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45 バイト除去 、 2014年10月28日 (火) 08:58
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竜宮島の他の子供と違い島の[[ミール]]の因子を遺伝子レベルで移植されており、そのため極めて高い[[シナジェティック・コード]]値と同化耐性を持つが、それゆえに他のメンバーよりも「[[フェストゥム]]」としての側面を強く備えている。このため、幼少期にフェストゥムとしての本能に呑まれ、一騎を[[同化]]しそうになったことがある。この時に一騎が思わず反撃、その際に左目を負傷・失明している。一騎はこの事を[[マークザイン]]の一件まで負い目にしていたが、総士自身はこの時我に返ることが出来た経験から、「左目が見えない」という事実を軸とする強烈なアイデンティティを確立している。しかし、このためにファフナー搭乗時に発生する感覚解放による「左目の視界回復」から「フェストゥムとしての自分」と幼少期のトラウマを想起してしまい、ファフナーとの一体化=「変わる」ことを受け入れられず、ノートゥング・モデルに乗ることが出来なくなった。
 
竜宮島の他の子供と違い島の[[ミール]]の因子を遺伝子レベルで移植されており、そのため極めて高い[[シナジェティック・コード]]値と同化耐性を持つが、それゆえに他のメンバーよりも「[[フェストゥム]]」としての側面を強く備えている。このため、幼少期にフェストゥムとしての本能に呑まれ、一騎を[[同化]]しそうになったことがある。この時に一騎が思わず反撃、その際に左目を負傷・失明している。一騎はこの事を[[マークザイン]]の一件まで負い目にしていたが、総士自身はこの時我に返ることが出来た経験から、「左目が見えない」という事実を軸とする強烈なアイデンティティを確立している。しかし、このためにファフナー搭乗時に発生する感覚解放による「左目の視界回復」から「フェストゥムとしての自分」と幼少期のトラウマを想起してしまい、ファフナーとの一体化=「変わる」ことを受け入れられず、ノートゥング・モデルに乗ることが出来なくなった。
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そのため、天才症候群により複数人の思考、感情を処理する能力に優れていた事からジークフリードシステムに乗り込む事になった。戦闘ではジークフリードシステムによる指揮以外にも支援航空機「リンドブルム」を遠隔操作してパイロットを援護する。<br />密かに[[遠見真矢|真矢]]に想いを寄せており、彼女がファフナーパイロットに選出された際には珍しく庇う様子を見せた(ただし、いつもの総士と同じく理性的に意見しており、実妹である乙姫には「えこひいき」と揶揄されていた)。
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そのため、天才症候群により複数人の思考、感情を処理する能力に優れていた事からジークフリードシステムに乗り込む事になった。戦闘ではジークフリードシステムによる指揮以外にも支援航空機「リンドブルム」を遠隔操作してパイロットを援護する。<br />
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密かに[[遠見真矢|真矢]]に想いを寄せており、彼女がファフナーパイロットに選出された際には珍しく庇う様子を見せた(ただし、いつもの総士と同じく理性的に意見しており、実妹である乙姫には「えこひいき」と揶揄されていた)。
    
[[ドラマCD]]では[[羽佐間翔子|翔子]]が[[自爆]]で[[フェストゥム]]を撃破した後のエピソードが描かれており、翔子の墓にペンキで心無い落書きをした犯人が総士である事が語られた。<br />
 
