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彼にまつわる推測や謎の多くは、彼がSHOの主人公と「同一の存在、あるいは同一の人格を持った存在」なのか、「何の関係もない並行世界の別人なのか」がはっきりしていない部分に起因するものが多い。少なくともSHO-αシリーズにおいては同一人物であることが確定しているのだが、以後の彼がどうなったかが不明の上、OGSではその世界のバルシェムに何者かが憑依しており、さらにαシリーズのキャラクターであるクォヴレーとの邂逅もなされているため、ますますこの辺りが不明瞭になってきている。しかし、諸々の描写や示唆を鑑みるに、SHO-α-OGの繋がりにおいて、「イングラム・プリスケン」という存在が同一のものであることはほぼ疑いないだろう。
 
彼にまつわる推測や謎の多くは、彼がSHOの主人公と「同一の存在、あるいは同一の人格を持った存在」なのか、「何の関係もない並行世界の別人なのか」がはっきりしていない部分に起因するものが多い。少なくともSHO-αシリーズにおいては同一人物であることが確定しているのだが、以後の彼がどうなったかが不明の上、OGSではその世界のバルシェムに何者かが憑依しており、さらにαシリーズのキャラクターであるクォヴレーとの邂逅もなされているため、ますますこの辺りが不明瞭になってきている。しかし、諸々の描写や示唆を鑑みるに、SHO-α-OGの繋がりにおいて、「イングラム・プリスケン」という存在が同一のものであることはほぼ疑いないだろう。
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なお、かなり背が高く、2m近くある。
    
=== [[スーパーヒーロー作戦]](SHO)での設定 ===
 
=== [[スーパーヒーロー作戦]](SHO)での設定 ===
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OGsにおいては枷周辺の設定が違い、GBA版では「創造者のプログラム通りに覚醒せず、枷に依存する予定外かつ不安定な人格を持った」と言うものだったが、OGsでは「より強い枷の支配を受けた」ということになっていた。そのためOGsにおいては死に際まで枷が解けず、枷を解くためあえて戦いを挑んだGBA版とは異なっている。本作ではαでの役割のほか、登場しないユーゼスとラオデキヤの役どころまで受け持っている。
 
OGsにおいては枷周辺の設定が違い、GBA版では「創造者のプログラム通りに覚醒せず、枷に依存する予定外かつ不安定な人格を持った」と言うものだったが、OGsでは「より強い枷の支配を受けた」ということになっていた。そのためOGsにおいては死に際まで枷が解けず、枷を解くためあえて戦いを挑んだGBA版とは異なっている。本作ではαでの役割のほか、登場しないユーゼスとラオデキヤの役どころまで受け持っている。
      
=== アニメ版にて ===
 
=== アニメ版にて ===
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;「ようやく俺の存在を認めたか……俺は貴様の複製でもなければ、影でもない!」<br />「この身が共に消えようとも、俺は…俺は一人の人間として、地球人としてお前を倒す!」 <br />「忘れるな、俺の名前はイングラム=プリスケンだ!」
 
;「ようやく俺の存在を認めたか……俺は貴様の複製でもなければ、影でもない!」<br />「この身が共に消えようとも、俺は…俺は一人の人間として、地球人としてお前を倒す!」 <br />「忘れるな、俺の名前はイングラム=プリスケンだ!」
 
:スーパーヒーロー作戦より。ユーゼスとの最終決戦で自身の出生、そしてユーゼスが消えれば自身も消えるという宿命にもめげず、ガイアセイバーズのイングラムとしてユーゼスを討つことを宣言。主人公らしく、スーパーヒーローの王道を歩む名台詞である。
 
:スーパーヒーロー作戦より。ユーゼスとの最終決戦で自身の出生、そしてユーゼスが消えれば自身も消えるという宿命にもめげず、ガイアセイバーズのイングラムとしてユーゼスを討つことを宣言。主人公らしく、スーパーヒーローの王道を歩む名台詞である。
;「……そうだ。特別な力は使い方を誤れば……必ず不幸を生む。所詮、この宇宙に生きる者は……」<br />「みな弱い存在なのだ。そして……己の心の弱さに屈した者は、悪に染まる……」<br />「戦いは他者とするものではなく、自分と……自分自身の心とするものなのだ」<br />「'''俺達の真の敵は、自分自身の中に潜んでいるのだ'''」
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;「……そうだ。特別な力は使い方を誤れば……必ず不幸を生む。所詮、この宇宙に生きる者は……」<br />「みな弱い存在なのだ。そして……己の心の弱さに屈した者は、悪に染まる……」<br />「戦いは他者とするものではなく、自分と……自分自身の心とするものなのだ」<br />「俺達の真の敵は、自分自身の中に潜んでいるのだ」
 
