18行目: |
18行目: |
| | | |
| 最大の特徴は「[[ツインドライヴシステム]]」を搭載したことであり、両肩に二基搭載された「[[GNドライヴ]]」を同調させることで爆発的な出力を生み出す。このシステムは[[イオリア・シュヘンベルグ]]によって考案され、『1st』終盤トランザムが解禁された際に[[プトレマイオス]]へと基礎理論が送信された。その後ダブルオーガンダムの開発者である[[イアン・ヴァスティ]]が研究を続けた結果、本機の動力源として搭載されることとなった。 | | 最大の特徴は「[[ツインドライヴシステム]]」を搭載したことであり、両肩に二基搭載された「[[GNドライヴ]]」を同調させることで爆発的な出力を生み出す。このシステムは[[イオリア・シュヘンベルグ]]によって考案され、『1st』終盤トランザムが解禁された際に[[プトレマイオス]]へと基礎理論が送信された。その後ダブルオーガンダムの開発者である[[イアン・ヴァスティ]]が研究を続けた結果、本機の動力源として搭載されることとなった。 |
− | しかし、稼働のために必要な[[GNドライヴ]]間の同期に難があり、[[ソレスタルビーイング]]が所有する[[ガンダムエクシア|エクシア]]を除く全てのGNドライヴの組み合わせを[[ティエリア・アーデ|ティエリア]]とイアンが試したが安定稼働が出来なかった。<br /> | + | しかし、稼働のために必要な[[GNドライヴ]]間の同期に難があり、[[ソレスタルビーイング]]が所有するエクシアを除く全てのGNドライヴの組み合わせを[[ティエリア・アーデ|ティエリア]]とイアンが試したが安定稼働が出来なかった。<br /> |
− | 最終的に、回収したエクシアと0ガンダム(SRW未登場)のGNドライヴを搭載する事で安定稼働領域に到達したが、システム自体は不安定なままでありトランザムを発動できない(正確には発動できるがオーバーロードを起こして稼働が止まってしまう)など問題点が多数残ったため、解消のために[[ダブルオーライザー]]への改修プランが進められることになる。
| + | 最終的に、回収したエクシアと0ガンダム(SRW未登場)のGNドライヴを搭載する事で安定稼働領域に到達したが、システム自体は不安定なままであり[[トランザム]]を発動できない(正確には発動できるがオーバーロードを起こして稼働が止まってしまう)など問題点が多数残ったため、解消のために[[ダブルオーライザー]]への改修プランが進められることになる。 |
| | | |
− | 劇中ではGNドライヴ2つを装備したシルエットから、[[アロウズ]]などから「2個付き」のあだ名で呼ばれることもあった。
| + | 劇中では両肩にGNドライヴ2つを装備したシルエットから、[[アロウズ]]などから'''「2個付き」'''のあだ名で呼ばれることもあった。 |
| | | |
| キャッチフレーズは'''「ガンダムを駆逐するガンダム」'''であり、『2nd』第2話予告で語られている。 | | キャッチフレーズは'''「ガンダムを駆逐するガンダム」'''であり、『2nd』第2話予告で語られている。 |
30行目: |
30行目: |
| === [[Zシリーズ]] === | | === [[Zシリーズ]] === |
| ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] |
− | :初参戦作品。最速で中東・クメンルート7話で初登場する。[[ガンダムエクシア]]同様近接特化な機体だが、シールドがなくなった点に注意したい。[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の[[エース|エースボーナス]]もあって同作品内の敵勢力に対しては無類の強さを発揮する(これにより、本当に'''ガンダムを駆逐するガンダムになる''')が、それ以外の状況だと過信はできないスペック。[[ダブルオーライザー]]に強化されてからが本番。分離不可なので32話以降は出番がなくなる……と思いきや、IFルート57話で[[レグナント]]を撃墜するとイベントで[[オーライザー]]が[[分離]]するため、一時的にこの状態に戻る。 | + | :初参戦作品。最速で中東・クメンルート第7話で初登場する。[[ガンダムエクシア]]同様近接特化な機体だが、シールドがなくなった点に注意したい。