[[ドラマCD]]では[[羽佐間翔子|翔子]]が[[自爆]]で[[フェストゥム]]を撃破した後のエピソードが描かれており、翔子の墓にペンキで心無い落書きをした犯人が総士である事が語られた。<br />
これは、他のパイロットが『自爆がフェストゥムを倒すのに有効である』という認識を持たぬよう、『自爆するとファフナーを失いみんなに憎まれる』という感覚を持たせて『自爆=自殺行為』から遠ざける事が目的であり、間接的に仲間を守ろうという彼なりの優しさだった(TV本編でも、最後まで自爆を止めようとしていたことがマークゼクスのシステム音声から分かる)。<br />しかし、その目的を果たす為にあえて真意を伝える事をしなかった為、一騎や真矢の誤解を招く。その結果、総士に不信感を抱いた一騎は竜宮島を脱走し、総士が想いを寄せる真矢とも衝突してしまう。
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これは、他のパイロットが『自爆がフェストゥムを倒すのに有効である』という認識を持たぬよう、『自爆するとファフナーを失いみんなに憎まれる』という感覚を持たせて『自爆=自殺行為』から遠ざける事が目的であり、間接的に仲間を守ろうという彼なりの優しさだった(TV本編でも、最後まで自爆を止めようとしていたことがマークゼクスのシステム音声から分かる)。<br />
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しかし、その目的を果たす為にあえて真意を伝える事をしなかった為、一騎や真矢の誤解を招く。その結果、総士に不信感を抱いた一騎は竜宮島を脱走し、総士が想いを寄せる真矢とも衝突してしまう。
    
一見すると年齢に不相応な達観した印象を与えるが、後述もあるように不器用さを見せたり、エッチな話になると何も言っていないのに「何だ!?」と聞いてくるという、ムッツリながらも歳相応に興味を持つ思春期の男子らしい反応をする事も。
 
一見すると年齢に不相応な達観した印象を与えるが、後述もあるように不器用さを見せたり、エッチな話になると何も言っていないのに「何だ!?」と聞いてくるという、ムッツリながらも歳相応に興味を持つ思春期の男子らしい反応をする事も。
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終盤、フェストゥムによって[[北極]]に連れ去られるも[[蒼穹作戦]]の決行によって救出されるが、既にかなり[[同化]]が進んでしまっており、島に帰る前にその肉体は消滅してしまった。<br>肉体が砕け散る最後の瞬間に「いつか必ず帰ってくる」と一騎と約束しており、それが劇場版『[[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH]]』の[[伏線|布石]]になっている。
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終盤、フェストゥムによって[[北極]]に連れ去られるも[[蒼穹作戦]]の決行によって救出されるが、既にかなり[[同化]]が進んでしまっており、島に帰る前にその肉体は消滅してしまった。<br>
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肉体が砕け散る最後の瞬間に「いつか必ず帰ってくる」と一騎と約束しており、それが劇場版『[[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH]]』の[[伏線|布石]]になっている。
    
TV版第1話から第11話まで、その回の締めくくり(EDの直前)は毎回彼のモノローグ(別名「'''ポエム'''」)が入る形になっていた。脚本に冲方丁氏が参加し始めた第12話以降は打って変わって無くなるが(後に発売されたCD-BOXには後半のモノローグが収録されている)、最終話で再びモノローグが入る。なお、総士のモノローグは『RIGHT OF LEFT』や劇場版でも受け継がれており、本作のお約束の一つと言える。
 
TV版第1話から第11話まで、その回の締めくくり(EDの直前)は毎回彼のモノローグ(別名「'''ポエム'''」)が入る形になっていた。脚本に冲方丁氏が参加し始めた第12話以降は打って変わって無くなるが(後に発売されたCD-BOXには後半のモノローグが収録されている)、最終話で再びモノローグが入る。なお、総士のモノローグは『RIGHT OF LEFT』や劇場版でも受け継がれており、本作のお約束の一つと言える。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
   
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦K]]
 