:力尽きたユーゼスに対しての返答。正義のヒーローらしい答えだが、スパロボでのイングラムを考えると、かなり皮肉な内容である。
 
:力尽きたユーゼスに対しての返答。正義のヒーローらしい答えだが、スパロボでのイングラムを考えると、かなり皮肉な内容である。
 
;「ユーゼスが創り出した虚構の世界は抹消され……君達は記憶を失い、元の世界に帰る……」<br />「俺達の行動は無意味ではない……それぞれの世界に、必ず何らかの結果を生み出しているはず……」
 
;「ユーゼスが創り出した虚構の世界は抹消され……君達は記憶を失い、元の世界に帰る……」<br />「俺達の行動は無意味ではない……それぞれの世界に、必ず何らかの結果を生み出しているはず……」
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;「俺を善悪という下らない基準に当てはめるのは……よせ」<br />「ただ……自分にとっての障害を排除するのみ」<br />「このアストラナガンが指し示す敵を駆逐するだけだ」
 
;「俺を善悪という下らない基準に当てはめるのは……よせ」<br />「ただ……自分にとっての障害を排除するのみ」<br />「このアストラナガンが指し示す敵を駆逐するだけだ」
 
:リュウセイとの戦闘会話。OGシリーズではゼンガーとの会話として前半2つが採用されている。発言そのものの意味は、「因果律の番人」としての使命を果たす(=その剣たるアストラナガンが示す、「世界のバランスを乱す敵」を討つ)という意味だが、この時の彼はそれを果たせる状態にはなかった。
 
:リュウセイとの戦闘会話。OGシリーズではゼンガーとの会話として前半2つが採用されている。発言そのものの意味は、「因果律の番人」としての使命を果たす(=その剣たるアストラナガンが示す、「世界のバランスを乱す敵」を討つ)という意味だが、この時の彼はそれを果たせる状態にはなかった。
;「あの男にそんな真似は不可能だ。私やお前をこの世界へ呼び込んだ時点でな」<BR/>「それに……どう足掻いても、人間は神にはなれない」<BR/>「ユーゼスもSDFやロンド・ベル隊によって、それを思い知ることになるだろう」
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;「あの男にそんな真似は不可能だ。私やお前をこの世界へ呼び込んだ時点でな」<BR/>「それに……どう足掻いても、人間は神にはなれない」<BR/>「ユーゼスもSDFやロンド・ベル隊によって、それを思い知ることになるだろう」
 
:DC版αのオリジナルルート「シト新生」にて、ユーゼスがCPS完成に必要な因子を揃えつつありこのままでは人を超える存在になるかもしれないと既存ルート通りに心配するヴィレッタに対して、ユーゼスを表した的確過ぎる一言。こう言われてもヴィレッタは既存ルート同様に不安がっているが、イングラムはDC版の幾人かの人物達と同様にα本来の歴史の存在を知っているのかも知れない。「私やお前」と言っており、SHOの別の可能性を知らないユーゼスはヴィレッタを重要視していないが、ヴィレッタもまたユーゼスの破滅に多大な影響をもたらす因子であるのだろう。
 
:DC版αのオリジナルルート「シト新生」にて、ユーゼスがCPS完成に必要な因子を揃えつつありこのままでは人を超える存在になるかもしれないと既存ルート通りに心配するヴィレッタに対して、ユーゼスを表した的確過ぎる一言。こう言われてもヴィレッタは既存ルート同様に不安がっているが、イングラムはDC版の幾人かの人物達と同様にα本来の歴史の存在を知っているのかも知れない。「私やお前」と言っており、SHOの別の可能性を知らないユーゼスはヴィレッタを重要視していないが、ヴィレッタもまたユーゼスの破滅に多大な影響をもたらす因子であるのだろう。
 
;「ユ…ユーゼスが…造り出した…虚構の世界は抹消され…お前達は…記憶を失い…元の世界へ…戻る…」<br />「俺達の行動は…無意味では…ない…それぞれの…世界に…何らかの結果を生み出して…いるはずだ…」
 
;「ユ…ユーゼスが…造り出した…虚構の世界は抹消され…お前達は…記憶を失い…元の世界へ…戻る…」<br />「俺達の行動は…無意味では…ない…それぞれの…世界に…何らかの結果を生み出して…いるはずだ…」
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;「嫌いでは……ないな」
 