[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の[[エース|エースボーナス]]もあって同作品内の敵勢力に対しては無類の強さを発揮する(これにより、本当に'''ガンダムを駆逐するガンダムになる''')が、それ以外の状況だと過信はできないスペック。[[ダブルオーライザー]]に強化されてからが本番。分離不可なので第32話以降は出番がなくなる……と思いきや、IFルート第57話で[[レグナント]]を撃墜するとイベントで[[オーライザー]]が[[分離]]するため、一時的にこの状態に戻る。 |
| :[[GNフィールド]]のモーションが[[没データ|没グラフィック]]として存在している(実際にはバリアフィールドを持たせると確認できる)。 | | :[[GNフィールド]]のモーションが[[没データ|没グラフィック]]として存在している(実際にはバリアフィールドを持たせると確認できる)。 |
| ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] | | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] |
45行目: |
45行目: |
| ::GNソードIIを変形させた銃。高出力時にはカッター状の粒子ビームを発射する。 | | ::GNソードIIを変形させた銃。高出力時にはカッター状の粒子ビームを発射する。 |
| ;GNビームサーベル | | ;GNビームサーベル |
− | :両腰に装備されている。出力調整をすれば刀身の短いGNビームダガーとしても使える。 | + | :両腰に装備されている。出力調整をすれば刀身の短いGNビームダガーとしても使える。実は、劇中で使用した回数がたった一度きりだったりする(詳しくは、余談を参照)。 |
| ;GNシールド | | ;GNシールド |
| :[[GN粒子]]を付着させた実体盾。ブレイドも内蔵されている。二基構成で合体させ腕に装着するほか、分割してGNドライヴ下部、あるいは両腕に装備することも可能。劇中では[[アレルヤ・ハプティズム|アレルヤ]]救出作戦や[[アヘッド・サキガケ]]戦などで装備しているが目立った活躍はない。 | | :[[GN粒子]]を付着させた実体盾。ブレイドも内蔵されている。二基構成で合体させ腕に装着するほか、分割してGNドライヴ下部、あるいは両腕に装備することも可能。劇中では[[アレルヤ・ハプティズム|アレルヤ]]救出作戦や[[アヘッド・サキガケ]]戦などで装備しているが目立った活躍はない。 |
77行目: |
77行目: |
| ;「FIGHT」 | | ;「FIGHT」 |
| :トランザム使用時の曲。 | | :トランザム使用時の曲。 |
− | <!-- == 対決・名場面など == -->
| + | |
| + | == 対決・名場面など == |
| + | ;世界を変えるガンダム |
| + | :1st第25話より。[[ソレスタルビーイング]]壊滅から4年後、[[組織]]の再興を期してラボでは新たなガンダムが極秘に開発されていた。 |
| + | :[[王留美]]はその機体を見てつぶやく「世界を変える機体、ダブルオーガンダム…」と。 |
| + | ;ダブルオーガンダム、起動 |
| + | :2nd第2話より。相性の良い[[ガンダムエクシア|エクシア]]と0ガンダム(SRW未登場)の[[GNドライヴ]]を搭載したダブルオーガンダムであるが、[[ツインドライヴシステム]]の安定した稼働には程遠かった。そんな中、[[アロウズ]]が[[プトレマイオス2|トレミー]]に襲撃する。 |
| + | :[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]の戦術の助けを得てトレミーに到着した[[刹那・F・セイエイ|刹那]]は、ダブルオーガンダムを起動させるべく[[トランザム]]を半ば強引に発動させる。[[イアン・ヴァスティ|イアン]]は機体の[[自爆]]を危ぶんだが、[[GN粒子]]の二乗化のタイムラグでようやく[[ツインドライヴシステム]]は安定稼働領域に到達した。 |