;[[スーパーロボット大戦K]]
:[[ジークフリードシステム]]によって、[[ファフナー]]各機のパイロット全員の共通のサブパイロットとして参戦する。有効な[[精神コマンド]]を数多く覚えるが、[[SP]]も各パイロット間で共有されるため、気軽に[[精神コマンド]]を使うとあっという間にSPが底をつく。「一人の[[サブパイロット]]が複数の機体に同時に乗っている」という特殊な扱いなので、ファフナー勢を主力にしているとすごい勢いでレベルが上がっていく。<br />原作では蒼穹作戦を成功させて竜宮島に帰還する途中で同化現象の進行で消滅するが、[[K]]では無事帰還して最終面まで離脱せずに使用可能。最終局面では[[ル=コボル]]の打倒および[[ミスト・レックス|ミスト]]とヒロインの生存という点において非常に重要な役割を果たすが、その代償として結晶化が大幅に進行し原作どおり消滅してしまう。原作アニメ本編よりは生存期間は長かったが、最終的に辿る運命は原作と変わらない上、結果的に「ル=コボルの打倒とミストとヒロインの救出の為に自らを犠牲にした」という事実も相まって、この展開は多くのファンの間で物議を醸し、波紋を呼んだ。
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:[[ジークフリードシステム]]によって、[[ファフナー]]各機のパイロット全員の共通のサブパイロットとして参戦する。有効な[[精神コマンド]]を数多く覚えるが、[[SP]]も各パイロット間で共有されるため、気軽に[[精神コマンド]]を使うとあっという間にSPが底をつく。「一人の[[サブパイロット]]が複数の機体に同時に乗っている」という特殊な扱いなので、ファフナー勢を主力にしているとすごい勢いでレベルが上がっていく。
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:原作では蒼穹作戦を成功させて竜宮島に帰還する途中で同化現象の進行で消滅するが、[[K]]では無事帰還して最終面まで離脱せずに使用可能。最終局面では[[ル=コボル]]の打倒および[[ミスト・レックス|ミスト]]とヒロインの生存という点において非常に重要な役割を果たすが、その代償として結晶化が大幅に進行し原作どおり消滅してしまう。原作アニメ本編よりは生存期間は長かったが、最終的に辿る運命は原作と変わらない上、結果的に「ル=コボルの打倒とミストとヒロインの救出の為に自らを犠牲にした」という事実も相まって、この展開は多くのファンの間で物議を醸し、波紋を呼んだ。
 
:[[K]]ではファフナーの各種パイロットを生存させることができる隠しフラグが設定されているが、総士の消滅だけは覆すことができない([[隠し要素/K]]を参照)。
 
:[[K]]ではファフナーの各種パイロットを生存させることができる隠しフラグが設定されているが、総士の消滅だけは覆すことができない([[隠し要素/K]]を参照)。
   
;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
:担当声優の喜安氏は同作がスパロボ初参加。ジークフリードシステムの仕様はKと同様。今回はストーリー上での扱いは原作通り。[[DVE]]も豊富で、名場面もきっちり再現される。だが、それ故に蒼穹作戦前後での離脱が響く。
 
:担当声優の喜安氏は同作がスパロボ初参加。ジークフリードシステムの仕様はKと同様。今回はストーリー上での扱いは原作通り。[[DVE]]も豊富で、名場面もきっちり再現される。だが、それ故に蒼穹作戦前後での離脱が響く。
:最初の頃こそ戦術指揮の効果は命中・回避が5%アップという微々たるものであるが、第47話終了後に'''[[連続ターゲット補正]]無効'''という[[孔明リ・ガズィ|孔明先生]]の戦術指揮に勝るとも劣らない強力な指揮効果を引っ提げて帰ってきてくれる。ただし、'''復帰してもジークフリードシステムは使用できない'''。代わりのクロッシングシステムも十分強力だが、おかげで終盤は[[加速]]不足に悩まされることになる。
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:最初の頃こそ戦術指揮の効果は命中・回避が5%アップという微々たるものであるが、第47話終了後に'''[[連続ターゲット補正]]無効'''という[[孔明リ・ガズィ|孔明先生]]の戦術指揮に勝るとも劣らない強力な指揮効果を引っ提げて帰ってきてくれる。ただし、'''復帰してもジークフリードシステムは使用できない'''(パイロットとしては事実上の永久離脱)。代わりのクロッシングシステムも十分強力だが、おかげで終盤は[[加速]]不足に悩まされることになる。
 
:なお、今作の総士はエンディングのトリを務める大役を担っている。
 
:なお、今作の総士はエンディングのトリを務める大役を担っている。
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;命中率5%上昇、回避率5%上昇、連続ターゲット無効
 
