1行目: |
1行目: |
| == GS-01 ジガンスクード(Giganscudo) == | | == GS-01 ジガンスクード(Giganscudo) == |
− |
| |
| *[[登場作品]]:[[バンプレストオリジナル]] | | *[[登場作品]]:[[バンプレストオリジナル]] |
| **[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]] | | **[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]] |
| **[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS]] | | **[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS]] |
| **[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ]] | | **[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ]] |
− | *分類:コロニー防衛用機動兵器 | + | *分類:[[スペースコロニー|コロニー]]防衛用機動兵器 |
| *形式番号:GS-01 | | *形式番号:GS-01 |
| *全高:70.3 m | | *全高:70.3 m |
15行目: |
14行目: |
| *メカニックデザイン:小野聖二 | | *メカニックデザイン:小野聖二 |
| | | |
− | 『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]]』に初登場した[[特機]]。機体名の由来は[[イタリア語]]の「巨大な(Gigante)」+「盾(scudo)」。 | + | 『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]]』に初登場した[[特機]]。機体名の由来はイタリア語の「巨大な(Gigante)」+「盾(scudo)」。 |
| | | |
− | もともとは[[スペースコロニー]]の反乱鎮圧用として作られた拠点防衛用の砲戦型機動兵器。当時はまだ四肢が取り付けられておらず、スパーダと似た四門の砲身が装備されていた。文字通り連邦の盾として運用されていたが、宇宙暦172年にテロリストによって奪われ、その際に連邦が人質を考慮せずに奪われた機体を破壊したため多数の犠牲者が出た([[ホープ事件]])。以降、コロニーの居住者からは忌み嫌われており、「呪われた」「忌まわしい」などの接頭句がよくつけられるようになった。また、「地球圏の番人」の異名も持つ。なお漫画「Record of ATX」においてパイロットとなるタスクはこういった評価について「こいつが何かしたってわけじゃない。むしろ被害者側だ」とし、「貧乏クジを引き続けた分、今度こそ俺が上手く使ってやる」と積極的に運用している。そのためこのタスクの考えを知らない[[レオナ・ガーシュタイン|レオナ]]は「忌まわしい機体を能天気に使う恥知らずな男」としばらく誤解する事になったが…。
| + | 元々は[[スペースコロニー]]の反乱鎮圧用として作られた拠点防衛用の砲戦型機動兵器。当時はまだ四肢が取り付けられておらず、スパーダと似た四門の砲身が装備されていた。文字通り連邦の盾として運用されていたが、宇宙暦172年に[[テロリスト]]によって奪われ、その際に[[地球連邦軍 (OG)|連邦]]が人質を考慮せずに奪われた機体を破壊したため多数の犠牲者が出た([[ホープ事件]])。以降、コロニーの居住者からは忌み嫌われており、「呪われた」「忌まわしい」などの接頭句がよくつけられるようになった。また、「地球圏の番人」の異名も持つ。なお漫画『Record of ATX』においてパイロットとなるタスクはこういった評価について「こいつが何かしたってわけじゃない。むしろ被害者側だ」とし、「貧乏クジを引き続けた分、今度こそ俺が上手く使ってやる」と積極的に運用している。そのためこのタスクの考えを知らない[[レオナ・ガーシュタイン|レオナ]]は「忌まわしい機体を能天気に使う恥知らずな男」としばらく誤解する事になったが…。 |
| | | |
− | その後、[[ヒリュウ]]の艦載兵器となるが、外宇宙で[[エアロゲイター]]の攻撃を受けて大破。[[イカロス基地]]に帰還した際に大幅な改修を受け、さらにラングレー基地にて[[テスラ・ドライブ]]を搭載され、人型機動兵器として生まれ変わることになった。「Record of ATX」では改修の経緯が異なり、いつからかは不明だがマオ社に預けられ、ムーンクレイドルで改修を受けている。このとき、ショーンが「足がつきましたな」と発言していることから、ここで完全な人型になったようである。ある意味因縁の斬艦刀ロボ・スレードゲルミルがアースクレイドルでグルンガスト参式から改修された事と対象的である。 | + | その後、[[ヒリュウ]]の艦載兵器となるが、外宇宙で[[エアロゲイター]]の攻撃を受けて大破。[[イカロス基地]]に帰還した際に大幅な改修を受け、さらにラングレー基地にて[[テスラ・ドライブ]]を搭載され、人型機動兵器として生まれ変わることになった。『Record of ATX』では改修の経緯が異なり、いつからかは不明だがマオ社に預けられ、[[ムーンクレイドル]]で改修を受けている。このとき、ショーンが「足がつきましたな」と発言していることから、ここで完全な人型になったようである。ある意味因縁の斬艦刀ロボ・[[スレードゲルミル]]が[[アースクレイドル]]で[[グルンガスト参式]]から改修された事と対象的である。<br/> |
| また、前述しているようにコロニー出身の人物からの憎しみは大きく、コロムナでの戦闘の際、ヒリュウ改の上に置かれた本機を落す事に執着し、艦橋を破壊されてしまった程。 | | また、前述しているようにコロニー出身の人物からの憎しみは大きく、コロムナでの戦闘の際、ヒリュウ改の上に置かれた本機を落す事に執着し、艦橋を破壊されてしまった程。 |
| | | |
37行目: |
36行目: |
| === [[OGシリーズ]] === | | === [[OGシリーズ]] === |
