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321 バイト除去 、 2014年10月19日 (日) 09:54
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もうひとつ別の視点からも推測した場合、「ヨーテンナイは封印の最終弁である。トロイアが用意した過去の『調和の塔』と『調和の結界』は、ラーヴァナ帝国のラングラン征服で破壊されて失われ、『暗黒の100年』と呼ばれるクライシスの原因となった。旧きトロイアの塔とトロイアの結界が破壊されたことで『戦記』の時代の戦乱を利用して2柱の邪神の分身の降臨が可能となり、邪神の脅威を前にした剣神とビルセイア家の人間は新しい『調和の塔』と『調和の結界』を築くために邁進した」という物語をはじき出すことはできる。
 
もうひとつ別の視点からも推測した場合、「ヨーテンナイは封印の最終弁である。トロイアが用意した過去の『調和の塔』と『調和の結界』は、ラーヴァナ帝国のラングラン征服で破壊されて失われ、『暗黒の100年』と呼ばれるクライシスの原因となった。旧きトロイアの塔とトロイアの結界が破壊されたことで『戦記』の時代の戦乱を利用して2柱の邪神の分身の降臨が可能となり、邪神の脅威を前にした剣神とビルセイア家の人間は新しい『調和の塔』と『調和の結界』を築くために邁進した」という物語をはじき出すことはできる。
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神聖ラングランの歴代国王の魔力供給とヨーテンナイの結界との関係もいまいち要領をえないあやふやな説明だったが、シリーズ中に出てきた王族たちにとって『調和の結界』は生まれる前から当たり前にあるシステムであり、そこに疑問を持ってヨーテンナイとの関連性に気付く者はいなかった模様。ヨーテンナイの口ぶりからすると結界とヨーテンナイの関連性に気付いたものはほとんどいなかったように受け取れるため、最初に結界を張った国王にしても気づいていなかった可能性がある。少なくとも、「地上人召喚事件」後に再起動を果たした「神聖ラングランの調和の結界」があってなお、ヴォルクルスの分身が封印から解放されて復活している新暦4959年の状況(第二章とII)をみるに、彼らの結界への魔力供給が邪魔だったことは間違いない。「魔力弾事件」をヨーテンナイが望んだ背景として、何らかの機能のリセットのため魔力供給を断ち切る必要があったのかもしれない。
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『魔装F』38話「終わりゆく世界」で、「結界を張っているのはヨーテンナイであり、ラングランの王族たちは結界へ魔力を送っているつもりでヨーテンナイへと魔力を送っていた」と説明された。ではどうしてそんな事態になっていたのか? シュウの説明では「調和の結界があったからこそラングランが築かれた」と説明しているので、恐らく王族たちは地下深くに何が潜んでいるのかを知らないまま、地表にあった『調和の塔』を魔力で動く便利な道具だと思って利用したのではないだろうか。魔力を送れば結界が強まり、逆に送らなけば弱まる。しかし実際はそう見せかけられていただけで、ヨーテンナイの匙加減一つだったのではないだろうか。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
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