テッカマンイーベル]]、[[ニルヴァーシュ type ZERO spec2]]、[[ガンダムデスサイズヘルカスタム|ガンダムデスサイズヘル(EW版)]]、[[レジェンドガンダム]]等)。その他、似たような範囲のマップ兵器持ち機体との比較にも引き合いとして良く挙げられる。 | + | 一方[[マップ兵器]]版のメイオウ攻撃は、[[ガンダム試作2号機]]のアトミックバズーカに並ぶ高威力、[[サイバスター]]のサイフラッシュ並の攻撃範囲を誇り、かつ次元連結システムによるEN回復効果のおかげで無補給でも連発が可能、と歴代スパロボ作品の中でも群を抜く使い勝手を誇る。あまりの凶悪さからプレイヤーに与えた影響は大きく、ゼオライマーが登場しない作品においても、凶悪なマップ兵器を持つ味方ユニットがいるとまず間違いなく「今作のメイオウ枠」として比較対象に挙げられる(例:[[グランゾン]]、[[テッカマンイーベル]]、[[ニルヴァーシュ type ZERO spec2]]、[[ガンダムデスサイズヘルカスタム|ガンダムデスサイズヘル(EW版)]]、[[レジェンドガンダム]]等)。その他、似たような範囲のマップ兵器持ち機体との比較にも引き合いとして良く挙げられる。 |
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| なお、ゼオライマーの持つ[[次元連結システム]]の能力に加え、他の[[八卦ロボ]]の必殺技を全て使用可能な上位機種として「[[グレートゼオライマー]]」が存在する。これはOVA作品や原作漫画には登場しない、設定のみ存在していた機体であり『[[スーパーロボット大戦J]]』の隠しユニットとして登場する。この作品における木原マサキは[[フューリー]]の技術である時間兵器「ラースエイレム」を独自で解析し、次元連結システムを完成させていた。とんでもない話である。 | | なお、ゼオライマーの持つ[[次元連結システム]]の能力に加え、他の[[八卦ロボ]]の必殺技を全て使用可能な上位機種として「[[グレートゼオライマー]]」が存在する。これはOVA作品や原作漫画には登場しない、設定のみ存在していた機体であり『[[スーパーロボット大戦J]]』の隠しユニットとして登場する。この作品における木原マサキは[[フューリー]]の技術である時間兵器「ラースエイレム」を独自で解析し、次元連結システムを完成させていた。とんでもない話である。 |
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| === 携帯機シリーズ === | | === 携帯機シリーズ === |
| ;[[スーパーロボット大戦J]] | | ;[[スーパーロボット大戦J]] |
− | :メインパイロットは[[秋津マサト]]、サブパイロットは[[氷室美久]]。MXでの暴れぶりを知るユーザーからは「2度目の参戦だし弱体化するんじゃないのか」と囁かれていたが、蓋を開けてみればバリア・HP回復・EN回復が常時発動になり、スーパー系優位のバランスもあってMXよりも強化されている。ちなみに強制出撃以外でゼオライマーを出撃させず、さらに八卦ロボを全てゼオライマーで撃墜した場合、[[鉄甲龍]]壊滅後に隠しユニット「[[グレートゼオライマー]]」が手に入るが、味方キャラの生存フラグをことごとく無視しなければならないのが難点。MXに比べパイロット二人の[[精神コマンド]]はやや控えめに変更されている。[[地形]]適応が空Bなので、移動時以外は地上に降ろしておきたい。 | + | :MXでの暴れぶりを知るユーザーからは「2度目の参戦だし弱体化するんじゃないのか」と囁かれていたが、蓋を開けてみればバリア・HP回復・EN回復が常時発動になり、スーパー系優位のバランスもあってMXよりも強化されている。ちなみに強制出撃以外でゼオライマーを出撃させず、さらに八卦ロボを全てゼオライマーで撃墜した場合、[[鉄甲龍]]壊滅後に隠しユニット「[[グレートゼオライマー]]」が手に入るが、味方キャラの生存フラグをことごとく無視しなければならず、本機の出番が減るのが難点。MXに比べパイロット二人の[[精神コマンド]]はやや控えめに変更されている。[[地形]]適応が空Bなので、移動時以外は地上に降ろしておきたい。 |
| ;[[スパロボ学園]] | | ;[[スパロボ学園]] |
| :ユニットデータとして参戦。メイオウ攻撃の威力が過去の作品に比べて低く、使い勝手はいま一つ。だが、次元連結システムの効果もあり、打たれ強さはまぁまぁと言ったところ。 | | :ユニットデータとして参戦。メイオウ攻撃の威力が過去の作品に比べて低く、使い勝手はいま一つ。だが、次元連結システムの効果もあり、打たれ強さはまぁまぁと言ったところ。 |
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| === 単独作品 === | | === 単独作品 === |
| ;[[スーパーロボット大戦MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|PORTABLE]]) | | ;[[スーパーロボット大戦MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|PORTABLE]]) |