| ;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]] | | ;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]] |
− | :デフォルトでは[[タスク・シングウジ]]がパイロット。火力はあるがとにかく[[移動力]]がないために使いづらい。敢えて[[ヒット&アウェイ]]と[[Eセーブ]]持ちのキャラを乗せ、ギガ・ワイドブラスターで攻めるのもあり。 | + | :デフォルトでは[[タスク・シングウジ|タスク]]がパイロット。火力はあるがとにかく[[移動力]]がないために使いづらい。敢えて[[ヒット&アウェイ]]と[[Eセーブ]]持ちのキャラを乗せ、ギガ・ワイドブラスターで攻めるのもあり。 |
| ;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS]] | | ;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS]] |
− | :概ねリメイク前と同様。第1話開始前のイベント戦闘マップではメギロートに包囲されているが、この時のアイコンは改修前の砲台型(「2」のジガンスパーダの色変え版)。また、今回は「2」にもスポット参戦。 | + | :概ねリメイク前と同様。第1話開始前のイベント戦闘マップでは[[メギロート]]に包囲されているが、この時のアイコンは改修前の砲台型(『2』のジガンスパーダの色変え版)。また、今回は『2』にもスポット参戦。 |
| | | |
| == 装備・機能 == | | == 装備・機能 == |
71行目: |
70行目: |
| :今にも斬られんとする[[ヒリュウ改]]より発進、斬艦刀を受け止めた。最強の矛対最強の盾は引き分け。ちなみに零式斬艦刀は82mもあり、ジガンの全高よりも上である。なお、ディバイン・ウォーズでは斬艦刀に弾き飛ばされ、ヒリュウ改にダメージを与えてしまった。 | | :今にも斬られんとする[[ヒリュウ改]]より発進、斬艦刀を受け止めた。最強の矛対最強の盾は引き分け。ちなみに零式斬艦刀は82mもあり、ジガンの全高よりも上である。なお、ディバイン・ウォーズでは斬艦刀に弾き飛ばされ、ヒリュウ改にダメージを与えてしまった。 |
| ;[[ガーリオン・カスタム“無明”]] | | ;[[ガーリオン・カスタム“無明”]] |
− | :整備途中で出撃、[[ゼンガー・ゾンボルト|ゼンガー]]と同門の[[ムラタ]]と対峙・斬撃を食らうも宇宙空間での装備換装でドゥロにパワーアップして返り討ちに。ムラタもムラタで、サイズが無明の3倍以上あるジガンに斬艦刀ならまだしも、特機用ではないシシオウブレードで挑むあたりが無謀としか思えない。余談ではあるが、この時のジガンは胴体周りがドゥロ仕様でシーズシールドを装備しているはずなのだが、グラフィックは改修前のままである。 | + | :整備途中で出撃、[[ゼンガー・ゾンボルト|ゼンガー]]と同門の[[ムラタ]]と対峙・斬撃を食らうも宇宙空間での装備換装でドゥロにパワーアップして返り討ちに。ムラタもムラタで、サイズが無明の3倍以上あるジガンに斬艦刀ならまだしも、特機用ではないシシオウブレードで挑むあたりが無謀としか思えない。 |
| + | :この時のジガンは胴体周りがドゥロ仕様でシーズシールドを装備しているはずなのだが、グラフィックは改修前のままである。 |
| | | |
| == 関連機体 == | | == 関連機体 == |
| ;[[ジガンスクード・ドゥロ]] | | ;[[ジガンスクード・ドゥロ]] |
− | :本機をより戦闘向けに改修した。具体的には、四肢の関節をグルンガスト系のTCGジョイントに変更している。 | + | :本機をより戦闘向けに改修した。具体的には、四肢の関節をグルンガスト系のTCGジョイントに変更している。 |
| ;[[ジガンスパーダ]] | | ;[[ジガンスパーダ]] |
| :OGSで登場した、[[ノイエDC]]の機動兵器。こちらはイタリア語で「大きな剣」。ホープ事件時代の四肢を持たないジガンスクードに似ているとされ、実際にジガンスクードの四肢を全て砲に置き換えた移動砲台のような機体である。量産型も存在。 | | :OGSで登場した、[[ノイエDC]]の機動兵器。こちらはイタリア語で「大きな剣」。ホープ事件時代の四肢を持たないジガンスクードに似ているとされ、実際にジガンスクードの四肢を全て砲に置き換えた移動砲台のような機体である。量産型も存在。 |
| | | |
− | === 余談 ===
| + | == 余談 == |
− | *零式とジガンが対決した際、タスクが互いの機体を故事成語の「矛盾」に例えている。結果としては相殺となって双方の武器が破損するわけであるが、本来の故事では「どんなものでも突き貫ける矛」「いかなるものでも突き貫けぬ楯」を売り込みに来た商人に対して「ならばその二つを互いにぶつけたらどうなるのか」という問いに商人は答える事ができなかった事に由来する。フィクションでこの「矛盾」がネタにされる場合、武器と防具の関係だと零式とジガンのように互いが破損してしまうというシチュエーションを用いるケースが好例だが、中には互いをぶつけるとそのエネルギーで宇宙が崩壊してしまう(という事が発覚する)というものもある。
| + | *零式とジガンが対決した際、タスクが互いの機体を故事成語の「矛盾」に例えている。結果としては相殺となって双方の武器が破損する訳であるが、本来の故事では「どんなものでも突き貫ける矛」「いかなるものでも突き貫けぬ楯」を売り込みに来た商人に対して「ならばその二つを互いにぶつけたらどうなるのか」という問いに商人は答える事ができなかった事に由来する。 |
− | | |
− | <!-- == 商品情報 == -->
| |
− | <!-- *<amazon>B0002U3GEU</amazon> -->
| |
− | <!-- == 話題まとめ == -->
| |
− | <!-- == 資料リンク == -->
| |
− | <!-- *[[一覧:ジガンスクード]] -->
| |
| {{バンプレストオリジナル}} | | {{バンプレストオリジナル}} |
| {{DEFAULTSORT:しかんすくうと}} | | {{DEFAULTSORT:しかんすくうと}} |