;命中率5%上昇、回避率5%上昇、連続ターゲット無効
 
:'''連続ターゲット無効を取得するまで異様に効果がショボイ'''。ファフナーパイロット達とクロッシングしつつ戦術指揮をするというのはさすがに総士でも無茶だったか。とはいうものの、読心能力で異様な命中・回避率を持つフェストゥムに対して多少は有効な効果を自軍全体に与えていると考えると、さすがというべきだろう。
 
:'''連続ターゲット無効を取得するまで異様に効果がショボイ'''。ファフナーパイロット達とクロッシングしつつ戦術指揮をするというのはさすがに総士でも無茶だったか。とはいうものの、読心能力で異様な命中・回避率を持つフェストゥムに対して多少は有効な効果を自軍全体に与えていると考えると、さすがというべきだろう。
:なお、復帰後はクロッシングする必要がなくなって本領を発揮するのか凄まじい指揮能力で皆を統率する。天才症候群の面目躍如、といったところか。
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:復帰後はクロッシングする必要がなくなって本領を発揮するのか凄まじい指揮能力で皆を統率する。天才症候群の面目躍如、といったところか。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[真壁一騎]]
 
;[[真壁一騎]]
:幼馴染であり[[ファフナー]]部隊の主戦力。過去のとある事件の事で因縁がある。当初は彼に自身の本当の心情を理解されなかったが、やがてお互いに理解と信頼を深め合っていく事になる。TVシリーズラストには、悲しい別離を迎える事になったが…。
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:幼馴染であり[[ファフナー]]部隊の主戦力。過去のとある事件の事で因縁がある。当初は彼に自身の本当の心情を理解されなかったが、やがてお互いに理解と信頼を深め合っていく事になる。TVシリーズラストには、悲しい別離を迎える事になったが……
 
;[[遠見真矢]]
 
;[[遠見真矢]]
 
:ファフナー部隊のパイロット。総士が密かに想いを寄せている異性だが(ほぼ裏設定ではあるが)、不器用な性格のせいで、傍から見るとやたらキツく接しているように見える。しかし彼女のパイロット適性判明時や、その後の扱いでもやたら気を遣う様子が見られた為、乙姫からは「えこひいき」と指摘されている。
 
:ファフナー部隊のパイロット。総士が密かに想いを寄せている異性だが(ほぼ裏設定ではあるが)、不器用な性格のせいで、傍から見るとやたらキツく接しているように見える。しかし彼女のパイロット適性判明時や、その後の扱いでもやたら気を遣う様子が見られた為、乙姫からは「えこひいき」と指摘されている。
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;蔵前果林
 
;蔵前果林
 
:アルベリヒド機関により誕生した皆城家の養子で、総士の義姉弟。総士が腹を割って話せる人物の一人。
 
:アルベリヒド機関により誕生した皆城家の養子で、総士の義姉弟。総士が腹を割って話せる人物の一人。
:『K』では名前のみ登場し、フェストゥムの最初の攻撃で死亡したが、'''『UX』では名前すら出てこない'''。
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:『K』では名前のみ言及され、フェストゥムの最初の攻撃で死亡している。
 
;将陵僚
 
;将陵僚
 
:『蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT』(SRW未参戦)の主人公。総士の先輩で、彼とは生徒会の役員同士という関係でもあった。
 
:『蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT』(SRW未参戦)の主人公。総士の先輩で、彼とは生徒会の役員同士という関係でもあった。
 
:竜宮島を守るために僚ら先輩達が参加したL計画から半年後、総士は彼らの遺志を受け継いで戦うことを決意する。
 
:竜宮島を守るために僚ら先輩達が参加したL計画から半年後、総士は彼らの遺志を受け継いで戦うことを決意する。
 
;[[来主操]]
 
;[[来主操]]
:[[人類軍]]の攻撃や自らの[[ミール]]から彼に守られ、[[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH|劇場版]]のラストで…。
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:[[人類軍]]の攻撃や自らの[[ミール]]から彼に守られ、劇場版のラストで……
    
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
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