− | :初登場作品。メインパイロットは[[秋津マサト]]、サブパイロットは[[氷室美久]]。上記の通り凶悪な能力を持つユニット。敵陣中央で放つ[[マップ兵器]]版メイオウ攻撃はあまりにも強力。ただし解禁するには気力上げが必須。人格統合前のマサトが「弱気」なのも相まって改造や精神コマンドの足りない序盤では微妙。また、次元連結システムが発動していない状態では意外と脆い為、マサトの気力が低いまま単騎で敵陣に放り込むのは危険。 | + | :初登場作品。忠実な原作再現がなされ、時折マサキの人格が出てNPCとなり、イベントで他の[[八卦ロボ]]を片っ端から消し飛ばしていく。だが、その所為で味方からも警戒されてしまう。原作との相違点として最後の一撃の後に帰還するため、以降も使用可能。 |
| + | :途中数ターンパワーダウンする以外は初登場から完成されており、上記の通り[[マップ兵器]]版メイオウ攻撃、次元連結システムから来る凶悪な能力を持つユニット。ただし、その性能は気力に非常に左右されるため、人格統合前のマサトが「弱気」なのも相まって改造や精神コマンドの足りない序盤は扱いづらい。無論後半は[[激励]]でフォローでき、かつパイロット二人が([[再動]]がない作品で)[[覚醒]]と[[愛]]を別々に覚えるため、上記の本領を存分に発揮できる。 |
| :なお、「冥王、暁に出撃す」ではNPCだが、ヒット&アウェイをつけていた場合、なんと行動後にプレイヤーが移動させる事が出来る。あまり意味は無いが、一応、敵を自軍で倒したい場合に誘導する事は出来る。 | | :なお、「冥王、暁に出撃す」ではNPCだが、ヒット&アウェイをつけていた場合、なんと行動後にプレイヤーが移動させる事が出来る。あまり意味は無いが、一応、敵を自軍で倒したい場合に誘導する事は出来る。 |
| :PS2版のNPCゼオライマーはHP強化補正で大ボスクラスのHPを得たが、PORTABLEでは味方仕様とまったく同じで無限復活するおかげで何度も塞臥らに倒されて話が進まない場合もある。余談だが、[[没データ]]の中には正真正銘の敵仕様ゼオライマーがある。 | | :PS2版のNPCゼオライマーはHP強化補正で大ボスクラスのHPを得たが、PORTABLEでは味方仕様とまったく同じで無限復活するおかげで何度も塞臥らに倒されて話が進まない場合もある。余談だが、[[没データ]]の中には正真正銘の敵仕様ゼオライマーがある。 |
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| :名称はスパロボ参戦に際して付けられた。移動後に使える有射程武器なので、比較的使用頻度は高い。スパロボではローズセラヴィー戦での三連射をシーンとして採用しているがその使用法はローズセラヴィーの破壊すべきパーツが三箇所有ったので三回発射しただけであり本来は単発発射も連射も可能である。 | | :名称はスパロボ参戦に際して付けられた。移動後に使える有射程武器なので、比較的使用頻度は高い。スパロボではローズセラヴィー戦での三連射をシーンとして採用しているがその使用法はローズセラヴィーの破壊すべきパーツが三箇所有ったので三回発射しただけであり本来は単発発射も連射も可能である。 |
| ;メイオウ攻撃 | | ;メイオウ攻撃 |
− | :[[次元連結システム]]駆動後に追加される武器。ゼオライマーの攻撃の内最高の威力を持つ。使用時はゼオライマー自身が'''「メイ・オウ!」'''と叫ぶように聞こえる、発声のようなサウンドエフェクトが生じる。 | + | :[[次元連結システム]]駆動後に追加される武器。ゼオライマーの攻撃の内最高の威力を持つ。使用時はゼオライマー自身が'''「メイ・オウ!」'''と叫ぶように聞こえる、発声のようなサウンドエフェクトが生じる。なお「天」のエフェクトはスパロボオリジナル。 |
| :非P属性でEN消費が激しい。 | | :非P属性でEN消費が激しい。 |
| :なお、原作での発動ポーズはランスター戦で使用した手の光球をぶつけ合わせるものと、二話以降で使用した胸の前に腕を掲げる(胸と手の光球が横に並ぶ形)ものの大きく二種類が存在する。MXは前者、Jは後者をベースに再現されている。 | | :なお、原作での発動ポーズはランスター戦で使用した手の光球をぶつけ合わせるものと、二話以降で使用した胸の前に腕を掲げる(胸と手の光球が横に並ぶ形)ものの大きく二種類が存在する。MXは前者、Jは後者をベースに再現されている。 |
| ;;メイオウ攻撃([[マップ兵器]]) | | ;;メイオウ攻撃([[マップ兵器]]) |
− | ::[[次元連結システム]]駆動後に追加される武器。自機を中心に広範囲を攻撃する、ゼオライマーの切り札。味方との共闘に適さない点を除けば非常に強力。 | + | ::[[次元連結システム]]駆動後に追加される武器。自機を中心に広範囲を攻撃する、ゼオライマーの切り札。火力、範囲、連射性共に申し分ない。欠点は非P属性であることと、ターンで回復するもののEN消費が激しいこと、そして味方との共闘に適さない点。 |
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| === [[特殊能力]] === | | === [[特殊能力]] === |