;「嫌いでは……ないな」
 
:OG1リュウセイ編「16年目の復讐」にて、ラトゥーニのゴスロリ服についての感想をガーネットに聞かれて。イルムの呟き通り確かに意外な台詞だが、真意は不明。
 
:OG1リュウセイ編「16年目の復讐」にて、ラトゥーニのゴスロリ服についての感想をガーネットに聞かれて。イルムの呟き通り確かに意外な台詞だが、真意は不明。
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;「…………」<br/>(戦闘訓練を受けていない王女でも戦闘が可能……ならば)<br/>(ゲイム・システムの正体は、無人機の制御装置か)<br/>(だが、人の脳を借りなければならないのであれば……)<br/>(T-LINKシステムと同じく、マン・マシーン・インターフェイスとしては失敗作か)
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:「十字軍が消える日」にて、シャインの搭乗するヴァルシオン改を見て曰く。
 
;「何者だ、貴様…!?」<br />「フッ…とんだイレギュラーが混じっていたようだな」
 
;「何者だ、貴様…!?」<br />「フッ…とんだイレギュラーが混じっていたようだな」
 
:OGにて先輩キャラにしてモチーフの1人であるギリアムと対峙して。散々状況を引っかき回したOGのイングラムだが、ギリアムの正体を暴く事が出来ず、ある意味では彼には完敗したと言える。
 
:OGにて先輩キャラにしてモチーフの1人であるギリアムと対峙して。散々状況を引っかき回したOGのイングラムだが、ギリアムの正体を暴く事が出来ず、ある意味では彼には完敗したと言える。
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==== RoA ====
 
==== RoA ====
;「いや、もういい。動くなアヤ」<br />「'''お前はもう要らない'''、と言っている」
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;「いや、もういい。動くなアヤ」<br />「お前はもう要らない、と言っている」
:「裏切りの銃口」において離反した瞬間。黒一色の背景に変わり、そして表情が消え、ついに「アウレフ・バルシェム」が牙を剥く。
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:「裏切りの銃口」において離反した瞬間。黒一色の背景に変わり、表情が消え、ついに「アウレフ・バルシェム」が牙を剥く。
 
;「お前達の兵器としての成長に敬意を表し、その魂に枷をかける好敵手を用意してやろう」
 
;「お前達の兵器としての成長に敬意を表し、その魂に枷をかける好敵手を用意してやろう」
 
:R-GUNをリヴァーレへと変異させた際の台詞。何気にこの時、'''生身で宇宙空間に出ている'''(ヘルメットすら被っていない)。そしてこの場面より度々顔に'''4つ目のシルエット'''が表れる。
 
:R-GUNをリヴァーレへと変異させた際の台詞。何気にこの時、'''生身で宇宙空間に出ている'''(ヘルメットすら被っていない)。そしてこの場面より度々顔に'''4つ目のシルエット'''が表れる。
;「ハ!」<br />「それは素質開花の片鱗か?それとも幼さ故の直感か?」
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;「ハ!」<br />「それは素質開花の片鱗か? それとも幼さ故の直感か?」
 
:リュウセイの「いつからイングラム・プリスケンじゃなくなったんだ?」という問いに対して、イングラムを操る者の人格が表れ始める。
 
:リュウセイの「いつからイングラム・プリスケンじゃなくなったんだ?」という問いに対して、イングラムを操る者の人格が表れ始める。
;「我が元へ来い。お前の力は我等が先遣に相応しい」<br />リュウセイ「断る!」<br />「で、あるか」<br />「ならば滅びよ。枷無きまま荒ぶる魂、それはいずれ十重二十重の我が計画を妨げる存在となりかねん」
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;イングラム(ユーゼス)「我が元へ来い。お前の力は我等が先遣に相応しい」<br />リュウセイ「断る!」<br />イングラム(ユーゼス)「で、あるか」<br />「ならば滅びよ。枷無きまま荒ぶる魂、それはいずれ十重二十重の我が計画を妨げる存在となりかねん」
 
:上の台詞の直後。自らの元に下るよう促すも、当然断られる。顔全体が仮面を被ったような状態になっており、言動が完全に[[ユーゼス・ゴッツォ|枷を与えた者]]のそれになっている。
 
:上の台詞の直後。自らの元に下るよう促すも、当然断られる。顔全体が仮面を被ったような状態になっており、言動が完全に[[ユーゼス・ゴッツォ|枷を与えた者]]のそれになっている。
;「リュウセイ、心のまま進め。お前の母に育てられたその心のままにな」<br />「ライ、後は頼む。'''己の能力を疑うな'''」<br />「…アヤ、これからは過去に囚われず、新しい道を歩め」
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;「リュウセイ、心のまま進め。お前の母に育てられたその心のままにな」<br />「ライ、後は頼む。己の能力を疑うな」<br />「…アヤ、これからは過去に囚われず、新しい道を歩め」
 
:「Record of ATX」におけるSRXチームに告げた最期の言葉。何気に'''数少ないライに対するフォローが入った台詞である'''。
 
:「Record of ATX」におけるSRXチームに告げた最期の言葉。何気に'''数少ないライに対するフォローが入った台詞である'''。
  
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