| + | :こうして、刹那はダブルオーガンダムを出撃させて、眼前に迫っていた[[アヘッド]]と[[GN-X III]]を撃破。ダブルオーガンダムの初陣を飾る。一方、戦況を見たいた[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]はダブルオーガンダムの存在に焦燥感を抱くのであった。 |
| + | ;対[[アヘッド・サキガケ]] |
| + | :2nd第6話および第7話より。[[ミスター・ブシドー]]が駆るアヘッドを迎撃するが、ブシドーの腕前に押されてGNシールドを切断されてしまう。 |
| + | :対する刹那はダブルオーガンダムのトランザムを発動。ブシドーのアヘッドの左腕を切断するが、ツインドライヴシステムが不安定だったダブルオーガンダムがトランザム中にオーバーロードを起こしてしまう。 |
| + | :その後、敵機ダブルオーガンダムが万全な状態でないと察したブシドーは「ならば、斬る価値も無し」と言い捨てて戦場を離脱するのであった。 |
| + | ;対[[ガラッゾ]] |
| + | :2nd第10話より。アロウズ([[イノベイド]])の新型機・ガラッゾを迎撃するが、ガラッゾの[[GNフィールド]]に攻撃を防がれ、ガラッゾの収束させたGNビームサーベルによってGNソードIIを両断されてしまう。 |
| + | :その後、ダブルオーガンダムへの増援が来たことによってガラッゾは撤退するが、性能に水を空けられはじめたダブルオーガンダムの強化が急務となった。 |
| | | |
| == 関連機体 == | | == 関連機体 == |
91行目: |
106行目: |
| :外伝に登場。ザンユニットを装備。 | | :外伝に登場。ザンユニットを装備。 |
| ;[[ガンダムエクシア]] | | ;[[ガンダムエクシア]] |
− | :ダブルオーの太陽炉の片割れはこの機体のもの。ちなみに、エクシアの太陽炉はダブルオーの右肩部分に搭載している。なお、ツインドライヴシステムの同調率が一番高いのはこの機体と0ガンダム(SRW未登場)の太陽炉(ちなみに、0ガンダムの太陽炉はダブルオーの左肩部分に搭載)の組み合わせである(小説版では[[ガンダムデュナメス|デュナメス]]や[[ガンダムヴァーチェ|ヴァーチェ]]、[[ガンダムキュリオス|キュリオス]]のものでツインドライヴシステムのテストが行われたが上手くいかなかったと語られている)。 | + | :ダブルオーの太陽炉の片割れはこの機体のもの。ちなみに、エクシアの太陽炉はダブルオーの右肩部分に搭載している。 |
| + | :なお、ツインドライヴシステムの同調率が一番高いのはエクシアと0ガンダム(SRW未登場)の太陽炉(ちなみに、0ガンダムの太陽炉はダブルオーの左肩部分に搭載)の組み合わせである(小説版では[[ガンダムデュナメス|デュナメス]]や[[ガンダムヴァーチェ|ヴァーチェ]]、[[ガンダムキュリオス|キュリオス]]のものでツインドライヴシステムのテストが行われたが上手くいかなかったと語られている)。 |
| ;[[ダブルオークアンタ]] | | ;[[ダブルオークアンタ]] |
| :[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版]]におけるダブルオーガンダムおよびダブルオーライザーの後継機。 | | :[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版]]におけるダブルオーガンダムおよびダブルオーライザーの後継機。 |
| + | |
| + | == 余談 == |
| + | *ガンダムタイプの機体を代表する兵器といえば[[ビームサーベル]]である。しかし、ダブルオーガンダムのパイロットの[[刹那・F・セイエイ|刹那]]は実体剣であるGNソードIIを主に使用し、ビームサーベルを一度しか使用していない。 |
| + | **唯一ビームサーベルを使用した例は、2nd第11話にて[[アヘッド・スマルトロン]]([[ルイス・ハレヴィ|ルイス]]搭乗機)を牽制するためにGNビームサーベル(GNビームダガー)を投擲した場面である。 |
| + | **結果的に、(前世代機のガンダムエクシア以上に)ダブルオーガンダムが「ビームサーベルではなく実体剣を使用するガンダム」という個性付けに成功したとも言える。 |
| | | |
| == 商品情報 == | | == 商品情報 == |